芦花公園のレビュー一覧

  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    『角川ホラー文庫30周年記念 最恐の書き下ろしアンソロジー 特装版BOXセット』2冊め。

    宮部みゆきさんと小池真理子さんの作品は、正直「これもホラーなの?」という感じ。お二人の柔らかい口調もあって、期待したほど怖くはなかった。

    『函(はこ)』がいちばん怖かった。残った穢れに起因するものか?と思い読み進めたが、そうではないどんでん返しに絶句。建物の持つ意味、タイトルが「箱」ではなく「函」である意味が分かるともう、救われない。

    救われないといえば芦花公園さん。何の話なのこれはと思いながら読んで、カッパの子憎たらしさに恐ろしさを感じながらも、やはり人が「堕ちていく」様はとても恐ろしい。

    私的

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    2026年03月12日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    6人の作家によるホラー短編集で、最初の斜線堂有紀と最後の皮肉屋文庫の作品が面白かった。
    斜線堂有紀の「カタリナの美しき車輪」はSNSの炎上を題材とした現代的ホラーで、展開が面白かった。モキュメンタリーと違い、叙情的なのも良い。
    一方皮肉屋文庫の「さなぎおに」はモキュメンタリーチックで、分かりそうで分からない感じが流行りのテイスト。他の4作品が微妙なので星3。

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    2026年03月08日
  • 異端の祝祭

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    怖くて先を読みたくないのに、読む手が止まらなかった。
    色々とよく分からない事がたくさんあって、スッキリはしてないけど、オカルトの雰囲気で何もしてないのに胃が重くなる話だった。
    表紙が好きなテイストで読んでみたが、こんな怖い内容だと思わなくてびっくりした。

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    2026年03月07日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    タイトルはこれでいいのか‥?な短編集。夢見鳥とかは割と好きな感じだった。こんな人いたらいいなぁ笑
    各々の味のある後味の悪さがよかった。

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    2026年02月28日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    タイトルで面白そうだなと思った勢いのまま読み始めたらホラー。苦手意識はあるけど読んでみました。怖いというより不気味な印象。終わり方は全部余白がある。読み手の想像に任せる部分が大きかったような気がします。普段ミステリーを読むことが多いのではっきりしてほしい~と思ったのですが、この余白がホラーの醍醐味なのでしょうね。

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    2026年02月23日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    六人の作家による六編のホラー集。
    『小説新潮』『小説すばる』から計五編、書き下ろし一編が収録。
    まるで『世にも奇妙な物語』のホラー回を小説にしたような内容で、このまま原作として使用できるのでは?と思わされた。
    読んでいて恐怖というより不気味さを感じる話が多い。

    一番面白く読めたのは尾八原ジュージ「かんのさん」。次点は斜線堂有紀「カタリナの美しき車輪」。

    ただし、皮肉屋文庫「さなぎおに」は、内容もオチもちょっとよくわからなかった。
    あと、芦花公園「噛み砕くもの」の序盤の動画のシーンは描く必要性があったのか、甚だ疑問。

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    2026年02月22日
  • 食べると死ぬ花

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    問題を抱えてる家族の話。
    それぞれの章に謎の男が描かれる。
    章ごとに人物がかわり様々な視点から描かれる家族の問題。怖いというよりも、なんだか可哀想と思える作品。
    意味怖、世にも奇妙な話が好きな人には刺さると思います!

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    2026年02月13日
  • みにくいふたり

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    ネタバレ

    途中でものすごくファンタジーになっちゃって「ぬあー」ってなった。
    理由の分からないものは、もう少し理由の分からないもののままが良かったな。暴力がすべてを解決してしまった。もう少し得体の知れなさが欲しかったな。よくばりかな!

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    2026年02月11日
  • 異端の祝祭

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    ネタバレ

    裏表紙に【ページを開いた瞬間、貴方はもう取り込まれている】と紹介がある。民俗学カルトホラー ということで、面白そうだし読んでみるかなと本を開いて目次を読んだ。
    開いてみてナンダこの目次は、と目が泳いだ。まずストーリーに入る前に、この目次の意味を知りたいと思い
    「おらしょ」と「ぱしょん」で聖書系かと見当をつけて調べてみた結果が()内。

    第一章  べやと  (果報なるもの)
    第二章  ぱしょん (受難)
    第三章  おらしょ (願い 祈り)
    第四章 てんたさん(試し)
    第五章 ばうちずも(洗礼)
    終章  なたる  (降誕祭 クリスマス)

    目次をヒントにして、あまり知らない聖書の世界に迷いながら読

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    2026年02月05日
  • 無限の回廊

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    シリーズ4作目。無限の回廊に囚われるるみの話。シリーズで1番引き摺る、全然どの章もありそうで、読みながらしんどくなる。この褒美いる…?罰じゃない…?神様と価値観倫理観合わん何とかせぇって喧嘩売りたくなる。物部さんの章1番胸に残る、どの目線でもしんどさが無限。

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    2026年02月03日
  • 眼下は昏い京王線です

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    大学生の琴葉はミステリアスなシマくんに一目惚れし、幽霊に会いたいという彼に付いて京王線沿線での怪異探しをすることになる。
    著者の他の作品と比べると怪異の描写はわりとマイルドでラブコメ的な要素が強めかなと、最初は思っていたのだけど…

    決して美しいビジュアルではないのに面食いの琴葉が夢中になってしまったシマくん、かなりミステリアス。彼が幽霊に会いたがった理由が悲しい。
    脳を揺らすような美声で見た目が気にならなくなるほど夢中にさせる人ってところに著者の作品によくある『美しさ=魔』みたいなところを感じる。

    ラストで一気に読み手を侵食する描写、好きです。
    彼の名前はシマくんです。
    彼の姿を思い浮かべ

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    2026年01月25日
  • 異端の祝祭

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    『異端の祝祭』は、佐々木事務所シリーズと呼ばれる第一作で、カクヨム発の作品。
    現在はカドコミでコミカライズもされており、そちらをのぞいてみると、小説では掴みにくかった人物関係や状況がかなり理解しやすくなっていた。

    KADOKAWAのキャッチコピーは「民俗学カルトホラー」。本作で描かれるのは、キリスト教系の異端カルト。珍しい設定として興味を引かれました。

    物語は、怪異、カルト、社会問題といった要素を断片的に盛り込みすぎた印象があります。全体として焦点が定まりにくいかな、と思うけど
    定期的に発信していくには 雰囲気や題材の強さが必要なのかも。
    タイトルが素敵(*'▽'*)

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    2026年01月23日
  • 聖者の落角

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    シリーズ3作目。難病の子供達の病が治りその代わり態度が豹変する、という依頼を佐々木事務所が受ける話。青山くん?青山!?とずっと青山くんが気になり掌の上で転がされる。事務所サイドも、依頼者サイドも、人間の弱さが目に付きそうよなってなる。そして最後の不穏さ。

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    2026年01月20日
  • 食べると死ぬ花

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    なんだろうこれは…イヤミスとも違う、イヤホラー??
    嫌いじゃないけど笑
    やっぱり神は人間に無関心過ぎて怖いな

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    2026年01月18日
  • 眼下は昏い京王線です

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    大学生の琴葉は一目惚れした男性「シマくん」に頼まれ一緒に曰く付きの場所巡りをすることになる。
    これってデート?などと浮かれるのも束の間、なぜか怪異に遭遇するのは琴葉だけ?
    そしてシマくんの正体とは?
    京王線の各駅が舞台。実際そんな場所があるかは知らん。
    調布の水木しげる通り行ってみたい。

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    2026年01月11日
  • おとどけものです。―あなたに届いた6つの恐怖―(新潮文庫nex)

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    『カタリナの美しき車輪』斜線堂有紀
    SNSの炎上をテーマにしたホラー。斜線道さんこんな作品も書けるんだ!と楽しく読ませていただきました。

    『かんのさん』尾八原ジュージ
    一番好き。面白い。やっぱり得体の知れないもの、正体のわからないものは怖い。

    『夢見鳥』木江恭
    なんだかよくわからないけど面白かった。好き。

    『やどりこ』櫛木理宇
    短いのに重厚感があるホラーなのは流石だなぁ。オチが秀逸。櫛木さんは短編でも素晴らしい。

    『嚙み砕くもの』芦花公園
    メキシコに歯の妖精っているよなと思ったら違った。オチはいいけど前半が微妙。

    『さなぎおに』皮肉屋文庫
    初読み。申し訳ないけどまだ商業作家としては厳

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    2026年01月06日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    宮部みゆき/新名智/芦花公園/内藤了/三津田信三/小池真理子   

    角川ホラー文庫30周年を記念する豪華作家陣によるホラーアンソロジー。
    以前読んだ「潰える」と比べるとホラーとしての面白さはあまり感じなかった。
    内藤さんはいちばんの得意分野ともいえそうな建築×ホラー。
    芦花公園さん、三津田信三さんは名前だけはずっと知っていて、はじめて作品に触れることができた。
    新名さんの作品は挑戦作としてはおもしろかったけれど、ホラーアンソロジーに載せるものなのかは疑問。

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    2026年01月04日
  • ベトベト・メモリー

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    読み終わったあとに、あらすじ読んだら全然違うじゃんと吹き出した。
    いつもの芦花公園の設定に薬を入れて混ぜ混ぜしたような作品。最後だけ爽やかな感じがなんともいえない。

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    2025年12月21日
  • ほねがらみ

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    ネタバレ

    難しくて恐らく内容の半分も理解できていない気がする。
    そんなふわっとした理解でも不気味さを感じることができるほねがらみ、凄すぎるのでは…?
    勿論、内容をしっかり理解して読むことは読書を楽しむ上で大切なことだと思いますが、ほねがらみは言いようのないリアリティがあって怖いです。
    本編に出てくる文献や資料に使われているお話に馴染み深いもの(くねくね等)も多く、尚更この物語が身近に感じるのかもしれませんね。

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    2025年12月11日
  • 漆黒の慕情

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    シリーズ2作目。絶世の美青年片山がストーカーに悩まされ佐々木事務所に相談する話。怖いのは人間もそれ以外も両方、と感じる。片山のズレも興味深いし、るみや物部の抱える物もこれから青山が背負う物も気になる。この理解の及ばない違和感とか気持ち悪さとか、妙に後を引く

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    2025年11月28日