芦花公園のレビュー一覧

  • ほねがらみ

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    新しい!
    カクヨムっぽい、新しい体裁のホラー体験ができた。
    洒落怖が好きなら、ウケは良いかも。
    怖いし、何か繋がりがあるんだって事は分かるんだけど、後半が難解?敢えてそうしてるのか…?頭に全然入ってこなかった笑
    ただ、水谷の不気味さや「ずずず」だったり、描写で怖さを感じられました。

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    2023年06月11日
  • ほねがらみ

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    やってくれましたね、て感じ。冒頭からネットの話を出してくる等食いつき易く読み易く、展開もスピーディ。後半に入り情報量が格段に増えた頃にペースダウンするが、盛り返して嫌な感じが続く、こういうのは好きなタイプ。特に中盤までの嫌過ぎる数章はとても良かった。どこまで現実とリンクしてるのか境目がわからないのが不気味で、中盤にある驚きの数ページも恐怖。広げ過ぎて畳み難さも若干感じられるが、このくらいでちょうど良いのかも。

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    2023年05月21日
  • ほねがらみ

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    大学病院に勤める医師の主人公が趣味の怪談収集をするうちに、気づけば逃れられない「何か」に囚われているという展開は、解説で朝宮さんが述べてるように最近のホラー小説ではわりと見られる気がする(そもそもポッドキャストで朝宮さんがこの作品を紹介していたのが手に取ったきっかけ)。

    ネットの洒落怖や実話怪談など、それぞれは怖くて面白いが、物語に関連性も無さそうなそれらの話。だが、読み進むうちにそれらは全てある一族のことを述べているのだと気づく。そういった好き者のカタルシスをくすぐるような形で物語に引き込む。気づけば中盤まで読んでいるから、そうなると途中で止めることは出来ない。これは一体何なのだろうか。主

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    2023年05月16日
  • 漆黒の慕情

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    前作もそうだけど、このシリーズは気持ち悪さが怖さの根本にある。描写も、キャラも、何かと気持ち悪い。いろいろな現象が気持ち悪怖くて、その原因も気持ち悪い。もうちょっと祓う側が活躍して欲しくはあるけど、そういうコンセプトでもないっぽいし、歪んだ人間の描かれ方が重要で楽しむべきところかと思う。この理解出来なさが癖になるかどうかで好き嫌い分かれそう。次も読みます。

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    2023年05月13日
  • 漆黒の慕情

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    ストーカーに悩まされる”絶世の美青年”敏彦。
    佐々木神霊事務所のるみ・青山はストーカー問題と七不思議を調べ始める。
    シリーズ2作目。

    シリーズになったんだ~。事務所のシリーズにするなら怪現象なんでもOKですね。今作も怖さは少なめ。
    今回は敏彦のストーカーと、小学生 七菜香が怖がる七不思議「ハルコさん」の噂。
    主人公といい、このシリーズは家族関係に問題を抱えるキャラが多いですね。
    そしてホラーものらしい一撃。

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    2023年03月24日
  • ほねがらみ

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    昔ながらのオールドスタイルの恐怖を表現したいろんな切り口の怖い話が繋がりあって一つの物語になっていくホラー作品。あっ!これは!夜にシャワー浴びられへんなるやつや!!って読み始めてすぐわかる作品。

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    2023年03月14日
  • 聖者の落角

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    ネタバレ

    このシリーズのキャラクターが好きな人は買い。
    各キャラに思い入れとか背景とかある人は色んな思考が垣間見れてすごく好きな本だと思う。

    一方、ストーリーではミスリードを誘ってどんでん返し、みたいな流れをわりと当初から感じてしまっていた(ここは人によると思う)ので、ラストやっぱりな感があった。

    ただキャラが育つ(次のきっかけになる)展開としては必要な段な気がしている。先の展開しらんけど。通読した後だと見えるものが違いそうなので再読予定。

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    2023年03月10日
  • 超怖い物件

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    物件、つまり家や土地にまつわる怪談集。
    表紙に並んだ著者名を見てほしい。
    どれもこれも怪談の名手じゃないか!

    一作品既読があるだけで、他は全て初めて。
    なんだよー全然怖くない、なんて思っていたが、やっぱり夕暮れ時から夜にかけて思い出したり読んだりするとぞわぞわする。

    「牢家」は、座敷牢というキーワードに引っかかってしまうと、最後にひっくり返される。
    そして、ホラーにはお決まりの(作中でも言及されているが)地元の老人が「はいっちゃいかん!止めろ!」という。
    もう絶望しか無いフラグが立つ。
    そしておそらくその通りになる。
    が、みなまで言わず余韻を残すところは作者の技量。

    大島てるの「旧居の記

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    2023年02月23日
  • 異端の祝祭

    匿名

    購入済み

    神永学先生に「こんなにぶっ飛んだ作家は初めて」と言わしめた怪作。
    もちろんホラーだし不気味なのだが、登場人物たちのおもしろさ、そして徐々に姿をあらわす恐怖の正体、とてもエンタメ性も高いです。
    民俗学カルトホラーに興味がある人は絶対に愉しめる作品!

    #怖い

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    2023年02月14日
  • 超怖い物件

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    物件を題材にした怪談集。一部小説では無いものも含む。怪奇現象的なストーリーばかりかと思ったがそう言うわけでもなく、どちらかと言うと現実の人間が一番怖かったり

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    2023年02月05日
  • 超怖い物件

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    一応、「家」にまつわる怪談、ということになるのかな。(読んでいる最中それが強く意識されるという感じでもないのだけど。)

    全体的にはきちんとそれぞれ「作品」になっているので、素人っぽいノリで集めた聞き書き怪談、みたいな雰囲気ではなく、しっかり読み応えがあるものが多かった。

    ただ、なんというか、「物件」と冠されたタイトルと内容とはちょっとズレがあるように思う。「怖い家」くらいの方が適当なんじゃないだろうか。あんまり、不動産としての物件にまつわる怪という方向性ではないので、いわゆる事故物件怪談みたいなのを期待していると「およ?」となるかも。

    個人的に印象に残ったのは、福澤徹三『旧居の記憶』、黒

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    2022年11月23日
  • 超怖い物件

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    宇佐美まことさんの『氷室』と澤村伊智さんの『笛を吹く家』が好き!お二人の作品がそもそも好きなのもあるけど、最初と読み終わった後のイメージがガラリと変わるのがいい。

    ついついホラーでもオチ的なものを求めてしまいがちなので、理由の分からない恐怖はどこか冷めちゃう感じで読んじゃうところあるけど、全体的にどれも歪感が良かった!

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    2022年11月15日
  • 超怖い物件

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    全体的にまぁまぁかなという印象です!
    途中、取材ルポみたいなクソみたいのがなければ
    もう少し評価は良かったのですが…

    最後の平山夢明の「ろろるいの家」はその意味もわかると、凄く怖いし、さすがの作品でした。
    これだけ読めただけでも満足でした。

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    2022年09月30日
  • てのひら怪談 ずっとトモダチ【試し読み】

    購入済み

    気持ち悪い

    けっこう胸糞悪い話

    #シュール

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    2025年06月15日
  • ほねがらみ

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    全体的に不気味な雰囲気であったが、最後の方はまとまりのないすっきりしない、何も分からない感じで読むのをやめてしまおうかと思ったほど。語り手の性格も悪く好感も持てず、続きを読みたいと思わせるモチベーションにならない。雰囲気だけって感じで少しガッカリ。

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    2025年05月04日
  • 無限の回廊

    ネタバレ 購入済み

    少しシリーズ読んでから時間が経っていたので、登場人物など思い出すのに苦労しました。
    ホラーというよりは、ループものですね。シリーズの中で一番ホラー要素は薄いと思います。これで完結?なんでしょうか。

    #切ない

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    2025年03月08日
  • 眼下は昏い京王線です

    ネタバレ

    おもろいけど。

    多分次の佐々木事務所シリーズの前日談みたいな感じでした。
    千鳥烏山の内容がその後のストーリーの伏線になっているのですが、芦花先生にしては珍しく登場人物の一面とその裏側みたいな部分の表現が薄めで、作劇としても立体感が感じにくかったです。個人的には新宿編とエピローグの新宿編をもっと引き延ばして、あの人だけが居なくなった世界とそれに対する主人公の狂気っぷり、ズレをガッツリ表現して欲しかったですが、それは次回の佐々木事務所シリーズでのお楽しみ…というコトで。

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    2024年09月07日