芦花公園のレビュー一覧

  • 極楽に至る忌門

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    古くから続く因習に纏わる3つの禍々しい怪異

    3つとも都会から来た人や土地に馴染みのない人の視点から描かれているため、複雑に絡み合う慣習と地元に根づいた価値観が分かりづらく、それもまた恐怖の一端をになっている。
    時系列もバラバラなため、全部を把握することは難しく感じましたが、それもホラーの醍醐味と思えば◯。
    後味スッキリとはいきませんが、民俗学的怪異譚をお探しの方におすすめします。

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    2025年05月06日
  • 漆黒の慕情

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    一作目・三作目から時間をあけてしまったので感じ方にズレがありそうだけど

    今回はずっと身近なヒトコワだなと。

    ミスリード見抜くの慣れてきて、早めに犯人わかっちゃいましたー。完全看破とかでも論理的でも無く"なんとなく"で。笑


    最後ねー…

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    2025年04月29日
  • 極楽に至る忌門

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    おどろおどろしい雰囲気は味わえた。が、トリッキーなセリフ頼りな印象があり、怪異や情景描写がそこまで充実していないためかゾクゾク来るような恐怖は感じられなかった。
    また、同作者による他作の中ではもっと活躍しているのかもしれないが、いわゆる『寺生まれのTさん』的ポジションである物部さんのキャラ付けや魅力の演出もビジュアルに頼りきりな印象があった。
    『母の日記』の内容は良かった!

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    2025年05月23日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    最恐ではなかったかな…
    宮部みゆきのはさすがなのだが、恐くはないし、まぁ確かにそれは恐いかなというのは一つあったけれど。
    だから、タイトルに惹かれて、そういうつもりで読んでるとちょっと違うかな。
    一つ一つは、面白くなくはないけどな。

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    2025年04月27日
  • 無限の回廊

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    読む順番を間違えた。
    シリーズ最新作を読んでしまった。
    過去作読んでいなくても何となく話はわかる。
    当たり前だけど、登場人物たちの背景がわからないと、100%楽しめない。

    物部斉清は知らないと厳しいかもしれない。

    語り手が変わるのであれ?って思っていたけど、種明かしでなるほどねとなる。

    ホラーというよりはSF的な感じだった。

    シリーズ1作目からちゃんと読もうと思う。

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    2025年04月23日
  • 聖者の落角

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    今回もちょっと難しかった。
    でも面白かった。敏彦さん、いいですね。
    青山くんがおかしくなってなくって良かった。

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    2025年04月22日
  • 極楽に至る忌門

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    村八分の観点と悲劇的な猿神信仰をテーマにしたホラー。

    テーマと各エピソードとの繋がりや、テンポの良さはとても良かったです。
    怖さはほどほどでしたが、それよりも夢と現実の境が曖昧な異世界感の演出はとても上手だと思いました。

    ただ、人格描写やキャラクター設定(セリフや感情表現)のリアリティに甘い部分を感じました。

    サブカルチャー的な価値を超えた、文学と言えるホラーってないのかな。

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    2025年04月21日
  • 楽園〈パライソ〉のどん底

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    怪異BLといいつつ、BLというよりは人間×人外だし、ラブかって言うとラブより依存とか、信仰とか、そう言う感じ。「光が死んだ夏」と同じくらいの、一般青年誌人外ものブロマンスかなというライン。みんな知ってるとある怪異なので種明かしされてしまえばシンプルなんだけど、うまいこと隠して得体の知れなさが増してるところがよかったです。ゾッとするというよりは、あーーー、、、、みたいな、どんよりする感じの後味は和製ホラーにしかない味でよいですね。因習村、人外、クソデカ感情、オタクの好物てんこ盛りでした。

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    2025年04月19日
  • 極楽に至る忌門

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    ネタバレ

    凄い、何も解決しないで終わった話だった

    確かに色々ある事柄の中、こういう事もあるんだろうなとは思う
    別に物部さんも完全無敵な正義の味方でもなんでもないし、当人達がどうにかしようとしなければそれまでだし
    で、あの村どうなったんだろうとは思うけど、またあの村の誰かが犠牲になるだけなのかな
    それでずっと永遠に続いていくのか
    泣き仏の時の美和が、何故か急に自信喪失して仕事無くなって、両親がいなくなって帰ってきたけど呼ばれたというかそういうものなのか
    頷き仏は匠のお兄さんは上手く逃げれたのか
    てか隼人と匠の関係は最後の方で、え?ってなったし尚更後ろめたいというか、そういう、気持ちがあるのにその友達の実

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    2025年04月18日
  • 極楽に至る忌門

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    民俗ホラー。同じ村の因習を複数の語り手の視点から描く。あまり怖くなかった。
    人が神を作る。神ってバケモンかもしれんけど。
    民俗ホラーが孕む差別的視点への言及がある。ジャンルとして今後廃れていくのか、しぶとく続いていくのか。
    第三話のてんじといい、物部といい、能力がチート過ぎてラノベ的な感じ。

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    2025年04月12日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    心霊系が好みかなと漠然と思っていたものがこの本では細分化されていて、ホラージャンルの多種多様さに驚きました。
    恐怖の対象によって5W1Hで分類するのはわかりやすいし、面白かったです。
    短編が書かれた8ジャンルの恐怖の種類や、そのジャンルに付属する要素の解説は確かにそこが好きなポイントかもしれないなと納得しながら読む事ができ、短編自体の解説もあり答え合わせをすることもできました。
    ホラーについて深掘りしつつ漠然と思っていた好み以外の好みも知る事ができました。

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    2025年04月10日
  • 無限の回廊

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    ネタバレ

    主人公の佐々木るみが自分自身のトラウマとこれでもかと向き合わされるお話。キッツ。
    初っ端から斉清さんが退場してしまうので「ええ、どうなるの…」と驚いたが、第二章の終盤あたりでやっと根本に気がつく。

    毒親、虐待、ルッキズム、いじめ…、胸糞環境たちと絡み合った「もしも」の世界を廻っていく。私は佐々木るみがこのシリーズで1番好きな(応援したい)キャラクターだったのもあり、描写が辛い、痛い。言葉が突き刺さり、心から血が出た。芦花公園先生、自己肯定感マイナス人間の劣等感を煮詰めたドロッッドロな感情を描くのが巧すぎる。るみちゃんに共感できる自分へのダメージが凄い。死んじゃう。
    敏彦はあまり得意ではなかっ

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    2025年04月09日
  • 極楽に至る忌門

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    著者の作品は、角川ホラー文庫30周年記念アンソロジー『堕ちる』で短編を一編読んだのみ。最近勢いに乗っている作家さん(私見。)ということで、せっかくなので長編にもあたってみることに。(著者の代表作はシリーズものみたいなので、避けてノンシリーズの本作をチョイス。)

    「四国の山奥にある小さな村。そこに祀られる石仏、その背景にあるは猿神信仰。"極楽に至る鍵"を欲した人々がその土地に醸成したのは、手の施しようのない"歪んだ神"と"怨嗟の呪い"だった―――。」

    土着信仰をテーマにした、救いのない恐怖。実力のある拝み屋すらも匙を投げてしまう程に

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    2025年04月07日
  • 漆黒の慕情

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    面白いとかよりも「この人は!!すごく!!美少年!!この人でみんな!!破滅!!」って括りの人が次々と出てきて笑ってしまう、作者が好きなんだなぁ〜そういうの。怪異よりも味方サイドの方がもはや気味が悪い感じになってきた。

    2巻目にして究極の美青年が出てきたのでこれからの美青年インフレが楽しみです。多分顔面だけで汚水が浄化できたりするんじゃないかな

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    2025年04月04日
  • ほねがらみ

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    ネタバレ

    面白い!ホラーを読んでる最中に恐怖を覚えたのは久しぶり

    なんとなくweb小説っぽい空気のある作品だな〜と思っていたけれど、やはりカクヨム発のお話らしい。
    web小説特有の遊び心あふれている構成は嫌いじゃない。
    色々な神話や民話が登場して読み応えがあったが、その分範囲が広くてわかりづらい部分も多々あった。でもこれは私の理解力の問題かもしれない...面白い知識も増えてとても良かった。

    どんどん続きが気になり読み進めたが、一気に終わってしまった印象。
    彼の寿命としてはここが限界だったのだろうが、やはりもう少し色々な話が交錯してる部分を紐解いて欲しかったなと思う。

    でも頭こんがらがってる部分もあ

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    2025年03月28日
  • 異端の祝祭

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    芦花公園さんの作品初めて読みました。2025年初作家、19人目です。
    怖いというより、気持ち悪い話しだった。
    宗教と洗脳が絡む話なので、怖さより嫌悪感を感じる。
    この後に続きそうな話しなので先も読んでみるつもりです。

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    2025年03月22日
  • 無限の回廊

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    主人公の心情がとても丁寧に描かれている為に、センシティブな内容も案外ストンと入ってくる。
    が、ストンと入ってくるものがトゲトゲだったりして刺さる刺さる、痛い痛い。
    時折でてくる真理を突いた描写にドキリとして、
    常軌を逸したものを文体しようとした時についぞ出て来る究極の表現が心に残る。
    非常に居心地が悪いはずなのになぜか読み耽ってしまう。

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    2025年03月16日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーの本に興味があり読みました。
    色々なジャンルがあることが分かりました。

    やっぱり人が1番怖いです。

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    2025年03月12日
  • とらすの子

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    THEホラーといった内容。
    憎んだ相手が死ぬという展開。
    叙述トリック的な部分もあり、最後はアッと言わせる。
    読み応えはあり。

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    2025年03月01日
  • ほねがらみ

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    ほねがらみ。という奇妙なタイトルに惹かれて読んでみたら、怖すぎて途中で読むのやめようかと何回なった事か。なのに、かっぱえびさんみたいにやめられない。。。

    この本は恐怖の正体がよく分からない、でも確実にそこに恐怖となる何かが存在していること。それが怖い。これならばまだ形となって出てくるリングの貞子、呪怨の俊夫の方が怖くない。
    だって、はっきりとした姿と形があるから。

    後半は伝承や宗教なんかも絡んできて、その辺りに疎い私はよく理解できずに終わった。
    そういうのが詳しかったり好きな人だったら、楽しかったのかもしれないけど。

    最後に余談で。
    途中”ず”という一文字が何ページにも渡って書かれている

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    2025年02月24日