芦花公園のレビュー一覧
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ニコは喪黒福造みたいだなと思っていたが暗黒サンタだったのか…
優しいのか怖いのか分からん存在、本当に天使みたいなもんなのか、この一族に巣食う呪いの具現化なのか…。
芦花公園先生の作品は多分全て読んでいるが、この難解さ、ジメジメさが面白い時とハマらない時があって、今作は好みで嬉しかった。これがホラーなのかは疑問だけど。個人的に「ほねがらみ」以外は怖くない。
連作短編なので今回はどんな秘密道具を出してくるの?的な楽しさと、しっかり一話一殺なのでどういう風に悲惨に突っ込んでいくのかという醍醐味。
一花語(ラテン語?)の意味、分かる方いるのだろうか…。 -
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ネタバレ民俗学とかカルトのホラーを期待しましたが、能力者バトル的な展開になってしまったのは残念。バトルの状況と施設の景観が少し読み取りづらかった。終盤はなんだか中高生が好きそうなアニメを見てるみたいだ〜という気持ちに。
また、個人的な好みとしてはもう少し説明が欲しかったところです。あの人は結局どうなったの?と思うところが多々ありました。ただ、説明しすぎると恐怖が薄れてしまうので、作者と私の好みの塩梅が合わなかったかなと思いました。
しかし、信者の青年の友人たちとの会話の章はとても良かったです。キリスト教ベースに派生したんだなと思って油断していたら眼窩女が出てきて驚きました。異物が醜く混ざりあっている恐 -
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題材がカルト宗教系ということでしたが、想像していたよりもがっつりと宗教を元にしたお話でした。
キリスト教や聖書に関する知識が乏しいため、なかなかすっと頭に入ってこなかった展開も多かったです。勉強不足。。
中盤あたりからは、良い意味でも悪い意味でも、何が起こっているのか、登場人物が何を言っているのかがよくわからないな~という印象でした。
序盤の展開のインパクトは好きでしたが、それ以降は割と登場人物のキャラクター性や関係性を押し出した見せ方で、好みが分かれそうです。
私は物語を通して著者のホラーや怪異に対する考え方や描き方を見たい方なので、あまり、、合わなかったです。
ですが最後にひとつ -
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夜に一人で読んだら怖いかも。ただ一つ一つの繋がりが弱い(というか自分は覚えておきにくいと感じた。一族の家族関係とか)ので、繋がる面白さみたいなのは感じにくかった。もっと同一のパンチのある怪異とかだったら分かりやすかったかも?
ただラスト近く、物語の怒涛の回収はすごかった。キリスト教の伝来と禁教、人身御供の話のあたり。
あと中山さんは完全に被害者で可哀想すぎる。。
●あらすじ
安易な気持ちで、恐怖の実話を集めてはいけない――!
ネットでバズった恐怖(ドキュメントホラー小説)が、書籍化により、拡、散。
「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符号が見られる。読者の皆さんとこの感覚を共有し -
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気鋭の若手からベテランまでが一堂に会した「最恐」の物件怪談アンソロジー。
家や土地をテーマにしたホラーアンソロジーです。
作家陣が豪華で、個人的には外れなしでした。どれを読んでもじっとりと湿度のある話が楽しめます。
珍しい方だと、事故物件検索サイト「大島てる」の管理人・大島てるさんのお話なんかも掲載されています。サイト自体は見たことがありますが、文章も書いているとは初めて知りました。
実際に届いたメールや、自身が本を出すための取材で回った際に見聞きしたものについて書いているお話や、伝染する呪いを扱ったような作品も多く、虚構と現実が曖昧になる感覚がしてそれもまた良かったです。現実に侵食して -
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ネタバレ「魔は美しいものに惹かれる」がこのシリーズのベースにあるのなら、次作でも美形登場なのだろうか。前作でもうっすら感じたけど、ルッキズムっぽい(或いはそれを否定する)視点、つまり容姿を重視した展開というか描写が多いのでそこはちょっと、摂取しすぎると疲れる。
お話は、前作の方が好き(笑美ちゃんの再登場嬉しかった)、だが、面白かった。前作のヤン氏が放つ意味不明な不穏さと、るみちゃんの「押入れ」解禁が最高だったな。
怪異の怖さやそれを追っていくスリルより、敏彦の存在感が微妙に浮いていてそっちが気になる。絶世の美青年、それを頭で想像しようとするんだけど人間を超越した悪魔的美形はやはり脳内ビジュアル化が難 -
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ネタバレ怪談の収集を趣味とする大学病院勤務の「私」。ネットだけでなく職場での聞き集めや先輩医師の症例報告、メールで送られてきた体験談等を調べるうち、別個の話と思われていたそれぞれの話や怪異に奇妙な符号を持ち、それぞれがリンクしていることに気付く。頑なに創作と解釈していたが、怪異は徐々に「私」自身の現実を侵食しはじめ……。
別々の人間や媒体を介して「私」の下に集まった実話怪談や都市伝説、記者から送られたインタビュー記事が奇妙な符号を持ち、それらが次第に収斂し、とある家系と場所へ繋がって行く。と同時に、それを調べる「私」の周囲にも怪異が現われる。作中にある「一つの映画を、ワンシーンずつ断片的に、全くバラ