芦花公園のレビュー一覧
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匿名
購入済み神永学先生に「こんなにぶっ飛んだ作家は初めて」と言わしめた怪作。
もちろんホラーだし不気味なのだが、登場人物たちのおもしろさ、そして徐々に姿をあらわす恐怖の正体、とてもエンタメ性も高いです。
民俗学カルトホラーに興味がある人は絶対に愉しめる作品! -
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Posted by ブクログ
一応、「家」にまつわる怪談、ということになるのかな。(読んでいる最中それが強く意識されるという感じでもないのだけど。)
全体的にはきちんとそれぞれ「作品」になっているので、素人っぽいノリで集めた聞き書き怪談、みたいな雰囲気ではなく、しっかり読み応えがあるものが多かった。
ただ、なんというか、「物件」と冠されたタイトルと内容とはちょっとズレがあるように思う。「怖い家」くらいの方が適当なんじゃないだろうか。あんまり、不動産としての物件にまつわる怪という方向性ではないので、いわゆる事故物件怪談みたいなのを期待していると「およ?」となるかも。
個人的に印象に残ったのは、福澤徹三『旧居の記憶』、黒 -
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ネタバレ
おもろいけど。
多分次の佐々木事務所シリーズの前日談みたいな感じでした。
千鳥烏山の内容がその後のストーリーの伏線になっているのですが、芦花先生にしては珍しく登場人物の一面とその裏側みたいな部分の表現が薄めで、作劇としても立体感が感じにくかったです。個人的には新宿編とエピローグの新宿編をもっと引き延ばして、あの人だけが居なくなった世界とそれに対する主人公の狂気っぷり、ズレをガッツリ表現して欲しかったですが、それは次回の佐々木事務所シリーズでのお楽しみ…というコトで。