芦花公園のレビュー一覧

  • 異端の祝祭

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    ネタバレ


    端から見れば騙されているに過ぎない場合でも、本人が幸せなのであれば、それを良しとするのか否か。

    また洗脳の恐ろしさもテーマとして触れられており、洗脳の被害者は笑美をはじめとした信者たちだけでなく、そういう家庭に育てられた首謀者であるヤン本人でさえもそうであるといえる。

    聖書に纏わる部分が多く、本書に限らず聖書を引用している作品は多いため、今後のためにもある程度の知識は得ておきたいと思った。

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    2024年11月17日
  • 異端の祝祭1

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    心霊案件相談所を構える佐々木と相棒の青山の話。
    第1巻では、佐々木の同級生が「妹と連絡がとれなくなった」と相談に来る。

    話の内容的には、結構ホラーだと思う。
    しかし、作画が可愛らしかったり、キャラクターの心情等もしっかり描いているのでしっかり読める。
    ストーリーの進行スピードはスローだなと感じた。

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    2024年11月14日
  • 聖者の落角

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    ネタバレ

    青山くんが犯人というか怪しいのはミスリードなんだろうなぁとは思いながら読んでいた
    てか、沢野の描写に青山くんの爽やかさというかそういう感じがなかったのでそもそも別人だろうという感じはした
    しかしるみさんの押入れ、出入りは出来ない感じなのかな
    入れたら最後それで終わり
    でも今回の終わりも不穏というか、完全に入りきれていないしラストのアレはなんなんだ
    物部さんもうすぐ死にそうだし、敏彦はあれだな美しさのインフレというか安定の面白い奴だった
    しかし桃子と里佳子の関係性、凄くなんか実際あるなぁというか、依頼者の方が無自覚のイラッとさせる性格と言うのかリアルに感じた
    上手く言えないですが

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    2024年11月06日
  • 眼下は昏い京王線です

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    『漫才以外のことする芸人なんてカスだからね』
    『カスの人間のくせに金だけ持っている。人を馬鹿にして笑いを取ってるだけだろ』

    シマくんのこの言葉を見て、私は引越し挨拶に持参するタオルの熨斗書きと同名の芸人を思い浮かべました。
    シマくんはもちろん別の人のことを言ってますけどね。

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    2024年10月24日
  • ほねがらみ

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    バラバラ(に見える)小さなホラーエピソードが、大きな一つの原因へ収斂していく…といった趣の作品。
    構成自体は面白いし、虚実入り混じった内容もなかなか読ませてくれる。

    眼前に浮かぶ光景もゾッとするものがあるし、昔話風の小噺から現代譚まで並んでいるので、先が気になってぐいぐい読み進めてしまう。

    難点は、オチが割と良くある「意味不明な状態に陥ってぷつんと切れる」パターンであって、散らばった点が昇華されるカタルシスがあまりないことと、例えば冒頭の家系図だったり、封印の家の作りだったり、魅惑的な資料がそこまで効果的に生かされずに終わってしまったこと、かな。

    ホラーは最後を曖昧にしたり、この後も続く

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    2024年10月04日
  • 超怖い物件

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    家、部屋、土地に纏わる超怖いアンソロジー
    “物件怪談小説集”
    人気作家+事故物件サイトの大島てるさんの11編

    土地や建物に関わるホラーが好きなのです
    と思い、読みましたが、人がやっぱり怖いという作品が多かった気がします

    「妹の部屋」神永学
    死んだ妹の賃貸の部屋
    片付けて解約するも 元に戻っている
    事故物件小説ではなかったけれど
    ありそで怖い

    「笛を吹く家」澤村伊智
    息子を預かってくれる家は、幽霊屋敷
    両親の望む息子の行末

    この2編が、私のBestかな

    「倒福」大島てる
    事故物件系かなと思っていたけれど
    反発もある情報提供をしているから
    こんな経験もあるのかな
    いろんな摩擦があるのでし

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    2024年09月29日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーを便宜上5W1Hで分類分けして何でそれが怖いのかを暴き、その上で名手の書き下ろし短編を読むのだ。澤村伊智の『みてるよ』、五味弘文の『とざし念仏』は特に解説あっても普通に怖くてむかついた。良かった

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    2024年08月17日
  • 極楽に至る忌門

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    人ん家の電話に家主を差し置いて出る奴がこの世にいることを知れた
    怪異の羅列とその真相のみなので、もう少し進んだところにオチがあればもっと楽しめたように思う

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    2024年08月01日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ネタバレ

    ジャンルの分け方は、いささか強引と思うところも。まあ便宜的に、ということだろうか。この分類でいくと2つ3つに跨ることもあるし、どのジャンルにもすっきりと収まらないものもあるよね。
    作品としては五味弘文『とざし念仏』が面白かった。

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    2024年07月30日
  • とらすの子

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    ネタバレ

    解説には「結局人間が一番怖い」説に否定的で、それ以上に理不尽をもたらす存在の方が怖いとあったけれども、正直理不尽に訪れる惨たらしい死、そしてそれをもたらす存在そのものよりも、ここに描かれたキャラたちの生々しすぎる人生の方がよほど怖かった。
    結局超常的な存在はフィクションの中でしか存在できないから。
    読み手である自分たちが経験することは、恐らくはない。
    だから、どこまでも他人事として読める。
    例え血肉が吹っ飛ぼうが、全身から血を吹き出そうが、骨が剥き出しになろうが、そういうことをもたらす(この作中なら◯◯と称される存在)太刀打ちできない存在による攻撃にびびることはない。

    でも、キャラたちが生き

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    2024年07月13日
  • 極楽に至る忌門

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    「頷き仏」「泣き仏」「笑い仏」「外れ仏」
    四話収録の連作短編集。

    読んでいる間ずっと湿り気を帯びた衣類が身体に纏わりつくような不快感を感じた。

    物語の舞台は四国の山奥に位置する因習村。
    東京から帰省する友人に付き添った隼人だが、到着早々奇怪な電話があり、その家で暮らしていた祖母が死亡、友人は行方不明に。
    冒頭から一気に不穏な空気に包まれる。

    大切に祀られている石仏、奇妙なわらべ歌、三つの捧げ物とホラー度は更に増していき、並行して恐怖も倍増していった。

    怪異も怖けりゃそれ以上に人間も恐ろしい。

    悍ましさ満載の民俗学ホラー。

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    2024年07月08日
  • 超怖い物件

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    家にまつわるホラーのアンソロジー。玉石混交という感じ。

    【収録作品】
    「氷室」宇佐美まこと
    「倒福」大島てる
    「旧居の記憶」福澤徹三
    「やなぎっ記」糸柳寿昭
    「たかむらの家」花房観音
    「妹の部屋」神永学
    「笛を吹く家」澤村伊智
    「牢家」黒木あるじ
    「トガハラミ」郷内心瞳
    「終の棲家」芦花公園
    「ろろるいの家」平山夢明

    たとえば「倒福」「旧居の記憶」「やなぎっ記」の御三方は実話怪談や事故物件をメインにしているだけあって実録風というかとりとめがない。それもそれで好きだけどほかの短編小説の中では浮いてるように個人的には感じた。
    この中で怖かったのはやはり「終の棲家」と「ろろるいの家」。芦花公園さ

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    2024年02月11日
  • 超怖い物件

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    それぞれ個性ある文章と、短編だからこその潔さが面白さになっている。幽霊?ヒトコワ?妖怪?多彩なお話ですぐ読み終えてしまいました。個人的には、澤村さんの短編は、やられたー!でしたww

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    2023年12月22日
  • 漆黒の慕情

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    ホラーとオカルト不得手な割に読み切れるので、うまく面白いのだけど、よくないものに当てられた気持ちにはなる

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    2023年12月16日
  • ほねがらみ

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    読みやすい。実話系の前半から語り手が怪異に巻き込まれる後半はフィクション度が上がるのでのめり込み度は減るが面白さやスピード感はそのままだった。

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    2023年12月10日
  • ほねがらみ

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    ホラーの扉に寄稿されていた芦花公園さんのデビュー作「ほねがらみ」読書。

    大好物のモキュメンタリータッチで進行、都市伝説、土着信仰、キリスト教信仰が融合するオカルトホラー。

    最高に面白かった

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    2023年11月30日
  • 聖者の落角

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     貧困やいじめ、病気や虐待…そうしたものに遭遇しなかったある種の恵まれた人間がそうしたものに遭遇した人とどう向き合うべきか…たまにニュースの特集などでこれらの現実を見て考えてしまう問題を本作でも考えることになりました。答えらしいものはなく後味の悪い、うにゃあと溜息を吐く読後感でした。
     るみの視点がひねくれてるというか人間の悪いところに焦点がある感じでそこは共感しながら読めました。あいも変わらずドロっとしてハッピーエンドなんてない後味の悪い感じが個人的にやっぱり良いですね。

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    2023年11月04日
  • ほねがらみ

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    全体的に怖かったです。ただ、途中からとりとめのない話になってしまったような感じがしました。物語というよりはドキュメンタリーとかレポートのような感じに思えてしまった。

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    2023年10月16日
  • ほねがらみ

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    本当にあった出来事のように語られ、それぞれの話が
    繋がっていく、ゾクっとする怖さがあります。
    中盤までの方が面白かったです、後半はやや
    意味不明感が、、

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    2023年09月30日
  • 超怖い物件

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    やなぎっ記/糸柳寿昭
    たかむらの家/花房観音
    笛を吹く家/澤村伊智
    牢家/黒木あるじ
    トガハラミ/郷内心瞳
    終の棲家/芦花公園
    ろろるいの家/平山夢明

    上記が特に面白かったなぁ。

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    2023年09月24日