芦花公園のレビュー一覧

  • とらすの子

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    本当にこういった人智を超越した存在がいるのか気になりました。
    また、それぞれ人には正義の形があるのだと感じました。

    「人に頼りにされている間は、自分が価値のある人間だと思える。」

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    2024年11月25日
  • 異端の祝祭

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    ネタバレ


    端から見れば騙されているに過ぎない場合でも、本人が幸せなのであれば、それを良しとするのか否か。

    また洗脳の恐ろしさもテーマとして触れられており、洗脳の被害者は笑美をはじめとした信者たちだけでなく、そういう家庭に育てられた首謀者であるヤン本人でさえもそうであるといえる。

    聖書に纏わる部分が多く、本書に限らず聖書を引用している作品は多いため、今後のためにもある程度の知識は得ておきたいと思った。

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    2024年11月17日
  • 異端の祝祭1

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    心霊案件相談所を構える佐々木と相棒の青山の話。
    第1巻では、佐々木の同級生が「妹と連絡がとれなくなった」と相談に来る。

    話の内容的には、結構ホラーだと思う。
    しかし、作画が可愛らしかったり、キャラクターの心情等もしっかり描いているのでしっかり読める。
    ストーリーの進行スピードはスローだなと感じた。

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    2024年11月14日
  • 聖者の落角

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    ネタバレ

    青山くんが犯人というか怪しいのはミスリードなんだろうなぁとは思いながら読んでいた
    てか、沢野の描写に青山くんの爽やかさというかそういう感じがなかったのでそもそも別人だろうという感じはした
    しかしるみさんの押入れ、出入りは出来ない感じなのかな
    入れたら最後それで終わり
    でも今回の終わりも不穏というか、完全に入りきれていないしラストのアレはなんなんだ
    物部さんもうすぐ死にそうだし、敏彦はあれだな美しさのインフレというか安定の面白い奴だった
    しかし桃子と里佳子の関係性、凄くなんか実際あるなぁというか、依頼者の方が無自覚のイラッとさせる性格と言うのかリアルに感じた
    上手く言えないですが

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    2024年11月06日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    作家6名のホラーアンソロジー。
    ダイレクトに怖いものと、じんわり怖いものと、読み終えの最後に怖さがくるものと、それぞれ感。イメージ的で読者の読解力に委ねられた、わかりにくく微妙な作品が多めに感じた。

    あなたを連れてゆく宮部 みゆき(霊を助ける娘)
    竜狩人に祝福を新名 智(選択をしながら読む)
    月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ芦花公園(人をあやつる?河童)
    函内藤 了(古い屋敷と血縁)
    湯の中の顔三津田 信三(頭部の霊?)
    オンリー・ユー小池 真理子(管理人一家の謎)

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    2024年10月29日
  • 眼下は昏い京王線です

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    『漫才以外のことする芸人なんてカスだからね』
    『カスの人間のくせに金だけ持っている。人を馬鹿にして笑いを取ってるだけだろ』

    シマくんのこの言葉を見て、私は引越し挨拶に持参するタオルの熨斗書きと同名の芸人を思い浮かべました。
    シマくんはもちろん別の人のことを言ってますけどね。

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    2024年10月24日
  • ほねがらみ

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    バラバラ(に見える)小さなホラーエピソードが、大きな一つの原因へ収斂していく…といった趣の作品。
    構成自体は面白いし、虚実入り混じった内容もなかなか読ませてくれる。

    眼前に浮かぶ光景もゾッとするものがあるし、昔話風の小噺から現代譚まで並んでいるので、先が気になってぐいぐい読み進めてしまう。

    難点は、オチが割と良くある「意味不明な状態に陥ってぷつんと切れる」パターンであって、散らばった点が昇華されるカタルシスがあまりないことと、例えば冒頭の家系図だったり、封印の家の作りだったり、魅惑的な資料がそこまで効果的に生かされずに終わってしまったこと、かな。

    ホラーは最後を曖昧にしたり、この後も続く

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    2024年10月04日
  • 食べると死ぬ花

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    嫌な話なんですけど、何故か読むのを止められないっ!
    こんな嫌な話なのに、文章が凄く読みやすくて(最後以外)スラスラと最後まで読み切ってしまいました

    ただの短編集ではなく、一つひとつがちゃんと繋がってるのがいいですね……!
    それが読む手を止まらなくさせるのと同時に、物語の悲惨さを増長させている気がします

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    2024年09月30日
  • 超怖い物件

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    家、部屋、土地に纏わる超怖いアンソロジー
    “物件怪談小説集”
    人気作家+事故物件サイトの大島てるさんの11編

    土地や建物に関わるホラーが好きなのです
    と思い、読みましたが、人がやっぱり怖いという作品が多かった気がします

    「妹の部屋」神永学
    死んだ妹の賃貸の部屋
    片付けて解約するも 元に戻っている
    事故物件小説ではなかったけれど
    ありそで怖い

    「笛を吹く家」澤村伊智
    息子を預かってくれる家は、幽霊屋敷
    両親の望む息子の行末

    この2編が、私のBestかな

    「倒福」大島てる
    事故物件系かなと思っていたけれど
    反発もある情報提供をしているから
    こんな経験もあるのかな
    いろんな摩擦があるのでし

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    2024年09月29日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーを便宜上5W1Hで分類分けして何でそれが怖いのかを暴き、その上で名手の書き下ろし短編を読むのだ。澤村伊智の『みてるよ』、五味弘文の『とざし念仏』は特に解説あっても普通に怖くてむかついた。良かった

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    2024年08月17日
  • 異端の祝祭

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    3作目を先に読んでしまったのですが
    登場人物の印象や作品の雰囲気が違っていて…

    るみさんが特に、最初こんなに暗いというか…壁のある感じだったのかと驚き。

    物部さんが変わらず超然で素敵。


    題材が宗教だったので儀式や信者達の行動や教えの内容など、全体的にぞわぞわする不気味さでした。

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    2024年08月16日
  • 極楽に至る忌門

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    人ん家の電話に家主を差し置いて出る奴がこの世にいることを知れた
    怪異の羅列とその真相のみなので、もう少し進んだところにオチがあればもっと楽しめたように思う

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    2024年08月01日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ネタバレ

    ジャンルの分け方は、いささか強引と思うところも。まあ便宜的に、ということだろうか。この分類でいくと2つ3つに跨ることもあるし、どのジャンルにもすっきりと収まらないものもあるよね。
    作品としては五味弘文『とざし念仏』が面白かった。

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    2024年07月30日
  • 食べると死ぬ花

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    全7話の連作短編。
    主人公たち(とあるひと家族)が久根ニコライという美青年と出会い物語が進んでいく。

    救いがあったり、なかったり。
    この家族たち、どいつもこいつも残念な人間ばっかり・・・


    ーーーーーーー

    絶対に、それを■■■はいけない――。ページをめくるごとに後悔が増す戦慄ホラー。
    最愛のひとり息子を失った桜子は、カウンセラーの久根からふしぎな壺を与えられる。3つの約束さえ守れば、息子が帰ってくるというが……。「もう本当に最悪でした、もちろん褒め言葉」「吐きそうなくらい嫌な話」連載時から話題沸騰! デビュー作でネット民を震撼させたホラー界の気鋭が描く、血と涙で彩られる美しき地獄。

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    2024年07月28日
  • とらすの子

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    ネタバレ

    解説には「結局人間が一番怖い」説に否定的で、それ以上に理不尽をもたらす存在の方が怖いとあったけれども、正直理不尽に訪れる惨たらしい死、そしてそれをもたらす存在そのものよりも、ここに描かれたキャラたちの生々しすぎる人生の方がよほど怖かった。
    結局超常的な存在はフィクションの中でしか存在できないから。
    読み手である自分たちが経験することは、恐らくはない。
    だから、どこまでも他人事として読める。
    例え血肉が吹っ飛ぼうが、全身から血を吹き出そうが、骨が剥き出しになろうが、そういうことをもたらす(この作中なら◯◯と称される存在)太刀打ちできない存在による攻撃にびびることはない。

    でも、キャラたちが生き

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    2024年07月13日
  • 極楽に至る忌門

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    「頷き仏」「泣き仏」「笑い仏」「外れ仏」
    四話収録の連作短編集。

    読んでいる間ずっと湿り気を帯びた衣類が身体に纏わりつくような不快感を感じた。

    物語の舞台は四国の山奥に位置する因習村。
    東京から帰省する友人に付き添った隼人だが、到着早々奇怪な電話があり、その家で暮らしていた祖母が死亡、友人は行方不明に。
    冒頭から一気に不穏な空気に包まれる。

    大切に祀られている石仏、奇妙なわらべ歌、三つの捧げ物とホラー度は更に増していき、並行して恐怖も倍増していった。

    怪異も怖けりゃそれ以上に人間も恐ろしい。

    悍ましさ満載の民俗学ホラー。

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    2024年07月08日
  • 食べると死ぬ花

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    ネタバレ

    キリスト系喪黒福造。
    SF×ホラー×短編集…と思いきや、ひとつの家族を軸に話は繋がっていたりする。

    個人的には《帰還の壺》が一番しんどかった。

    全体的な雰囲気は好き。読んだ後もジワジワと背筋が冷たくなるような感じ。



    因みに一花語はラテン語らしい。


    ざっと調べた感じでは

    こいとす=結合
    びるぼなす=戦争(喧嘩?)
    ぷえれ=望む
    ふぇりくす=幸せ
    らなんきゅらす=蛙

    ラテン語は詳しくないから全く分からない。
    これを機にラテン語勉強してみるのもいいかも思ったけど、外国語が大の苦手な私には当分先の話になりそうである。

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    2024年05月29日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラー度は優しめで、確かに初心者の自分でも大丈夫な話だった。でもホラー好きには物足りなさそう(1話が短いし児童書だからなのかも)。ホラーをジャンル別にしてみるというのが画期的だなと思ったし、わかりやすかった。

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    2024年05月26日
  • 食べると死ぬ花

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    ネタバレ

    一つの家族が深く関わる、それぞれの暗く歪んだ短編集。
    絶望に包まれる最中、美しい男との出会いが彼らの人生を変える。
    なぜがその男に魅せられ、心を許し、心の内を吐露してしまう。
    そして、ある時期に贈られる謎のプレゼント。
    はたして彼は何者なのか?

    絶望に沈む人々に、更に追い打ちをかけて突き落とす物語。
    嫌い…ではないが、気持ちが落ちている時に読んだため、ちょっと沈んだ。
    きっと毎年この時期になったら思い出してしまう…

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    2024年05月05日
  • 食べると死ぬ花

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    気味悪い謎の男が関わって不幸になっていく一族?の連作短編。不穏な空気は続くしニコちゃんの正体と花にはへーと思ったけど『とらすの子』ほどの衝撃はなかった。面白すぎる作品あるとハードル上がる……

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    2024年03月06日