芦花公園のレビュー一覧
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これは本当に不気味ですし、何度か読み返すことになります。
あらすじ
隼人が大学で出会ったのは山奥の田舎出身という薄幸の美少年、匠だった。物腰穏やかで優しい匠と仲を深めていると、実家に遊びに来ないかと誘いを受ける。せっかくだからとその誘いに乗るが、匠の実家は村八分を受けているようで嫌がらせの電話を受けたり、村人に無視されて驚く隼人。匠の祖母が頷き仏を家に近寄らせたと話したことで匠もおかしくなってしまい…。
様々な人物の目線で頷き仏について語られるので一回読んだだけではわかりにくいと思います。隼人くんと匠くんが出てくるのも1話だけですし。それでも1話目からゾクゾクするのに、話数を重ねるごとに悍ましさが増し増しになります。
そして、今回のテーマは猿神です。山神っていうとやっぱり蛇とか大木とかだと思いますが、まさかの猿。人に近い分、不気味さが半端ないです。獣でもなく、人でもなく、その中間にいて惑わす感じがよく本に表されていて、あと引く怖さでした。ただ都会に住んでる人にはまるで関係ないのでしばらくしたら忘れそうな怖さでもあります。
非常におすすめです、面白かった! -
Posted by ブクログ
ハイ!ホラー!
お願いすると相手が亡くなる!
しかも、爆発!
グロい…
タイトル忘れたけど、コミックで、人が裏返って死ぬ気持ち悪いのがあったけど、そんな感じか…
「とらすの会」ってとこで、恨みある人の名前を言うと次の日には、ドカーン(人爆発!)
仕事人か!
デスノートか!
この会は、何やねん!
怖すぎるやろ!
マレ様に頼めば〜
この人、人外の美しさ (,,• •,,)キュン♡
(秋せつらみたいなもんか)
真実は違うんやけど、こういう美しさは、何かあるねんな…
イケメン禁止やな!!!(異論続出か!w)
→かなさんの意見により撤回!!!
しかし、これオーメンやん!
なんぼ、退治しようとしても、邪魔入るし。
他シリーズの人も出てくるけど、人外の強さを持ってる人達の力は借りれず、普通の人らで追い込んでいく〜!
オーメンに普通の人では、キツいんとちゃうの?
ちょっと期待してたけど、オーメンの最後とは違い、嫌〜な終わり方…
神も仏もありませんでした〜♪
オチは、文中から、
『見た目のとんでもなくいい奴は、望まない苦労を引き寄せやすい』
それぐらい諦めろや!(心の叫び)
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イクサガミの影響か、時代もんで、更に読んだ本が仕事人っぽいので、
アマプラで、
「仕掛人・藤枝梅安」
池波正太郎さん、100周年記念らしい。
豊川悦司さん、片岡愛之助さん、菅野美穂さんと豪華俳優陣!
まぁ、パターンとしては同じで、
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「あれ〜!何にをなさるんですか〜!旦那様〜!」
(帯を引っ張って、シュルシュルシュル〜!)
「ここであった事は、忘れろ〜!ニアリ」
「誰や!ゲッ!」 ブスっ!(針でやられる)
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まぁ、これがええんやけど!(^◇^;)
二部作なんで、また、週末に、第二部観よ!
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Posted by ブクログ
わかりやすく「人の心の弱さにつけ込む怪異」の話だった。そこに絡めて絶望や苦しみの中においての信仰とは何かを問うてくる。
祈って届かない神よりは祈ったら叶えてくれるものに縋るのは当然なのだがそれが意に沿わないものであるというのは本当に嫌だ。
今回青山くんがキーパーソンとなってくるが、本当に芦花公園先生の話には善良な「だけ」の人間がほぼ出てこない!! 前作からの流れが上手い。
相変わらず片山敏彦の常軌を逸した美しい顔面が大活躍だった。もっと活躍して周りの人間をもっとめちゃめちゃにしてくれ、、、
それにしても、悪意のない無神経な人間に対する描写の解像度が高すぎる。 -
Posted by ブクログ
佐々木事務所シリーズ2作目。現段階(※2025年1月現在)ではシリーズの中で一番好きかも。
片山敏彦の常軌を逸した顔面美が無双しまくっている。出会う人間すべて狂わせるボーイすぎる。片山敏彦の常軌を逸した顔面美だけで全てが進んでいく。指向性無差別生体兵器じゃん。
片山敏彦自体は別に普通の家庭で普通に育っているのに異常な嗜好があるという部分は非常に共感出来る。片山敏彦ほどでないにしろ私も特定癖と好奇心だけで行動する癖があるので、、、
幼少期ぬ~べ~のブキミちゃんの話を読んだ日にあまりの恐怖に晩飯を食いながらいきなり泣き出したことがあるため(寝る前とかじゃないのかよ)、小学生の頃にハルコさんの話を聞かされたらめちゃめちゃ怖いだろうなと思った。
芦花公園先生の話に善良な「だけ」の人間はほぼ出てこないので犯人については割と早い段階で分かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレテーマに惹かれたのと、澤村作品目当てと、ホラー作家を発掘したくて手に取った。
イマイチなものもあったが、いくつか好きな話が読めたのでトータルでは良かった。
芦花公園先生の「終の棲家」がとても良かった。この人の作品は他にも読んでみようと思った。
①氷室
家のつくりはワクワクしたが、主人公の罪は余計だった気がする。地域活性化おばちゃん大暴走のサスペンス仕立てで最後に元住人に殺されるの方が良かった。途中からカラクリが見えてしまったし、おじいちゃんが普通に話し始めた時点でちょっと冷めちゃった(笑)
②倒福
軽い読み物としてはギリギリ許せるけど、詮の文字を小さくしてほしかった。読むのに邪魔過ぎた。倒福の意味を調べたけど、この手紙にこのタイトルをつけた意味はよく分からなかった。
③旧家の記憶
自著の宣伝とおじちゃんの思い出話。これはテーマに沿わないし、バラバラとまとまりがない上に、時々下ネタを挟まずにはいられないらしく不快。我慢して読んだが全然面白くなかった。私がスナックの従業員でお金貰ってるなら聞いてやってもいいというレベルの内容。
④やなぎっ記
自動餃子焼きマンに和んでたのに最後怖かった。この女性の襲撃は本当にあったのか教えてほしいです。怪談系っておかしな人も寄ってくるよな〜と思いつつ、順不同で読んでいたので恐ろしい話の後だと人の日々の営みを感じていくらか癒された。創作だとしてもよく出来てる。こういう顔文字使いまくるヤバ過ぎるおばさんは実在する。
⑤たかむらの家
匂いが漂ってきそうな良さがあった。雰囲気があったし、花の腐った匂いというのが良かった。ただ最後の殺人は絶対バレると思う。そしてこの妹は牢屋に入っても生き霊飛ばしてきそうなので、捕まる前に兄に殺されるのではと思う。でも死んでも会いに来そう。家を処分して引っ越したらワンチャン助かるかも。
⑥妹の部屋
元々の家族が異常過ぎて、殺された妹にも同情が湧かない。彼氏も揃っておかしくなるのはちょっと都合が良過ぎるし、最後の方の描写は中高生が書いているように稚拙なヒトコワに感じた。異常な家族で終わらせた方が味わいがあったかも。
⑦笛を吹く家
シンプルに笛吹家が怖かったので、霊的ホラーなままにしてほしかった感がある。オチで冷めちゃったが、家の描写は流石だった。だからこそちゃんとホラーとして、もっと読みたかった。
⑧牢家
なぞなぞみたいで面白かったが、大量行方不明事件の時はごっそり食べ切って、前2つの事件では食べ残しがあったのは何故なんだろう。
⑨トガハラミ
一番描写がグロかったので二度目はもう読みたくない。話は面白かった。性をこじらせると殺人衝動になりやすい、みたいな話は聞いた事があるけど、主人公はなんだか気の毒だったな。相手の男の子ももっと可哀想。セックスは第三者目線で見るもんではないよなぁ。トガハラミの場合は、性的本能が食欲に結びついちゃう感じだったな。
毎夜仏壇の果物をくすねて外に出てる娘に母親が気付かないはずないと思うので、姉()の元に通ってたのは夢の中だったかもしれないな。
⑩終の棲家
怖かったし面白かった。女医さんが統合失調症のおばあちゃんの話を冷静に分析しながら、少し面白がって聞いていたらそれは死の呪いだった…というのがいいし、もっていき方も鮮やか。ゾッとする描写が多くて頭に残った。なにより読みやすかった。
⑪ろろるいの家
海外の悪魔ものに近い印象を受けた。あまりに絶望的でこれはちょっとしんどい。インパクトはあるが。子供や犬を平気で殺すところが容赦なかった。改行もせずに書き切っているところに自信を感じるが、そこまで魅力は感じなかった。もう少しこう…希望がほしい。最後の儀式のくだりで何故そうなったのか答えが欲しかった。家庭教師は話さえしなければ逃れられたのか。なにもかも幻覚にして、一瞬助かりそうな気配を見せておいて「どう足掻いても逃げられないよ」と落とす展開は一周回ってB級ホラー映画でよくあるので、好きじゃないな。
そもそも主人公がこの女性から電話を受けて、詳しくは他の者に連絡させる…と始まって、昔大学生の頃話を伺った回想が入って、最後また電話で終わるのがよく分からなかった。結局詳細を電話で聞いたという事でいいのか?最後の方は話してたよな。 -
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14歳のみんなに読んでもらおう!ということを前提に考えると、かなり真剣にホラーを楽しんでほしいという意思を感じて大変好ましい。学校生活が怖くなるような話ばかりで作者の皆さんの本気を感じる。梨作品とか、読んだら怖くて夜眠れなくなるんじゃないかな。少なくとも私は眠れなくなるような子供だった記憶がある。芦花公園作品に関してはこれ14歳が読んで大丈夫?トラウマにならない?という老婆心がわいた。怖すぎるんじゃないですかこの話。
ホラーに挑戦する機会をもってほしいという企画自体がすごくいいし、著者の面々がガチガチの豪華陣でいっそ笑っちゃうくらいだ。14歳のみんな、読んで震えあがろうね...... -
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殺される、と錯乱状態に陥った少女は、オカルト雑誌のライター・美羽の目の前で突然爆発するように死んだ。
スクープを狙う美羽は、少女が通っていたという「とらすの会」を訪れたが、マレ様と呼ばれる人物と出会うことで、想像を絶する奈落へと突き落とされる……。
事件を解決しようと奮闘する女性警察官とライターの女性。友人へのいじめに悩む中学生という3人の視点でストーリーが進行していき、交錯していくホラー小説。
連続する猟奇的な殺人事件。虐げられた人々に手を差し伸べる「とらすの会」とその中心となる「マレ様」。マレ様の美貌ととらすの会が与えてくれる救いに心酔して行く人々の狂気と悪意が、生々しくぞっとします。
ホラー小説だとどうしても、結局本当に怖いのは人間、という所に着地しがちですが、人の理解が及ばない超越者には敵わない。結局のところ、人間はどうしようもなく弱く卑小な存在であり、どんなに強い心を持っている人だとしても異常の前では取るに足らないものである。そんな無力感を味わえます。
恐ろしさと共に、そんな美しい超常の存在に狂わされてみたいという気持ちが少し湧いてきてしまうのがまた怖い。
2025年の6月末までは、帯についているQRコードからアクセスで期間限定掌編も読めますのでぜひ。