芦花公園のレビュー一覧

  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    刺激的なタイトルと宮部さんの名が連なていたので読む。
    手にしてみると、ホラー文庫であった。
    好んで読むジャンルではないけど、恐る恐る・・・

    怖さはなかったけどホラーは後味悪いな、やっぱり。

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    2024年12月17日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    新名智さんの小説を初めて読みました
    最初びっくりしましたが、最後ちゃんと怖かった
    いろんな怖さがあってお得感がありました

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    2024年12月16日
  • 眼下は昏い京王線です

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    ネタバレ

    それぞれの話は短くまとまってて読みやすいけどオチがあまり好みではなかった。
    シマくんの褒め描写が多いのは恋愛でごまかしてたけど怪しかった。不倫されてぐちゃぐちゃに腐った田中さん(仮)回が好き。焼肉についていってバニラアイスすすめてかわいいし祓われても諦めなくてすごい。大切な人を失う恐怖から生まれる怪異が主題なのかな。

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    2024年12月12日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    「最恐」と銘打ったにしてはやや物足りないが、怖さの魅せ方のバリエーションは豊か
    "あらゆる怖さのニュージャンル"というホラー文庫創刊当時のコピーを具現化している、なーんて言ったらやや褒め過ぎ、か

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    2024年12月07日
  • 眼下は昏い京王線です

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    ネタバレ

    恋は盲目、という怖さ…?
    ほぼ恋愛小説だった。でも芦花公園先生なのでしっかりちぐはぐ、歪んでいる。
    そういえば今作は、人外な美形は出てこなかったな(蕩けるような美声の持ち主は出てきた)。

    台詞が多く各怪異(ヒト)の怖さもライトなので、気軽に読める。ていうかノリが若い(?)。キャラクター全員、足元ふわふわしてる。
    琴葉ちゃんに苛々しつつ、彼女の素直すぎるところは嫌いじゃなかった。

    シマくん自体が怪異なのかな、と予想して読み進めたけど、なんともいえないラスト。彼は本当に存在したのか、それとも…。色々と考えてしまうね。
    地雷臭がすごいので好きにはなれなかったが、私も結局、シマくんは居てほしい。な

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    2024年12月05日
  • 異端の祝祭

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     信仰を題材にしたカルトホラー。いわゆる新興宗教というと現代のことのように思うが、こうしたものは古代からあったように思う。人が何を信じ、どうするのか、自分の力ではどうにもならないと悟った時に信じてしまう力とは。
     そうした人の心の闇にスポットを当てた作品。

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    2024年11月26日
  • とらすの子

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    本当にこういった人智を超越した存在がいるのか気になりました。
    また、それぞれ人には正義の形があるのだと感じました。

    「人に頼りにされている間は、自分が価値のある人間だと思える。」

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    2024年11月25日
  • 異端の祝祭

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    ネタバレ


    端から見れば騙されているに過ぎない場合でも、本人が幸せなのであれば、それを良しとするのか否か。

    また洗脳の恐ろしさもテーマとして触れられており、洗脳の被害者は笑美をはじめとした信者たちだけでなく、そういう家庭に育てられた首謀者であるヤン本人でさえもそうであるといえる。

    聖書に纏わる部分が多く、本書に限らず聖書を引用している作品は多いため、今後のためにもある程度の知識は得ておきたいと思った。

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    2024年11月17日
  • 異端の祝祭1

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    心霊案件相談所を構える佐々木と相棒の青山の話。
    第1巻では、佐々木の同級生が「妹と連絡がとれなくなった」と相談に来る。

    話の内容的には、結構ホラーだと思う。
    しかし、作画が可愛らしかったり、キャラクターの心情等もしっかり描いているのでしっかり読める。
    ストーリーの進行スピードはスローだなと感じた。

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    2024年11月14日
  • 聖者の落角

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    ネタバレ

    青山くんが犯人というか怪しいのはミスリードなんだろうなぁとは思いながら読んでいた
    てか、沢野の描写に青山くんの爽やかさというかそういう感じがなかったのでそもそも別人だろうという感じはした
    しかしるみさんの押入れ、出入りは出来ない感じなのかな
    入れたら最後それで終わり
    でも今回の終わりも不穏というか、完全に入りきれていないしラストのアレはなんなんだ
    物部さんもうすぐ死にそうだし、敏彦はあれだな美しさのインフレというか安定の面白い奴だった
    しかし桃子と里佳子の関係性、凄くなんか実際あるなぁというか、依頼者の方が無自覚のイラッとさせる性格と言うのかリアルに感じた
    上手く言えないですが

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    2024年11月06日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    作家6名のホラーアンソロジー。
    ダイレクトに怖いものと、じんわり怖いものと、読み終えの最後に怖さがくるものと、それぞれ感。イメージ的で読者の読解力に委ねられた、わかりにくく微妙な作品が多めに感じた。

    あなたを連れてゆく宮部 みゆき(霊を助ける娘)
    竜狩人に祝福を新名 智(選択をしながら読む)
    月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ芦花公園(人をあやつる?河童)
    函内藤 了(古い屋敷と血縁)
    湯の中の顔三津田 信三(頭部の霊?)
    オンリー・ユー小池 真理子(管理人一家の謎)

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    2024年10月29日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    久しぶりにホラー小説読んでみて、やはり作家ごとのカラーが強烈に出るものと実感。
    どれも読み応えありました。

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    2024年10月28日
  • 眼下は昏い京王線です

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    『漫才以外のことする芸人なんてカスだからね』
    『カスの人間のくせに金だけ持っている。人を馬鹿にして笑いを取ってるだけだろ』

    シマくんのこの言葉を見て、私は引越し挨拶に持参するタオルの熨斗書きと同名の芸人を思い浮かべました。
    シマくんはもちろん別の人のことを言ってますけどね。

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    2024年10月24日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    「あなたを連れてゆく/宮部みゆき」
    「竜狩人に祝福を/新名智」
    「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ/芦花公園」
    「函/内藤了」
    「湯の中の顔/三津田信三」
    「オンリー・ユー/小池真理子」
    6話収録の書き下ろしアンソロジー。

    お目当ては推しの小池真理子さん。

    6話それぞれにテイストが異なり、多種多様な恐怖を味わえたが、特に印象に残ったのは、宮部さんと小池さん。

    宮部作品は安定のリーダビリティの高さ。
    最恐と言うより、じっとりとした恐ろしさを醸し出しながらも読後感がいい。

    小池作品は流石の一言。
    怪奇小説作家としても秀逸。

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    2024年10月08日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    まぁ、作風もいろいろ。
    私的には、宮部みゆきと小池真理子の話が綺麗でまとまっていて好き。
    内藤了は最近 よく読むけど 相変わらず世界観が怖い。都会の谷間の吹き溜まりって この人の得意の世界。

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    2024年10月05日
  • ほねがらみ

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    バラバラ(に見える)小さなホラーエピソードが、大きな一つの原因へ収斂していく…といった趣の作品。
    構成自体は面白いし、虚実入り混じった内容もなかなか読ませてくれる。

    眼前に浮かぶ光景もゾッとするものがあるし、昔話風の小噺から現代譚まで並んでいるので、先が気になってぐいぐい読み進めてしまう。

    難点は、オチが割と良くある「意味不明な状態に陥ってぷつんと切れる」パターンであって、散らばった点が昇華されるカタルシスがあまりないことと、例えば冒頭の家系図だったり、封印の家の作りだったり、魅惑的な資料がそこまで効果的に生かされずに終わってしまったこと、かな。

    ホラーは最後を曖昧にしたり、この後も続く

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    2024年10月04日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    ホラーにあるまじき爽やかな後味が秀逸の「あなたを連れていく」、ゲームブック形式にハマってつい夢中で何度も読み返してしまった「竜狩人に祝福を」、作者おなじみの展開ながらしっかりビビらせてくれる「湯の中の顔」、土地の怨念が牙を剥く恐怖直球勝負の「函」…どれが一番恐いかというより、こういう恐さ生んじゃうのか!と各話存分に発揮されたホラーの名手である先生方の様々な角度からの巧みな手法を堪能できる。
    期待の芦花公園さんホラーはSF色強めで意外だったな。
    「オンリー・ユー」は怪奇幻想と猫好きにはたまらない組み合わせ。

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    2024年10月02日
  • 食べると死ぬ花

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    嫌な話なんですけど、何故か読むのを止められないっ!
    こんな嫌な話なのに、文章が凄く読みやすくて(最後以外)スラスラと最後まで読み切ってしまいました

    ただの短編集ではなく、一つひとつがちゃんと繋がってるのがいいですね……!
    それが読む手を止まらなくさせるのと同時に、物語の悲惨さを増長させている気がします

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    2024年09月30日
  • 超怖い物件

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    家、部屋、土地に纏わる超怖いアンソロジー
    “物件怪談小説集”
    人気作家+事故物件サイトの大島てるさんの11編

    土地や建物に関わるホラーが好きなのです
    と思い、読みましたが、人がやっぱり怖いという作品が多かった気がします

    「妹の部屋」神永学
    死んだ妹の賃貸の部屋
    片付けて解約するも 元に戻っている
    事故物件小説ではなかったけれど
    ありそで怖い

    「笛を吹く家」澤村伊智
    息子を預かってくれる家は、幽霊屋敷
    両親の望む息子の行末

    この2編が、私のBestかな

    「倒福」大島てる
    事故物件系かなと思っていたけれど
    反発もある情報提供をしているから
    こんな経験もあるのかな
    いろんな摩擦があるのでし

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    2024年09月29日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    【収録作品】
    宮部みゆき「あなたを連れてゆく」
    新名智「竜狩人に祝福を」
    芦花公園「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ」
    内藤了「函」
    三津田信三「湯の中の顔」
    小池真理子「オンリー・ユー――かけがえのないあなた」

    「あなたを連れてゆく」正統派異能力系。続編希望。
    「オンリー・ユー」切ない。
    「湯の中の顔」まさにホラー。夜中の露天風呂に入るもんじゃない。

    「竜狩人に祝福を」ゲームブック風で、趣味が悪い。
    「月は空洞……」気持ちが悪い。
    「函」こういう主人公だと全く同情する必要がないから、ホラーも安心して読める。

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    2024年09月26日