アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズの事件簿
    新訳シャーロック・ホームズ全集、第8段

    コナン・ドイルが最後に手がけたホームズの短編集

    ホームズ引退以前のものが大半であるが、ひとつだけ引退後も含む

    相変わらずのホームズの素敵さに惚れ惚れ

    そして、ワトソン視点ではない2作品によって、ワトソンの偉大さを感じさせられる
  • 恐怖の谷
    この「新訳シャーロック・ホームズ全集」、
    読み進むほどに訳者の日暮雅通氏が好きになる。

    恐怖の谷、なんつっても2部のどんでん返しがか~~っこいい。
    そしてエピローグが悲しい。
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】
    シャーロック・ホームズシリーズの最初の作品です。

    19世紀末のイギリスで急増した毒物犯罪にかかっていたり、当時の歴史背景を知っていると尚おもしろくなりそうな作品です。

    ベストセラーと言われるだけのおもしろさがある一冊です。
  • 四人の署名【深町眞理子訳】
    まぁ、あちこちでフォローされてはいるものの、ホームズのコカイン描写に、運命の女性を前に、その描写にいささか冷静さを欠くワトソン君とか。
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】
    唐突に第二部冒険編始まった時にはどうしようかと思った。

    しかしあのあざやかな舞台転換、展開は今見てもなお素晴らしい。
  • 恐怖の谷
    シャーロックホームズ最後の長編。
    教授の手下からの手紙を推理していく件がいつも通り。
    第二部は異色の手記で主役がホームズで無い分、展開を楽しめます。
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】
    再読。
    阿部知二翻訳、1960年初版、この本は1975年44版。
    昔の文庫本って字が細かい。
    今の世でも「赤毛連盟」「まだらの紐」は傑作だと思う。
  • シャーロック・ホームズの事件簿
    久しぶりにホームズを拝読。「三人のガリデブ」がシリーズ中かなり好きなので楽しめました。あと「這う男」がホラーテイストがあり面白かったです。
  • シャーロック・ホームズの事件簿
    王冠のダイヤモンドが盗まれ、首相みずからがホームズのもとを訪ねる「マザリンの宝石」赤ん坊の血を吸う(?)母親を相手にする「サセックスの吸血鬼」若い女性に恋をした老教授の不思議な行動に端を発する「這う男」など12編。
    発表はみなドイル晩年のものだが、「ライオンのたてがみ」以外、事件はすべてホームズの引...続きを読む
  • ドイル傑作集(III)―恐怖編―
    『大空の恐怖』
    高度2万フィートの上空で続く事件。首をもがれた操縦士。発見されたジョイス・アームストロングの手記。手記に書かれた大空の怪物。海月のような怪物との戦い。

    『革の漏斗』
    友人リンネル・ダクルの家で見せられた革でできた漏斗。漏斗の中に書かれた謎のイニシャル。その日から夢に現れるようになっ...続きを読む
  • シャーロックホームズの冒険
    事件を解くための材料はホームズと変わらなくても、そこから知る量が遥かに違う。
    そんな、想像力、分析力等を持つ彼を尊敬してしまう。
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】
    積読してたのに、読み始めると面白くてすいすい読んでしまう。
    ロンドン中の犯罪を裏で画策し、且つ絶対に己の存在を気取らせない天才的犯罪計画者モリアーティ教授や、ホームズが自分よりも推理能力が上だと認めている7つ年上の兄マイクロフトなど、かなり存在感のある登場人物がシレっと出てくる。しかもモリアーティ教...続きを読む
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】
    シャーロックホームズは本以外の媒体で少し内容は知っている物語もあるが、きちんとシリーズを本で読みたいと思い読み始めました。やはり内容も面白く軽く読めたので他のシリーズも読破したいと思います。
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作
    シャーロックホームズはあまり読んだことがない。
    ただ緋色の習作は聞いたことはあったので試しに読んでみた。
    何度も何度も眠気と戦いながら読み進めていたが
    犯人がわかったあたりからは一気に読めた。
    普段はアガサクリスティーを読むことが多いので
    最初はこの文体に慣れなかった。
    犯行の手順は非常にシンプルで...続きを読む
  • 四人の署名【深町眞理子訳】
    ホームズがコカインきめて始まり、ホームズがコカインきめて終わるお話。
    サブストーリー的に綴られるワトソンが魅力的。
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】
    ・謎解きはシンプル。犯人の過去を深掘りする事で人間に焦点を当てた重厚な作品になっている。
    ・ワトソンがホームズに興味を持ったり認めていく姿が軽快に書かれていて良い。
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】
     殺人事件と、数十年に及んだ因果譚。まるで別々の話が薄めな本に収められている。初読時の印象はどうだったのか、たぶん、ジュブナイルで読んだのだろう。ホームズの印象ばかりが残っていて、物語の部分はうっすらとしか覚えていない。ただ言えるのは、読んで良かった!
  • 四人の署名【深町眞理子訳】
    ストーリー、トリック的にはかなりシンプルだった。もう一捻りあると良かったなぁ。
    今だったら問題になってそうな差別的発言?が結構あって良いか悪いかは置いておいて、時代を感じた…
    注を読むと、矛盾してる部分があることが分かって、ドイルって結構大雑把だったのかなって思った(それとも校閲がちゃんとされてなか...続きを読む
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】
    シャーロックホームズは好きなので、これはこれで好きですが、ずっと昔に読んだ時はもっと面白く感じたんだけど。話の展開が少し粗く感じてしまった。好きなんだけどね。
  • 四つの署名
    この頃はコカインて違法じゃなかったんだとかホームズって料理するんだとか知らないこと多くて面白かった。

    コカインで始まりコカインで終わった気がする。

    『ありえないものをひとつひとつ消していけば、残ったものが、どんなにありそうなことでなくても、真実であるはずだ』