アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズ全集2 四つのサイン

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    これも、多くの場合「四つの署名」で知られている作品。ですが翻訳者は、サインと行った人物たちが、“必ずしも文字が書けるわけでは無い”と解釈して、署名ではなくサインと訳したそうです。

    恐らく、中学あるいは高校以来に読んだのですが、良いものは、いつ読んでも良いものですね

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    2018年09月08日
  • 恐怖の谷

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    アメリカ。田舎町。炭鉱。暴力支配。血。恋模様。
    大好物なんですけど!!!!

    過去の長編と同じ構図を取り入れているのですが、非常に洗練されています。物語としてのめり込め、ミステリとしてのどんでん返しも中々インパクトがあります。

    第1部のホームズの推理も良いのですが、私は第2部が好み。
    回想によって第1部が補完されるのですが、これがまた衝撃。入り込めば入り込むほど、予想外の展開で驚くはずです。

    最後の長編か…さて短編へいざ。

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    2018年09月02日
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作

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    アンソニー・ホロヴィッツによるシャーロック・ホームズ作品『絹の家』を読んで、久しぶりに“正典”を読みたくなりました。

    中学、高校の頃、ホームズものは全て読破していたので、それ以来。今回は、有名なシャーロキアンである小林司さん、東山あかねさんによる訳出の作品です。

    もともとこの作品は『緋色の研究』と言うタイトルで知られていますが、どうやらその“研究”という翻訳は誤訳であるらしい・・・。“研究”のところは“study”なのですが、絵画の習作と同じ意味だとの事。

    それと、文中、当時の世相についての注意書きがあります。注意書きもよみながら本文を読むと、理解が深まります。

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    2018年08月26日
  • 失われた世界

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    数十年振りの再読。台地の傍らに屹立する塔のような岩山から丸木橋を渡してロストワールドに入り込むシーンが、ビジュアルを伴い強烈に印象に残っていたが、それは挿絵によるものだったことが分かった。良質の空想科学小説はこの歳になって読んでもとても面白かった。舞台のモデルとなった岩山がギアナに実在するとは…。

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    2018年07月03日
  • シャーロック・ホームズの古典事件帖

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    戦前の翻訳家たちによる珍訳アンソロジー。最初期の方が寧ろ原典に寄せた翻訳になっているのが面白い。明治期はカタカタ名が馴染みないのか外国モノの人気がないのか日本人名に翻案している。却って味わい深い。

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    2018年06月14日
  • ドイル傑作集(I)―ミステリー編―

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    シャーロックホームズで有名な著者だが実はそれ以外の著作の方が多い。個人的にドイルは短編が面白いと思うがこの短編集は秀作だけ厳選したと銘打っているので堪能できる。今作はミステリー編。消えた臨急など収録。
    肩透かしなような事件もあるが基本的には読んだ人が不快にならないよう工夫されているところが良い。

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    2018年03月28日
  • シャーロック・ホームズの古典事件帖

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    明治から大正期にかけてのホームズ翻訳のセレクト集。日本で初めて翻訳された短編も収録されている。
    古い文体なので読み難く、特に明治期のは内容を理解するのも困難だったが、時代が後になるに連れ段々と慣れてきてスムーズに読める様になった。登場人物を日本人にしていたり、長編を抄訳していたり、あからさまな誤訳があったりと、無茶苦茶な側面もあるのだが、現代ほど翻訳の技能が進んでいない時代のそれぞれの訳者の苦心も垣間見れて面白かった。これに続けて昭和初期の翻訳セレクトも出して欲しいものだ。

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    2018年03月13日
  • シャーロック・ホームズの事件簿(新版)【深町眞理子訳】

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    玉石入り混じる感じ。
    ガリデブでワトスンが撃たれた時のホームズのうろたえぶりとかイイ。
    マザリンの宝石、何か芸風違う。ホントにドイルの書いたもの?

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    2018年03月09日
  • シャーロック・ホームズ全集2 四つのサイン

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    ネタバレ

    当初、創元推理文庫でシリーズを読み始めたが、注釈の多さに惹かれてこちらで揃え直し始めた。どうやら文庫版は単行本より注釈が減っているらしいが、それでも充実している。320ページ中228ページまでが本編で、その後にクリストファー・ドーデンによる注と解説(オックスフォード版)が訳出されて掲載されている。注釈も面白かったが、別のイギリス文学との関係が述べられていた解説が、読みごたえがあった。
    内容的にはとても面白くて、先へ先へと読み進み、あっという間に読み通してしまった。一番面白かったのは、ホームズとワトスンの関わり、かけあいの部分。1作よりさらに関係性が増している感じがする。ワトスンが結婚したことは知っていたが、こういうなれそめであったとは。ホームズの描かれ方も、より広がったよう。ヴァイオリンを弾き、料理もできる名探偵、すごーく惹かれる。夫や恋人には荷が重いが。
    また、犯人の描き方が良かった。これはネタバレになってしまうかもしれうが、悪人であって悪人でない、法律的に悪いことはしたけれど人間的には筋の通った人間で、好感を感じた。それと犯人追跡の部分も読んでいて面白かった。今回は、変装あり、犬を使った追跡あり、船での追跡もありでスペクタクル感があった。

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    2018年02月27日
  • 四人の署名【深町眞理子訳】

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    ネタバレ

    コカインの描写ではじまり、コカインの描写でおわります。退屈な世界で、頭脳労働にたずさわっていないと生きていけないというホームズ。人間としてコカインはよくないのかもしれませんが、日常に飽き飽きしてしまうほどの頭脳を持つというホームズの非凡さを感じるようで、名探偵としては魅力的な要素にも思えてしまいました。

    事件は、モースタン嬢がホームズの元に相談にやって来ることではじまります。彼女の父モースタン大尉は、十年前、イギリスに戻ったという電報の後、消息を絶ちました。そして、六年ほど前、≪タイムズ≫にミス・メアリー・モースタンの現住所を知りたいという〈尋ね人〉の広告があってから、毎年おなじ日に真珠が一粒、モースタン嬢に送られてくるようになりますが、けさはライシャム劇場に来てほしいという手紙が届いたのです。友人二名を連れてきてもよいということで、ホームズとワトスンも同行します。

    呼び出したのはサディアスという人物で、モースタン大尉の友人ジョン・ショルトー少佐の双子の息子でした。知らされた財宝の存在。そしてサディアスの兄バーソロミューの死。事態は急転直下の展開を見せます。

    現在では追跡劇もありつつ、最後に、事件のきっかけとなった過去が犯人の口から詳細に語られます。犯人の言葉ということもあり、仲間を思う犯人の気持ちが強く感じられ、少し同情もしました。それでもやはり、犯人が行ったことは、いけないことだと思います。

    また、事件の進行とともに、ワトスンとモースタン嬢の恋愛も進行していきます。途中で“彼女の手は私の手のなかにあった(p66)”とあり驚きましたが、最後の方で“うれしいことに、モースタン嬢がぼくとの結婚を承諾してくれたんだ(p224)”とあり、さらに驚きました。まさか結婚までいくとは思いもよらず、モースタン嬢がどうして承諾したのか不思議に思いました。

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    2018年02月23日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶【深町眞理子訳】

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    収録は、

    ・〈ウィステリア荘〉
    ・ボール箱
    ・赤い輪
    ・ブルース=パーティントン設計書
    ・瀕死の探偵
    ・レイディー・フランシス・カーファクスの失踪
    ・悪魔の足
    ・シャーロック・ホームズ最後の挨拶

    割と小粒かも。
    でも、時々ミステリで使われるネタ多数。
    やっぱすごい。

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    2017年09月11日
  • シャーロック・ホームズの復活【深町眞理子訳】

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    若干マンネリ化しつつもやはり面白い。

    空家の冒険
    ノーウッドの建築業者
    踊る人形
    ひとりきりの自転車乗り
    プライアリー・スクール
    ブラック・ピーター
    恐喝王ミルヴァ―トン
    六つのナポレオン像
    三人の学生
    金縁の鼻眼鏡
    スリークォーターの失踪
    アビー荘園
    第二の血痕

    個人的にナポレオンのが好き。
    褒められて照れるホームズが可愛い。

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    2017年09月05日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    世界中でこれだけ人気なのもうなずける。
    イメージよりホームズがおとなしげで紳士。
    個人的には、宝石だの王様だの、ちょっとファンタジックなところが好き。

    ボヘミアの醜聞
    赤毛組合
    花婿の正体
    ボスコム谷の惨劇
    五つのオレンジの種
    くちびるのねじれた男
    青い柘榴石
    まだらの紐
    技師の親指
    独身の貴族
    緑柱石の宝冠
    橅の木屋敷の怪

    個人的にはまだらや橅の木みたいな怪奇趣味のが好き。

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    2017年09月05日
  • バスカヴィル家の犬【深町眞理子訳】

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    ホームズを一切読んだことがないというのが長年の読書におけるコンプレックスだった。一年程前からBBCのドラマ「SHERLOCK」にハマり、そこからこの長年のコンプレックスの解消へと、やっと気持ちが向かった。順を追って読むよりも兎に角原作がどのようなものか知りたかったので本作にした。読後の感想はやはり面白いと言わざるを得ない。翻訳物への苦手意識があったが、本作はたまに元の英文が透けて見えつつ、それでも読める日本語できちんと書かれていた。全体的に舞台となる土地の暗さ、陰惨さが書かれ、思わず後ろを振り返りたくなるような雰囲気。そう考えると少しホラーなのかもしれない。

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    2017年02月02日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    ワトスンが書いた(と、いう設定の)前作「緋色の研究」は、ホームズに言わせると
    「ロマンチックが過ぎる」
    ちゅうことやったけど、今回はロマンチックの極みやったな!

    エッ!? いきなり恋に落ちちゃう感じ!?

    ちゅうお約束のツッこみを、まさかホームズシリーズでやることになるとは・・・(笑)。
    ワトスンくん、若い恋人をゲットしましたネ・・・。

    細かい注釈を並行して読むほうが面白かった(前回は注釈をまとめてドカッと読んだ)。
    「〇〇か▽▽かは、シャーロッキアンでの論争テーマの一つ」
    とか注釈をうたれると、なんかニヤニヤしちゃうよね!

    シャーロッキアンって社会的に認められているホームズおたくやもんね~。その地位も、うらやましい。

    ちなみにそんな「論争テーマのひとつ」に、なっていたのは、ワトスンが負傷したのは肩なのか脚なのかとかホームズが振る舞った料理はどんなやったかとか!

    あと、終盤でモースタン嬢との恋愛について報告したワトスンに対してのホームズの回答が

    「ぅわああお!」

    と、にやつく骨頂のものやったんやけど、何やろうホームズとワトスンって仲良しやねんな!?

    (今更?)

    そこに注釈はなかったけれど(笑。ないのか!)そのぶん解説で掘り下げられていた。
    「(ホームズとワトスンに)恋愛関係的なものをくみとる人もいるようですが」
    と、いいきってた!

    (逆説で終わっているとおり、恋愛関係的なものは皆無っちゅう解説なんやけどね)


    イヤイヤイヤもう、ホームズどんなけツンデレやねんっちゅう話でした。

    こういう目線で読んだらあかんし、読むシリーズではないのはわかってるつもりやねんけど、そこはそれ・・・。
    いきなり前触れもなく放り込まれたからね・・・。
    なんちゅうか、腐ィルターっていうの? 昔でいうところのBLスイッチね、そういうのがオンにもオフにもなってなかった(どういう状態よ)もので、余計びっくりしたわ・・・。


    まあそんな調子で、ホームズは事件そっちのけでツンデレる、ワトスンは事件そっちのけでモースタン嬢にデレる、と、意外とデレデレな話で御座いました・・・。

    (絶対違う)


    話はもちろん面白かった。
    財宝を手にする権利がある、と、いうところからここまで過去を掘り下げていくとは・・・。
    そら、ロマンチックな色付けもしたくなるで、ただの猟奇的な殺人でもないんやもの。
    (だからって犯罪を犯していいわけではないけど)

    財宝かー・・・。しかもその秘密を共有することを誓った四人のサインなあ・・・。
    そら、その四人から裏切者が出て、その制裁を加えて、ちゅうようなわかりやすい筋を、当時の社会情勢も盛り込んだお話になってるんやもの。

    面白かった。

    謎解きものやけど、なかなかバックグラウンドが深いよなあ。それが、ホームズの味なんかな。
    そう考えると講談社系の謎解きものって、系統はホームズものに似てるかも・・・。やっぱり、謎解き小説のパイオニアなんやなあ。

    あと、前回同様、犯人が真相を語るときには水が必要不可欠なのかと思った。
    イギリスって乾燥しやすいんかしら? ああそういう感じかな?

    (2016.10.29)

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    2017年01月13日
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作

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    ネタバレ

    ミステリ。ホームズとワトスンの出会い。
    「ミステリ好きならこれは読んでおかないと!」と思って購入。もとの邦題は『緋色の研究』ですね。
    ホームズの推理が面白い!
    偏ってはいるものの深い知識と、優れた観察力、鋭い直感、素早い行動。130年前に描かれた作品に、ここまで優秀な探偵が登場したら、それは大人気になりますね。
    物語自体も十分に魅力的。適度なボリュームも良い。さすがの良書。
    注釈や年表、解説などはマニアックすぎますが、本当に好きな人には役立つでしょう。

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    2016年10月11日
  • 四つの署名

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     とある婦人の依頼で四人の署名が記された紙片を初めに新聞に掲載された謎の広告、父親の失踪。そして双子の片割れの奇怪な死と推理小説としては申し分無いほどの舞台設定が展開されている。

     『緋色の研究』や他の短編と比べてホームズの推理はそこまで驚くようなものではないけれど、本作ではホームズの謎に対するある種異常とまでいえる姿勢が示されている。事件が無ければ麻薬漬けとなり、一度事件の渦中に入れば眠ることも休憩することすら忘れて精力的に行動する。常識的に考えれば危険なタイプだけれどその姿勢が推理小説ファンからすれば堪らないものがあるのもまた事実。

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    2016年10月10日
  • 緋色の研究

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     やはりシャーロック・ホームズと言う人物は探偵の代名詞と成りうるほどの逸材。エルキュール・ポアロやファイロ・ヴァンスも良いには良いのだが、彼らを探偵の代名詞として紹介しようとした時どうしても違和感が拭えない。やはり名探偵と言ったら、ホームズが地面の痕跡を調べただけで得意げに犯人の特徴を当てると言う姿を思い浮かべてしまうのだ。これは私の思い入れによるものかもしれないが。

     この本を読んで何よりも驚いた事はホームズの事件解決までのスピードである。事件発生から僅か三日ほどで犯人を逮捕している。更に言うならばホームズがこの事件での行動は、まず現場を見る→アメリカに電話をかける→新聞に広告を出す→子供たちを走らせる。僅かこの程度しかやっていない。解決後にホームズは事件は単純だったと言うが、死体が発見されたばかりの頃や第二の死体が発見された時、挙句の果てにはホームズが突然犯人を検挙した時などは大概の読者があまりに謎な展開に頭を抱え次の展開をワクワクしながら読んだのではないだろうか。私もその一人であった。

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    2016年08月31日
  • バスカヴィル家の犬

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     この事件には驚愕の事実や意外な展開というものは無いが、ホームズの推理力とワトスンの行動力などが冴え渡っている。普段はホームズの栄光に隠れて忘れがちだが、ワトスンもホームズシリーズを構成する上で忘れてはならない重要な人物なのだ。ワトスンはホームズならしないような行動が多いが、だからといっていい加減な行動ではなく彼はあくまでも紳士的。それが今回の事件ではホームズが陰に回った為に遺憾なく発揮されているのだ。

     今回の話は解説でも指摘されているように探偵小説というより、冒険・伝奇小説の色合いが濃いな。

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    2016年08月31日
  • シャーロック・ホームズ全集8 シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    これまでの短編と雰囲気が変わったように感じた。毒ガスや仮病などのせいか。極めつけは第一次世界対戦前の外国スパイがいきなり出てくる「最後の挨拶」。「瀕死の探偵」のワトソンのホームズに対する友情が胸を打った

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    2016年07月06日