アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『絹の家』を読んで、未読のホームズ作品が読みたくなった。
私はKADOKAWAのオススメしている順番に読み進めていて、この作品で4作目。
訳はヘレン・マクロイ作品でファンになった、駒月雅子さん。
冒頭から物語にすっと引き込まれた。
スラスラと流れるように読みやすくて、それでいて古典らしい雰囲気も残っている。
登場人物たちが自然に動き出すから、すっと物語に入っていける。
きっとそう感じられるように、細やかな工夫をたくさんされているんだろうな。
駒月さんの文章は、読者に優しいだけじゃなくて、登場人物にも優しさを感じる。
ホームズとワトソンも生き生きしていて、ふたりの信頼関係が心に伝わってくる -
Posted by ブクログ
ホームズの長編3作目。
今作はロンドンから離れ、ムーアと呼ばれる荒涼とした湿地が主な舞台。名家バスカヴィルの当主チャールズ・バスカヴィルが自らの屋敷近くで謎の死を遂げる。その死体のそばには巨大な犬の足跡。当主の主治医として屋敷に通っていた医師のモーティマーがホームズに調査を依頼。相続人であるチャールズの甥ヘンリー・バスカヴィルと共にロンドンのホームズのもとに訪れたモーティマーは、バスカヴィル家にまつわる奇々怪々な呪いの物語を語る……。
今作は大都会ロンドンではなく自然溢れれる田舎町がメインとなり新鮮。とある事情でホームズは最後の最後まであまり登場しないが、そのぶんワトソン君が自らの足を使って -
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Posted by ブクログ
積読してたのに、読み始めると面白くてすいすい読んでしまう。
ロンドン中の犯罪を裏で画策し、且つ絶対に己の存在を気取らせない天才的犯罪計画者モリアーティ教授や、ホームズが自分よりも推理能力が上だと認めている7つ年上の兄マイクロフトなど、かなり存在感のある登場人物がシレっと出てくる。しかもモリアーティ教授は出てきたと思ったらあっさりとホームズと一緒にライヘンバッハの滝に堕ちて消えていく。「今まで一言もこんなすごい敵のこと言って無かったよね!?」とツッコミながら読まざるを得ない。
だいたい、この短編集、度々ワトソンが「わが相棒」「わが友」とか、挙句「長年にわたる親密な交際」とまで言ってるのに、モリア