アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧

  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    ・謎解きはシンプル。犯人の過去を深掘りする事で人間に焦点を当てた重厚な作品になっている。
    ・ワトソンがホームズに興味を持ったり認めていく姿が軽快に書かれていて良い。

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    2023年11月24日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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     殺人事件と、数十年に及んだ因果譚。まるで別々の話が薄めな本に収められている。初読時の印象はどうだったのか、たぶん、ジュブナイルで読んだのだろう。ホームズの印象ばかりが残っていて、物語の部分はうっすらとしか覚えていない。ただ言えるのは、読んで良かった!

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    2023年10月18日
  • 四人の署名【深町眞理子訳】

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    ストーリー、トリック的にはかなりシンプルだった。もう一捻りあると良かったなぁ。
    今だったら問題になってそうな差別的発言?が結構あって良いか悪いかは置いておいて、時代を感じた…
    注を読むと、矛盾してる部分があることが分かって、ドイルって結構大雑把だったのかなって思った(それとも校閲がちゃんとされてなかったってこと?)
    ワトソンって色々な女の人に恋してるよね…

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    2023年07月25日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    シャーロックホームズは好きなので、これはこれで好きですが、ずっと昔に読んだ時はもっと面白く感じたんだけど。話の展開が少し粗く感じてしまった。好きなんだけどね。

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    2023年07月05日
  • 四つの署名

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    この頃はコカインて違法じゃなかったんだとかホームズって料理するんだとか知らないこと多くて面白かった。

    コカインで始まりコカインで終わった気がする。

    『ありえないものをひとつひとつ消していけば、残ったものが、どんなにありそうなことでなくても、真実であるはずだ』

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    2023年06月22日
  • 四人の署名【深町眞理子訳】

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    巻末の解題と解説までよんで、はじめて『四つの署名』でなく『4人の署名』とタイトルと訳されていることに気づく、観察力のないわたし。

    以下はその巻末の解説を読んで思ったことなど。
    以前『ドラキュラ』について書かれた何かの文章で、近代化されていく英国の都市に、よくわからない場所のよくわからない何かが侵略していく、という話の構造が当時の読者に興味や恐怖を喚起させた、的な文言を読んだ記憶があって、思えば本作も『緋色の研究』もその、ヴィクトリア朝後期のエンタメ小説のテンプレートに則っていると言えるなと。よくわからない場所から持ち込まれた厄介な事件がロンドンに持ち込まれて、科学と論理の権化的なホームズに解

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    2023年05月23日
  • バスカヴィル家の犬【深町眞理子訳】

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    これぞ探偵小説の王道と感じる事ができる内容でした。
    怪しい人物達の謎を一人ずつ解き明かしていく過程もワクワクしました。

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    2023年04月15日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶【深町眞理子訳】

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    ホームズの第4短編集。前3作と比べるとまとまりがない感じがした。謎の下宿人の正体を探るうち大きな犯罪になるのを見抜く「赤い輪」、殺された事務官のポケットから見つかった国家機密クラスの潜水艦設計書の一部。肝心の重要な部分の行方や 誰がどうやって盗み出したのか。ホームズが真犯人を暴く「ブルースパーティントン設計書」 、ボール箱が送られてきたが、その中身が切り取られた人の耳がはいっていた。誰が、理由は何か。ホームズが行動と推理で真相にたどり着く「ボール箱」。人間の愛憎が絡んで他の作品とは少し違う。この3つが面白かった。

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    2023年03月30日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    ホームズとワトソン博士が出逢う、記念碑的作品。
    序盤、ホームズとワトソン博士の出逢いに興奮し、中盤は物語のあまりの急展開に驚愕。終盤はホームズの推理に酔いしれた。

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    2023年01月01日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    ホームズ長編2作目
    個人的に私はこの作品をワトソン夫妻の馴れ初め
    或いはMr.ワトソンの恋心ダダ漏れ記
    と呼んでいる。
    つまりはそういうことだ。

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    2022年12月26日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    シャーロック・ホームズの冒険や回想よりは面白みにかけたが、ホームズの魅力ご詰まっているのは間違いない。

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    2022年11月29日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶【深町眞理子訳】

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    「ホームズ」シリーズの第四短編集『シャーロック・ホームズの最後のあいさつ』を読みました。

    本作品には、以下の8編が収録されています。
    ■藤(ウィスタリア)荘
    ■ボール箱
    ■赤輪党
    ■ブルース=パーティントン設計書
    ■瀕死の探偵
    ■フランシス・カーファクス姫の失踪
    ■悪魔の足
    ■最後のあいさつ
    "血の入ったバケツ"や"黒焦げの骨"、"切り取られた耳"、"奇妙な毒薬"等々、これまでのトリックを解く純粋な推理物… というイメージから少し距離を置いた、怪奇小説的な展開を見せる作品が多かったような感じがしましたね。

    ネタ

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    2022年11月18日
  • 恐怖の谷【深町眞理子訳】

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    「ホームズ」シリーズの最後の長編『恐怖の谷』を読みました。

    「ホームズ」シリーズの長編って、あまり評価が高くないのですが、、、
    長編の中では『バスカヴィル家の犬』と並んで、評価の高い作品です。

    暗号文の解読から始まり、密室殺人での証言者の偽証を暴いて… と、「ホームズ」の活躍が存分に楽しめる作品になっているのは確かですね。(「ホームズ」が活躍するのは第一部だけですが… )

    二部構成になっていて、第二部で事件の背景となった過去が語られ、しかも、それがアメリカでの出来事というのが「ホームズ」シリーズ処女作『緋色の研究』を思い起こさせました。

    第一部と第二部が別々な物語として楽しめる構成とな

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    2022年11月18日
  • 四つの署名

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    ホームズは短編集から入るのがわかりやすく面白いが、この「四つの署名」の長編もホームズを語る上では欠かせない作品。事件も謎も心踊らされる内容だった。

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    2022年11月16日
  • バスカヴィル家の犬【深町眞理子訳】

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    「ホームズ」シリーズは長編が4作あるらしいのですが、そのうちのひとつ『バスカヴィル家の犬』を読みました。

    とても有名な作品で、探偵小説の最高傑作と呼ぶ人も多いとか。
    先日読み終えた『回想のシャーロック・ホームズ』同様、少年時代に読んだことがある気がするのですが、、、
    ほとんど記憶にないので、初めて読む感覚で楽しめました。

    発表順では、「モリアーティ教授」との死闘を描いた『最後の事件』後、8年ぶりに発表された作品だったらしいですね。
    でも、発表当時、1893年の『最後の事件』で「ホームズ」はライヘンバッハの滝で転落死していたことになっていたので、『最後の事件』より前の1889年の事件という設

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    2022年09月25日
  • 失われた世界

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    南米大陸に実は恐竜が生息していた、というロストワールド的なお話。
    昔の時代の装備で、ロストワールドまでたどり着き、そこを探検する様が、時代を感じると共に、楽しく読める作品。

    ただ正直、今読むと、すげーという程ではない。が、時代を考えると、SF作品の走りとして凄かったんだろうなぁという印象。

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    2022年09月09日
  • 恐怖の谷

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    「緋色の研究」「四つのの署名」と同じく、前半が事件とその解決、後半が事件の背景となる過去の出来事という構成。

    本文は河出書房の方が読みやすい。
    注釈は必要最低限で◎。

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    2022年04月20日
  • 四つの署名

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    謎が謎を呼び、、
    後半にかけて敵を追うシャーロックとワトソン。
    面白かったなぁ

    シャーロックホームズの追跡劇や
    個性豊かな登場人物が面白い。

    長編と言っても読みやすいページ数なので
    シャーロックホームズと共に冒険の世界へ引き込まれるのが魅力だと思う

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    2022年03月09日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    ホームズの第4短編集で、久しぶりに再読。
    「瀕死の探偵」と「ブルース・パーティントン型設計書」はインパクトがあって有名な話だが、他はわりと地味で内容をすっかり忘れていた。「悪魔の足」では危険とわかっている実験にワトソンもつき合わせて二人で死にかけるというお茶目なホームズ。
    巻末には詳細な注釈があって読みごたえあり。

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    2022年03月07日
  • 恐怖の谷【深町眞理子訳】

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    久々にホームズのシリーズ。
    二部構成になっており、一部はホームズの推理で事件解決、二部は一部の事件の引き金になった過去の出来事が語られる。いつものホームズよりやや切れ味鈍め?な感じがしましたが、メインはタイトルになっている二部の「恐怖の谷」の方なのかも。すっかりホームズ物だってこと忘れて読んでしまった。ラストは見事などんでん返し。そして一部の事件に繋がって行く、という構成も好き。ホームズの活躍譚としてはやや物足りないけど、物語としては面白かったので満足です。
    しかし最初にホームズに情報垂れ込んできたモリアーティの部下は一体何がしたかったのやら…??

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    2021年09月18日