【感想・ネタバレ】四つの署名のレビュー

あらすじ

シャーロック・ホームズの元に現れた、美しい依頼人。彼女の悩みは、ある年から毎年誕生日に大粒の真珠が送られ始め、なんと今年、その真珠の送り主に呼び出されたという奇妙なもので・・・・・・。

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匿名

ネタバレ 購入済み

シャーロック・ホームズの2作目です。冒頭のコカイン描写にビックリ!この冒頭があったからこそ、ラストのシーンではホームズとワトスンが違う人生を選び取ったことがより実感として湧き、寂しく感じられました。事件としては現代のミステリーとは違うけれど、ホームズが生き生きと精力的に活動する様子は読んでいて小気味良くて面白かったです。

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2025年06月30日

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ワトソン博士の人間らしさとホームズのホームズらしさの対峙がわかりやすく、興味深い。謎解きよりも、2人の当時の雰囲気が伝わって来て面白かった。

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2025年01月24日

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ネタバレ

今回も面白かった。
ホームズでも毎回毎回すらすらと事件を解決できるわけではないんだなぁ。
でも、さすがのホームズでした。
最後の犯人を追いかけるシーンは手に汗握る感じでいいですね。

そしてワトソンとメアリーの出会いも注目するところですよね。
あ こんなすぐ結婚するんだ…とちょっとびっくりしたのと、最後ホームズが寂しそうだったのが印象深いです。
相棒が突然結婚宣言して出てっちゃうと思うとまぁ切ないですよね…。
主治医が側にいてくれないと薬物に溺れすぎないかが心配…

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2013年09月21日

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ネタバレ

ワトスンとの2つ目の事件。
ショルトー少佐の息子殺人事件。残された四つの署名。叛乱が起きたインドでの宝をめぐる裏切り。
ワトスンとメアリー・モースタン嬢との結婚。

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2013年08月28日

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ネタバレ

ホームズとワトソンのキャラをより深く理解できた。ホームズについては、今作でも探偵力の高さに魅せられ、加えて、ボクシング、料理、バイオリン、変装もできる意外な一面にも楽しませてもらった本作。何においても超人的な才能を持つ一方で、コカイン中毒や感情的な面(恋愛観)では、普通の人間(ワトソン)とは違う孤独さ・哀愁も漂ってきて、また見え方が変わった。

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2024年10月21日

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ネタバレ

モースタン嬢とワトスンの恋模様がなんともロマンティック。『ああ、良かった!』
思うように捜査が進まず意気消沈するホームズも貴重で前半から後半への疾走感にページをめくる手が止まりません
決着はついたものの、宝が誰のものにもならなくて良かったと思います

トービーがかわいい

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2024年06月18日

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1890年に発売されたシャーロック・ホームズの2作目です。
ページ数が少なく、息もつかせぬ展開で飽きずに読めました。
ホームズは、今回の事件には苦戦したようです。
ホームズとワトソンの人柄が伺えました。
また、ワトソンにとっては人生における大きな出来事が起こったようです。
アクションもあり、映画を見ているような展開で面白かったです。

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2024年03月13日

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ネタバレ

ホームズはヤク中だった…
恋の喜びに目覚めたワトスン
四人の囚人と裏切った軍人との事件
巻き込まれた軍人の子供たち
囚人とホームズ側との汽艇チェイス
犯人が囚人となってしまった経緯

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2023年11月26日

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シャーロックホームズの2作目。
初めて、原作を読んだのですが、読みやすく、楽しめた作品でした。
2作目だから、ホームズとワトソンの出会いがまだ分かりませんが、2作目からの2人のバディー感は良かったです。

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2023年10月03日

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緋色の研究に続くシリーズ2作品目。
ホームズの危うい感じと、ワトソンのいいひとっぷりが印象的。この関係は永遠には続かないという雰囲気を感じる。

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2021年11月02日

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シャーロック・ホームズ シリーズ 2作目!
ワトスンとメアリー・モーストン嬢の出会い

アグラの財宝を巡る4人の囚人とショルトー父と双子の息子、モーストン嬢の父親

ホームズがコカインをしていたのに驚いた!

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2021年07月31日

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ホームズシリーズ、翻訳がたくさん出ており選ぶのが難しかったため、表紙が好みだった角川版を順番に読み進めている。ここまで、表紙のイラストがえすとえむ先生によるものと気付いていなかった……通りで好みの装丁と感じるわけである。
長編二作目ということだが、依頼人がワトスンの奥方になる人とは知らなかった。こんな序盤に登場していたのか。謎を解く、よりもホームズの危うさも感じさせるキャラクターがぐいぐいとページを進めさせてくれるのは相変わらず。汽艇のシーンなど、アクション要素もあり、動の雰囲気を存分に感じられるエピソードなのが心地よかった。

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2020年04月28日

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『絹の家』を読んで、未読のホームズ作品が読みたくなった。
私はKADOKAWAのオススメしている順番に読み進めていて、この作品で4作目。

訳はヘレン・マクロイ作品でファンになった、駒月雅子さん。
冒頭から物語にすっと引き込まれた。
スラスラと流れるように読みやすくて、それでいて古典らしい雰囲気も残っている。

登場人物たちが自然に動き出すから、すっと物語に入っていける。
きっとそう感じられるように、細やかな工夫をたくさんされているんだろうな。

駒月さんの文章は、読者に優しいだけじゃなくて、登場人物にも優しさを感じる。
ホームズとワトソンも生き生きしていて、ふたりの信頼関係が心に伝わってくる。
冒険シーンも臨場感たっぷりで楽しかった。
訳者あとがきも嬉しい。

旧訳にも興味はあるけど、やっぱり駒月さん訳で全部読みたくなる。

今回はワトソンにまつわるちょっと特別なエピソードが。ワトソンの熱い想いを読者は知ってるだけに、思わずニンマリしてしまった。

今週はバタバタ続きで、まとまった読書の時間がなかなか取れず(/_;)
大好きな『刑事コロンボ』に癒やされてます。

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2025年06月13日

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シャーロック・ホームズ 2作目!
財宝を巡っての事件です。

今回の犯人には1ミリも同情できなかった。
地位と名誉とお金に目が眩んで
周りが見えなくなった人の末路だと思った。

個人的には緋色の研究の方が好き。
ホームズとワトソンが同じ方向を向いて
事件解決を目指している様子が前作にはあったが
今作はワトソンはメアリーに夢中。
ホームズは事件に夢中。
…なんだかチグハグだなぁと感じた。

メアリーの存在が今後どう2人に影響してくるか
そこはそこで楽しみです!


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2025年03月12日

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長編2作目。角川文庫版は初。
読みやすいけど、やはりちょっと入り込み難いなと思いながら読んでいた。セリフに感嘆符とかリアクションが大きいからかな。
ホームズの異端さとワトソンの結婚という2人の分かれ道が描かれていた。

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2024年10月31日

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ネタバレ

シャーロック・ホームズ シリーズ2作目。
長編といいつつ200ページちょいで読みやすい。

冒頭いきなりホームズがコカイン注射に耽っていたりと、今では驚きな設定の存在にびっくり。
ホームズとワトスンの恋愛感の違いを語ったり微笑ましい場面を経て、不気味な洋館で起きる事件、白熱の追跡劇とどんどん展開します。
ベーカー街不正規隊やシャーマン老人と犬のトービーなどなど、ホームズの推理を助ける存在とのやり取りも微笑ましいし、探偵の七つ道具のように駆使する様子は流石の名探偵なのである。

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2024年07月22日

Posted by ブクログ

いやあ、人事異動やらと被って全然小間切れになってしまって記憶飛んでます 泣
地道に証拠押さえて、船を見つけたり…探偵業も鮮やかなばかりでなく、やはり地味な裏付けを元にやってらっしゃるのでなんだか安心します。
ワトソンさん結婚おめでとう(^^)

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2024年07月08日

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解説にもあったが、本作では『緋色の研究』での
ホームズとワトスンの出会いから月日が経ち、
2人の関係性がより濃くなっているように見えた。

天才であり奇人めいたところのあるホームズと
いわゆる“普通”の人に近いワトスンとの対比で
ホームズの天才ぷりが際立っているように
感じた。

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2024年06月25日

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シャーロック・ホームズの第2作目。
今回は、ある屋敷の財産を巡る事件の話。

暇でコカイン注射に勤しむホームズと、依頼人の
メアリー嬢との愛に燃えるワトスンが見られる。

特に、船に乗って繰り広げられる追走劇は
手に汗にぎる映画的な展開で面白かったです。

一気読みしたいところを、眠気と戦いながら細切れに読んでしまったため、いずれまた読みたいと思います。

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2024年06月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さすが新訳、読みやすい!
コナン・ドイルの作品は、推理だけでなく、アクションシーンも多い印象。映画のイメージもあるかも。
テンポが良く、はっきりと盛り上がりどころがあり、世界中で読まれるのも納得。
個人的には、一章のホームズとワトスンの会話がとても好き。

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2016年09月26日

Posted by ブクログ

ホームズ作品2作目。

物語の構成は前作緋色の研究と同じ。
時代性もあり、社会派な復讐劇という事件の背景はとても似通っているが、それぞれの登場人物がそれぞれに整合性が取れており、矛盾が生じない。
非常に納得感を持って読めるし、安心感を持って物語に身を預けることができる。

本作は前作よりもハリウッド的なドキドキハラハラ感が少し強かった。
おかげで飽きることなく読み進められました。

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2015年01月24日

Posted by ブクログ

ホームズの緋色の研究に続く長篇。盗まれたインドのアグラの財宝が絡んだ殺人事件。ホームズもその難解さに苦しむが、推理を極めて犯人にたどり着く。登場人物も英国人のインド駐在将校、将校の娘でワトソンに恋心を抱く令嬢、シーア人と南洋の食人種とバラエティに富む。面白いがミステリーとしては緊迫感がもっと欲しいと感じた。わかり易い新訳だが、そのために重厚さが失われたのかもしれない。

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2013年12月17日

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