【感想・ネタバレ】ドイル傑作集(I)―ミステリー編―のレビュー

あらすじ

奇妙な紳士の依頼で特別に仕立てた、リヴァプール発ロンドン行きの臨時急行列車が、線路上から忽然と消えた怪事件『消えた臨急』、〈医師雇いたし。昆虫学者ならばなお可〉という奇妙な広告に応募した若い医者が出会った出来事を描く『甲虫採集家』をはじめ、短編ミステリー全8編。シャーロック・ホームズの生みの親ドイルが、ホームズ抜きで意匠を凝らした秀作ばかりを厳選した。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

シャーロックホームズで有名なコナンドイルの短編集

最初の「消えた臨急: The Lost Special」は、ミステリーの基本とも言える鉄道もの。
本線、引き込み線、ポイントといった鉄道の仕組みを巧みに利用している。

シャーロックホームズシリーズの面白さの要素が、ホームズ抜きに綴られている

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2011年09月18日

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個人的に全ての短編が最高でしたが特によかったのが最後の「50年後」です。とにかくミステリー好きの人には読んでほしいと思います。

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2009年10月04日

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ベタベタのベタでありながら、最高&最高、という語彙力崩壊級の傑作短編集。ミステリでありながら、怪奇色の濃いものや身悶えしそうなロマンスまで、豊富に取り揃っている。シャーロック・ホームズ作品と併せてもトップクラスの名作短編が詰まっているので、ぜひ今こそ新訳化して多くの方に読んでいただきたい逸品。

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2024年07月17日

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シャーロック・ホームズシリーズはまだ読んだことがないのですが、シャーロック・ホームズ不在のコナン・ドイルワールドも面白いと思います。ただ、オチがわかりづらい作品も入っているので注意して下さい。

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2021年09月20日

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ホームズシリーズがあまりに有名なので、それほど期待したわけではなかったが、予想以上のおもしろい。特に「50年後」は、題材より構成がよいと思った。2020.7.3

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2020年07月03日

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シャーロックホームズで有名な著者だが実はそれ以外の著作の方が多い。個人的にドイルは短編が面白いと思うがこの短編集は秀作だけ厳選したと銘打っているので堪能できる。今作はミステリー編。消えた臨急など収録。
肩透かしなような事件もあるが基本的には読んだ人が不快にならないよう工夫されているところが良い。

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2018年03月28日

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ミステリー編とありますが、ホームズシリーズの様な推理小説とは少し違うかなという印象でした。
ホームズのような個性的な主人公は出て来ませんが、所々これってホームズのことではないかと思ってしまう部分があり、笑ってしまいました(もしかしたら全く違うかもしれません笑)。

8つの短編が収録されていますが、個人的に好きだったのは、「漆器の箱」、「膚黒医師」、「五十年後」です。
「悪夢の部屋」については、色んな意味で裏切られたという印象でした。

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

☆3.5くらい
ホームズシリーズの方が知的な推理小説という印象ではあるが、これはこれで面白い。
最初の短編がややこしくて幸先悪かったが、最後の「五十年後」という恋愛小説(?)がとても素敵だった。
全編通して探偵役はおらず、謎の解かれ方が拍子抜けといえば拍子抜け。本格好きには少しだけ物足りないけれど、ただコナン・ドイルだけあって、一読の価値はあると思う。

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2024年07月09日

Posted by ブクログ

同じクラスのスイス人文学少女セリンがくれた本。初版が昭和38年ということで文体に馴染めなくて始めは読みずらかった。あと初めのほうの作品はあり得なくないけどでもこれだったらどんな事件でもできちゃうじゃんっていう。多分書かれた時代的なものもあって自分の中でリアリティが持てなかった。

でもいくつか近くに来た作品があった。「50年後」は作品だからいい作品って思えた。実際に起きても泣けるんだろうし、ジョンのようなめにあう人、メアリーのように強い意志をもつ人もこの世界にはたくさんいるんだと思う。

でもなるべくあたしには起こらないでほしいお話。

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2013年02月09日

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