ドイル傑作集(I)―ミステリー編―

ドイル傑作集(I)―ミステリー編―

奇妙な紳士の依頼で特別に仕立てた、リヴァプール発ロンドン行きの臨時急行列車が、線路上から忽然と消えた怪事件『消えた臨急』、〈医師雇いたし。昆虫学者ならばなお可〉という奇妙な広告に応募した若い医者が出会った出来事を描く『甲虫採集家』をはじめ、短編ミステリー全8編。シャーロック・ホームズの生みの親ドイルが、ホームズ抜きで意匠を凝らした秀作ばかりを厳選した。

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ドイル傑作集 のシリーズ作品

1~7巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~7件目 / 7件
  • ドイル傑作集 冒険編
    220円 (税込)
    コナン・ドイルはホームズシリーズの数倍にもおよぶ作品をのこしている。ここには、冒険をテーマにした短編を収録した。エジプト山岳地帯での実に滑稽な冒険談「ヒラリ・ジョイス中尉の初陣」、山奥の孤独な放浪者を驚惑させたひとつの不条理な人生図「ガスタ山の医師」、ジプシー部落での武勇伝「借りものの情景」、荒海の冒険「アーケーンジェルから来た男」、世紀の発明をめぐる皮肉な結末「ブラウン・ペリコード発動機」、著者の若いころの感傷的な作品「開かずの部屋」の6編。
  • ドイル傑作集 海賊編
    220円 (税込)
    アメリカ独立戦争のころ、三本マストの海賊船「幸福便号」を率いて、カリブ海を舞台に荒らしまわった、最も悪質無頼の憎まれ者シャーキイ船長と、彼と戦う命知らずの海の男たちの物語「シャーキイ船長」「シャーキイ船長との勝負」「シャーキイの災難」「シャーキイはどのように殺されたか」の4編に、「『いだてんのサル』号」「陸の海賊」を加えた傑作集。
  • ドイル傑作集 クルンバの悲劇
    385円 (税込)
    仏僧の呪いか、インド妖術者の奇怪な術。荒野にとざされたクルンバ館の秘密とは? 見えぬ復讐の魔手におびえて四十年、戦功赫々たるイギリス軍人の身に起る痛ましい悲劇。これは博識なドイルがインドの幽玄術を材料に取り入れて、驚くべき東洋の神秘的事象の存在を語った、興味深い長編ミステリーである。
  • ドイル傑作集 ボクシング編
    330円 (税込)
    傲岸で不潔な巨漢と若いアポロのような医学生との凄絶十六ラウンドの苦闘を描く「クロクスリの王者」、毒花のような奥方が演出する血の復讐「ファルコンブリッジ公」、ロンドン社交界の茶番劇「バリモア公の失脚」、荒武者の暴虐を語る「旅団長の罪」、妖気漂う「ブローカスの暴れん坊」の5編、血湧き肉躍る拳闘物語である。
  • ドイル傑作集(I)―ミステリー編―
    506円 (税込)
    奇妙な紳士の依頼で特別に仕立てた、リヴァプール発ロンドン行きの臨時急行列車が、線路上から忽然と消えた怪事件『消えた臨急』、〈医師雇いたし。昆虫学者ならばなお可〉という奇妙な広告に応募した若い医者が出会った出来事を描く『甲虫採集家』をはじめ、短編ミステリー全8編。シャーロック・ホームズの生みの親ドイルが、ホームズ抜きで意匠を凝らした秀作ばかりを厳選した。
  • ドイル傑作集(II)―海洋奇談編―
    506円 (税込)
    呪いを秘めた漂流船の宝箱、北極の浮氷原をさ迷う捕鯨船の悲話、幕末の横浜を舞台にした怪談、大洋を漂う無人船の秘密、遠洋航路の客船に持ち込まれた小箱の謎など。海と船のもつ秘密と怪異な事件をテーマにした『縞のある衣類箱』『ポールスター号船長』『たる工場の怪』『ジェランドの航海』『J・ハバクク・ジェフスンの遺書』『あの四角い小箱』の6編を収録する海洋奇談編。
  • ドイル傑作集(III)―恐怖編―
    473円 (税込)
    イギリスの片田舎の畑で発見された血の染みたノートブック。そのノートには恐るべき怪物との闘いが記されていた。草創期の飛行士が大空で出会った怪物との死闘を、手記の形で描く『大空の恐怖』。中世の革製の漏斗(じょうご)に記された文字と刻まれた傷跡の意味するものは……。中世の残酷な拷問を扱う『革の漏斗』。ドイルの短編のなかから恐怖をテーマとした傑作6編を収録する。

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ドイル傑作集(I)―ミステリー編― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    個人的に全ての短編が最高でしたが特によかったのが最後の「50年後」です。とにかくミステリー好きの人には読んでほしいと思います。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ベタベタのベタでありながら、最高&最高、という語彙力崩壊級の傑作短編集。ミステリでありながら、怪奇色の濃いものや身悶えしそうなロマンスまで、豊富に取り揃っている。シャーロック・ホームズ作品と併せてもトップクラスの名作短編が詰まっているので、ぜひ今こそ新訳化して多くの方に読んでいただきたい逸品。

    0
    2024年07月17日

    Posted by ブクログ

    シャーロック・ホームズシリーズはまだ読んだことがないのですが、シャーロック・ホームズ不在のコナン・ドイルワールドも面白いと思います。ただ、オチがわかりづらい作品も入っているので注意して下さい。

    0
    2021年09月20日

    Posted by ブクログ

    ホームズシリーズがあまりに有名なので、それほど期待したわけではなかったが、予想以上のおもしろい。特に「50年後」は、題材より構成がよいと思った。2020.7.3

    0
    2020年07月03日

    Posted by ブクログ

    シャーロックホームズで有名な著者だが実はそれ以外の著作の方が多い。個人的にドイルは短編が面白いと思うがこの短編集は秀作だけ厳選したと銘打っているので堪能できる。今作はミステリー編。消えた臨急など収録。
    肩透かしなような事件もあるが基本的には読んだ人が不快にならないよう工夫されているところが良い。

    0
    2018年03月28日

    Posted by ブクログ

    ミステリー編とありますが、ホームズシリーズの様な推理小説とは少し違うかなという印象でした。
    ホームズのような個性的な主人公は出て来ませんが、所々これってホームズのことではないかと思ってしまう部分があり、笑ってしまいました(もしかしたら全く違うかもしれません笑)。

    8つの短編が収録されていますが、個

    0
    2024年08月12日

    Posted by ブクログ

    ☆3.5くらい
    ホームズシリーズの方が知的な推理小説という印象ではあるが、これはこれで面白い。
    最初の短編がややこしくて幸先悪かったが、最後の「五十年後」という恋愛小説(?)がとても素敵だった。
    全編通して探偵役はおらず、謎の解かれ方が拍子抜けといえば拍子抜け。本格好きには少しだけ物足りないけれど、

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    同じクラスのスイス人文学少女セリンがくれた本。初版が昭和38年ということで文体に馴染めなくて始めは読みずらかった。あと初めのほうの作品はあり得なくないけどでもこれだったらどんな事件でもできちゃうじゃんっていう。多分書かれた時代的なものもあって自分の中でリアリティが持てなかった。

    でもいくつか近くに

    0
    2013年02月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シャーロックホームズで有名なコナンドイルの短編集

    最初の「消えた臨急: The Lost Special」は、ミステリーの基本とも言える鉄道もの。
    本線、引き込み線、ポイントといった鉄道の仕組みを巧みに利用している。

    シャーロックホームズシリーズの面白さの要素が、ホームズ抜きに綴られている

    0
    2011年09月18日

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