アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    表題作は第一次世界大戦開戦前の欧州情勢に探偵業を引退したホームズが再び動く。こういう時の登場が相変わらず劇的でスマートでかっこいい。
    「悪魔の足」では、幻覚・致死作用のある毒物を二人で試して二人してぶっ倒れるシーンが好き。
    「ブルース・パーティントン型設計書」は兄マイクロフトが依頼を持ちこむ形で登場。
    「瀕死の探偵」でまさに瀕死の病を患ったホームズと彼に呼ばれて飛んできたワトスンとのやりとりが好き。途中で落ちが読めたけれど、それでも。

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    2013年04月29日
  • 四つの署名

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    緋色の研究に続くホームズシリーズの第二作目。
    依頼人の女性に想いを寄せるワトスンのメロドラマも見どころ。最後、結婚を報告した時のホームズの台詞、「僕は絶対におめでとうとは言えない」が印象的。

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    2013年04月29日
  • バスカヴィル家の犬【深町眞理子訳】

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    ネタバレ

    呪われたバスカヴィル家の犬の伝説。
    犬の呪いで死んだとされる前領主。新たに領主となったヘンリーのために護衛となりダートムアに向かうワトスン。
    脱獄囚、怪しい昆虫学者兄妹。

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    2013年03月09日
  • シャーロック・ホームズの復活【深町眞理子訳】

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    創元の深町版新訳。
    安定の深町版という感じ。なんだかここ数ヶ月ずっとホームズ熱が微熱みたく続いていて新刊が出ていたことに気づいて買って早速読んだ。帰還で生還で復活。つまり、帰ったきたシャーロック・ホームズ。
    帰還、じゃなくて復活のなかで好きなのは六つのナポレオンかな。青い石榴石的で単純だけど昔から好き。あとプライアリースクールと三人の学生も。いや、第二の血痕もやっぱり好き。というかどれも嫌いじゃない。でも、踊る人形は名探偵のジレンマ的にちょっと苦手意識が昔からある。ポーの黄金虫が宝探しの冒険でひたひたと不気味な雰囲気を漂わせつつわくわくさせるのに対してこっちは一見親しみやすそうな人形の絵に隠さ

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    2012年10月15日
  • 恐怖の谷

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    「恐怖の谷」
    犯罪王モリアーティ教授の組織にいる人物から届いた暗号手紙。その謎をみごとに解いたホームズだが問題の人物ダグラスはすでにバールストン館で殺されていた。奇怪な状況の殺人を捜査する謎解き部分(第一部)と、事件の背景となったアメリカの“恐怖の谷”におけるスリルとアクションに満ちた物語(第二部)の二部構成。


    感想を一言で言うとやはり「面白い」になります。1部はある暗号の手紙をホームズが受け取るところから始まります。そしてホームズが推理を披露することとなる現場にワトソンと移動して犯人を探す、これが大まかなところです。しかし、ホームズが暗号を解くところはやはり名探偵ホームズ!とにかくあっさ

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    2012年12月20日
  • シャーロックホームズの冒険

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    推理小説読んだのは中学以来くらいかなー。シャーロック・ホームズは初めてでした。

    なんというか、さすがの名作って感じでした。普通に面白くて、すごく引き込まれる感じ。なんというか、自分もワトソンの視点で入り込んじゃうような、そんな感じでした。

    訳がきっとすごいんだろうなー、と思います。洋書だと多少の不自然さを感じることが結構あるのですが(まあ英語にしかない表現もあるので仕方ないとは思うけど、「あー原文はこんな感じかなー」とか思いながら訳書を読むことは結構ある)、この本はそういうことなくてスラスラ読めました。イギリス特にロンドンの地理に明るいともっと楽しく読めるんだろうなー。

    あと、今買うと、

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    2012年09月18日
  • シャーロック・ホームズの復活【深町眞理子訳】

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    ネタバレ

    『空屋の冒険』

    『ノーウッドの建築業者』

    『踊る人形』

    『ひとりきりの自転車乗り』

    『プライアリー・スクール』

    『恐喝王ミルヴァートン』

    『六つのナポレオン像』

    『三人の学生』

    『金縁の鼻眼鏡』

    『スリークウォーターの失踪』

    『アビー荘園』

    『第二の血痕』

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    2012年07月30日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    「瀕死の探偵」が好きです。
    巻末エッセイに出て来た「シャーロック・ホームズの生涯」も読まねばなるまいなあ。

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    2011年12月26日
  • 恐怖の谷

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    新訳光文社文庫版では最後の配本。
    実際の刊行は「最後の挨拶」と「事件簿」と続きます。
    巻末エッセイはあさのあつこさん。

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    2011年12月19日
  • 四つの署名

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    ベイカー街不正規隊が出てくるのはこれと前作のみやったかしら。
    ワトスンが依頼人に惚れちゃいまして、ホームズは冷めた目で見てます。

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    2011年12月11日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    面白かったー。
    「The Man with the Twisted Lip :: くちびるのねじれた男」は知っていた話だったけど、
    ホームズだったのか。
    学研とかで読んだような微かな記憶。

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    2011年12月04日
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】

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    噂に聞いていたけど、やはり『最後の事件』は凄いなあ。

    ホームズ「モリアーティ教授、お前が世界の歪みか!!」
    モリアーティ「こいホームズ!私が直々に引導を渡してやる!実は私は滝に落ちただけで死ぬぞー!」

    これ、当時の人は、既刊引きちぎった写真をネットに上げるくらいキレたであろう。

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    2011年10月28日
  • ドイル傑作集(II)―海洋奇談編―

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    ネタバレ

    短編なので、通勤電車で読むのによい。
    長編の文庫を電車で読んでいると、終点までに読み切らないと、
    どうしても、お昼休みが待ち遠しくなってしまう。

    短編の場合は、ちょうど通勤電車で読み切れるので嬉しい。

    シャーロックホームズがでなくても、
    シャーロックホームズの話とどこが相似か、どこが対称的か、
    どこが類似の題材かなどを考えながら読んでいると面白い。

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    2011年10月12日
  • ドイル傑作集(III)―恐怖編―

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    ネタバレ

    短編なので、通勤電車で読むのによい。
    ちょっと怖い話なので、一人っきりで読むより、電車の中の方が嬉しい。
    長編の文庫を電車で読んでいると、終点までに読み切らないと、どうしても、お昼休みが待ち遠しくなってしまう。

    短編は、ちょうど通勤電車で読み切れる長さなので嬉しい。
    シャーロックホームズがでなくても、
    シャーロックホームズの話とどこが相似か、どこが対称的か、
    どこが類似の題材かなどを考えながら読んでいると面白い。

    できれば殺人がない物語が嬉しいのですが。

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    2011年10月12日
  • ドイル傑作集(I)―ミステリー編―

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    ネタバレ

    シャーロックホームズで有名なコナンドイルの短編集

    最初の「消えた臨急: The Lost Special」は、ミステリーの基本とも言える鉄道もの。
    本線、引き込み線、ポイントといった鉄道の仕組みを巧みに利用している。

    シャーロックホームズシリーズの面白さの要素が、ホームズ抜きに綴られている。

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    2011年09月18日
  • シャーロックホームズの冒険

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    この年になるとシャーロックホームズをいまだに読んでいないということが恥ずかしくって、なんだか読みだせずにいたけれどついに意を決し読んでみたら、面白くってびっくりした
    短編集ということもあり緋色の研究四つのサインでくどい、と思っていた犯罪者の回想を追っていく自白のシーンもなくって、読みやすく本当に二人がいるのではないかと思わせるような語り愚痴も素晴らしく、シャーロキアンなる人たちも生まれるわけだ、と納得しました

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    2010年09月19日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    『マザリンの宝石』

    『ソア橋の難問』

    『這う男』

    『サセックスの吸血鬼』

    『三人のガリデブ』

    『高名な依頼人』

    『三破風館』

    『白面の兵士』

    『ライオンのたてがみ』

    『隠居した画材屋』

    『ヴェールの下宿人』

    『ショスコム荘』

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    2010年06月02日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    『ウェステリア荘』

    『ブルース・パディントン型設計書』

    『悪魔の足』

    『赤い輪団』

    『レディ・フランシス・カーファックスの失踪』

    『瀕死の探偵』

    『最後の挨拶 シャーロック・ホームズのエピローグ』

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    2010年06月02日
  • 恐怖の谷

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    モリアーティー教授の組織の中の内通者ボーロックからの忠告。暗号文。危機にひんするというダグラス氏。過去のアメリカでの物語。恐怖の谷の秘密。

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    2010年01月05日
  • シャーロック・ホームズの復活

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    ホームズの第3短編集である。

    『回想のシャーロック・ホームズ』の最後の作品、その名も『最後の事件』では、ホームズはライヘンバッハの滝の上でモリアーティ教授と揉み合い、共に滝つぼに落下してしまい行方不明となる。ホームズの死体こそ見つからないが、よもや生きてはいまいと思われていた。
    それから3年後、ホームズはひょっこりとワトスンの前に姿を見せる・・・という『空き家の冒険』をはじめ、復活したホームズの作品が収められている。
    本作品で、ドイルは連載を打ち切りにしたいという心情を示しているが、結局この後短編集だけで『最後の挨拶』『事件簿』という2作品が発行されている。いかにホームズの人気が高かったか、

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    2009年10月04日