アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧

  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    ロンドンの地理や文化に明るくないと読み解けない文章。
    ホームズといえば小学生の頃読んだ気もするけど、こんなに複雑な文章では無かった気がする。完全に大人向けの文章、そして難解だが的確な日本語表現をしており、大人になってからも知らない言葉や漢字の勉強になる文章であった。

    iPadで本を読みながら、同じ画面で地図で土地や漢字を調べられ、モルモン教について学べて、便利な時代になったと思う。

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    2023年05月17日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    赤毛組合、唇のねじれた男などが特に好きでした。
    シャーロックホームズの小説は初めて読みましたが、とても面白かったので他の作品も近いうちに読んでみたいです。

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    2023年02月12日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    初めてホームズシリーズにきちんと触れたが、めちゃめちゃ面白い。解説としてホームズの研究者(これがシャーロキアンという奴かな?)の長々とした文章にも恐れ入ったが、是非続きの四つの署名も読もうと思う。

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    2022年08月19日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    シャーロック・ホームズシリーズは初めて読んだ。1800年代のイギリスの作品なのにも関わらず、ホームズの魅力的なキャラクターや、その活躍を語るワトスン(この本ではそう書かれている)もまた魅力的だった。読み慣れるのに時間が掛かるかもしれない。

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    2022年06月22日
  • 失われた世界

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    ネタバレ

    小学生の頃に子ども向けの作品は読んだことがあったものの、どんな話だったのかを忘れていたのと『新訳版』だったために購入。
    作品が書かれた当時、種として認定された恐竜は少なかったためか、登場する恐竜は少なめ(イグアノドン、ステゴサウルス、謎の肉食恐竜)で、のろまなトカゲであると書かれているのが、当時の認識であることが分かり、面白い。
    (イグアノドンに至っては家畜扱いもされていた。)
    物語は読んでいて子ども心を思い起こさせるワクワクするものであった。
    SF小説の始まりとも言える作品であり、これからもたくさんの人を魅了し続ける作品にもなると感じた。

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    2022年06月18日
  • 恐怖の谷

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    ラストのどんでん返しが見事だった最後の最後まで楽しめた
    まさかホームズが恐怖の谷に行かないってのも含めて予想を裏切ってきた。
    これはシリーズものなのかモリアーティは関係ありそうであまり話には絡んでこなかった

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    2022年03月09日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    ホームズとワトソン博士が出会う経緯から事件の解決まで、読者を楽しませてくれる。現時点で分かっている事実から過去の事実を推理するホームズ。話を聞けばなんてことはないが、その推理をする能力が特殊技能なのだ。唐突に犯人が逮捕されて、驚くのだが、その背景にあるものをホームズはすべて推理していた。裏にこんな大きな物語が隠れているなんて、普通の人は分からんぞ。恐るべしホームズ。味方にすると心強いが必要以上に自分の行動を見透かされてしまいそうで怖くもある。

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    2022年02月20日
  • 恐怖の谷

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    ネタバレ

    シャーロックホームズ全作品で個人的にはこの作品が一番気に入っている。ダグラスのキャラクター、自分の手記をワトソン博士に渡すところとか。第二部でメガネをとちょびひげの愛嬌のある挿絵が載っているが有名な俳優で言うとジーン・ハックマンがあうかなと思う。最後はライヘンバッハと同じパターンなので、したたかにモリアーティの手を逃れているに違いないと信じたい。

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    2021年09月25日
  • シャーロック・ホームズ全集2 四つのサイン

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    ネタバレ

    シャーロックホームズシリーズの2作目の作品。
    1作目と比べるとホームズの人となりが多少違って見えた。
    1作目では文芸などの知識はないと表記されていたが、当時の文学作品を引用する場面があった上、変装や料理が得意な描写もあり万能人間のように描かれていた。
    その反面、冒頭からコカインを使用しており、解き明かす謎がないと廃人然になる情緒不安定な姿も描かれている。
    内容としては1作目の作品同様見事な推理の上、犯人を追い詰める場面では緊張感溢れる水上チェイスを繰り広げている。
    推理と冒険が混同したようなドキドキワクワクする作品となっている。
    個人的には最後に描かれているワトソンが結婚するとホームズに報告し

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    2021年09月16日
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作

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    ミステリ史上に輝く古典名作です。
    世界でもっとも有名な探偵、シャーロック・ホームズのデビュー作で、オーギュスト・デュパンから始まる探偵小説という分野を一躍有名・人気ジャンルにした作品でもあります。

    初めてであった相手の職業を一目見ただけであてることのできる優れた観察眼と推理力、音楽やスポーツ・医学などの様々な分野にまたがる深い知識、警察をはるかにしのぐ事件への洞察に、助手(相棒)のワトスンとの軽快な駆け引き。
    1887年に発表されてから130年以上が経過していますが、「シャーロキアン」と呼ばれる熱烈なファンがいるその人気ぶりにも納得です。

    「初の探偵小説」であったポーの「モルグ街の殺人」に

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    2021年08月01日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    私はBBCのドラマからSHシリーズに興味を持った人の中の一人ですが表現というか話し方が面白く沼にハマってしまいそうです。

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    2021年02月28日
  • 失われた世界

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    未開の地に生息する恐竜を探しに行く冒険小説。ワクワクドキドキ、少年心をくすぐるようなお話でシンプルに好きです。

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    2021年01月17日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    この本を読むだけでも、今現在世の中にある推理モノの元ネタがシャーロックホームズから来ているのがわかる。
    読んだことないけど事件の流れや結果は知ってるなあ…みたいなものが結構あった。まあお話が有名ってのもあるけど…!
    でも何回読んでも面白いし改めて気付いたりする所があるからすごいよね〜。

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    2020年07月01日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    どこかで「ホームズは推理小説ではない」みたいなブログだか何かを見たような気がするけど確かに推理小説というより人間観察記の感じが生還あたりから強まってきたような気がする
    あと現代版でもダイイングメッセージを正解させてもらえない某警部と違って、ウィステリア荘のベインズ警部とか恐怖の谷のマクドナルド警部みたいな捜査力があってホームズが一目置くような警察が多く出るようになってきたような気もする

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    2019年12月08日
  • 恐怖の谷

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    なんだこれ、最高やん。

    なんだこれ前半短くてホームズあんまり出てこないし後半は長くて同じ感じで続いてちょっと飽きてきたなあどうしようかなあ明日続き読もうかなあって思ったあたりで大どんでん返し。
    ラストはもうちょっと長かったら良かったなあって思うけど目的は果たしてるんだろうね。シリーズ通しての一番の敵はあの人。残念なのはワトスンの出番が少なかったこと。

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    2019年12月06日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    今回も面白かった!!
    ネタバレにするほどじゃないだろうけど、ロマンチックが過ぎるって話をしてた長編内で結婚するとは....。

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    2019年10月11日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    ホームズの「正典」を深町訳、駒月訳、日暮訳で1、2冊ずつ読んできた。どれも読みやすくておすすめ。駒月訳は、ホームズとワトソンの関係に思い入れを込めているところが諸処にうかがわれ、この日暮訳はさすがシャーロキアンという、こまやかな註がうれしい。
    ホームズって意外に悪の組織とかスパイとか出てくる話が多いのね。ドイルってもう少しあとの時代の人だったらスパイ物たくさん書いていたんじゃないかなと思ってしまった。表題作の「最後の挨拶」には第一次大戦の影が投げかけられている(これも日暮氏の解説より)。いろいろ感慨深い。

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    2019年03月24日
  • シャーロック・ホームズの事件簿(新版)【深町眞理子訳】

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     『事件簿』と聞いたら、中年から老境にかけての日本人シャーロッキアンは複雑な表情を浮かべること必至だろう。
     ホームズの冒険談は長編が4、短編集が5つ。9冊でコンプリートできるはず。……はずなのに、ミステリ好きが愛する創元推理文庫版では8冊しか揃えられない。新潮文庫版では10冊になってしまう。おかしな状況が長らく続いていた。
     というのも『事件簿』の版権を新潮社が握っていたため、他の出版社は出せなかった。
     創元推理文庫で8冊を揃えたシャーロッキアンは、しぶしぶ新潮文庫版『事件簿』を買った。これでコンプリートできるかと思えば、さにあらず。
     なんと、新潮文庫は他の短編集から少しずつ間引

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    2019年03月17日
  • シャーロック・ホームズ全集3 シャーロック・ホームズの冒険

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    緋色よりこちらから入るが良さそう。
    <収録作品>
    ボヘミアの醜聞
    花婿失踪事件
    赤毛組合
    ボスコム谷の惨劇
    オレンジの種五つ
    唇の捩れた男
    青いガーネット
    まだらの紐
    技師の親指
    花嫁失踪事件
    緑柱石の宝冠
    ぶな屋敷

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    2019年01月22日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    今読んでも、ほんとうに傑作ぞろいのすばらしい短編集。とくに赤毛組合は、みごとですわ~。
    これ、「ストランド誌」に掲載されていた当時の熱狂を想像すると、ちょっとテンションあがる。しかもドイルはものすごい速筆だったらしく、こんな完成度の高い短編をほんの2週間かそこらで書いていたらしいんですよね(というのは、ほかの本で読んだ。)

    子どものころポプラ社版のホームズを片っ端から読んでいた記憶はあるものの、ちゃんと発表順にしらみつぶしに読んだわけではないので、この機会にちゃんとぜんぶ読んでみようと思います。つぎは「帰還」かな?(ちがった。回想だ。)

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    2018年07月30日