アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧

  • 四つの署名

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    小学生の時にシャーロックホームズシリーズにハマって何度も読んだ。しかしそれ以来なかなか読み返すこともなく、本棚の隅にずっと並べていた。
    訳者の日暮さんはシャーロキアンと聞いていたので、期待して読んだところ当たりだった。
    読みやすい訳文、充実した注釈、多くの画家による挿絵。装丁もおしゃれでとてもいい感じ。
    久しぶりに読んだ感想としては、こんなにスピーディーな展開だったのか、と驚いた。長編と言っても短い作品の中に、ワトソンの懐中時計からの推理、ホームズのコカインや事件解決に対する考え方、ワトソンの恋と婚約、当時のイギリスとインドの関係など面白いところがたくさんある。

    そしてホームズは引用をめっち

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    2021年10月20日
  • 失われた世界

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    シャーロック・ホームズの作者、コナンドイルが書いたSF小説。

    メインキャラクターのチャレンジャー教授が、『羊をめぐる冒険』の羊博士や『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の博士に似てるよなと思ったが、言うまでもなく、こちらが元ネタなのであった。

    彼を含め、主な登場人物のキャラクターが明確で(いわゆるキャラ立ち)、みんなが愛おしく思える。そういう点でも良い小説。

    ハラハラする冒険譚で、途中から読み進む手が止まらなくなった。

    どうやって話を終わらせるのかと思ったが、最後まで驚かせ、笑わせてくれる。流石の手練れという気がする。

    野蛮な殺戮場面や人種差別的記述もあるんだが、一番かわ

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    2021年10月03日
  • 四つの署名

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    小学生の時以来だけど、その時はポプラ社の翻案ものだったので、原作は初めて読んだことになる。全然覚えていなかった… ホームズの長編は探偵小説というよりは冒険小説なのよね。歴史小説を書きたかった、という片鱗も見えて興味深い。
    ホームズの観察でわかるところはここまで、で、動機やここに至るいきさつは当人の述懐で、とはっきりしているのは明快で潔い。
    訳もこなれていて、注釈もちょうどいいくらいの分量で読みやすかった。

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    2021年09月27日
  • ドイル傑作集(I)―ミステリー編―

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    シャーロック・ホームズシリーズはまだ読んだことがないのですが、シャーロック・ホームズ不在のコナン・ドイルワールドも面白いと思います。ただ、オチがわかりづらい作品も入っているので注意して下さい。

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    2021年09月20日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    初めて読むミステリーの名著だったのでミステリーの作法は分からないが、ストーリーとしてはよく出来ていたと思う。推理に至る描写も丁寧で、犯行についてとその動機となるストーリーが語られていて入りやすかった。

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    2021年09月14日
  • 四つの署名

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    シャーロック・ホームズ シリーズ 2作目!
    ワトスンとメアリー・モーストン嬢の出会い

    アグラの財宝を巡る4人の囚人とショルトー父と双子の息子、モーストン嬢の父親

    ホームズがコカインをしていたのに驚いた!

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    2021年07月31日
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】

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    短編集。「黄色い顔」が何回も読み返したくなる感じで好き。お兄さんやモリアーティとか魅力的な新キャラ出てるのに最後の事件では、もったいない。そりゃあ復活するよね。

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    2021年06月23日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    アニメ憂国のモリアーティを観て再読。さすがのおもしろさ。繰り返しオマージュ作品が生まれるわけだ。ワトソンが善良でとても好き。

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    2021年06月18日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    高校生の時に「そして誰もいなくなった」を前半あたりで読むのを挫折して以来の推理小説でした。
    気づいた時にはもうハマっていて、あっという間に読み終わりました。シリーズ第1作ということで、重要な設定が思っていたよりも詳しく書かれていました。

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    2021年06月13日
  • 恐怖の谷

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    シャーロック・ホームズの、4つある長編のうちの一つ。他の長編「緋色の研究」と同様に2部構成になっている。第1部が事件発生とホームズの推理、第2部で事件の背景にある過去の出来事が語られる。第2部にはホームズやワトスンが登場しないのであまり期待していなかったのだが、予想外に面白かった。実話を元にしているらしいが、これで1冊書けそうな話だ。

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    2021年05月09日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    単純に面白かったし、ワクワクした。第2部は今の時代ではきっと無理だろうなと思うけど、それも含めて興味深く読めた。
    テレビドラマのシャーロック・ホームズも見たいと思う。

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    2021年03月02日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    面白かった!
    でも1話目のボヘミアの醜聞は個人的にイマイチで読むのをやめようかと思ったけど、他の方の評価が高いので2話目以降も読んだら楽しかった、という感じ。この話はもう少し後半に出てきたら楽しめたはず。。。

    1話読むのに1時間もかからないけど、ひとつひとつの内容は濃くてハラハラドキドキ楽しめます。

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    2021年01月11日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    ホームズの鋭い観察眼に魅了させられました。

    どんなに些細な情報からでも、大きな可能性に変えていく事ができる。そんな勇気をくれました。

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    2020年12月26日
  • シャーロック・ホームズ全集3 シャーロック・ホームズの冒険

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    ありえないことを取り除くと、残ったものがどんなにありそうもないことでも、それが真実である
    『緑柱石の宝冠』

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    2020年12月16日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    色々ミステリーを読んできたもののこれまで読んだことがありませんでした。

    犯人の逮捕や謎解きの場面は思っていたよりもさらっとしていて、犯人の動機や過去についてが全体の2~3割の文章量で書かれていたのが印象的でした。
    殺人は勿論大罪ですが、ドイルは性善説なのかななんて想像したり。

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    2020年09月24日
  • 四つの署名

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    「緋色の研究」に続くホームズ長編2作目。メアリー・モースタン嬢から奇妙な出来事についての相談の受けるところから始まる。ホームズの名探偵ぶり、いろんな捜査方法、犯人を追い詰める場面など、冒険小説の要素もあって面白かった。
    「ぼくの頭脳は、停滞しているのが大きらいなんだ」「頭を使っていないと、生きている気がしない」など、頭脳的な刺激を渇望するホームズが印象的。ワトスンは意外とロマンチストなのかな。二人のキャラの違いが良い。
    訳者解説も良い。特にタイトル「四つの署名(The Sign of Four)」の和訳についての話が知れたのは良かった。

    ホームズは鹿撃ち帽がトレードマークだと思っていたけど、

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    2020年08月22日
  • 失われた世界

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    ・3回目の他県での読書会課題本!四国。
    ・課題本好きだなわたし。なんでだろう。
    あ、みんなの感想きくのがたのしいから?かな。論評ならいろんな人が書いてるだろうけど何がちがうかな。
    ・光文社古典新訳文庫ワクワクします
    ・めちゃくちゃ面白かった!
    ・特に翼竜をはじめてみたサマリー教授の反応。秘境の大地の描写。危険な夜の散歩!
    ・恐竜あんまり興味ないと思ってたけど読んでみたら興味湧いて書店で図鑑をみたりした。

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    2020年08月11日
  • ドイル傑作集(I)―ミステリー編―

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    ホームズシリーズがあまりに有名なので、それほど期待したわけではなかったが、予想以上のおもしろい。特に「50年後」は、題材より構成がよいと思った。2020.7.3

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    2020年07月03日
  • 四つの署名

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    ホームズシリーズ、翻訳がたくさん出ており選ぶのが難しかったため、表紙が好みだった角川版を順番に読み進めている。ここまで、表紙のイラストがえすとえむ先生によるものと気付いていなかった……通りで好みの装丁と感じるわけである。
    長編二作目ということだが、依頼人がワトスンの奥方になる人とは知らなかった。こんな序盤に登場していたのか。謎を解く、よりもホームズの危うさも感じさせるキャラクターがぐいぐいとページを進めさせてくれるのは相変わらず。汽艇のシーンなど、アクション要素もあり、動の雰囲気を存分に感じられるエピソードなのが心地よかった。

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    2020年04月28日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    初めてシャーロックホームズ。紆余曲折せずにスパッと真理にたどり着き、その後は確証を得てからの種明かしという様なストーリー展開に今のミステリー小説とは違う読みやすさを感じた。
    短編集となっておりどれも面白く、自分は5つのオレンジの種が一番の推し。
    コナンではシャーロックホームズはすごく崇められてるけど実際読んでみて、若干浮世離れしてるキャラクターであるなと感じた。ワトソンと同様に彼のこれからの行動や活躍に興味が湧く。ということで続編も読んでみたい。

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    2020年04月13日