アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧

  • 四つの署名

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    ネタバレ

    今回も面白かった!!
    ネタバレにするほどじゃないだろうけど、ロマンチックが過ぎるって話をしてた長編内で結婚するとは....。

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    2019年10月11日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    ホームズの「正典」を深町訳、駒月訳、日暮訳で1、2冊ずつ読んできた。どれも読みやすくておすすめ。駒月訳は、ホームズとワトソンの関係に思い入れを込めているところが諸処にうかがわれ、この日暮訳はさすがシャーロキアンという、こまやかな註がうれしい。
    ホームズって意外に悪の組織とかスパイとか出てくる話が多いのね。ドイルってもう少しあとの時代の人だったらスパイ物たくさん書いていたんじゃないかなと思ってしまった。表題作の「最後の挨拶」には第一次大戦の影が投げかけられている(これも日暮氏の解説より)。いろいろ感慨深い。

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    2019年03月24日
  • シャーロック・ホームズの事件簿(新版)【深町眞理子訳】

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     『事件簿』と聞いたら、中年から老境にかけての日本人シャーロッキアンは複雑な表情を浮かべること必至だろう。
     ホームズの冒険談は長編が4、短編集が5つ。9冊でコンプリートできるはず。……はずなのに、ミステリ好きが愛する創元推理文庫版では8冊しか揃えられない。新潮文庫版では10冊になってしまう。おかしな状況が長らく続いていた。
     というのも『事件簿』の版権を新潮社が握っていたため、他の出版社は出せなかった。
     創元推理文庫で8冊を揃えたシャーロッキアンは、しぶしぶ新潮文庫版『事件簿』を買った。これでコンプリートできるかと思えば、さにあらず。
     なんと、新潮文庫は他の短編集から少しずつ間引いた8編で『シャーロック・ホームズの叡智』なる日本独自の短編集を編んでしまった。
     『事件簿』から外れた短編は「ショスコム荘」と「隠居絵具師」。たった2つの短編のために『叡智』を買う羽目になった中学生の苦衷を察して頂きたい。残り6編は既読なのだ。
     いまの私なら「違った翻訳の味わいを楽しもう」、そうしたオトナの余裕もあるのだが、中学生が乏しい予算で買っている以上、文句の二つや三つ出てしまう。
     原作者の死後60年を経て、著作権が消失し、ようやく創元推理文庫版『事件簿』が上梓された。連載時の挿し絵も満載、シャーロッキアン感涙の一冊である。

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    2019年03月17日
  • シャーロック・ホームズ全集3 シャーロック・ホームズの冒険

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    緋色よりこちらから入るが良さそう。
    <収録作品>
    ボヘミアの醜聞
    花婿失踪事件
    赤毛組合
    ボスコム谷の惨劇
    オレンジの種五つ
    唇の捩れた男
    青いガーネット
    まだらの紐
    技師の親指
    花嫁失踪事件
    緑柱石の宝冠
    ぶな屋敷

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    2019年01月22日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    今読んでも、ほんとうに傑作ぞろいのすばらしい短編集。とくに赤毛組合は、みごとですわ~。
    これ、「ストランド誌」に掲載されていた当時の熱狂を想像すると、ちょっとテンションあがる。しかもドイルはものすごい速筆だったらしく、こんな完成度の高い短編をほんの2週間かそこらで書いていたらしいんですよね(というのは、ほかの本で読んだ。)

    子どものころポプラ社版のホームズを片っ端から読んでいた記憶はあるものの、ちゃんと発表順にしらみつぶしに読んだわけではないので、この機会にちゃんとぜんぶ読んでみようと思います。つぎは「帰還」かな?(ちがった。回想だ。)

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    2018年07月30日
  • シャーロック・ホームズ全集5 バスカヴィル家の犬

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    さすがシャーロック・ホームズシリーズの最高傑作と言われるだけあって、面白かった。

    特に、脱獄囚と謎の男を追跡するシーンと、ホームズの登場シーンは、シリーズ中屈指の名場面だとおもう。

    しかし、ワトスンは相変わらず暇すぎる。いきなり当日に依頼人と一緒にしばらく田舎に行ってくれと言われて、ワクワクとかドキドキとか、普通に仕事してる人なら絶対思わないですね。

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    2018年04月23日
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】

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    ネタバレ

    『〈シルヴァー・ブレーズ〉号の失踪』
    近く開催される予定の〈ウェセックス・カップ〉の本命馬である〈シルヴァー・ブレーズ〉号の不可解な失踪と、同馬の調教師ジョン・ストレーカーの惨死という事件です。馬が無事でよかった、調教師ストレーカーは卑劣だ、と思いました。

    『黄色い顔』
    ノーベリーに別荘を借り、しあわせに暮らしてきた夫婦ですが、あるときから夫は妻の秘密に悩まされることになります。夫の話を聞いていると、途方に暮れて苦しくもなりましたが、最終的にはやさしい、しあわせな物語でした。
    また、ホームズの“見込みは結果的にまちがっていたものの、事の真相だけははからずも明らかになる(p56)”、ホームズにとって“ノーベリー”という言葉が意味を持つようになった事件でした。

    『株式仲買店員』
    パイクロフトは、コクスン・アンド・ウッドハウス商会を解雇されてしまいますが、ロンドンでも最高に資金の潤沢なモースン・アンド・ウィリアムズで採用されることになります。しかし採用の手紙をもらったまさにその晩、ピナーという男がやって来て多額の給料で雇うと言い、パイクロフトは幸運に舞いあがります。
    この話にはやはり、裏がありました。犯人は同情できない、悪党でした。

    『〈グロリア・スコット〉号の悲劇』
    ホームランが大学時代に手がけた最初の事件の話です。“帆船〈グロリア・スコット〉号で起きた凄惨な事件の記録”と、“トレヴァー治安判事がこれを一読して、恐怖のあまりその場でショック死してしまったという、いわくつきのメッセージ”(p127)にはどんな関係があるのでしょう。トレヴァー氏はどうして船乗りハドスンに頭があがらないのでしょう。
    ホームズが“手がけた”と言えるのかはわかりませんが、今の仕事をするきっかけを知ることができてよかったです。

    『マズグレーヴ家の儀式書』
    奇妙な〈マズグレーヴ家の儀式書〉にまつわる物語です。歴代のマズグレーヴたちが見のがしてきたなにかを、利口者の執事ブランドンと、ホームズが見つけました。

    『ライゲートの大地主』
    ホームズが二ヵ月以上にわたる捜査の重圧から病床に臥してしまったため、ワトスンとともにヘイター大佐の住む田舎で療養することになります。しかし、侵入盗と、殺人事件が起きてしまい、ホームズも捜査に関わります。その結果、ホームズは以前と変わらない元気のよさになり、田舎で静かに静養するという計画は、ホームズにとって大成功でした。

    『背の曲がった男』
    バークリー夫婦が口論をした後、夫は息絶え、妻は気を失って倒れていました。とてつもなく奇怪で、わけのわからない事件でした。そして、“卒中の発作による死”という“まるきり単純な事件”(p271)でした。

    『寄留患者』
    ブレッシントンは、あるときから、何事か、何者かを極度に恐れているような、奇妙にそわそわした興奮状態がつづきます。そしてその後、ブレッシントンは自殺してしまいます。
    ブレッシントンが、医師パーシー・トレヴェリアンに投資し、ブルック街で開業させたという話もおもしろいですが、本筋とは関係ないのが意外でした。

    『ギリシア語通訳』
    まずシャーロックに兄マイクロフトがいるということ、そして彼がシャーロック以上に資質をそなえていることに驚きました。今回はそのマイクロフトから聞かされた一件の物語です。
    語学の達人であるギリシア人メラス氏は、月曜の夜にあらわれたラティマーに通訳がいると言われ、辻馬車に乗せられます。その後目隠しされ連れて行かれた先には、顔に絆創膏を貼られた男が脅迫されており、また謎の女性がいました。ワトスンの推理が的中していたのが意外で、自分にわからなかったのが少し悔しくなりました。

    『海軍条約事件』
    外務省にいるパーシーのもとから、イギリスとイタリアで結ばれたきわめて重要な秘密条約が書かれている灰色の巻き物が盗まれてしまいます。そのため彼は、脳炎をわずらい九週間も寝こみ、衰弱してしまいます。
    あまりにも証拠がありすぎたため、肝心な点が隠されてしまっていた事件でした。

    『最後の事件』
    犯罪界のナポレオンであるモリアーティー教授と、ホームズとのあいだにあった出来事です。彼らはつかみあいの争闘をし、取っ組みあったまま滝壺に転落したと思われます。
    モリアーティー教授は急に登場して急に去ってしまっていて、ドイルがホームズものと訣別したかった思いを感じました。でも私はやはりホームズが好きで、こんなにあっさりいなくなるなんて思っておらず、復活するとわかっていても悲しい気持ちになりました。

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    2018年03月10日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    ボヘミアの醜聞を読んで、あの女性に敗れたシャーロック
    ここから始まったのかと感動!
    あの女性との戦いは映画とかでよく描かれていたけど、本ではどんな風になっているのかは知らなかったので読めてよかった

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    2018年01月25日
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】

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    もはや説明不要なシリーズ第2短編集。

    収録は、
    ・〈シルヴァー・ブレーズ〉号の失踪
    ・黄色い顔
    ・株式仲買店員
    ・〈グロリア・スコット〉号の悲劇
    ・マズグレーヴ家の儀式書
    ・ライゲートの大地主
    ・背の曲がった男
    ・寄留患者
    ・ギリシア語通訳
    ・海軍条約事件
    ・最後の事件

    最後はモリアーティーと滝壺に消えるところまで。

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    2018年01月17日
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作

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    やっぱりもう一度最初からしっかりシャーロックホームズを読もうと決意して、河出文庫の訳詞がとても良いと聞いたので読み始める。
    やっぱり面白い!
    シャーロキアンが世界中に生まれるのも納得。
    名作はどんなに年月が経っても面白い。

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    2017年11月26日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    観察と推理というやりかたをするホームズが携わった事件をワトスンが記録した、という形式の作品です。“日常的な謎を扱っている作品が多い(p519)”です。

    『ボヘミアの醜聞』
    ボヘミア王家を揺るがした一大スキャンダルをホームズが解決しようとするのですが、ホームズが“あの女性”の機知の前に破れ去ります。まさかホームズが負けるとは、意外でした。

    『赤毛組合』
    赤毛の男子ならばちょっとした仕事で週給四ポンドもらえるという“赤毛組合”、質屋の店主に勧める店員、最初からとにかく怪しいです。奇妙で、重大な事件でした。

    『花婿の正体』
    結婚式当日に消えてしまった花婿は、血も涙もない悪党でした。こういった悪党は、許せません。

    『ボスコム谷の惨劇』
    マッカーシーという男が殺されます。状況証拠から、ワトスンやレストレード警部は犯人はその息子だと考えてしまいますが、ホームズは違いました。

    『五つのオレンジの種』
    五つのオレンジの種をK・K・Kから送られた伯父、父が次々と殺されます。自分のもとにも種が届いたジョンは、ホームズに相談に来ます。ホームズは犯人を見つけ、報復も仕掛けたのですが、謎が残ってしまい、もやもやする事件でした。

    『くちびるのねじれた男』
    ネヴィル・シンクレア氏がいなくなり、シンクレア氏が最後に目撃された部屋にいた物乞いヒュー・ブーンが捕らえられます。単純そうに見えながら、難問をつきつけてくる事件でした。

    『青い柘榴石』
    使丁(コミツシヨネア)が街で手に入れた鵞鳥の餌袋から、青い柘榴石(ブルー・カーバンクル)が出てきます。神々しい宝石だからこそ、犯罪の核心にも標的にもなるのです。
    クリスマスーひとを許す季節のため特に、ホームズの優しさが見えました。

    『まだらの紐』
    ロイロット家の姉は、死の間際に“まだらの紐”という謎めいた言葉が叫びます。その意味とは…。
    昔読んで忘れてしまった話も多いのですが、一番印象に残っていました。この事件が奇々怪々な様相を呈しているからかもしれません。

    『技師の親指』
    技術が親指をなくした事件です。“本来、親指のあるべき箇所には、毒々しく赤い海綿状のものが見えるだけ。(p349)”という描写には衝撃を受け、想像するだけで恐ろしく感じました。

    『独身の貴族』
    結婚式後の披露宴で、花嫁が消えてしまいます。不可解で奇妙な事件ですが、確かに、自然な成り行きなのかもしれません。

    『緑柱石の宝冠』
    民営銀行の頭取が、イギリスの高貴な方から担保として緑柱石(ベリル)の宝冠を預かりますが、その一角が盗まれてしまいます。宝冠を持って立っていた息子のアーサーが怪しまれますが、口を割ろうとしません。それには立派な理由がありました。

    『橅の木屋敷の怪』
    よすぎる給料を支払う家庭教師先に不安になりますが、やはり、背後には強力な動機がありました。家庭教師先のルーカッスルは恐ろしい人物でしたが、雇われたハンター嬢は独力で人生を切りひらいてきた強い女性で、惹かれました。

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    2017年11月20日
  • シャーロック・ホームズの事件簿(新版)【深町眞理子訳】

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    創元推理文庫のシャーロックホームズ新訳版も遂に完結。『冒険』以降、「この版を読んでいこう」と決めて7年。感慨もひとしおであります。

    100年前の物語ながらも、しっかりとしたキャラクター設定に、今読んでも新鮮なストーリー(あまりに有名であるため完璧な模倣はすぐバレるからか)。古典として楽しむ視点を準備せずとも充分に面白い作品でありました。

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    2017年06月11日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶【深町眞理子訳】

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    ライヘンバッハの滝から復活したホームズ譚12編の後、断続的に発表された短編が編まれたもの。表題作である「最後の挨拶」では、養蜂に明け暮れて晩年を送るホームズが、どうしてもと請われて乗り出す。『冒険』や『回想』で見られたアクティブなホームズとも、いよいよ本当にお別れが近いのだと思うと、感慨深いものがある。

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    2016年12月24日
  • 恐怖の谷【深町眞理子訳】

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    個人的評価としては、ホームズシリーズ屈指の最高傑作と思う。4作の長編のうち3作においては、後半でその犯罪にいたった経緯となる過去の出来事が語られるわけだが、その描かれ方に引き込まれる度合いが強烈で、谷にはびこる「恐怖」を共感させられる。これこそが、ストーリーテラーとしてのドイルの真骨頂と思う。
    一方の前半部分においても、伏線がきっちりと張られ、最後までにしっかりと回収され、宿敵モリアーティについても述べられており、探偵小説として申し分ない完成度を誇る。後世に与えた影響ははかりしれない。

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    2016年12月24日
  • シャーロック・ホームズの復活【深町眞理子訳】

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    ライヘンバッハの滝へと消えたホームズ。読者からの強い希望を受けて「バスカヴィル家の犬」で復活したホームズだったが、それは、ホームズが消える前の事件であった。
    が、本書では正真正銘ホームズが復活する!
    当時、駅の売店の本棚は、バーゲンセールの会場よりも凄まじいものだったという。それほどまでに渇望されていた短編を編んだ集成。
    ホームズが単独で事件の捜査を終えて戻ってくるときの様子をワトスンがみて、その捜査があまりはかどっていないようだ、という場面が初期短編集に比べて多いような気がする。

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    2016年12月13日
  • バスカヴィル家の犬【深町眞理子訳】

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    ホームズがモリアーティ教授とともにライヘンバッハの滝へと消えてから約7年ぶりに発表された本作。ホームズが姿を消す前の話という位置づけなので、完全復活というわけではないが、この時を待ち望んでいた読者は数知れなかったことと思う。
    他の3長編とは異なり、1冊まるごとホームズの活躍、という当時の読者の喝を癒すのに十分な作品だったろうことは容易に想像できる。

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    2016年12月04日
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】

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    「ホームズの冒険」に収録されている12編に続き、出版社から要請されてさらに筆をとった12編を短編集としたもの。当時、2作目の「ボール箱」が省かれ11編とされたが、本全集でも、「ボール箱」は『最後の挨拶』に収録されている。 なので、作品発表順にこだわって読むのであれば、「黄色い顔」の前に「ボール箱」を読まれたし。 ワトスン自身が共に事件に関わるのではなく、ホームズが語る事件をワトスンが記録しているという形の作品が混じってくるのが、ホームズとの別離を暗示しているようだ。
    聞きなれない訳語が出てくる。「合点承知」とか「よござんす」とか。。

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    2016年12月02日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    今なお読み継がれる古典的名作推理。
    ホームズは超人的能力によって事件を解決するのではない。そのような推理にいたった理由・根拠を全て最後には示し、決して当て推量や思い付きで推理を展開しているのではないことが分かる。毎年、夏の一冊にも選ばれるのは、ホームズ物語の中でも傑作といわれる作品が、この短編集に多く含まれているからであろう。

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    2016年11月21日
  • 四人の署名【深町眞理子訳】

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    ホームズ全集はこれまで多数の訳本が出ているところではあるが、創元の阿部訳からの改訳は深町訳で全60作を読破できる。
    ワトスンがホームズの推理法に驚いたときの「驚き桃の木だ」といった台詞等、その訳し方にむしろこちらが驚いた。
    「緋色の研究」に続く第二作ではあるが、犯人を追い詰めるのに、ホームズはかなり苦労する。現場に残される<四の符牒>という謎解き的要素と、最後の犯人追跡劇といった大衆冒険的要素の巧みな融合は、誰が訳したものであろうと、やはり傑作には違いない。

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    2016年11月14日
  • シャーロック・ホームズ全集9 シャーロック・ホームズの事件簿

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    ついに全部読み終えてしまったー
    初期の頃とは雰囲気は違うように思う。ライオンのたてがみなんかは、007映画にも使われそうなタネだし、影響を受けた作品は多いんだろうな

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    2016年07月25日