アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧

  • 四つの署名
    「シャーロック・ホームズ シリーズ」第2作の長編小説で「ホームズシリーズ」が人気を博す以前の作品。第1作「緋色の研究」1887年発表、第2作「四つの署名」1890年発表、ホームズ人気の火付け役となった月刊誌「ストランド」での短編連載開始が1891年である。
    前作でのホームズとワトスンの出会いから本作...続きを読む
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】
    本来なら「シャーロック・ホームズの冒険」から読みたかったですが、特に読む順番は気にしなくても良いかもと思いました。
    古い時代のものですが、そんなことも気にならないくらい面白かったです。
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    久しぶりに読んだシャーロック・ホームズシリーズ。やっぱり面白い。特に「瀕死の探偵」が好き。
    ホームズはもう引退していて、ワトスンが昔の事件を語るというスタイルだけど、二人の名コンビぶりは健在だ。ワトスンの「きみを助けることが、ぼくにとっていちばんの喜びであり特権でもあるんだよ」(161頁)は良い台詞...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作
    翻訳本は読みづらくて苦手なのですが、とても読みやすかったです。格調の感じられる訳し方なのに、すらっと読める。
    挿絵入り、注釈付きということで中身以外にも充実していました。翻訳者の方がシャーロキアンなので安心して読めます。

    途中で長々と主要人物以外の過去パートとなり、一瞬別の事件が始まったかと思いま...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ全集5 バスカヴィル家の犬
    シャーロック劇場版の予習で読みました。

    ワトソンにかなりフォーカスされていて読んでいて新鮮でした。
  • 失われた世界
    子供の頃に読んで以来、数十年ぶりに読んだが、意外に細部まで覚えていてびっくりした。それだけ子供心に強い印象を残す良作だったということだろう。報告会での翼竜の登場と最後のダイヤのくだりはやっぱりワクワクする。
  • シャーロック・ホームズの事件簿
    シャーロックホームズシリーズを読み始めたい!とふと思い立ちどれから読んで良いか分からずに手に取ったこちらはコナンドイルが亡くなる3年前に書かれた最後も最後の小説でした…笑
    映画やドラマは観ていましたが、シリーズものっていうそれだけでなかなか手を出せずにいましたが、こんなにもさらっと読み進められると知...続きを読む
  • 失われた世界
    8、9ページのような遊び心を見るだけで、いやが上にも期待は高まる。個人的には、どうでもいいように思われる部分(失礼)に力を入れることで臨場感を高め、「さあ、思う存分、楽しんでくれよ!」と言われている気分だ。

    ちなみに、「チャレンジャー教授」が調査隊を率いてと、あらすじには書いてあるが、実際のところ...続きを読む
  • 四つの署名
    緋色の研究に続くシリーズ2作品目。
    ホームズの危うい感じと、ワトソンのいいひとっぷりが印象的。この関係は永遠には続かないという雰囲気を感じる。
  • 四つの署名
    名探偵ホームズ2冊目。ホームズ暇でコカイン(薬中か?)。そんな時に彼を訪れた若い女性・メアリー・モースタン嬢。彼の父親が失踪してから10年、ある者から真珠が届き、その送り主から面会したいと申出。ホームズ、ワトソンと一緒に会いに行く。面会依頼はショルトーからであり、彼からメアリーの父親(モースタン大佐...続きを読む
  • 四つの署名
    小学生の時にシャーロックホームズシリーズにハマって何度も読んだ。しかしそれ以来なかなか読み返すこともなく、本棚の隅にずっと並べていた。
    訳者の日暮さんはシャーロキアンと聞いていたので、期待して読んだところ当たりだった。
    読みやすい訳文、充実した注釈、多くの画家による挿絵。装丁もおしゃれでとてもいい感...続きを読む
  • 失われた世界
    シャーロック・ホームズの作者、コナンドイルが書いたSF小説。

    メインキャラクターのチャレンジャー教授が、『羊をめぐる冒険』の羊博士や『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』の博士に似てるよなと思ったが、言うまでもなく、こちらが元ネタなのであった。

    彼を含め、主な登場人物のキャラクターが明...続きを読む
  • 四つの署名
    小学生の時以来だけど、その時はポプラ社の翻案ものだったので、原作は初めて読んだことになる。全然覚えていなかった… ホームズの長編は探偵小説というよりは冒険小説なのよね。歴史小説を書きたかった、という片鱗も見えて興味深い。
    ホームズの観察でわかるところはここまで、で、動機やここに至るいきさつは当人の述...続きを読む
  • ドイル傑作集(I)―ミステリー編―
    シャーロック・ホームズシリーズはまだ読んだことがないのですが、シャーロック・ホームズ不在のコナン・ドイルワールドも面白いと思います。ただ、オチがわかりづらい作品も入っているので注意して下さい。
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】
    初めて読むミステリーの名著だったのでミステリーの作法は分からないが、ストーリーとしてはよく出来ていたと思う。推理に至る描写も丁寧で、犯行についてとその動機となるストーリーが語られていて入りやすかった。
  • 四つの署名
    シャーロック・ホームズ シリーズ 2作目!
    ワトスンとメアリー・モーストン嬢の出会い

    アグラの財宝を巡る4人の囚人とショルトー父と双子の息子、モーストン嬢の父親

    ホームズがコカインをしていたのに驚いた!
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】
    短編集。「黄色い顔」が何回も読み返したくなる感じで好き。お兄さんやモリアーティとか魅力的な新キャラ出てるのに最後の事件では、もったいない。そりゃあ復活するよね。
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】
    アニメ憂国のモリアーティを観て再読。さすがのおもしろさ。繰り返しオマージュ作品が生まれるわけだ。ワトソンが善良でとても好き。
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】
    高校生の時に「そして誰もいなくなった」を前半あたりで読むのを挫折して以来の推理小説でした。
    気づいた時にはもうハマっていて、あっという間に読み終わりました。シリーズ第1作ということで、重要な設定が思っていたよりも詳しく書かれていました。
  • 恐怖の谷
    シャーロック・ホームズの、4つある長編のうちの一つ。他の長編「緋色の研究」と同様に2部構成になっている。第1部が事件発生とホームズの推理、第2部で事件の背景にある過去の出来事が語られる。第2部にはホームズやワトスンが登場しないのであまり期待していなかったのだが、予想外に面白かった。実話を元にしている...続きを読む