アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホームズの初登場作品。ホームズとワトスンの出会いと二人の最初の事件。
20年ぐらい前にシリーズ全作読んだはずなんだけど、すっかり内容を忘れてた。新訳だからか、記憶にあるよりも読みやすくなった印象。
海外古典ミステリーの素人探偵によくあるように、ホームズも自信家でちょっと偏屈で、なかなか自分の推理を口にしないんだけれど、ワトスン博士へのあたりがソフトなので、そんなに嫌な感じはしない。
犯人逮捕までを描いた第一部と、犯人の動機に関わる背景を描いた第二部との二部構成。
事件の背景については、現代の日本に生きる私たちにとっては現実味がなく正直理解しにくいところがある。
それでも、一人の男が少女を連 -
Posted by ブクログ
珠玉の短編集、でも思い出せない作品だけ読んでみると
ホームズもの書籍、数あるなかで、評判のよい本作を手に取りました。
シャーロキアンの手による比較的新しく読みやすい翻訳、解説がそれだけで本になるボリュームです。
小学生の頃二回位読んだはずの本作。
著名な作品はさすがにプロットもトリックも覚えています。
(赤髪組合、まだらの紐、ぶな屋敷)
しかし、忘れてしまっているものも少なくありません。
それだけをピックアップして読んでみました。
微妙な読後感。ひねり過ぎた状況と人間関係を説明して終わっているという凡作パターン。
(オレンジの種五つ、花嫁失踪事件、技師の親指、ボスコム谷の惨劇)
必然的に映像 -
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Posted by ブクログ
5年ほど前に購入して積ん読状態だった文庫本だが,明智小五郎のシリーズを読んで,ホームズも読みたくなった。12話の短編が収録されており,一気に読むにはストーリーは単調に思えて途中で疲れてしまい,休み休み読むことに。それでも,小学生の頃に子ども向けの翻訳を読んだりして,その内容や結末は概ね分かっていても,ホームズの謎解きは楽しめた。
19世紀イギリスと現代日本とでは科学技術だけではなく社会の制度も違っており,ホームズと同じ推論は今ではできない部分もあるが,見るだけじゃなくて観察することが必要というのは,現代でも通用する考え方だと思う。
なかなかシリーズのを続巻を書店で見つけられないが,見つけた -
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