アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「緋色の研究」に続くホームズ長編2作目。メアリー・モースタン嬢から奇妙な出来事についての相談の受けるところから始まる。ホームズの名探偵ぶり、いろんな捜査方法、犯人を追い詰める場面など、冒険小説の要素もあって面白かった。
「ぼくの頭脳は、停滞しているのが大きらいなんだ」「頭を使っていないと、生きている気がしない」など、頭脳的な刺激を渇望するホームズが印象的。ワトスンは意外とロマンチストなのかな。二人のキャラの違いが良い。
訳者解説も良い。特にタイトル「四つの署名(The Sign of Four)」の和訳についての話が知れたのは良かった。
ホームズは鹿撃ち帽がトレードマークだと思っていたけど、 -
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Posted by ブクログ
アンソニー・ホロヴィッツによるシャーロック・ホームズ作品『絹の家』を読んで、久しぶりに“正典”を読みたくなりました。
中学、高校の頃、ホームズものは全て読破していたので、それ以来。今回は、有名なシャーロキアンである小林司さん、東山あかねさんによる訳出の作品です。
もともとこの作品は『緋色の研究』と言うタイトルで知られていますが、どうやらその“研究”という翻訳は誤訳であるらしい・・・。“研究”のところは“study”なのですが、絵画の習作と同じ意味だとの事。
それと、文中、当時の世相についての注意書きがあります。注意書きもよみながら本文を読むと、理解が深まります。 -
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