アーサー・コナン・ドイルのレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作
    訳者の人たちのあれやこれやの話が面白いと思った。ある意味、シャーロック・ホームズを神とした宗教みたいなものがあってそれを中心に色々な活動が起こるという感じなのかな。
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】
    ドラマから入って今さら読みます!
    小学生のときに半分くらい読んだけどあのときは正直あまり理解できてなかったな。
    訳によって結構雰囲気違うから色々読んでみよう。

    ドラマのブロマンスぷりは半端ねぇ。
  • 四つの署名
    「すべての条件のうちから、不可能なものだけ切りすててゆけば、あとに残ったものが、たとえどんなに信じがたくても、事実でなくちゃならないと、あれほどたびたびいってあるじゃないか」

    新一が蘭に話したセリフが出てきてかっこよさに痺れた。ストーリーも冒険活劇的で面白かった。ホームズの推理よりも犯人の過去の話...続きを読む
  • ドイル傑作集(III)―恐怖編―
    傑作集は三冊ともおもしろかった。最後は恐怖編。「大空の恐怖」。ライト兄弟が有人飛行に成功したのが1903年だから、1910年頃に木製の単葉機で12,000m上空を飛ぶのは空想の産物なのだろう。他、「新しい地下墓地」「ブラジル猫」が良かった。少年向けに発行してもいける。2020.8.3
  • ドイル傑作集(II)―海洋奇談編―
    「J・ハバクク・ジェフスンの遺書」「あの四角い小箱」が良かった。が、途中で結末がなんとなく予想がついた。と、いうことは過去に読んだことがあるのかもしれない。2020.7.9
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】
    ホームズの初登場作品。ホームズとワトスンの出会いと二人の最初の事件。
    20年ぐらい前にシリーズ全作読んだはずなんだけど、すっかり内容を忘れてた。新訳だからか、記憶にあるよりも読みやすくなった印象。

    海外古典ミステリーの素人探偵によくあるように、ホームズも自信家でちょっと偏屈で、なかなか自分の推理を...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ全集3 シャーロック・ホームズの冒険
    珠玉の短編集、でも思い出せない作品だけ読んでみると

    ホームズもの書籍、数あるなかで、評判のよい本作を手に取りました。
    シャーロキアンの手による比較的新しく読みやすい翻訳、解説がそれだけで本になるボリュームです。
    小学生の頃二回位読んだはずの本作。
    著名な作品はさすがにプロットもトリックも覚えていま...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ全集7 恐怖の谷
    シャーロック・ホームズものは、学生時代にすべて読んだと思っていましたが、この作品は読んでなかった気がします。なんでだろ?

    実際にアメリカで起きた労働争議事件?を参考にしつつ、シャーロック・ホームズが関わる刑事事件の話に仕立てられています。ですが、解説にも書いてありましたが、他のホームズ作品と比べる...続きを読む
  • 失われた世界
    この作品以後、ロストワールド物というジャンルが確立。隔離された世界での、4人のキャラ立ちした冒険譚。100年前に書かれた古臭さはない。大英帝国的世界認識や英国紳士像の時代性は、これはこれで面白い。
  • バスカヴィル家の犬【深町眞理子訳】
    ホームズ長編。
    個人的には短編の方が好き。
    短編と比べて風景の描写などががっつり入ってテンポが悪く、ミステリ要素が薄い。
    あと、動物虐待じゃね?
  • シャーロック・ホームズ全集2 四つのサイン
    以前角川の新訳で読んでいるはずなのに全く展開を覚えておらず初読みばりに楽しんだ。
    犯行がなぜ起こるかにも必ず深いバックストーリーがあるのが面白い。
    前作の緋色の習作以上にホームズとワトソンのコンビ仲が深まっていて、二人の後を付いて一緒に冒険している気分だった。
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】
    はじめて読んだシャーロック・ホームズ。序盤、シャーロック・ホームズがいけすかない。相手をバカにして天狗になっている。これがキャラクターミステリーか、と思う。
    後半のユタ州のモルモン教の話は冒険物語で面白かった。

    解説が読んだのを後悔するくらいひどい。こじつけが凄まじい。読まない方がいい。
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】
    5年ほど前に購入して積ん読状態だった文庫本だが,明智小五郎のシリーズを読んで,ホームズも読みたくなった。12話の短編が収録されており,一気に読むにはストーリーは単調に思えて途中で疲れてしまい,休み休み読むことに。それでも,小学生の頃に子ども向けの翻訳を読んだりして,その内容や結末は概ね分かっていても...続きを読む
  • 四つの署名
    さすが新訳、読みやすい!
    コナン・ドイルの作品は、推理だけでなく、アクションシーンも多い印象。映画のイメージもあるかも。
    テンポが良く、はっきりと盛り上がりどころがあり、世界中で読まれるのも納得。
    個人的には、一章のホームズとワトスンの会話がとても好き。
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    わかりにくいかもしれないが、シャーロックホームズ最後の事件ということで、最晩年の事件を中心に書かれたシャーロックホームズモノである。
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作
    シャーロックとワトソン君の出会いと記念すべき事件第1号!
    翻訳がSHERLOCKっぽいなって気がした
    わたしはドラマばっかり見てるからそっちに引っ張られちゃうことが多いんだけど、緋色の〜ってこんな話だったんだね
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作
    中学三年になった娘が書店で購入してきて「これすごくおもしろかったよ!全巻そろえたい!」と薦めてくれた。
    子どもの頃に夢中になって読んだシャーロックホームズの世界に久々没入できた。

    第一話の最後ではホームズの推理は披露されない。
    第二話で事件関係者の過去が明かされ、ホームズの推理により事件の顛末が明...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    シリーズ物ということもありストーリー展開が読めてきてしまうのは致し方なし。
    最後の話は途中まで「これはシャーロックホームズか?」と思わせるような政治ものの異色作。
  • シャーロック・ホームズ全集8 シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    河出版。解説が面白かった。子供の頃読んだ話しも今になって、年代の解説がつくとまた内容が違って見える。
  • シャーロック・ホームズ全集7 恐怖の谷
    第1部「バールストンの悲劇」は子供の頃に読んだ記憶があるが、なぜか第2部の「スコウラーズ」の記憶がない。ホームズが登場せず、知らず知らずのうちに記憶から切り離してしまったのかもしれない。ホームズらしくないとはいえ、コナンドイルらしい驚きの展開があり、この第2部こそタイトル「恐怖の谷」のまさしく本編で...続きを読む