尾崎世界観のレビュー一覧

  • 母影(新潮文庫)

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    小学生ならではの文体
    風景とかのふとした日常から感じた小さい頃特有の語彙は、私の過去を思い出させるものがあった
    なんでお客さんはすぐ死ぬハムスターくれたんだろう
    って思ってたけど、そういうことだったんだな
    解説読んでやっとわかった
    お金持ちの女の子のお父さんがあの人って普通に読んでて気づけるんかな、聡いね

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    2024年04月28日
  • 泣きたくなるほど嬉しい日々に

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    ネタバレ

     ここ最近尾崎さんの小説を読んでいるが、全部ずっと良い。わたしが言葉にできない何かを代弁してくれているような、わたしが感じていたことはこういう風に言葉にできるのか、とか納得以上のものを与えてくれる、そんな居心地のよい空間。
     exあやっち、誰なのかとても気になってネットで調べてみたがあるライブでこのことを話してたという情報しか得られなかった(わたしもそのライブに立ち会いたかった)し、途中で野暮ったいような気がして調べるのを辞めた。音楽には演奏している本人にも聴くわたしたちにもそれぞれの物語があって、それを文字に通して知られたのはなんだか嬉しかった。
     アパートでの暮らし、住民で共有の洗濯機。そ

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    2024年01月18日
  • 母影(新潮文庫)

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    尾崎世界観さんの2作目にして、芥川賞候補作に選ばれた作品。
    前作『祐介』とは作風も文体も全く違う。そうなるのは主人公が小学生なので必然だが、それを書き切る表現力が凄まじい。

    ———あらすじ———

    小学校で独りぼっちの「私」の居場所は、母が勤めるマッサージ店だった。
    「ここ、あるんでしょ?」「ありますよ」
    電気を消し、隣のベッドで客の探し物を手伝う母。
    カーテン越しに揺れる影は、いつも苦し気だ。
    母は、ご飯を作る手で、帰り道につなぐ手で、私の体を洗う手で、何か変なことをしている――。
    少女の純然たる目で母の秘密と世界の歪(いびつ)を鋭く見つめる、鮮烈な中編。
    第164回芥川賞候補作。

    行き

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    2024年01月04日
  • 祐介・字慰

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    クリープハイプ・尾崎世界観さんの、まさにエピソード・ゼロ。
    何をやってもうまくいかなかった頃の物語を、五感フルマックスで、緻密に綴っている。
    エッセイではないので全て事実というわけでないけれど、退廃的で強烈な出来事ばかり。

    ———あらすじ(公式より)———

    「俺は、俺を殴ってやろうと思ったけれど、どう殴っていいのかがわからない。」

    スーパーでアルバイトをしながら、いつの日かスポットライトを浴びる夢を見る売れないバンドマン。ライブをしても客は数名、メンバーの結束もバラバラ。恋をした相手はピンサロ嬢。
    どうでもいいセックスや些細な暴力。逆走の果てにみつけた物は……。
    人気ロックバンド・クリー

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    2023年12月26日
  • 母影(新潮文庫)

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    付箋を貼りたくなるシーン、表現の連続だった。小学生の少女には母がカーテンの向こうでやってることが何かいけない事なんだとわかっている。そんな母に対する感情に折り合いをつけ愛情を求めるようとする少女の健気さが読んでいて辛かった。

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    2023年11月29日
  • ご本、出しときますね?

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    本の内容はもちろん面白かった。
    それ以上に読んだことがない作家さんをたくさん知ることができたし、紹介されており本の中に読んでみたいものもたくさんあった。

    たまには意識的に新しい作家さんを開拓しないと読むものが偏っちゃうから。

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    2023年11月19日
  • ご本、出しときますね?

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    小説家の方々の独特な頭の中がとても面白い。聞き手の若林さんの面白さと相まってテレビ観といたら良かったー!と悔しい気持ちでいっぱい。またやってくれたらいいのに。

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    2023年09月22日
  • ご本、出しときますね?

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    オードリー若林さんと作家さんの対談のような感じで進むテレビ番組の書籍化。 作家さんってなかなか面白い人がたくさんいるものだなと感じられるし、心の中はちょっと黒い人が多いのかなと。 そして、意外と作家さん同士って交流あるものなんだなと。

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    2023年04月16日
  • 泣きたくなるほど嬉しい日々に

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    こっから高3の読書記録(春休み)
    めっちゃよかった。
    クリープはなんか独特やからちょっと身を引いてたけど、読んでからすごい聞いてる
    一瞬で読める面白さやったけど、そんな簡単に終わらせたくなくて必死に引き伸ばしながら読んだ

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    2023年03月17日
  • ご本、出しときますね?

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    同名のテレビ番組の書籍版。対談番組なので普通の対談本として読める。内容は若林×小説家2人の対談。読んだことない人も多かったけどどの人も面白くてみんな読んでみたくなったし、小説家の皆さんのとがり方は自分とは違くて自分はやっぱ作家ではないな、とも思った。

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    2022年12月04日
  • ご本、出しときますね?

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    面白すぎてあっという間に完読。
    物書きの皆さんは日々何を考えてるんだろうって気になって仕方なかったので、得にしかならない!と鼻息荒めで読んだ。
    勉強になったのは、森鴎外の行き着いた哲学が
    【諦め】ということ。
    対談されていた作家さんの本や、処方された本など読みたい本が増えたので何を読んだらいいかわからない人にもオススメ。
    若林くん、佐久間さん、素晴らしい企画をありがとうございます。

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    2022年11月08日
  • 苦汁100% 濃縮還元

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    人間味に溢れていて、親しみやすいとは言えないけど、知れば知るほど好きになる。そんな人が書いた日記。
    現実よりも文学的であり文学よりも現実的な文体が、ただの日記とは違って一人の表現者としての魅力を感じる。
    弱い自分との葛藤の中で、それを許すような諦めとはまた違った感覚。ネガティブな感情に対して人間として感情的に包み込むような優しさとその優しさに纏っている言葉達に強く惹き付けられた。
    等身大の自分の許す心構えを教えてくれた作品でした。
    クリープハイプが好きでよかった。

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    2021年11月02日
  • 苦汁200% ストロング

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    「世界観」なる名前を初めてラジオで聴いた時。YouTubeのオススメで、FM802の春キャンソング「栞」を知った時。そして「苦渋200%」を読み終えた今。自分が描く「尾崎世界観」像が変わり続ける。良いよ。

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    2021年06月27日
  • 祐介・字慰

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    今をときめくバンド"クリープハイプ"俺はずっと追っかけてきた。周りに「俺昔からこのバンド知ってたよ」って胸を張って言えるくらい…。

    何かのインタビューやら、MCやらで知っていた話もあるけど、その裏側やその時の気持ちはここで初めて知った。
    相変わらず素晴らしい感性で素晴らしい言葉を使っている。
    それは小説だろうがクリープハイプの曲だろうが変わらない。
    ここまで(少しフィクションも入っているらしい)自分を切り開いてヒラメのごとく他人に曝け出せることは実は勇気がいることで、他人の目を気にするあまり尖り散らす気持ちも分からなくないし、当時の曲からその気持ちが痛いほど伝わってきた。

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    2021年02月08日
  • 苦汁100% 濃縮還元

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    私が想像していたミュージシャンの私生活というのは、とても怠惰でまったりと過ぎていき、ポツリポツリと曲作りなどをして日がな1日ゆったりと過ごしているのであろうと勝手に思い込んでいたが、それは全くの間違いだった!!

    雑誌の取材に、ラジオやテレビの収録、移動してライブに次ぐライブ。

    ライブの後にも取材の予定がパンパンに入っている。

    そしてまた次ライブに向けてのリハ。

    とても目まぐるしい毎日である。

    嬉しかったのは、2016年8月28日のスイートラブシャワーでのライブがとても良かったと書いてあった事!!

    この日私は最前で観ていたのです!!!!

    そして、手軽に持ち運べる文庫になって、202

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    2020年06月26日
  • 泣きたくなるほど嬉しい日々に

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    いや、気にしすぎだよ…と、凄いわかる…気にするよね…を反復横跳びのエピソードの数々。

    私の捻くれた学生時代を共にしたクリープハイプ。
    言葉選びが絶妙であっという間に最後のページ。
    面白かった〜。

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    2026年07月17日
  • GOAT Summer 2026

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    このボリュームでこの値段は安すぎる!!

    チャーハン偏愛おもしろかった!
    一番最初に気になって読んで、執筆者を知って驚き!
    ちょっと人と違う感性を持ってる人って、なんだか惹かれるんだよな〜。

    俵万智さんとコラボのページも良かった。
    サラダ記念日を読んでいるかのようだった。

    活版印刷を発明した当初のグーテンベルクは、
    ワクワクしたに違いない!
    書物を身近な存在にしてくれてありがとう!と伝えたい。

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    2026年07月14日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    面白かった!!!
    どちらにもイライラしながら読んでました笑
    大輔は素直に話せばいいのにとイライラ
    福にはさっさと別れればいいじゃんとイライラ
    こういうズルズルとした関係に縁遠い人生だったけどこういうこともあるんだなぁと楽しく読めました
    タイトル通り犬も食わないなぁと思いましたね

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    2026年07月12日
  • GOAT Summer 2026

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    前号より小説が特集のテーマに沿ったものが多い印象。エッセイでは角田光代のたこ焼き修行が面白かった。あとは腐れチーズ探しの旅とかチャーハンを箸で食べる話とか。

    小説は途中で読むのやめたやつはなかったけどめちゃくちゃ面白い!ってなったやつは少なかったかも。前号のレンジが40〜100点とするなら今号のレンジは60〜90点ぐらい。

    ◎=めちゃくちゃ面白かった。長編も読みたい
    ◯=面白かった
    △=頑張って読み切ったけど合わなかった/面白くなかった

    以下ネタバレあり

    △宮島未奈/ようこ蘇!平安部
    成瀬はあまり好きになれなかったから挫折するかと思ったけどなんとか読み切れた。もとの作品読んでないとキャ

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    2026年07月03日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    不器用な「ダメ男」大輔の視点を尾崎世界観さんが、神経質気味な女性福の視点を千早茜さんが描いた、共作小説。

    同じ日常を共有している二人の、まったく違う人生。

    わたしは福に「分かる!」と頷きながら読んだが、大輔の不器用さを理解するにつれて「男って‥」と、謎の涙が出た。

    主語が大きくなってしまうけど、この独特の不器用さって、多くの男性が持っているものだと思う。それをうまく表現することができる人もいれば、ものすごく苦手な人もいて、わたしはこれまでそのものすごく苦手な人に出会うことが多かった気がする。決して何も考えていないわけじゃなくて、ちゃんと考えているのに、思いやっているのに、それを表せない。

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    2026年07月01日