尾崎世界観のレビュー一覧

  • 転の声

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    舞台は、ライブチケットの転売が市民権を得ている社会。
    バンドのフロントマン以内右手は、不安に追い詰められ、
    自分達のチケットにプレミアを付けるべく、
    カリスマ“転売ヤー”に縋りついてしまう。
    「俺を転売してくれませんか」
    高額取引の痕跡をSNSで確認しては過剰に振り回される、
    尾崎世界観にしか書けない虚実皮膜のバンド小説にして、
    エゴサ文学の到達点。
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    芥川賞候補作、尾崎世界観小説三冊目。
    なかなかに

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    2025年01月21日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    きっとこんな日常あるなって、
    こういう生活してる人いるなって、
    なんでもない日常が続いてる世界が2つの視点から覗けて斬新な本でした!
    それぞれ分かり合えてない箇所が、それぞれの目線で見えるから、セットで一つのお話しなのが面白かった!
    あそこまで強く蹴散らせない私からしたら、思ってることをただ言葉で殴るのがすごいなあってずっと思ってたし、2人とも癖強いなあって思ってた笑
    得にならない本は嫌いじゃないし、好き!
    2人の他の小説がもっと読みたくなる本でした。

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    2025年01月20日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    しんどい恋愛。本当にタイトルの通り、犬も食わない男女の喧嘩、すれ違いが描かれている。めんどくさい女、癖の強い女が出てくる小説が大好物な私にとって最高の一冊。

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    2025年01月14日
  • 母影(新潮文庫)

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    ずっと前、子どもの頃

    人混みの中で突然心がざわつく感じ、
    会話してる相手の声が急に聞こえなくなる感じ、
    話の内容よりその人の靴が気になる感じ、

    を思い出した

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    2024年11月22日
  • ご本、出しときますね?

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    西加奈子さん、朝井リョウさん、加藤千恵さん、羽田圭介さんなど、多数の著名な作家さんとのトークがとにかく面白い。
    みなさん言葉選びが秀逸で何気ない話でも深さが出て思わず笑ってしまう。
    親交の深い若林さんだからこそ聞ける攻めた質問も多数あって興味深かった。
    いろんな作家さんの人間性が垣間見れる。
    マイルールやオススメの一冊などを紹介してくれていて、読みたい本も見つけらた。

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    2024年11月03日
  • 転の声

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    本当にTwitter、Xを読んでいるかのよう

    普段小箱でライブをしているけどフェスにも呼ばれるバンド、ファンのほとんどが女性客

    このバンドがどういうバンドか容易に想像できて苦しくなるリアルすぎる。

    自分の好きなバンドはこの世界だったら転売についてどんな方針で活動するんだろうって気になった

    プレミアに惑わされない人間でいたい

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    2024年10月26日
  • 泣きたくなるほど嬉しい日々に

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    自分の中のめんどくさいところとか
    細かいこと気にしちゃうところとか
    人に気遣うポイントとか
    あるある!こうゆうことある!って
    共感の嵐で、ニヤニヤしながら読んだ笑
    クリープハイプの曲きいてるみたいな文章で
    スイスイ読めちゃって、
    読書好きじゃない人にも勧めたい。
    そんでやっぱりクリープハイプ好!!!

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    2024年10月03日
  • 転の声

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    ネタバレ

    "プレミア"も"定価"も"無観客"も何かのメタファーなのかな。そこがなんだが漠然と、言語化できないけど分かるような気もするし、やっぱりよく分からないような気もする。それなのに、主人公の懊悩も、話の展開も、するする入ってくるし知ってるような感覚になる。
    無観客は仮想通貨みたいなものなのかな。コロナ禍のロックダウン中の一体感に例えるくだり、当時言いようのない価値を感じてしまったことを思い出す。あれの事なのか。

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    2024年09月20日
  • 祐介・字慰

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    生々しい…。わりとすぐそんな言葉をもらしてしまった。しかも、かなりグロめな生々しさ。でもなぜかやめられずに一気読み。
    彼の歌詞も生々しいなと思っていたけれど、無音の言葉の生々しさはよりダイレクトだった。
    どこまでまでがリアルでどこからがフィクションなのか分からないけど、顔や姿まで浮かんでしまってより具体的に映像がチラつくのも更に生々しくて、ちょっと困った。
    それでもなぜか気になって文字を追ってしまうのは、私はきっとこの人の言葉に惹かれていて、知りたいんだと思う。

    スピンオフも、「そこ!?」って思ったけれど、読み終わってよく考えてみたら、確かに!そこ知りたかったかも。

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    2024年09月10日
  • 苦汁200% ストロング

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    中身に品は少なめで年相応な感じ。
    読みやすい、気取ってない、わかる部分もあり想いを気軽に巡らせやすい。

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    2024年08月04日
  • 泣きたくなるほど嬉しい日々に

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    なんでもない日常でも、尾崎世界観の言葉で言語化されて、そんな日々も愛おしいと思えた。
    自分も考えてることを言語化して生きている証を残していきたいなあ。

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    2024年08月01日
  • ご本、出しときますね?

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    面白い企画。小説家2人とオードリー若林の鼎談。
    お互いへの質問、それぞれのマイルール、おすすめ本という流れで、読みたい本が増えた。
    村田沙耶香さんがすごく個性的で面白い。

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    2024年06月29日
  • 母影(新潮文庫)

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    ネタバレ

    小学生の視点で、分かることと分からないことが明確に書き分けられているのがすごいなぁと思った。

    お母さんがマッサージ店で働いている間、隣のベッドで待つ主人公。「言っていい?」とか「こわれたところを直す」とか、主人公が性的な施術を分かりきれてないところも、行為の生々しさを際立たせていた。

    「変タイマッサージ店」とか杏仁豆腐にハムスターのウンコ乗せられたりとか、あからさまにいじめを受けているのに、傷ついているように見えなかった。ハムスターが死んだときも。お客さんからお母さんに向けられる、蔑む視線以上に禍々しいものはないのかも。

    描写を小学生までにとどめることで、突き放しも引き寄せもしてもらえな

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    2024年03月03日
  • 母影(新潮文庫)

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    やっぱり幼い子供から見る世界は大人とは全然違う。
    カーテン越しで見る親の影の描写はお見事
    受験終わりです

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    2024年04月26日
  • 母影(新潮文庫)

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    子供が書くような文章と対照的に内容が重くて、読んでる間ずっと苦しかった。パキパキと表現される、お母さんを変にするそれはなんだったんだろう、、
    子供目線から書かれる周りの大人達の苦しみが濃くて、本当に辛くなった。お母さんが男の人と変なことをしてる、この意味が分からないところから段々と知っていく過程、本当に絶妙。
    子供の感じる汚さが本能的でゾワゾワするような感じ

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    2024年01月19日
  • 母影(新潮文庫)

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    こちらが思っている以上に、子供には感受性があること。しかし、その感受性の中にはやはり幼さがあることを様々な面で書いていて、考えさせられた。

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    2024年01月07日
  • 母影(新潮文庫)

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    星5だけど、登場する腐った大人(教師と政治家) が胸糞悪すぎてマイナス1。
    も一度。作品自体は星5!

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    2023年12月29日
  • 母影(新潮文庫)

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    尾崎世界観の世界観

    表現がおもしろい
    小学生の女の子の心の中
    うまく表現できないけど
    ふいんき伝わってくる
    みたいな。

    先生…クズすぎるよ…
    遅れてるってそういうことよな?
    言う?それ。
    ということはきっと子供も。
    いい大人に出会えますように。

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    2023年12月11日
  • 母影(新潮文庫)

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    子供の視点から描かれている本。

    尾崎さんだからこそ表現できる観音的な表現から何度も読みたいと思える本だ。

    幼いながらに母親の事を分かりたいでも分かりたくない。そんな気持ちも繊細に書いている。

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    2023年11月21日
  • 母影(新潮文庫)

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    なんだか尾崎さんらしい本でした。
    大人の成人男性が小学校低学年の一人称で、描写をしていくところに凄みを感じました。
    また、クリープハイプの楽曲で使われそうだなぁと感じる文章なども見られてファンの方は、一層楽しめるかなと。

    内容としては、少し重たいが我々が普段の物語で得るような活力や高揚感、幸せとは少し離れていて、普段読書を娯楽としている人たちの真反対に存在する、暗い日常をリアルに書いていました。
    少し気持ちは重くなるかもしれませんが、影を知ることで自分の生活がいかに恵まれているか、それを再認識できる本だと感じます

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    2023年11月05日