尾崎世界観のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ著者がバンドマンだからこそ、フェスの控室の描写・業界人とのやり取りの描写などの解像度が高い高い。
だからこそ、主人公の心情がどこまで「リアル」なのか気になる。ファンに対してこんなこと思ってるのかな?フェスで演奏してる時こんなこと考えてるのかな?とか色々考えてしまう。どういう立場の人として書いたのかなぁ。でもめーーーっちゃリアル。
チケットの転売の話とか、無観客ライブとかは、一周まわってわかるようなわからないような。
ただ。何に価値を置くのかを問い直しているところはすごいし面白い。
今って、えぐい見栄えのかき氷とか写真撮るだけ撮って全部残す人とかいるけど、もはや料理=食ではなく、違うことに価値 -
Posted by ブクログ
ネタバレ何度か親のそういった場面に遭遇したことがありますが、子どもの頃の親の性的な行為って強烈に残る。
子どもが大人になって「あれはこういうことだったのか」が繋がった時のなんとも言えない気持ち悪さ。
性的に大人になって数年経つので忘れてましたが、数年ぶりに思い出させられた作品。
しかも主人公の場合、親の相手は親が愛した人でも何でもなく、自分の担任や政治家、知らない汚い大人たち。これが数年後に理解できるようになってしまったとき、主人公は親のことをどう思うのだろうか。
気持ち悪いと思うならまだ真っ直ぐ生きれてると思うけど、
「うちの親おくれてるから仕方ない」と納得してしまうことが、一番最悪の結果。
けど -
Posted by ブクログ
ネタバレ声が出ず自分が作った曲さえ満足に歌えなくなってしまっているロックバンドのボーカルが主人公。
自分のバンドのライブチケットの売れ行き・手に入らなさ(プレミアがつく/つかない)をネットでえんえんチェックしたり、自分達に関する書き込みをネット上でえんえん追い続けたり、で、それに振り回されたり。
観客も入れずアーティストが演奏もしない「無観客ライブ」のチケットを買って、ライブに行かないことをプレミアとする発想が、持てるものの高慢さというか、高みに登って見物というか、斜に構えているというか、そういう今っぽいいやらしさ。
自分が小遣いを握りしめて一所懸命チケットを取ってライブに通っていた頃の心情も思