尾崎世界観のレビュー一覧

  • 青木世界観

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    ヤクルトスワローズの新GMに就任する青木さん。プロ入り前もプロ入り後も、意識を高くもって鍛錬をしていたことがわかりました。プロは厳しい世界。青木イズムを取り入れてヤクルトを蘇らせてほしいです。

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    2025年10月09日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    読ませるなあ、と思った。
    読み進めていくうちにもっと先が気になってくる感じ。
    「得をしない小説を書く」、尾崎さんが言っている通りの小説だった。

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    2025年09月30日
  • 転の声

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    第171回芥川賞候補作
    シンプルにこの本の著者、尾崎世界観をフロントマンとする“クリープハイプ”というバンドが好きだから手に取った
    手に取って気づいたが、この本も芥川賞候補作だったか、、、芥川賞はわからないんだよなぁと読んでみたら案外面白い

    転売が肯定された世界
    そして転売をされていることを表では叫び、影では喜ぶバンドボーカル
    さらには配信もない無観客ライブ

    チケット代を払って配信のない無観客ライブ、つまり何もないということ(?)が行われるのは一体どういうことなんだろう
    あんなに息巻いていたエセケンが急に連絡を取れなくなったのも謎だった

    ただ、エゴサで自分の価値を測るフロントマンの描写は

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    2025年09月23日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    ネタバレ

    犬も食わないどころか全力で逃げだすと思います。もっと言えばこれは恋愛小説ではなく、バトル小説。自分がこの状況だったら号泣しながら不戦敗を選びます。

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    2025年09月14日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    「言い過ぎやろっっっ!!」と何回も一人で突っ込んでいました(笑)
    だけどこの男と女の違い、もう生物そのものが違う感じ、おもしろく最後まで飽きずに読めました。
    経験上、こういうだらしない男にハマる女の人は
    どう頑張ってもだらしない人に惹かれてしまうイメージ(笑)

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    2025年07月18日
  • 母影(新潮文庫)

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    子供ならではの視点、あの頃、日常の、今思えばどうでもいい風景がひどく気になり心にずっと留まってた感覚が上手く表現されていた。彼女が大人になり母親についての全てを知る時が、どうか来ませんように。

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    2025年06月04日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    名付けて「花束みたいな恋をしなかった」
    一度もトキメキや楽しさがなくてダメな男とうるさい女でどっちもイライラしてるような文字列でページが埋められてる。でも男女ってこういうもんなのかな。スーパーとか蛇口とかロッカーとか虚構の小説なのにリアルなさりげない日常を装うせいで逆に鼻につく感じがなんか気になって流し読み。

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    2025年06月02日
  • 転の声

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    ネタバレ

    クリープ好きなので読めました。
    逆にクリープ好きではないと読むのはきついのではないのかなといった印象を受けました。
    不覚にも内容面に関しては把握しきれませんでした。
    ただ尾崎さんは理解されない、共感されない事に対して価値を見出している気がする。
    誰かが読むために作った本というような感じではないと感じた。
    尾崎さんの歌うことに対する苦悩に関しては、その事情を知っているファンからするとすごく伝わってきました。
    本読んでる間、なぜかライブに言っているかのような不思議な感覚がすごくあった。
    ただ、真実は本人にしかわからないから、知るよしもないけど、仮に“GITTYO”がクリープであると仮定すると、尾崎

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    2025年05月16日
  • 転の声

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    内容がイマイチわからなかった、不徳の致すところ

    終わり方はよく、
    ライブへの価値観や猜疑心の生まれてしまう現代、職業柄を感じた

    自分もバンドをやっているため、
    共感する点は多いが、
    無観客ライブの楽しさはわからない

    有観客は浸りたい、体に音を浴びたい、歌いたいという気がする

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    2025年05月14日
  • 転の声

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    ネタバレ

    転売ヤーの正当性を語ってくれるのかと思った。

    ミュージシャン側からみると何であれ自分のライブチケットが話題になるのは嬉しい。という気持ちを改めて理解できた。観客側でしかなりえないので、気付かされた。

    読み終えて、転売ヤーはやっぱり、悪なんだと思う。

    しかし無観客ライブってどういう理屈で正当性があるのか想像できなかった。どうしてそんなものにお金を出す気になるのか?流行りだとしても。理解できない。

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    2025年05月08日
  • 転の声

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    ネタバレ

    途中から禅問答のようにカオスになってきた。転売やライブについて、現役のバンドのフロントマンが書いてるからこそリアルに響いたりもする。思考実験みたくて面白い。読めないからこそ最高の読者でありプレミアムみたいなことを思わず言いたくなる。

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    2025年05月04日
  • 転の声

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    面白かった。野外大型フェスや全国ツアーでのステージから見える客席のようすやファンたちのSNSの呟きや、それに翻弄される有り様が生々しくてリアルだ。エゴサをしまくるのも、一時期ストレスで声が出にくくなったことも著者の実体験だと知って、設定はフィクションでも、つづられてる感情は著者が実際に感じたものとかなり近いものがあるんだろうと思った。
    作中のカリスマ転売ヤーの語る言葉はほとんど詭弁のようなものだけど、行けなかったライブにこそ無限の価値があるという話まではなんとなく理解できた。しかし無観客無配信ライブまで行ってしまうとほとんどギャグだ。

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    2025年04月22日
  • 泣きたくなるほど嬉しい日々に

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    人間臭くていいなと思った。
    美しい詩的な表現もあれば、くだらない下ネタもある。


    【人は、増えている時には鈍感で、今まであったものが減った時に敏感になる。「、」や「。」は真っ暗な夜道を照らす街灯だ。】

    文面で相手の心情なんてわからないのに考えてしまう。そんな気にしいな自分も嫌いじゃない。

    【なんとも言えないその気持ちが何か突き止めのが仕事。この「なんとも言えない」を確かめたくて表現している。】

    言葉では言い表せない気持ちを考え続けることはとても大切なことなんだろうな。

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    2025年04月20日
  • 祐介・字慰

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    クリープハイプの尾崎世界観の小説。

    デビュー作のようだ。
    芥川賞作品好きが好みそうな作品。
    私は芥川賞作品が苦手なのだ。
    ブンガクは苦手なのだ。

    とりあえず、最後まで読んだが、面白いという作品ではない。
    刺さるような作品でもない。
    ただ、尾崎世界観にしか書けない作品ではあった。

    星はギリギリ3つ。3.0としたい。

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    2025年04月10日
  • 母影(新潮文庫)

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    子供の視点で物語が進んでいくのに、描かれている内容はそれに相応しくなくて、苦しい気持ちになる。ただ子供の考えや感じたことが純粋で、母を愛していて、それが余計に苦しい。大人はだれも助けてくれない。そんな現実を突きつけてくる。きっとこの世の中もほとんどがそうなのだろうと考えさせられる。

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    2025年03月22日
  • 転の声

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    転売ヤー、プレミア、チケット自体の価値、無観客ライブ。興味深いテーマだけど二転三転して混乱してしまいよくわからず。

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    2025年03月22日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    タイトルの犬も食わないがぴったりなお話でした。恋愛のドキドキ感みたいなものは書かれてないのですが、もっと日常に隠れてしまった愛のようなもののストーリーです。男女の考え方の違いが段々出てきて、楽しく読めました。
    筆者が入れ替わっていくのですが、他の方が書いたストーリーを繋げていけるってすごいなと感心してしまいました。

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    2025年03月20日
  • 転の声

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    だいぶ難しい。これは作品と言うより私の問題であって、理解力・語彙力等すべてが足りませんでした。

    2025年始早々のクリープハイプのライブまえに読みましたが、尾崎世界観さんの下積み時代?のようなものの情景描写が素晴らしく、容易に想像出来ました。
    かなり刺さる。

    内容が難しいのでもう少し大人になってもう一度読みたいと思えました。

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    2025年01月14日
  • 転の声

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    クリープハイプが好きで読んだ。チケットの転売についてずっと思ってたことがあったから改めて考えさせられた

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    2025年01月13日
  • 転の声

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    ネタバレ

    著者がバンドマンだからこそ、フェスの控室の描写・業界人とのやり取りの描写などの解像度が高い高い。
    だからこそ、主人公の心情がどこまで「リアル」なのか気になる。ファンに対してこんなこと思ってるのかな?フェスで演奏してる時こんなこと考えてるのかな?とか色々考えてしまう。どういう立場の人として書いたのかなぁ。でもめーーーっちゃリアル。

    チケットの転売の話とか、無観客ライブとかは、一周まわってわかるようなわからないような。
    ただ。何に価値を置くのかを問い直しているところはすごいし面白い。
    今って、えぐい見栄えのかき氷とか写真撮るだけ撮って全部残す人とかいるけど、もはや料理=食ではなく、違うことに価値

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    2025年01月05日