尾崎世界観のレビュー一覧
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ネタバレかなり難しい。だけど持ち前の文章力により、なんとなく理解できて読めてしまう。不思議。
定価より高値で転売されるものは、つまりそれだけ求められているということ。本来なら疎まれるべき風習も、価値観が変わり、馴染めば許され常識となっていく。流行と承認欲求に流されればこうなる未来もあり得てしまう。
音楽は、特にライブは泥臭くあってほしい。あんたらの曲を、声を聴くためにここまで来たんだ。だけどこの考え方もいずれ、時代遅れになるのかもしれない。
すごい皮肉たっぷりな作品でした。以内の声は聞こえなくても届いてるよ。たとえ違くてもそう思わせてくれよ、あんたのファンなんだから。 -
Posted by ブクログ
やっと読み終わった。読むのに随分時間がかかった。
GOATはさらさのエッセイ目当てでmeetsを買った時に一緒に買って、先にmeetsを読んだんだけど、そっちもいまいち刺さらなくて、でも買ったからとりあえず最後まで目を通そうと思って最後まで読んだけどやっぱり刺さらなくて。
何だろう、テーマが「愛」だから合わなかったのかな。
50にして絶賛厨2病発症中なもんで「愛」というものがなんか説教臭く感じちゃって。
とりあえず収録された中では「違う海にいる」が一番心に残った。他人の新築の家で一番風呂泥棒(そんな発想がなかった。最高にクール)をすることに、思想を持って取り組む主人公がよかった。そして給湯器のリモコンのあの何とも言えない陽気な音が設定で消せることを知った。早速消した。ありがとう。麻布競馬場。 -
Posted by ブクログ
あなたのマイルールは?っていう質問が出演者にたいして投げかけられるのだけど、これが面白い。とても一般的なことを答える方もいれば、え?それってどういうこと?と答えるような内容もある。ただ、どの回答も、よくよく話を聞くと、なるほどそうか。と思う内容で、上っ面でなくきちんと腹に落としたマイルールがあることがすごいなと。
こうしたルールは最初からあるのではなくて、インタビューや内省の過程で形作られているんだろうけれど、きっと作家さんというのはそういう過程をごく自然なこととして普段からされているんだろうな感じたし、その過程と表出した事柄が、私の関心ごとなんだな。って気づけた。 -
Posted by ブクログ
新しい文芸誌
表紙可愛い。
キャラクター(表紙の子)可愛い
毎刊テーマが決まってる(今回は愛)
紙の本の価値について熟考されている。
紙という素材にもこだわっている
識字困難な人も読める対応をとっている
ジャンル多彩
投稿作家多彩
等々とにかくてんこ盛りに盛りに盛った体制に携わった人たちの鼻息が聞こえそう。
値段が510円ってのが安すぎて気になるけど、四方八方から手にとって貰えるような配慮なのかも。頑張って欲しい。
とにかくビックリするくらい沢山の作家さんが投稿してるのに驚いた。業界のことはわからないし、小説しか読まないけど売れっ子作家さんがずいずいと並ぶ様は圧巻。一月に数冊読む位の自分だけど、お、この人の本他にも読んでみようかな。とか、え、こんな物も書くのか。とか気付きはめちゃくちゃあった。あと合間に挟まれる座談会的なのも(例えば哲学とか)へーーみたいな腑に落ちあったり。作家さんによる短歌合宿とか(おもしろい!)モー色々がてんこ盛りの忙しい誌だったよ。巻末に識字困難者のための本についてがあってこれは興味深かった、シリーズ化されてるのかも、、、。
こういう鼻息荒い新しい文芸試、長く続くことを祈ります!!
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Posted by ブクログ
尾崎世界観さんの本は「泣きたくなるほど嬉しい日々に」に続いて2冊目。日記形式のエッセイ。
音楽や文章に対して、誠実で繊細で真面目に向き合っている姿が浮かぶいいエッセイ。母影もう買って積読しているので、いつか読みたいと思います。
以下付箋貼った所(ネタバレ含みます)
P189 10代の頃に対する言い訳と、懐かしさと、後はなんだ。神社みたいなものか。ここに来て、まだやれると、一番何者でもなかった自分に助けを乞うてるのか。
手にするまではあんなに求めて、手にしたら手にしたで捨てたくなる。あんなに望んだ未来だろう。
P202 サザエさんを見ながら、うどん。サザエさんって本当に凄いよ。あんなに堅苦しい、がんじがらめで亀甲縛りの、団鬼六系の家庭を見ていると身が引き締まる。息苦しくてしょうがなくて、今を頑張ろうと思う。