尾崎世界観のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
知っても苦しい。知らなくてもさみしい。
えも言われぬ母との距離感、自身でも気づいていない孤独。
歪んだ大人の世界。
傍観者として終始変な表情で読んでいたと思います。
切符に対する行動等 子供らしさを際立たせて
少女の立場をより際立たせる一方、
水や母に対する表現が文学的すぎて
「あ、少女の皮をかぶって大人が書いているな」と現実に戻る箇所もちらほら。
このあたりのすみわけは難しそうだから、素人がどうこう言える立場ではないけれど・・
汚い世界を汚れのない目できれいに表現した作品。
そして何よりも又吉先生の解説が芸術的すぎて、
余韻をすべてかっさらっていた。笑
又吉先生の作品も読んでみた -
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Posted by ブクログ
◆心に刺さったワード◆
⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
⚫強い心は強い肉体に宿る
◆読んでみたい本◆
⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
⚫世界の実相 -
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Posted by ブクログ
コロナ禍を生きるあなたへ贈る、もうひとつのパンデミック。
5人の作家さんによるアンソロジー♬
『腹を空かせた勇者ども』金原ひとみ ★3.5
コロナ禍の新たな日常を送る、育ち盛りの中学生、玲奈のもとにある日突然おとずれた「濃厚接触者」の知らせ。
『オキシジェン』真藤順丈 ★2.5
顔の見えない「ジェントルマン」の声に従い、反ユートピアの物語を紡ぐ男が企てる、脱ディストピアの叛乱。
『天国という名の猫を探して』東山彰良 ★3
死者は活発に人肉を求め、生者が死んだ様に隠れて生きる暮らしで、ぼくは飼い猫を探す旅に出た
『ただしみ』尾崎世界観 ★3
ただ街を映すだけのライブカメラは、嘘の