尾崎世界観のレビュー一覧

  • 母影(新潮文庫)

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    ネタバレ

    尾崎世界観というアーティストが書いたというだけで、どうなの?と嫌な偏見を持ってしまう自分がいたけど、読んでみたら普通に面白かった。
    そもそも自分が好きな町田康だってミュージシャンだし。
    本職が作家だけじゃない人が書くものに対して偏見を持つのはやめようと思った。

    性的なサービスをするマッサージ店に勤めている母親がいる子供の話で、どんどん悲惨な展開になっていくのかなと思って読んでいたけど、そこまで悲しい話という感じにならなかったのが個人的には嬉しかった。
    文章も子供目線で書かれているということもあってか、難しくなくてスラスラ読める。
    最後に分かるお金持ちの女の子のお父さんが、選挙ポスターの政治家だったという点と点が繋がるところも面白い(読んでいる時は気付かず、又吉の解説を読んで気付いた。なんて鈍感な自分)。

    性的なマッサージをする店で働く母親がいる子供の話というところからもう一歩先を読みたかった感もある。
    意外性がなかったというか、子供と母親の日常を越えてこなかったのが個人的に残念。
    でも、日常を淡々と描くのが純文学なのかなという気もする。

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    2026年07月21日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    福も大輔も好きじゃない。大輔が尾崎さんすぎる。クリープハイプの楽曲の空気感を小説にしたらこうなるんだろうなと思って読んでた。

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    2026年07月17日
  • 苦汁100% 濃縮還元

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    尾崎さんの世界を少し覗かせて貰って、表現したいことを少しだけ知れたのかもしれない。
    もっとこの人の作る音楽を聴きたいなと思った。
    繊細だし素直でそこがいいと思った。

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    2026年07月10日
  • GOAT

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    面白い作品、いまいち私には合わなかった作品、いろいろあって楽しかった。


    「嘔吐」がとてもよかった。
    本文に書かれていないところまで想像ができて、視点を移すことができて、面白かった。
    ただ、気持ちの良い話ではない。

    市川沙央さんの「音の心中」がよかった。
    痛み・ゆがみを描くのがうまい。

    対談が面白くない。

    「ポルト」の良さが全く分からない。
    読みにくい。
    苦痛だった。

    佐原ひかりさんの「出せなかった手紙」が切ない。

    「チキンピアノ」の描写にひっかかる部分が多い。
    言葉の繰り返しが多く、多少の矛盾した表現も含まれていて、気になる。
    それでも、最後はよかった。
    特別受賞作、なるほど。

    「そんなに好きってわけでもない友達」
    気持ちが悪い作品。
    つまらない人間関係。
    でも、心の隙や寂しさにつけこまれることって、多いよね。
    ちゃんと独りでいることができる、ということは、とても大切なことだよな、と再確認できた。



    【memo】
    ・ムカサリ絵馬(山形県)

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    2026年09月01日
  • GOAT

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    盛りだくさんなので、少しずつ、その時気になったところ、好きなところから読んでいます。
    二番目のアイスを教えてください と 山羊と七枚が好みでした。

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    2026年07月05日
  • 母影(新潮文庫)

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    生々しい表現が好きではないので頑張って読んだ。始終子供目線で進むがスラスラ読める。子供ならではの感性が子供っぽいと言うよりは生々しい。自分が子供の頃に思ったことを思い出した。嫌いでは無いけど好きなタイプの本ではない。でもよく出来ていると思った。尾崎世界観の頭の中がすごい。

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    2026年07月04日
  • GOAT Summer 2026

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    食というテーマは書き手にも書きやすくて、かつ読んでいても楽しくなる要素が大きかったんじゃないかなと思いました。
    普通に楽しい1冊でした。
    (たぶん愛とか悪とか美とかは書き手の裁量によるというか、処し方に激しく好みが出る概念だよねって思うので、読み手の好みに合致するとは限らず。かつ本来文筆業でない人には扱いしにくく…みたいな)

    気になっていた話題の『ファイア・ドーム』の特集もあって良かったです。
    ますます読みたくなりました。

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    2026年07月03日
  • 転の声

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    ネタバレ

    かなり難しい。だけど持ち前の文章力により、なんとなく理解できて読めてしまう。不思議。
    定価より高値で転売されるものは、つまりそれだけ求められているということ。本来なら疎まれるべき風習も、価値観が変わり、馴染めば許され常識となっていく。流行と承認欲求に流されればこうなる未来もあり得てしまう。
    音楽は、特にライブは泥臭くあってほしい。あんたらの曲を、声を聴くためにここまで来たんだ。だけどこの考え方もいずれ、時代遅れになるのかもしれない。
    すごい皮肉たっぷりな作品でした。以内の声は聞こえなくても届いてるよ。たとえ違くてもそう思わせてくれよ、あんたのファンなんだから。

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    2026年07月01日
  • 祐介・字慰

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    クリープハイプのボーカル、尾崎世界観が好きなので読んだ。

    物語が纏っている雰囲気は、鬱屈として暗くて、どこか不気味で気持ち悪い。ずっと気持ち悪い。
    けどそれが心地良いタイミングが、生きている中できっとあると思う。

    また、人間が持つ暴力性について考えさせられた一冊だった。

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    2026年06月19日
  • GOAT Summer 2026

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    にんじんだったりお茶だったり、紙へのこだわりが面白い。ただ紙とインクが同系色で、色の差があまり無い場合だとちょっと見にくい。

    気に入った話
    ◎霞を食べる 市川紗央

    紹介で気になった本
    ◎ 妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず 榎田ユウリ


    「ファイア・ドーム」 辻村深月 
    冒頭の部分だけなのに不穏な空気がすごく出ていて、すでに心に重くのし掛かるものがある。これは分厚い上下巻を読み切るのは辛そうだと思ってしまった。

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    2026年06月08日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    今まで読んできた恋愛小説のなかで一番嫌いで、一番自分に寄り添うものだった。
    男が男だったし、女が女だった。
    始終キレてたのは私はよくわかんなかった。

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    2026年05月06日
  • GOAT

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    新しい取り組みの再生紙
    読書バリアフリー
    UDデジタル教科書体の開発には頭が下がります。

    気に入った話
    ◎山羊と七枚 野崎まど

    広告で気になった本
    ◎誘拐ジャパン 横関大

    気になった台詞、箇所
    ◎違う海にいる 麻布競馬場
    「一番風呂泥棒に遭いました」

    ◎愛はどこから アフロ
    どこからが浮気か、の質問に答えた元カノに彼の友人と同じく「……すげえ」となった。


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    2026年04月04日
  • GOAT

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    やっと読み終わった。読むのに随分時間がかかった。

    GOATはさらさのエッセイ目当てでmeetsを買った時に一緒に買って、先にmeetsを読んだんだけど、そっちもいまいち刺さらなくて、でも買ったからとりあえず最後まで目を通そうと思って最後まで読んだけどやっぱり刺さらなくて。

    何だろう、テーマが「愛」だから合わなかったのかな。
    50にして絶賛厨2病発症中なもんで「愛」というものがなんか説教臭く感じちゃって。

    とりあえず収録された中では「違う海にいる」が一番心に残った。他人の新築の家で一番風呂泥棒(そんな発想がなかった。最高にクール)をすることに、思想を持って取り組む主人公がよかった。そして給湯器のリモコンのあの何とも言えない陽気な音が設定で消せることを知った。早速消した。ありがとう。麻布競馬場。

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    2026年03月25日
  • ご本、出しときますね?

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    あなたのマイルールは?っていう質問が出演者にたいして投げかけられるのだけど、これが面白い。とても一般的なことを答える方もいれば、え?それってどういうこと?と答えるような内容もある。ただ、どの回答も、よくよく話を聞くと、なるほどそうか。と思う内容で、上っ面でなくきちんと腹に落としたマイルールがあることがすごいなと。
    こうしたルールは最初からあるのではなくて、インタビューや内省の過程で形作られているんだろうけれど、きっと作家さんというのはそういう過程をごく自然なこととして普段からされているんだろうな感じたし、その過程と表出した事柄が、私の関心ごとなんだな。って気づけた。

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    2026年03月21日
  • ご本、出しときますね?

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    ネタバレ

    作家から入るのも良いものですなぁ。本を読んでみたくなった作家さんは村田沙耶香さん、海猫沢めろんさん、中村航さん、光浦靖子さんの4人。セクハラに寛容な村田さんは、だいぶん変な人ですね。角田さんは今までのエッセイからは分からなかった愛らしさで、見る目が変わりました。ズキュンときます。番組は終わってしまったようですが、一度くらい観てみたかった。若林さんの表紙につられましたが(そもそも若林さんが読書家だとは、初耳)予想外に良い本でした。

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    2026年03月18日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    ☆3.8
    男女2人で攻守交代しながら男女のそれぞれの視点、考え方が描かれてる
    男目線で書かれてなかったことが、女目線で書かれてあったり、
    口にした内容に隠された気持ちが、別の視点で書かれてたり、
    2人で書く良さ満載の本
    クリープハイプの歌詞みたいな言葉の選び方があるのが好きなポイント!

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    2026年03月18日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    ネタバレ

    得をしない小説。まさにそう。

    あ〜そんな時もあったな、とか人の恋愛はイライラする、とかあのヒステリックになられて逆に冷める感じ、とか

    食を楽しめない人とはその部分において一生わかりえないのだろうな

    セブンルールという番組が大好きだったんだけどあのVTRにあのスタジオの自由気ままなタレントたちの空気感が絶妙だった
    そこでちゃんと人として知った尾崎世界観を見たくなって手に取った一冊

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    2026年03月04日
  • 母影(新潮文庫)

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    小学校低学年の立場から語られる少ない語彙での理不尽な世界。少女の柔らかな語りが事実をオブラートに包みながらも読者に厳しくつらい現実を突きつける。又吉直樹さんの解説が凄い。

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    2025年12月27日
  • GOAT

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    新しい文芸誌
    表紙可愛い。
    キャラクター(表紙の子)可愛い
    毎刊テーマが決まってる(今回は愛)
    紙の本の価値について熟考されている。
    紙という素材にもこだわっている
    識字困難な人も読める対応をとっている
    ジャンル多彩
    投稿作家多彩

    等々とにかくてんこ盛りに盛りに盛った体制に携わった人たちの鼻息が聞こえそう。

    値段が510円ってのが安すぎて気になるけど、四方八方から手にとって貰えるような配慮なのかも。頑張って欲しい。

    とにかくビックリするくらい沢山の作家さんが投稿してるのに驚いた。業界のことはわからないし、小説しか読まないけど売れっ子作家さんがずいずいと並ぶ様は圧巻。一月に数冊読む位の自分だけど、お、この人の本他にも読んでみようかな。とか、え、こんな物も書くのか。とか気付きはめちゃくちゃあった。あと合間に挟まれる座談会的なのも(例えば哲学とか)へーーみたいな腑に落ちあったり。作家さんによる短歌合宿とか(おもしろい!)モー色々がてんこ盛りの忙しい誌だったよ。巻末に識字困難者のための本についてがあってこれは興味深かった、シリーズ化されてるのかも、、、。

    こういう鼻息荒い新しい文芸試、長く続くことを祈ります!!

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    2025年12月26日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    男性と女性の価値観の違いやすれ違いを感じることが出来る一冊でした。私が行動する時、少し考えてから動く癖をつけたい。

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    2025年11月25日