【感想・ネタバレ】苦汁200% ストロングのレビュー

あらすじ

震えているのは自分の声なのに、まるで他人事だった。
悔しさも悲しみも、なかなか追いついてこない。

クリープハイプ・尾崎世界観の赤裸々日記、絶頂の第2弾。
文庫版では、『母影(おもかげ)』が芥川賞にノミネートされ、情熱大陸に密着される日々を綴った2万字の書き下ろし最新日記「芥川賞ウッキウ記」を収録。
日常から溢れたすべての記録。

2020年12月25日

とある小説を読んでいて、
色んなことを思い出した。
それまで届かなかった事、
悔しかった事、
腹が立った事、
今まであたかも自分が
被害者であるかのように
振る舞ってきた。
でも、今回思い出したのは
加害者としての記憶だ。
都合良く忘れていた記憶が
蘇ってきて、愕然とした。
何気なく、確信的に、
自分は人を傷つけてきた。

※この電子書籍は2018年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「世界観」なる名前を初めてラジオで聴いた時。YouTubeのオススメで、FM802の春キャンソング「栞」を知った時。そして「苦渋200%」を読み終えた今。自分が描く「尾崎世界観」像が変わり続ける。良いよ。

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2021年06月27日

Posted by ブクログ

中身に品は少なめで年相応な感じ。
読みやすい、気取ってない、わかる部分もあり想いを気軽に巡らせやすい。

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2024年08月04日

Posted by ブクログ

苦渋200%の文庫版

追加された芥川賞候補の部分がまた良かった。
どこまで行っても尾崎世界観は変わらないとさえ思えた。

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2021年10月21日

Posted by ブクログ

日記を読むことで 彼の頭の中を覗けるのかなと思い読みましたが やはりというべきか わたしには到底分かりませんでした わからないということは好きだということだと思うので きっと これからも好きだなあ

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2021年09月03日

Posted by ブクログ

スキマ時間にちょこちょこ読み進めていたけど、とても日常的で好感が持てた。読んでいる最中に度々、文章をポツポツと書きたくなるような一冊だった。

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2021年06月10日

Posted by ブクログ

尾崎世界観さんの本は「泣きたくなるほど嬉しい日々に」に続いて2冊目。日記形式のエッセイ。

音楽や文章に対して、誠実で繊細で真面目に向き合っている姿が浮かぶいいエッセイ。母影もう買って積読しているので、いつか読みたいと思います。





以下付箋貼った所(ネタバレ含みます)





P189 10代の頃に対する言い訳と、懐かしさと、後はなんだ。神社みたいなものか。ここに来て、まだやれると、一番何者でもなかった自分に助けを乞うてるのか。
手にするまではあんなに求めて、手にしたら手にしたで捨てたくなる。あんなに望んだ未来だろう。

P202 サザエさんを見ながら、うどん。サザエさんって本当に凄いよ。あんなに堅苦しい、がんじがらめで亀甲縛りの、団鬼六系の家庭を見ていると身が引き締まる。息苦しくてしょうがなくて、今を頑張ろうと思う。

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

釆原うねはら 町屋良平 由規よしのり 吉岡里帆 やついいちろう 亀有のイトーヨーカドー お花茶屋 えいたいばし永代橋 ちょうちん提灯 たそがれたかこ 母影おもかげ 四条河原町よじょうかわらまち あの、相手が話し終わるのをじっと待っている姿が、MCバトルに於るチプルソと重なった。マイク片手に俯いて、相手の声に耳を傾ける侍のようなあの姿だ。 全盛期の吉見一起の如く、言葉がアウトローに吸い込まれて行った。

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2021年08月05日

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