【感想・ネタバレ】転の声のレビュー

あらすじ

【第171回芥川賞候補作】

「俺を転売して下さい」喉の不調に悩む以内右手はカリスマ“転売ヤー”に魂を売った!? ミュージシャンの心裏を赤裸々に描き出す。

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Posted by ブクログ

価値、プレミア、雑すぎる括りなんだなと。
集団心理の危うさ、人間の無意識の醜さのようなものを覗いてしまい、自分がその1部だと思うことが辛かった。

主人公の心情がこれでもかと言うくらい事細かに書いてあり、リアルな苦しみが息苦しい。自分に言われているような、自分が言っているようなそれは、共感ではなく、自分自身として主人公にのめり込ませるような力強さがあって、曲だけじゃなくて文章まで全部そのままかっこいいのかよって思う。



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2025年04月15日

Posted by ブクログ

著者自身が現役のバンドマンだからボーカルの心情とかライブの現場の描写とか物凄くリアルで…ライブに行きたくなるなあ、もちろん"定価"でチケットを買って。

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2024年10月25日

Posted by ブクログ

転売がある種プレミアという価値観となり横行する世の中で
声がうまく出せなくなったバンドマンが自分の声を転売してほしいと転売ヤーに提案する。

すごい名前の著書だと思ったらクリープハイプのボーカルの方だった。本当のバンドマンが書くライブや転売の見方や
チケットを買う側ではなく売る側の目線が面白くて「転売される」=「需要が上回る」という自己肯定感の指針に振り回される主人公の心境も面白かった。
転売の先にあるのが、選択する無観客ライブというもので
発端はあるアーティストのライブ中に死人がでる事故があって、彼女は沢山の命が集まってる事に怖くなった事だと書かれていて私達はライブに行くことによって本物のアーティストを「生きてる!ほんとに人間だったんだ!」と思う事が沢山あるが、こちらも人間で1つ命であって、沢山の命があのライブという形に集合してるんだなと改めて思った。
ラストはフォーカスされてるけど、まざまざとその事を書いてるような、そうでないような。冒頭の高速な展開からふと速度を落とした書き方の不思議なバランスのせいで、終わりがよくわからないなどういう事?とおもったけど、たぶんこれはどちらも生きてる人間で命ですよって話。

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

読む手が止まらない。読後はほとんど放心状態になるほど、私にとって衝撃作だった。とにかく描写がすごい。クリープハイプの楽曲にも通ずるような、独特の比喩がたまらない。展開は率直に怖かった。それはホラーということではなくて、人間の心理が恐ろしかった。パラダイムシフトに狂気の片鱗を見たような気がした。もう一回読みたい。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

音楽を取り巻く環境を、現実にそのど真ん中にいる作者が書くから説得力がありすぎる。トンデモ展開で笑っちゃうしパワーワード満載(カップル系転売ヤーには参った)でずっと笑いが止まらない。ライブシーンでの観客のノリや視線、野次など本人の思いが代弁されているのでは?との推察もできるし、いまのフェス飽和シーンの嫌なとこちゃんと描いてて終始楽しめました。評価高いのも納得です、素晴らしい。

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2025年08月28日

Posted by ブクログ

転売でチケットにプレミア付ける時代とか怖すぎる。私の世界も、チケット買ったのにあえて行かずに無観客にするのがエモいとかなったらどうしよ。てか主人公が自分のバンドメンバーに熱がないのが一番ヤバいよね。

というか物販売上が1番次に繋げるために大事なんだから、『転の声』的転売デストピアは来てはならないですよ……‼︎と戒める。

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2025年05月08日

Posted by ブクログ

著者のライブに行き、歌声にがっかりした経験があるので、思うように歌えない主人公と著者が重なり、自覚があったのかと想像して嬉しくなった。しかもそれを小説のネタにして昇華しているとは!と可笑しくもあった。
プロの転売ヤー団体が存在したり、無観客ライブムーブメントなどが巻き起こるユニークな世界観の中にも、バンドマンならではの生々しい描写もあり、予想以上に楽しめた。
著者の作品は「母影」やエッセイも読んだことがあるが、本作が一番、自分の興味と重なって好みだった。

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

***
【転の声/尾崎世界観】
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舞台は、ライブチケットの転売が市民権を得ている社会。
バンドのフロントマン以内右手は、不安に追い詰められ、
自分達のチケットにプレミアを付けるべく、
カリスマ“転売ヤー”に縋りついてしまう。
「俺を転売してくれませんか」
高額取引の痕跡をSNSで確認しては過剰に振り回される、
尾崎世界観にしか書けない虚実皮膜のバンド小説にして、
エゴサ文学の到達点。
************************************************

芥川賞候補作、尾崎世界観小説三冊目。
なかなかに評価の分かれる作品だと思う!
「よくわかんなかった」「難しすぎた」
「転売までは理解出来たが、無観客ライブが意味不明」
という意見もあったし、クリープファンの視点からも、
「こんな風に思われてるなんてと読んでて悲しくなった」等
書かれていて、読むのに覚悟がいる作品だと思った。
確かに読んでる間、ずっと息苦しかった、気がする。

えー…でも面白い…面白いというかすごい、すごい作品!
と、思ってたら、兵庫さんも同じこと言ってたあはは!
(兵庫慎司 →元ロッキング・オンの現フリー音楽ライター)

そして正直、音楽ファン、フェスやライブによく行く人、
多ジャンルやシーンの流れやファン層に精通している人、
実際に問題視されてたり嫌悪されてる行動や言動の知識、
SNS活用者じゃないと、理解困難な箇所が多いなと感じた。
(ディッキ族、地蔵、ワーキャー、ネットスラングも多数)

そして私は全てを網羅していると豪語出来る。笑
でも、だからこその苦しさと悲しさと恥ずかしさと哀れみ。
全部バレてる、尾崎世界観にはバレているんだ、と思った。
私はクリープハイプファンである。
尾崎世界観に向ける眼差しも愛情も愛憎も尊敬も羨望も、
押し付けも勝手な期待も絶望も、「可愛い」も、バレてる。
そして尾崎の想いも、今回でバレた、というか、知った。
全部が全部じゃない、たとえフィクションであろうとも、
以内は尾崎で、アイツはアノ人で、アレはアレだろうと、
どうしたって推測してしまうし、想像してしまう。
バンド側も。客側も。主催者側も。全部全部剥がされる。
それくらい、緻密に、事細かに、書かれている、痛い程。

正直、導入も長く、序盤もくどく、辟易するところもある。
なのに終盤畳み掛けるように事柄だけが淡々と記されて、
あっというまに終わる。あっけなく終わる。
でも、実際ネットの動きってこんなもんじゃなかろうか。
燃えて消えて、炎上鎮火、意見は二転三転、晒しと祭り。
善悪は一晩どころか一瞬で逆転、正義も悪も表裏一体。
こんなものにしがみついて、果たして音楽と言える?

最後の一ページ、それに全てが込められている。
尾崎が何より伝えたかったことであり、物語の答え。
全部が間違ってると分かってて読んではいたけれど、
最後にちゃんと救いが描かれていて良かったねえ…(誰目線)
お上手な歌や、カリスマ性や、流暢な喋りや、絶好調の声、
私達は完璧なステージだけを見たいわけじゃないんだよ?
そこには歌があって、音があって、生がある、
私はそんなライブが見たいし、そんなファンでいたい。
(とか思って悦に入ってる自分も、バレてんだどうせ。笑)

この本のサイン会行きたかったあああ(今更)

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2025年01月21日

Posted by ブクログ

本当にTwitter、Xを読んでいるかのよう

普段小箱でライブをしているけどフェスにも呼ばれるバンド、ファンのほとんどが女性客

このバンドがどういうバンドか容易に想像できて苦しくなるリアルすぎる。

自分の好きなバンドはこの世界だったら転売についてどんな方針で活動するんだろうって気になった

レミアに惑わされない人間でいたい

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2024年10月26日

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ネタバレ

"プレミア"も"定価"も"無観客"も何かのメタファーなのかな。そこがなんだが漠然と、言語化できないけど分かるような気もするし、やっぱりよく分からないような気もする。それなのに、主人公の懊悩も、話の展開も、するする入ってくるし知ってるような感覚になる。
無観客は仮想通貨みたいなものなのかな。コロナ禍のロックダウン中の一体感に例えるくだり、当時言いようのない価値を感じてしまったことを思い出す。あれの事なのか。

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2024年09月20日

Posted by ブクログ

承認欲求が転売のプレミアとして捉えられる世界の話。配信もない、バンドが舞台にもあがらない無観客ライブという破綻した形態に行き着くところが承認欲求の究極形ということか。そこまで非現実的とも思えなくさせるところがさすが現役バンドマンだし小説家としてもうまいと思った。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

第171回芥川賞候補作
シンプルにこの本の著者、尾崎世界観をフロントマンとする“クリープハイプ”というバンドが好きだから手に取った
手に取って気づいたが、この本も芥川賞候補作だったか、、、芥川賞はわからないんだよなぁと読んでみたら案外面白い

転売が肯定された世界
そして転売をされていることを表では叫び、影では喜ぶバンドボーカル
さらには配信もない無観客ライブ

チケット代を払って配信のない無観客ライブ、つまり何もないということ(?)が行われるのは一体どういうことなんだろう
あんなに息巻いていたエセケンが急に連絡を取れなくなったのも謎だった

ただ、エゴサで自分の価値を測るフロントマンの描写は終始リアルだった
というか尾崎世界観の現実なのではないかとも感じた

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2025年09月23日

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ネタバレ

クリープ好きなので読めました。
逆にクリープ好きではないと読むのはきついのではないのかなといった印象を受けました。
不覚にも内容面に関しては把握しきれませんでした。
ただ尾崎さんは理解されない、共感されない事に対して価値を見出している気がする。
誰かが読むために作った本というような感じではないと感じた。
尾崎さんの歌うことに対する苦悩に関しては、その事情を知っているファンからするとすごく伝わってきました。
本読んでる間、なぜかライブに言っているかのような不思議な感覚がすごくあった。
ただ、真実は本人にしかわからないから、知るよしもないけど、仮に“GITTYO”がクリープであると仮定すると、尾崎さんもそう言った目でファンのことを見ているのかなと少し寂しく思う節も少しあった。
ファンとしては、尾崎世界観の見てる景色を少しでも知ることができるっていうのはこれ以上ない幸せだけどね。
無観客ライブについてはちょっと意味がわからなかったです。申し訳ない。

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2025年05月16日

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内容がイマイチわからなかった、不徳の致すところ

終わり方はよく、
ライブへの価値観や猜疑心の生まれてしまう現代、職業柄を感じた

自分もバンドをやっているため、
共感する点は多いが、
無観客ライブの楽しさはわからない

有観客は浸りたい、体に音を浴びたい、歌いたいという気がする

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2025年05月14日

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ネタバレ

転売ヤーの正当性を語ってくれるのかと思った。

ミュージシャン側からみると何であれ自分のライブチケットが話題になるのは嬉しい。という気持ちを改めて理解できた。観客側でしかなりえないので、気付かされた。

読み終えて、転売ヤーはやっぱり、悪なんだと思う。

しかし無観客ライブってどういう理屈で正当性があるのか想像できなかった。どうしてそんなものにお金を出す気になるのか?流行りだとしても。理解できない。

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2025年05月08日

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ネタバレ

途中から禅問答のようにカオスになってきた。転売やライブについて、現役のバンドのフロントマンが書いてるからこそリアルに響いたりもする。思考実験みたくて面白い。読めないからこそ最高の読者でありプレミアムみたいなことを思わず言いたくなる。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

面白かった。野外大型フェスや全国ツアーでのステージから見える客席のようすやファンたちのSNSの呟きや、それに翻弄される有り様が生々しくてリアルだ。エゴサをしまくるのも、一時期ストレスで声が出にくくなったことも著者の実体験だと知って、設定はフィクションでも、つづられてる感情は著者が実際に感じたものとかなり近いものがあるんだろうと思った。
作中のカリスマ転売ヤーの語る言葉はほとんど詭弁のようなものだけど、行けなかったライブにこそ無限の価値があるという話まではなんとなく理解できた。しかし無観客無配信ライブまで行ってしまうとほとんどギャグだ。

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2025年04月22日

Posted by ブクログ

転売ヤー、プレミア、チケット自体の価値、無観客ライブ。興味深いテーマだけど二転三転して混乱してしまいよくわからず。

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2025年03月22日

Posted by ブクログ

だいぶ難しい。これは作品と言うより私の問題であって、理解力・語彙力等すべてが足りませんでした。

2025年始早々のクリープハイプのライブまえに読みましたが、尾崎世界観さんの下積み時代?のようなものの情景描写が素晴らしく、容易に想像出来ました。
かなり刺さる。

内容が難しいのでもう少し大人になってもう一度読みたいと思えました。

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2025年01月14日

Posted by ブクログ

クリープハイプが好きで読んだ。チケットの転売についてずっと思ってたことがあったから改めて考えさせられた

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2025年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者がバンドマンだからこそ、フェスの控室の描写・業界人とのやり取りの描写などの解像度が高い高い。
だからこそ、主人公の心情がどこまで「リアル」なのか気になる。ファンに対してこんなこと思ってるのかな?フェスで演奏してる時こんなこと考えてるのかな?とか色々考えてしまう。どういう立場の人として書いたのかなぁ。でもめーーーっちゃリアル。

チケットの転売の話とか、無観客ライブとかは、一周まわってわかるようなわからないような。
ただ。何に価値を置くのかを問い直しているところはすごいし面白い。
今って、えぐい見栄えのかき氷とか写真撮るだけ撮って全部残す人とかいるけど、もはや料理=食ではなく、違うことに価値をおいてるのよね。それに近い感覚。ライブ会場で音楽を楽しむ、その場限りのライブ感を楽しむ、同じアーティストを応援している者たちみんなで一緒に楽しむ、とかではなく、アーティストそのもの・ライブのチケットそのものに価値を置いて、チケットを持っていることにプレミアを感じる。そんな価値の転換って実際起こりえるんだろうか?

主人公がアーティストとして絶不調なのもひとつのポイント。
プロが失敗するというレア感に価値を見出してるファンもいるけど、以内にとっては失敗はレアなものではないんだよねぇ。
これも何に価値を見出すかというテーマに通じるのかなと思った。

個人的にかなり頻繁にライブ、フェスに行く人間なので、その界隈が舞台になっている小説でかなり楽しめた。
推しのバンドがいる人にとっては、面白い小説なんじゃないかなぁ。

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2025年01月05日

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今更、芥川賞候補? と思いながら読みました。この人じゃなきゃかけないかも、と思いながらも設定に違和感も…。

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2025年01月05日

Posted by ブクログ

だからこんな時こそ、会場の外に溢れた観客を想う。彼女をはじめとする、チケットを手にできなかったファンの清潔さにすがる。今やもう、会場にいる分はただの詰め物で、会場から溢れた分だけがファンだ。

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2024年12月29日

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下北界隈での実像と虚構と尾崎世界観感が入り乱れ、不思議な小説だった!苦渋100%、苦渋200%読後であり、文体の進化に驚き(エッセイと小説の違いはあれど笑)別本も読みたくなった
尾崎さんの喉と耳心配!末永くクリープ聴きたいです

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2024年10月22日

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歌詞 歌詞みたいな文章に思うのは先入観からかも知れません。尾崎世界観さんの世界観、聞き飽きたフレーズを敢えて持って来た訳ではなく、ただ思いついたままに書いてみました。町田康さんの小説も歌詞みたいだったなと思い出しました。これも先入観ですかね。

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2025年12月03日

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作品を読み進めている内に、頭に浮かんだのが何故か先日東京都心部を襲ったゲリラ豪雨の映像。
新宿大ガード近くで、マンホールの蓋が打上花火のように噴き飛んだり、地上の入口から雨水が流れ込んで、地下鉄駅の構内が水浸しになっている、あの映像です。
特にラスト前の、ライブ会場目掛けてファンが殺到するシーンは、あの制御不能と化した洪水のようでした

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2024年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ライブチケットの転売が当たり前の世界で音楽の価値がチケットのプレミアで評価され、音楽そのものが空っぽになっていく。前半は主人公の苦悩や思惑が書かれているけど後半は会話だけでどんどん進んでいくところや出来事だけの描写が続く場所があって違和感。だけどその書き方で主人公が周りの動きに取り残されて追い付いていけてない感じがでたかなと思う。下手くそなバンドが金とってライブで恥ずかしいステージを曝すのを見に来てんだろ?これでいいんだろ?なエンディングがカッコいい。

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2024年09月28日

Posted by ブクログ

題材は新鮮だし、途中まであたかもそんな時代のような気にさせる引きの強さだった。言い回しも尾崎さんって感じの世界観で面白かったけど、後半になるにつれ概念的な話になってきてどんどんついていけなくなった…

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2024年09月23日

Posted by ブクログ

尾崎さんが、昔のキーが上手く歌えないと言っていることは知っていた。その事から色々と派生して音楽業界の現状など話を膨らまして書いたのかな。
尾崎さんにしか絶対に書けない切り口だったし、小説にしても音楽にしても自分の思っていることを自分の言葉でここまで赤裸々に紡ぐのってすごい。絶対に出来ない事だよなって思う。だから尾崎さんの作る音楽に私は心が打たれます。勝手に自分を重ねちゃうこともある。
二十九、三十 という曲に何度も救われました。

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2024年09月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

声が出ず自分が作った曲さえ満足に歌えなくなってしまっているロックバンドのボーカルが主人公。

自分のバンドのライブチケットの売れ行き・手に入らなさ(プレミアがつく/つかない)をネットでえんえんチェックしたり、自分達に関する書き込みをネット上でえんえん追い続けたり、で、それに振り回されたり。

観客も入れずアーティストが演奏もしない「無観客ライブ」のチケットを買って、ライブに行かないことをプレミアとする発想が、持てるものの高慢さというか、高みに登って見物というか、斜に構えているというか、そういう今っぽいいやらしさ。

自分が小遣いを握りしめて一所懸命チケットを取ってライブに通っていた頃の心情も思い出された。
バンド側はあの頃どんなふうに思ってたんだろうか。

ネットの時代になって、ファンの反応がダイレクトにわかるようになって、昔よりつらいのだろうな。きっと。知らんけど。

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2024年09月14日

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