櫻井祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このような本を読みたかった。2100年の世界を大胆に予想する野心作。1900年の日本人が今の日本を創造することだに出来なかったように、今後の世界が闇であることにワクワクが止まらない。
21世紀を未だ若いアメリカの世紀と位置づけ、今後はアメリカを中心に世界が回るとしている。確かにアメリカが世界の覇権を握ったのは早くて1945、遅くて1989であり、まだ百年も経っていない。価値間によって力を激らせるアメリカは移民によってこれからも活力を持つ。アメリカの基本的地政学戦略では北米大陸及び海洋を握ればよいのであり、分裂するイスラム世界などテロの脅威ではあっても安全保障の脅威ではないという指摘はうなづける -
Posted by ブクログ
問題が発生したときに、そもそも根本原因を突き止めて対処するべきとは誰もが思うが、それがなかなか出来ない理由(障害)と、どのような思考法(検討すべき7つの質問)を紹介している。
上流活動(問題を未然に防ぐための活動、問題による被害を計画的に減らす活動)の成果はもどかしいほどわかりづらく、またそれによって「何かが起こらなかった」ことをどう証明するのか?という難しい問題がある。
確かに、問題が発生した後に、解決に向けて努力をした事は目に見える成果として評価されるが、「問題事前に発見して、発生しないように事前に予防した」事は目に見えないため、多くが見過ごされてしまう。
うーん。大いに反省すべき重大な事 -
Posted by ブクログ
世界に一つだけの花。
ポーターによれば、競争に対する正しい考え方とは、最高ではなく独自性を目指すこと。
・一位ではなく、収益を高める
・市場シェアでなく、利益を重視
・「最高」の製品で顧客をもてなすのではなく、ターゲットを絞り多様なニーズを満たす
・模倣ではなく、イノベーションによる競争
・ゼロサム競争ではなく、プラスサム競争
"NO.1にならなくてもいい
もともと特別なOnly one"
余談。
時を同じくして、ある有名ブロガー(ニコ生主)の動画を視聴。
偶然にも競争の“降り方”を論じた内容だったが、視点の違いは多少あれど、本質的にはポーターとほぼ同じ内容で -
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Posted by ブクログ
お客様の手元で問題が発生した場合、下流でその都度対処するよりも、その問題の根本原因を生み出している上流で解決する方が良い。
理屈ではわかっていてもなかなか実行されないこの話について、理由や方法論が緻密に言語化されているのが本書の特徴である。
なぜ上流で問題が解決されないのか?「そもそも問題を自分ごととして捉えていない」「問題を解決する動機やメリットがない」「他の問題よりも優先順位が劣後してしまう」というのが著者の言う原因だが、UXの下流に身を置くものとしては逐一納得できる内容となっている。
そこにメスを入れるには何が必要なのか、、、これからさらに上流に働きかけようと考えたとき、この本は非 -
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Posted by ブクログ
夫を亡くして、あまりにも辛くて、なにかないかと思って検索したらこの本があったので読んだ。
書いてある通りの心境で、「こうするといい」とかの方法論の前に、「同じ心境の人がいる」ことに安心感を覚えて心が癒された。
まだ亡くして1ヶ月なのでまだまだ次のステップとはいきそうにないけど、何かを楽しむことへの罪悪感は少なくなったと思う。
先日夫が生前お世話になった方々へ挨拶周りをしたのだけど、「彼は内緒で○○してたっていつも言ってた」「お小遣いが少ないって愚痴をこぼしてた」「最近ダイエットしてたの、あれが悪かったんじゃない?」と言われ、最悪だった。恐らく彼との思い出として言ってるんだろうけど、私への悪意 -
Posted by ブクログ
組織のマネジメントの分野ではさまざまな理論が流行し、リーダーシップ教育、目標管理などすっかり定着したものから、360度評価やタレントマネジメント、従業員エンゲージメントなど比較的簡単新しいものまで、いかに良い人材が求められているか分かる。
これらの主に欧米発祥の理論は、HBRなどで論文発表され、根拠のある主張として多くのビジネスパーソンに活用されている。だが、そもそもリーダーシップやポテンシャル、パフォーマンスはどのように測定できるのだろうか。
本書は、多くの組織マネジメント理論の前提を9つの「ウソ」として暴き、抽象化された人材ではなく具体的な個人として見ることで、本当のところを明らかにする。