【感想・ネタバレ】SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年12月11日

面白い。
答えのない問題に応えようとするときのその解決プロセスの一つとしてスプリントを紹介している。
ただ、仕事術ではないのでその点は注意されたし。
強いて言うなら「中断をさせないこと」が活かせるだろうか?

5日間一つの問題「だけに」複数人で挑み続けるということでジェネラリストの多い日本の大企業で...続きを読むは難しいが、要素要素については(例えばメモの仕方であったり、ブレーンストーミングへの批判であったり)十分生かすことができるだろう。

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Posted by ブクログ 2020年01月03日

単なるノウハウ本としてではなくスプリントという手法の背景を読み解けば、事業を最速で進めるためのエッセンスが詰まっていると思う。
締め切りを切って詰めることや民主主義的ブレストよりも個人ワークを重視すること、決定者が誰なのかを意識すること、専門家に聞くこと、設計が重要であることなど、仮にスプリントをし...続きを読むなくとも種々のワーク設計に役立つものと思われる。
電子書籍で買ったのはミス。紙で読んだ方が良いタイプの本だった。

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Posted by ブクログ 2019年05月02日

スプリントのやり方についてのhow-to本
このやり方では5日間ばっくりとスケジュールを開ける必要がある。
そのため実現するのはなかなか難易度が高そうではある。
しかし、同時にPJTに対しての課題感の大きさを問うという意味では現在チャレンジしても良さそう。

スプリントはアイデア版のデスマ。
いかに...続きを読む追い込んで、効率化して乗り切るかみたいな共通認識が事前にできてると良いかも。

一番大事なのは課題に対して
「本当に課題なのか」という問いと、「インサイトを取る必要があるのか」という問いに答えられるかだと感じた。

つまり1日目が一番大事なんだな。

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Posted by ブクログ 2018年04月25日

一年ぶりに読み返してみたけど、感想はやはり「最高かよ!」。デザインスプリントやってみたくて仕方ない!!

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Posted by ブクログ 2018年01月14日

月曜日から金曜日までの5日間で、試したいアイデアの絞り込みからプロトタイプの作成、顧客インタビューをしてフィードバックを得るまでをやってしまう「SPRINT」の手法を解説した本。これをそのままやってみるのはなかなか難しいけど、限られた時間で答えを出す、必要なところだけ作る、顧客の声を聴く…などなど、...続きを読む仕事に活かしていきたい考え方がたくさんあった。一回、何かしらの形でやってみたいなぁ。

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Posted by ブクログ 2023年06月09日

デザインスプリントのやり方。アイディエーションやユーザーインタビューのやり方が細かく書いてあってとてもわかりやすかった。実際の業務でどんなタイミングで実施するかは難しいが、知っておいてよかった。

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Posted by ブクログ 2021年07月31日

 1週間でプロトタイプを作って市場テストまでしてしまうという中々すごいことをしている。製造業にも使えるということであるが、実際のモノを用意することを考えると個別の機能とならざるを得ずシステム全体に適用するのはかなりの工夫が必要であり、やはりサービス向けの方法であると言わざると得ない。ただ、目標や課題...続きを読む、問題点、評価基準などをスピーディーに決め、その場で評価するというやり方自体は取り込めるかもしれない。また、時間の使い方、会議のやり方といった広い意味での仕事のやり方については参考にできる部分も多い。

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Posted by ブクログ 2020年12月12日

gvが駆使してきた秘密の黄金メソッド、全ての仕事を一気に終わらせる方法の本。
全体を通して、一般では議論とアイデア出し、様々な要素プロセスを行ったり来たりするために効率悪く疲れる部分を明確にルールで整理合理化したプロセスであると感じる。たしかにこれを行うとその時すべきことに集中できて効率あがりそう。...続きを読む

メモ
・問題を洗い出して、どの重要部分に照準を合わせるか決める。
多くのソリューションを紙にスケッチする。
最高のソリューションを選ぶ困難な決定を下し、アイデアを検証可能な仮設に変える
リアルなプロトタイプを完成させる
本物の生身の人間でそれをテストする。

・準備をする
スプリントの前に適切な課題とチームを選ぶ
時間と空間も必要。

まず外見整える。顧客接点となり、理解してもらうために重要。そこから逆算してシステム技術を考えられる。

・メンバー
決定者、財務専門家、マーケティング専門家、カスタマー業務専門家、技術ロジスティック専門家、デザイン専門家

・monday 目標を固める。終わりから始めるプロセスで長期目標を決定、課題のマップを作成。専門家からヒアリング。1週間で答えを出せそうなターゲットを選ぶ。
長期目標を30分で決める。野心と方針を反映したものであることが必要
・スプリントクエスチョンをかく。指針となるべき問い。仮説。
・マップ。単純なもの。顧客を中心的な要素とし、ストーリー仕立て。一言フレーズ、矢印、ボックスで構成。
役者を書き出す。完了を右端に書く。一言フレーズを矢印でつなぐ。シンプルに。20以内の構成で。助けを求めて完成させる。
☆どうすればメモを活用する。
 専門家から得られた情報から生まれた疑問、興味を言語化して付箋に。マップとも紐づける。どうすれば●●できるかという問いをメモで可視化するもの。機会や挑戦に目を向けられるようになる仕組み。
・ばらばらメモを整理する。
テーマごとにラベルをつけてまとめていく。丸いシールで投票する。一番役に立ちそうなどうすればの質問に無言投票する。
・ターゲットを決める。
初日の最後の仕事。最も重要な顧客と体験の最も重要な瞬間を特定する。
・tuesday 思考を発散させる。アイデアの組み替え、改良を図り、ソリューションをスケッチする。
・光速デモ
 ソリューションヒントになるサービスをリストアップ。3分間で光速にデモする。アイデアをホワイトボードに可視化し、その後のインスピレーションにつなげる。
・スケッチは抽象的なアイデアを具体的なソリューションに変えるための簡単かつ最速の方法。
メモ 貴重な情報を収集する
アイデア 落書き帳のようにソリューションを走り書き
クレイジー8 高速でバリエーションを考える
ソリューションスケッチ 3コマで全体像を。詳細を考える

・wednesday ベストを決める 
・見学、投票、議論、決定と進める
・ストーリーボードで流れを決定可視化する。 

・thursday 幻想をうくる。プロトタイピングのプロセス。時間かけて作り込むと改善する気がなくなってしまう。学習に必要最低限のものを最短でつくる。
・正しいツールを選ぶ
画面で見せるもの パワポ、ウェブサイト簡易作成ツール
紙で見せるもの キーノート、パワポ
サービス 台本と役者
物理空間 既存空間に手を加える
もの 既存製品に手を加える。画像で販促資料のプロトタイプ作成
・5つの係で分担
メイカー 構成要素を作成2人以上
スティッチャー 要素を違和感なくつなぎ合わせる。デザインルールを事前に説明
ライター 言葉を紡ぐ。文章をつくる
資産コレクター ネットやライブラリから使える要素をみつける。メイカーのサポートになる
インタビュアー インタビューの台本をかいておく

・Friday テストをする。顧客インタビューと学習を進める。タイムワープを経験する。市場投入前に顧客の反応を観察できるということ。適切な5人から多くのことを学ぶ。
・インタビュー
第一幕親しみを込めた歓迎。くつろいでもらう。
第二幕顧客の背景を理解するための質問。生活関心行動は何か。
第三幕プロトタイプを紹介する。設計したのは自分ではないと率直に意見をもらえるようにする
第四幕タスクと促し。簡単なもので自分で進めるか確認する。
第五幕簡単なでブリーフィング。振り返り。
・インタビュー熟達のヒント
温かくもてなす。自由回答式の質問をする。質問を言いかけて止める。好奇心思考でとりくむ。

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Posted by ブクログ 2019年02月06日

ワークショップと呼ばれているものの多くがこの本を参考にしているということがこの本を読んで分かった。

プロセス・マニア(オタク)の筆者ならではの良く考えられた手法が参考になるだけでなく、全体のつながりも見事である。

何度も読み返したい。

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Posted by ブクログ 2018年11月23日

スプリントとはアイデアをプロトタイプの形に素早く落とし込み、それを顧客とテストすることにより、短期間で重要な問題に答えを出す手法を言う。

月曜日 問題を洗い出す。どの重要部分に照準を合わせるか決める。
火曜日 多くのソリューションを紙にスケッチする。
水曜日 最高のソリューションを選ぶ。アイデアを...続きを読む検証可能な仮説の形にかえる。
木曜日 リアルなプロトタイプを完成させる。
金曜日 生身の人間でそれをテストする。

まず外見を整える。
決定権を持つ人を参加させる。
チームの人数は7人以下にする。

中断が生産性を急落させている。
典型的な仕事時間は10時から17時に設定する。そして5日連続でスケジュールを確保する。
また、デバイスは基本禁止。
ホワイトボードが思考力を高める。

終わりから始める。つまり、ゴールを意識し、長期目標を定める。そして優先順位を決める。
スプリントクエスチョンを考える。
*このスプリントでどんな質問に答えを出したいか。
*長期目標を達成するために、どんな前提が満たされなければならないか。
*プロジェクトが失敗に終わったとしたら、どんな原因が考えられるか。

マップを作る。
登場人物を書き出す。
完了を書く。
フレーズと矢印でつなぐ。
どうすれば〜できるか。というフレーズでメモを取る。そのメモをマップにマッピングする。
ターゲットを決める。

プロトタイプはファサード。つまり張りぼてで良い。プロトタイプにはキーノートなどのプレゼン用ソフトが向いている。

テストは5人が良い。というのが本書で示唆されている。

本書はスプリントの多くの事例と具体的な方法が記載されており有用である。
メンバーを集め、5日間集中して取り組む。プロトタイプを早く仕上げる。それをテストし修正する。ということを回す。

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Posted by ブクログ 2018年02月02日

最速こそが最高の問題解決方法だ!というこの本。

Google Venturesで実践されてる内容で、1週間でユーザーに触れてもらってフィードバック得るのが大切だよね。といった話。ザックリ振り返るとその一週間の過ごし方として、月曜に目標決めて、マップを作り、火曜にその内容をブラッシュアップ、水曜にど...続きを読むれが良いかをみんなで決めて木曜にモックを作って金曜にユーザーテストをしましょうという感じ。

実行するにはステークホルダーの調整などが必要ですが、実行できたらすごく効果ある内容と感じました。やっぱり作ってみて意見聞かないと分からないことが多いですよね、何事も。

元は洋書なので、よくわからないユーモアも多いです。
そこはスルーして、良書でした。イラストもわかりやすかったです。

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Posted by ブクログ 2017年12月29日

1週間(5日)でビジネスを立ち上げる。
ちょっとした工夫とメンバーの人選で実際にできる。
本書を読んでいるとビジネスを立ち上げる勇気が湧いてくる。
西海岸らしく、マックとiPadを前提としたプロトタイプの話も納得だ。
一つ課題があるとすれば、ベンチャーの場合人選が難しい。そして外部の人を5日間拘束す...続きを読むることができるのか?
でもフレームワークは間違いないです。

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Posted by ブクログ 2017年10月15日

目標設定からプロトタイプ、テストまで5日間集中で通すメソッド。これは読むだけでなく、実際にやってみないと、真の面白さが実感できないと思う。興味津々。

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Posted by ブクログ 2017年08月20日

GVのプロジェクトマネジメント方法―特に新規事業において―についてまとめた本。要は一週間で結論出しましょう、ということ。進め方は、月に目標設定、火曜に発散、水曜に決定、木曜にプロトタイプ作成、金曜にテストというもの。
深く感心するとともに、やれるケーパがないなぁ、と思ってしまう自分がいる、、、

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Posted by ブクログ 2017年07月18日

短期間に新しいプロダクト・サービスをlaunchするための新たなプログラムについて詳細を解説。実際やってみないと分からないことも多いのだけれども。

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Posted by ブクログ 2022年06月27日

グーグルなどで使われている仕事術「スプリント」について解説された一冊。スプリントとは、新しく事業を立ち上げたり、既存の事業を改善のためのプロジェクトの進め方であり、1週間(5日)でプロトタイプを作る超短期サイクルの業務プロセス(内容は結構複雑)。マッキンゼーやブルーボトルコーヒーなどで使われたようだ...続きを読む。プロジェクト進行の選択肢を増やしたい人にオススメ(プロマネ向き)。

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Posted by ブクログ 2021年01月03日

デバイスの禁止や、作業が中断されると集中が戻るのに23分かかるなど、ためになることが多かった。
また、マップの作成、メモや投票など、今の自分が使っていない、仕事をする上で有用な方法がいくつもあり有意義だった。
完成形を作らず、まずはプロトタイプで試してみることが重要だと学んだ。フィードバック・ループ...続きを読むが大事。

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Posted by ブクログ 2020年08月21日

GoogleやGoogleVC で活用されている手法で、いわゆるアイディアソンからのプロトタイプ作成+ユーザーの試作体験を5日間で行うもので、リーンスタートアップの手順を細かく具体化し、5日分のワークショップ形式にまとめたもの。新規商品開発から、EC展開、改善提案など、あらゆる新規プロジェクトの実施...続きを読むに応用できるのがウリ。一日一つ「目標を固める」「思考を発散させる」「ベストを決める」「幻想を作る」「テストする」を実施するだけ。この手の手法はいろいろあり、また新しいのが出てきたという印象だが、「最も重要な課題を定義して、まずそれに取り組む」「部屋全体をチームの共有の脳に見立てる」「一年先の失敗を想像し、原因を潰す」「How might we ?」など、新たな視点も学べた。本書ではブレストは時間がかかりすぎることや無責任になることから、大して意味がないと切り捨てている。ただ、個別に取り組んでいる時にはブレストが起きていると思うんだけどなあ。良い組み合わせができればより効果的になるのではと感じる。

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Posted by ブクログ 2020年05月05日

タイトルだけで購入した本。
実際の営業現場で1週間フルにSPRINTのプロセスを行うことは難しいかもしれないが、スピード感をもって課題を解決するためのヒントがある気がした。

【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
思考を発散させるためには、同業者の製品を研究しても大して役に立たない。最高のソリ...続きを読むューションの起爆剤になるアイデアは、異なる環境の似たような問題の解決策にこそある。

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Posted by ブクログ 2020年02月13日

とにかく今は、時間が限られすぎてる人よりも短い時間でやり切り成果を生み出すために、役立ちそうな本を求めて。時間術大全を読んでから、この本を。とりあえず読み始め、何かのプロジェクトを一週間で成果を出す方法だけど、何か取り入れられる手法はありそうか、まだわからない。

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Posted by ブクログ 2019年07月16日

仕事術の本。といっても個人ではなく7人単位が基準のチームを想定している。個人のスキルアップを目的としているなら不向き(自分がそうだった)。1週間(のうち平日の5日間)を日で区切って作業を効率よく進めていくというアイデアは面白い。終わりを見据えてそこに向かって余計な作業は省いていくといったスタイル。新...続きを読むしいアイデアや商品開発には有用だろう。自分の職務上現時点では使う必要はないと思うが今後チームを組む時とかに改めて読み直して取り入れたい。

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Posted by ブクログ 2019年04月14日

グーグルやグーグルベンチャーズで磨き抜かれた5日間のプロセス。大きな問題を解決し、アイデアを試し、より多くをより早く成し遂げられる。マップを作って対象を定め、解決策を形にし、一番を決定し、プロトタイプを作り、ターゲット顧客でテストする。

スタートアップの製品に向いてそう、と思いました。こうやって新...続きを読むしい製品が生み出されてきたのか。

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Posted by ブクログ 2019年01月24日

非常に微細なレベルまで踏み込んで、方法論が書いてある本

hmwメソッドや、進行役のコツなど、細かいレベルで悩んだ時にヒントを得るには良いと思った。

ただ、細かいが故、組織やテーマによる部分もあることは感じた

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

自称プロセスオタクのジェイクナップ氏の最速仕事術。「スプリント」、それはアイデアを素早く形に落とし込みテストすることによって5日間で重要な問題に答えを出す方法である。 googleのみならず、スラックやブルーボトルコーヒー、サヴィオークなど、成功を収めた企業たちが活用している。
1.問題の洗い出し、...続きを読む2.ソリューションスケッチ、3.ソリューション選択と仮説立案、4.プロトタイプ、5.テスト。5日間缶詰になってこれに取り組み、重要な課題に答えを出す。
スプリント自体が成功を保証するものではないが、Tipsは多いように思う。特に、新商品の開発において実績がある。

ー以下、メモー
日産のすごい会議のごとく、最速で最高の結果を得るためのメソッド。顧客からのフィードバックを早期に得ることが重要で、近年のアジャイル思想と近しい。
1回やってパッとできるようなものではなく、何度もやって自分なりに体系化していく必要がありそう。著者の中ではかなり整理されており、書籍になっているわけだが、書かれていないことの方が多いはず。要再読か。
本書冒頭「ワークショップの高揚感がさめると、ブレーンストーミングのアイデアは輝きを失っていた。」のあるある感。

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Posted by ブクログ 2018年10月21日

メール、チャット、会議の度に中断されながら細切れでなんとか確保した1週間で作業した成果と丸1週間割り込みなしで作業した成果の中身は違う。課題に対して選んだいくつかのソリューションを評価するためのプロトタイプ作りにもスキルが必要で、そこにはチーム力が活かされるのではないかと感じた。スプリントができるチ...続きを読むーム作りも重要。

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Posted by ブクログ 2017年12月10日

新しいプロジェクトのプロトタイプを1週間で回す方法を紹介している。
このメソッドはgoogleなどに代表されるインターネット会社などの実践を通して確立されたもので、本を読んでいてそのスピード感にわくわくした。
また通常SPRINTは1週間で行われるが、それ以上に意思決定者の参加が不可欠だということが...続きを読む強調されている。
日本だけではなく、ビジネスにおいて万国共通で重要な要素なのだということがよく分かった。

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Posted by ブクログ 2017年11月09日

なかなか1週間集中して時間をとったり、チームを作ったり、インタビュイーを見つけるのは難しいけど、ステップの刻み方は参考にしたい。

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Posted by ブクログ 2017年08月04日

工業製品が花盛りだったインターネット以前、市場投入が許されるのは完成品だけで不備や欠陥は瑕疵と直結する時代だった。それがインターネット以後はソフトウェア的な発想が根付き「バグはあるもの」でありアップデートで改修や機能追加や当たり前となった。その考え方がビジネスへも拡がり、完成度よりむしろスピードが重...続きを読む視される時代となった。

本書で紹介される「スプリント」はグーグルの手法であり、ITスタートアップで一般的なワークスタイルである。「ハッカソン」とも呼ばれる。初日に課題設定、2日目に解決策検討、3日目で意思決定、4日目にプロトタイプ開発、5日目にユーザーテストし、超高速で有用性を量る。(議論と調整に時間を浪費するどこかの国の政治家たちにも聞かせたいが)某世界的経営者が「数分考えて意思決定できない案件は何日かけても無駄だ」と話していたのだが、まさに体現した仕事術といえよう。

内容はいちいち過大広告気味な感は否めないが、書かれていることはシンプルで実行しやすくルールや手順も相当詳述されている。「キーノートでプロトタイプを作る」や「インタビューは5人で精度85%」などはスプリント流の最たる提案といえよう。まずは実践して体感するのが良いだろう。

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Posted by ブクログ 2017年06月24日

■感想
スプリントが出来たらいいとは思うが、関係者を5日間拘束することができない
一人スプリントと称して使えるエッセンスを実践するのが現実的だと感じた

■要約
5日間、関係者(7人以内)の時間を確保して企画からプロトタイプ作成、FBまで実施する
ブレストには効果がない。成功したアイデアは一人で考え...続きを読むた時に思い浮かんでいる
テストは5人まででいい。それ以上はROIが薄れる
話を聞く5幕構成
 親しみを込めた歓迎
 顧客の背景を理解するための質問
 プロトタイプを紹介
 タスクと促し
 簡単なデブリーフィング
みんなで言い回しを練らない

■行動
このウロジェクトは、半年・一年・五年後にどうなっているか?
 話合いは30秒から30分で済ませる
どうすればいいか、という観点からメモをする

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