Posted by ブクログ
2018年11月23日
スプリントとはアイデアをプロトタイプの形に素早く落とし込み、それを顧客とテストすることにより、短期間で重要な問題に答えを出す手法を言う。
月曜日 問題を洗い出す。どの重要部分に照準を合わせるか決める。
火曜日 多くのソリューションを紙にスケッチする。
水曜日 最高のソリューションを選ぶ。アイデアを...続きを読む検証可能な仮説の形にかえる。
木曜日 リアルなプロトタイプを完成させる。
金曜日 生身の人間でそれをテストする。
まず外見を整える。
決定権を持つ人を参加させる。
チームの人数は7人以下にする。
中断が生産性を急落させている。
典型的な仕事時間は10時から17時に設定する。そして5日連続でスケジュールを確保する。
また、デバイスは基本禁止。
ホワイトボードが思考力を高める。
終わりから始める。つまり、ゴールを意識し、長期目標を定める。そして優先順位を決める。
スプリントクエスチョンを考える。
*このスプリントでどんな質問に答えを出したいか。
*長期目標を達成するために、どんな前提が満たされなければならないか。
*プロジェクトが失敗に終わったとしたら、どんな原因が考えられるか。
マップを作る。
登場人物を書き出す。
完了を書く。
フレーズと矢印でつなぐ。
どうすれば〜できるか。というフレーズでメモを取る。そのメモをマップにマッピングする。
ターゲットを決める。
プロトタイプはファサード。つまり張りぼてで良い。プロトタイプにはキーノートなどのプレゼン用ソフトが向いている。
テストは5人が良い。というのが本書で示唆されている。
本書はスプリントの多くの事例と具体的な方法が記載されており有用である。
メンバーを集め、5日間集中して取り組む。プロトタイプを早く仕上げる。それをテストし修正する。ということを回す。