櫻井祐子のレビュー一覧

  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    タイトルは内容をミスリードしている。どでかい事を創造するのは、とにかくやってみる事が肝要、という楽観バイアスをタイトルから想像させるが、著者が伝えたいのはその全否定。
    プロジェクトマネジャーとしてのスタンスは、著者の主張に激しく同意する。
    残念だったのは、日本語訳がamateurなところ。同じ訳者の優秀な訳本を過去に読んできたので、何で?って思う。

    Think Slow, Act Fast
    ゆっくり考え、すばやく動く

    「見たものがすべて」だと、つまり必要な情報や知識がすべて手元にあると思い込んではいけない

    1.マスタービルダーを雇おう
    2.よいチームを用意しよう
    3.なぜ?を考えよう

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    2025年01月25日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    タイトル通り巨大プロジェクトの例が多い。しかし、プロジェクトの規模にリスクとリターンが比例するだけであって、中小のプロジェクトでも計画通りにゴールにたどり着くためのポイントは同じである。
    自社のこれまでを思い返して深く頷いてしまうような金言が多かった。

    〈学びのポイント〉
    ・ゆっくり考え、すばやく動く。
    ・マスタービルダーを雇う。百戦錬磨には千金の価値。
    ・政治的影響と心理的影響がプロジェクトの始動を急かす。都合の良い見積もりをさせる。
    ・ITプロジェクトはファットテール。
    ・バイアスを排除するために、独自性バイアスにとらわれず、過去のケースを参考にする。
    ※参照クラス予測法(RCF法)

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    2025年01月25日
  • イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

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    2025年
    作品 No.2

    いやーハッとさせられた。
    自分のことをもう一度見つめ直そう、家族や友人との時間をもっと持とう、そしてその時間を抱きしめようと思えた。しかしだからといって、仕事はどうでもいいのではなく、いまの仕事にもっと真剣になり、さらに自分の人生の目的を叶えるような仕事をしようと強い強い決意がみなぎってきた。
    2025年の第一歩を飾るには相応しすきる一冊。まだ今年2冊目だが、2025年ベストの予感…

    仕事、友人、家族、そして自分自身とどう生きていくか。
    この本は、人生を生きる上での軸、その価値をはかるための確固たる自分だけの“ものさし”について教えてくれる。

    ビジネススクール

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    2025年02月02日
  • NETFLIXの最強人事戦略~自由と責任の文化を築く~

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    得られるものは大きく2つある。
    一つは急成長するITプラットフォーム企業のカルチャーの作り方から運用の方法。もう一つは、ITに限らず現代に求められている人材。
    ハイパフォーマーを集め、ハイパフォーマーに満足のいく環境はハイパフォーマーを集め続け、密度を高めること。その中でスキル的なパフォーマンス以外に最大に重要なのは、意見を言い続けること。

    ハイパフォーマーという用語が何度か出てくる。ハイパフォーマーを採用し続けることが経営の主要課題ともなっている。ではハイパフォーマーとは何で、ハイパフォーマーがパフォーマンスを最大にできる環境とは何かを問い続ける。
    Netflixのように、市場が変わり、必

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    2025年01月20日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    問題解決の本。
    問題の根本に目を向けて改善し、問題が起こるのを防ぎましょうという内容。

    目の前の問題(下流)解決ばかり追われる理由と根本(上流)解決について分かりやすく書かれている。


    全体的に学びが多い。
    個人的には「どんなシステムも、設計された通りの結果を生み出している」・「どんな計画も必ず間違う」・「成功のカギは、道を知るために必要なフィードバックを確保すること」・他にコブラ効果や「ズル」が発生するメカニズムあたりが参考と学びになった。


    今後はこの本の内容を参考に問題解決を試してみたい。

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    2025年01月13日
  • 無料より安いものもある お金の行動経済学

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    行動経済学は、大雑把に言うと経済学+心理学ということらしいのですが、脳科学にも近いように思えます。そして、実は「マーケティング」の別称にすぎない、とも言われています。
    行動経済学ブームの火付け役とも言われるアリエリー教授は、本書で人々のお金にまつわる不合理な判断(エピソード)について、ユーモアを交えながら解説。400ページとやや分量は多めですが、なかなか楽しく読めました。
    しかしながら、読み進めていくにつれ、自分自身のお金の使い方に関する無知と愚かさを示されたようで、ちょっとお恥ずかしい限り…
    お金に関して合理的な判断力を身に付けたいと思われる方は、本書を読んでおいて損はないと思います。

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    2025年01月06日
  • 1兆ドルコーチ―――シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え

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    1兆ドル以上の価値を生み出したコーチ、ビル・キャンベルがどのようなリーダーシップを発揮し、マネジメントを行ってきたのかについて書かれている。人に対する心からの信頼、敬意を持ち、そして全力で支援する方法が語られている。自分自身の働き方を振り返ってみた時に、いかに人に興味を持たずに上手くいかないな、と悩むことも多かったが、この本を読む中で人に対する興味関心を持つことの重要性に気づくきっかけになりました。コーチやマネージャーでなくても、対人関係に悩んでいる方にとってもたくさんの学びがある一冊です。

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    2025年01月05日
  • イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

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    すごいいい本だった。
    経営理論や哲学を人生に生かすことで、僕の人生もっと良くなるだろうと想像できる。

    特に勉強になったのは、
    ・家族や友人との絆も投資と思うこと。接し方、関わり方を断続的ではなく、継続的にすること、そしてもっと愛情深く関わるようにしたい。

    ・一度だけという甘い誘惑に負けないこと。自分自身を振り返ってみてもこの一言で、どんどんいい習慣が崩れていった過去もあるから、弱さに負けない覚悟、精神を大事にしたい(競合他社を追随させない市場制覇する気持ち)

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    2025年01月03日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    大規模プロジェクトが失敗する要因と、失敗リスクを軽減するアプローチ研究を紹介。

    とても「あー…」と思い当たる内容が多く、これから関わるプロジェクトには意識していこうと思うマインドセットが盛りだくさんでした。良書。

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    2025年01月02日
  • CAN’T HURT ME(キャント・ハート・ミー) 削られない心、前進する精神

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    「おまえはなぜいつもワークアウトで自分を追い込むんだ?」の問いに人生を賭けて答えを求めている。その答えは「人生そのものに立ち向かう準備をするため」と著者は考えている。何かに挑戦しようとする人たちに送る「JUST DO IT」を体現した一冊。

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    2024年12月28日
  • 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

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    非常に面白かった。

    確かに企業の皆が最高を目指してたらぶつかるわな。マイケルポーターは、まず競争とは何か、そこで企業が成長するための戦略とは何かを定義づけしてくれてるのがありがたい。
    社会人になって、与えられる業務で日々追われますが、会社が何をするのか、何が目的なのか、ビジョンは何かを意識する良いきっかけになった。

    顧客に与えることができる価値は何か。どの顧客のどのニーズに応えるか。
    今ちょっと苦しい時期だから非常に刺さった。

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    2024年12月23日
  • 食欲人

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    ネタバレ

    論文の正当性をしっかり自分の目で確認する必要はあるが、とても有益だった

    ・タンパク質は大事
    ・年齢によって、また目的によってもタンパク質の摂取量を変化させる必要がある
    ・低タンパク質/高炭水化物は長寿
    ・高タンパク質/低炭水化物は低寿命の代わりに生殖能力が高くなる
    ・比率が大事
    ・超加工物は避けた方がいい、つまるところお菓子やジュースの摂取をなるべく避けた方がいい

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    2024年12月22日
  • 0ベース思考

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    ヤバい経済学の著者で、経済学者のスティーブン・レヴィット

    経済学=根本的にはインセンティブの研究
    だからこそ氏の研究テーマは奇抜ながらも経済学として成立(フリーコノミクス)
    →本書はフリーコノミクスで重要な「誰も考えたことのない"問い"の立て方 と カギを見つける嗅覚、目の付け所。いわゆる発想に着目

    "子供の感性"
    タブーを気にしない、切り込む
    好奇心
    知りたいことに答えを出す
    ルールを破る楽しさ

    フリーコノミクスラジオ→ポッドキャスト

    ・何を測定すべきか、どうやって測定すべきかさえわかれば、世界はそう複雑ではなくなる
    ・一般通年はたいていま

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    2024年12月21日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    巨大プロジェクトを成功させる方法、失敗させる原因について
    自分の仕事の経験にドンピシャで当てはまっていた(失敗することばかりやっていた)

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    2024年12月19日
  • 自分を変える方法―――いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学

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    そこまで目新しいことは言ってないと思いきや、根拠と実験結果と身近な具体例が理に叶いすぎててめちゃめちゃくちゃくちゃためになる。明日から実践できる例が豊富で、自分の中で熱い大志が滾った。俺の人生が変わるかもしれない。
    いろんな人の人生を好転させてきた名著なんだなと思う。

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    2024年12月13日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    大規模なプロジェクトほど失敗するのは、メンツや権力、早く決めたがる思考などが重なり、計画時点ですでに失敗してるから。「すでに失敗してることを公表して恥をかきたくない」から、最初の失敗はより大きな失敗へと膨らみ、もう取り返しがつかなくなる。

    技術云々ではなく、人間の精神的な弱さと、一度に完璧を作るのは無理、という2つの現実を思い知らされた一冊だった。

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    2024年12月10日
  • 食欲人

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    タンパク質の摂取基準量に達していないと、その他の食品からタンパク質を補おうとして余計なカロリー摂取量が増える

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    2024年12月03日
  • 食欲人

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    食に関心あるタイムなので読んでみた。
    自分自身ご飯食べる量が増えてきて、当然体重も増えているからキツイ内容だった。キツイというか、ぐさっと刺さる。
    読んでいて思ったのは、今後はタンパク質をもっと意識して食事をしなきゃいけないということだった。パンを山ほど買って食べたり定食屋でご飯大盛りにしたり。
    できるところから少しずつ学んだことを実践していきたい。超加工食品は極力食べない。と誓う。
    良質なタンパク質、炭水化物、脂質ってたとえばどんなだろう。気になることが増えてきた。
    なんとなく食べ過ぎちゃう、お腹周りが気になる人に読んでほしい1冊。

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    2024年11月27日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    それなりに大きなITプロジェクトに携わっていて、どうしてこんな上手くいかないんだと思って購入。客も偉そうだが別にプロジェクトを回せているわけではなかったので、どうしたものかと思っているところこの本が新刊棚に。結論としては「UNIXという考え方」にあるようなことがデータで示されており、また、実践的な予算の組み方も載っており、大変参考になった。これから参画するプロジェクトや自分のプロジェクトに活かしたいと思う

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    2024年10月29日
  • シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント

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    こんなにメモした本は久しぶりです。始めは「キュレーション本かよ」と思ったけど、一節一節が深くかなり洗練されていて、そして今まで読んだ本にはない切り口やワードで語られているところがめちゃくちゃ意義深く心に残った。
    続けて2回目読もうかな、、

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    2024年10月12日