櫻井祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルは内容をミスリードしている。どでかい事を創造するのは、とにかくやってみる事が肝要、という楽観バイアスをタイトルから想像させるが、著者が伝えたいのはその全否定。
プロジェクトマネジャーとしてのスタンスは、著者の主張に激しく同意する。
残念だったのは、日本語訳がamateurなところ。同じ訳者の優秀な訳本を過去に読んできたので、何で?って思う。
Think Slow, Act Fast
ゆっくり考え、すばやく動く
「見たものがすべて」だと、つまり必要な情報や知識がすべて手元にあると思い込んではいけない
1.マスタービルダーを雇おう
2.よいチームを用意しよう
3.なぜ?を考えよう
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Posted by ブクログ
タイトル通り巨大プロジェクトの例が多い。しかし、プロジェクトの規模にリスクとリターンが比例するだけであって、中小のプロジェクトでも計画通りにゴールにたどり着くためのポイントは同じである。
自社のこれまでを思い返して深く頷いてしまうような金言が多かった。
〈学びのポイント〉
・ゆっくり考え、すばやく動く。
・マスタービルダーを雇う。百戦錬磨には千金の価値。
・政治的影響と心理的影響がプロジェクトの始動を急かす。都合の良い見積もりをさせる。
・ITプロジェクトはファットテール。
・バイアスを排除するために、独自性バイアスにとらわれず、過去のケースを参考にする。
※参照クラス予測法(RCF法)
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Posted by ブクログ
2025年
作品 No.2
いやーハッとさせられた。
自分のことをもう一度見つめ直そう、家族や友人との時間をもっと持とう、そしてその時間を抱きしめようと思えた。しかしだからといって、仕事はどうでもいいのではなく、いまの仕事にもっと真剣になり、さらに自分の人生の目的を叶えるような仕事をしようと強い強い決意がみなぎってきた。
2025年の第一歩を飾るには相応しすきる一冊。まだ今年2冊目だが、2025年ベストの予感…
仕事、友人、家族、そして自分自身とどう生きていくか。
この本は、人生を生きる上での軸、その価値をはかるための確固たる自分だけの“ものさし”について教えてくれる。
ビジネススクール -
Posted by ブクログ
得られるものは大きく2つある。
一つは急成長するITプラットフォーム企業のカルチャーの作り方から運用の方法。もう一つは、ITに限らず現代に求められている人材。
ハイパフォーマーを集め、ハイパフォーマーに満足のいく環境はハイパフォーマーを集め続け、密度を高めること。その中でスキル的なパフォーマンス以外に最大に重要なのは、意見を言い続けること。
ハイパフォーマーという用語が何度か出てくる。ハイパフォーマーを採用し続けることが経営の主要課題ともなっている。ではハイパフォーマーとは何で、ハイパフォーマーがパフォーマンスを最大にできる環境とは何かを問い続ける。
Netflixのように、市場が変わり、必 -
Posted by ブクログ
行動経済学は、大雑把に言うと経済学+心理学ということらしいのですが、脳科学にも近いように思えます。そして、実は「マーケティング」の別称にすぎない、とも言われています。
行動経済学ブームの火付け役とも言われるアリエリー教授は、本書で人々のお金にまつわる不合理な判断(エピソード)について、ユーモアを交えながら解説。400ページとやや分量は多めですが、なかなか楽しく読めました。
しかしながら、読み進めていくにつれ、自分自身のお金の使い方に関する無知と愚かさを示されたようで、ちょっとお恥ずかしい限り…
お金に関して合理的な判断力を身に付けたいと思われる方は、本書を読んでおいて損はないと思います。 -
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Posted by ブクログ
ヤバい経済学の著者で、経済学者のスティーブン・レヴィット
経済学=根本的にはインセンティブの研究
だからこそ氏の研究テーマは奇抜ながらも経済学として成立(フリーコノミクス)
→本書はフリーコノミクスで重要な「誰も考えたことのない"問い"の立て方 と カギを見つける嗅覚、目の付け所。いわゆる発想に着目
"子供の感性"
タブーを気にしない、切り込む
好奇心
知りたいことに答えを出す
ルールを破る楽しさ
フリーコノミクスラジオ→ポッドキャスト
・何を測定すべきか、どうやって測定すべきかさえわかれば、世界はそう複雑ではなくなる
・一般通年はたいていま -
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