【感想・ネタバレ】1兆ドルコーチ―――シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教えのレビュー

あらすじ

シリコンバレーで「ザ・コーチ」として知られ、あらゆる成功者に慕われた伝説のリーダー、ビル・キャンベル。ジョブズと共にアップル帝国を築き、グーグルを巨大企業に導き、アマゾンの苦境を救ったビルだが、2016年に逝去。本書はビルに師事した著者がその教えをまとめた貴重な書。不世出のリーダーの成功の教えとは?

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Posted by ブクログ

1兆ドル以上の価値を生み出したコーチ、ビル・キャンベルがどのようなリーダーシップを発揮し、マネジメントを行ってきたのかについて書かれている。人に対する心からの信頼、敬意を持ち、そして全力で支援する方法が語られている。自分自身の働き方を振り返ってみた時に、いかに人に興味を持たずに上手くいかないな、と悩むことも多かったが、この本を読む中で人に対する興味関心を持つことの重要性に気づくきっかけになりました。コーチやマネージャーでなくても、対人関係に悩んでいる方にとってもたくさんの学びがある一冊です。

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2025年01月05日

Posted by ブクログ

心の奥底から好きな1冊。
彼の愛、友情、すべてが素晴らしい。

人がすべて。

マネージャーの最優先課題は部下の幸せと成功だ

One on oneを正しくやる
各々が自分のトップ5を書いてみせあう。共通点や違うことを考える

スタッフミーティングを正しくやる

旅の報告からミーティングを始める

チームメイトにどう思われているのか、その評価をよくするにはどうしたら良いか

父上とお近づきになれなかったのが残念。最愛の息子の君をどんなにか誇りに思っていただろう

僕は中身が10%.ビルは中身が100%

コンセンサスではなく最適解

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2024年11月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

元メンターから薦められて購入した一冊。
マネジメントレイヤーでなくても、「一人前のコーチとしてどのようにチームの成果最大化に貢献できるか」のヒントをくれた良書だった。
以下、アクションとメモ。

◎ネクストアクション
①全ての1on1/ VATのbriefingで、資料と議論したい事Top5をお送りする
→目的のすり合わせを事前に行うことで、会議時間を有意義に使うため

②時として「人当たりの悪いギバー」になる
→「率直さ」によって社内外で信頼/心理的安全性を醸成するため
→まずは「ありのままの自分」を曝け出し、次に相手のことを知る
→その後、相手を大切に思っていることを分かってもらえるような形で本音を伝える(メンバーの成功を派手に応援し、ギャップFBも厭わない)

③VAT teamsチャットでコール毎にFBを集める〜One Noteにストックを継続する
→コーチャブルにならざるを得ない環境を作り出すため
→コーチャブルな資質とは、「正直に弱さを認められる謙虚さ」「諦めず努力を厭わない姿勢」「常に学ぼうとする意欲」を全て揃った状態である

④悲観ムードに陥ったら、ストレスの根本原因を全て紙に書き、徹底的に潰す
→受け身になって不満大会を長引かせることを防ぐため

⑤エレベータートークを実践してみる
→人の名前を覚えて興味を持つ習慣を身につけるため
→ エレベーターで見覚えのある人と出会った際、名前を聞き、「調子はどう?」と雑談をする

◎学びメモ
・良いチームには「メンバー個々人が共感する絶対的なゴール」と「程よい緊張感」が不可欠である
→上記の両立のために、コーチはチームリーダー/メンバー双方に働きかけなければならない

・リーダーは部下がつくる
→トップダウンで闇雲に指示をしても、部下が従うとは限らない
→管理職は、会社と部下を気にかけていることを認知してもらい信頼を勝ち取る必要がある(Not 部下に敬意を強要する)

・チームミーティングはプライベートな話題から始めることで、メンバーの連帯感を生み出す

・1on1や会議は準備が全てである
→アイスブレイク〜お互いの議論すべきTop 5を提示の流れで、目的の擦り合わせができる
→資料を事前に共有、「会議当日に向けて論点を準備する」という宿題を参加者に与える(宿題をやってこない者に参加資格はない)

・信頼とは双方で「約束を守ること」「誠意」「率直さ」全てが揃った状態であり、心理的安全性に直結する
→まずは「ありのままの自分」を曝け出し、相手のことを知る
→その後、相手を大切に思っていることを分かってもらえるような形で本音を伝える(メンバーの成功を派手に応援し、時として「人当たりの悪いギバーになる」ことが必要である)
→メンバーのことを気にかけるとチームマネジメントがずっと楽しくなる
→最終的には「ありのままの姿で、全人格をかけて仕事ができる環境」を作り出せる

・コーチャブルな資質とは、「正直に弱さを認められる謙虚さ」「諦めず努力を厭わない姿勢」「常に学ぼうとする意欲」を全て揃った状態である

・悲観ムードに陥ったら、ストレスの根本原因を全て言語化して徹底的に潰すことが肝要である
→受け身になって不満大会を長引かせてはいけない

・職場の同僚を愛せるようになるための1stステップとして、エレベータートークが効果的である
→相手の名前を聞き、「調子はどう?」と雑談をする

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2023年12月17日

Posted by ブクログ

会社全体(アップル、グーグル)をチームとして、パフォーマンスを向上させることができるができるのが1兆ドルコーチである。

すぐれたマネジャーでいるためには、すぐれたコーチでいる必要がある。
人は、高みに上がれば上るほど、自分が成功するために他人を成功させることがますます必要になる、そしてそれを助けるのが、コーチなのだ
人の最良の部分を最大限に引き出す5つのカギ
①心理的安全性が高く、②明確な目標を持ち、③仕事に意義を感じ、④お互いを信頼し、⑤チームの使命が社会によい影響を与える

気になったことは以下です。

・フットボールのコーチには、感情に動かされないタフさが必要だが、私にはそれがないんだろう。感情を気にしてちゃいけない。誰も彼もの尻をたたき、人の気持ちなど気にしない。だが、ビジネスの世界では、「思いやり」が成功のカギだという証拠が次々とえられている。
・人は職場の協力的なコミュニティの一員だと感じると、仕事に対する意欲が高まり、生産性が上がることが研究により示されている。逆に、職場にそうしたコミュニティが欠落していることは、仕事での燃え尽きの主な要因となる。
・ハイパフォーマンスなチームには当然ながら頭が切れ、攻撃的で、野心的で、意志が強く、はっきりとした意見をもつ、自尊心の強い人たちがそろっている。
・彼らは一緒に働いてはいるが、昇進を争うライバルかもしれない。また、幹部であれば、より多くの資源や栄誉を得ようとして、自分の部署などをほかと競い合わせる。これを、「地位葛藤(ステータス・コンフリクト)」という
・ビルはグーグル社内を歩きまわり、人々と知り合った。彼の受け持ちはエリックなどの数人だけではなく、チームだった。彼はチーム全体を向上させた。
・力を合わせなくてはすぐれたチームになれないことを身をもって学び、それを実現する方法を学んだ。
・マネージャーは、「管理、監督、評価、賞罰を中心とした伝統的なマネージメントの概念」を超えて、コミュニケーション、敬意、フィードバック、信頼をもとにした文化を醸成しなくてはならない。

・マネージャーは肩書きがつくる。リーダーは人がつくる。「人がすべて」という原則
・「君がすぐれたマネージャーなら、部下が君をリーダーにしてくれる。リーダーをつくるのは君じゃない。部下なのだ。」
・人がすべて
 マネージャーは「支援」「敬意」「信頼」を通じて、その環境を生み出すべきだ。
 支援とは、彼らが成功するために必要なツールや情報、トレーニング、コーチングを提供することだ。彼らのスキルを開発するために努力し続けることだ。
 敬意とは、一人一人のキャリア目標を理解し、彼らの選択を尊重することだ。
 信頼とは、彼らに自由に仕事を取り組ませ、決定を下させることだ。彼らが成功を望んでいることを理解し、必ず成功できると信じることだ。
・「すべての部下を我が子と思え」とビルは言った。「軌道修正して向上できるように、手を貸してやるんだ」

・二頭体制、チームがむずかしい決断を迫られたときは、決定に最も深くかかわる二人にさらに情報を集めさせ、二人で協力して最適ソリューションを考えさせるのだ。
・二頭体制は、最適解をもたらすだけでなく、同僚意識を高めるというメリットもある。問題に対処する二人に解決方法を決める権限をあたえるのだが、これは仲裁を成功させるための鉄則である。

・チームと問題を話あうとき、最適解が生まれない場合、マネージャーは決定を促すか、みずから決定を下さなければならない。決定をくださないのは、誤った決定を下すよりたちが悪いかもしれない。
・まちがってもいいから、とにかく行動を起こせ、とビルは教えた。決定を導くための適切なプロセスがあることは、決定そのものと同じくらい重要だ。そうしたプロセスがあれば、チームは自信をもって前進し続けることができる。
・これを「誠実な意思決定」と呼ぶ。すぐれたプロセスに従い、個人ではなく、会社のために、なることをつねに優先させて決定を下す。ということだ。自分たちにできる最善の決定を下し、前へ進め。
・そして、リーダはいったん重大な決定を下したら、それに全力で取り組み、ほかの全員にもそうするように求めなくてはならない。
・たとえ決定に不満があっても、合意したことには全力で取り組まなくてはならない。それができないなら、チームの一員じゃない。

・解雇は会社の失敗であって、解雇される側は悪くない。だから経営陣は彼らに胸を張って辞めてもらわなくてはならない。辞めていく人たちを丁重に、敬意をもって扱い、解雇手当をたっぷりはずみ、彼らの功績を称せる社内メモをまわすんだ。
・辞める人を手厚く扱うことは、会社に残るチームの士気と精神的安定を保つためにも大切だ。「レイオフされる人たちの多くは、あなたよりも会社に残る人たちと親しい関係にあるから、相応の敬意を払う必要がある」
・「誰かを解雇すると、その日は一日中やりきれない気持ちになる。それから、むしろもっと早く解雇すべきだったと後悔する。何度チャンスを与えてもダメなものはダメなんだ」

・人間関係―友人、恋愛、家族、仕事上の関係―におけるもっとも重要な要素は、おそらく信頼だろう。
・ビルは信頼できない相手とは付き合わなかった。だがもしビルが誰かを信頼し、相手も信頼を返せば、信頼が二人の関係のすべての基盤になった。
・ビルにとって、信頼はつねに最優先かつ最重要の価値観だった。

・信頼とは「約束を守ることだ」 信頼とは「誠意」だ。 信頼とは「率直さ」だ。 信頼とは「思慮深さ」だ。信頼はあらゆる関係の基盤である。
・「利口ぶるやつは、コーチできない」ビルはぴしゃりといった。
・自分は一緒に働く人を謙虚さで選んでいるといった。

・「会社を運営するなら、本当にずば抜けた人材で周りを固めろ」とビルは言った。もちろん、これは驚くべき名言でも何でもない。自分よりも優秀な人材を採用せよ、というのは、言い古されたビジネスの鉄則だ。
・ビルは4つの資質を人に求めた。
 まずは、知性、さまざまな分野の話をすばやく取り入れ、それらをつなげる能力を持っている。これを「遠い類推」と呼んだ。
 そして、勤勉、誠実、最後に、「グリッド」をもっていること。打ちのめされても立ち上がり、ふたたびトライする情熱と根気強ささ。
・その人が何を成し遂げたかだけでなく、どうやって成し遂げたかを尋ねた。
・ビルは代名詞にも注目した。「私」と「私たち」のどちらを多く使うか?

・ビルは勇気を重んじた。リスクを取り、たとえ自分の立場を脅かされても、チームにとって最善のことを臆さず主張する意欲だ。
・「会社のことを心から考えている、本物のチームプレイヤーがいる。彼らの意見に僕は、一目置いている。正しい立場からでた意見だとしっているからだ。」
・ビルがチームメンバーに求めた最も重要な資質だろう。毎日仕事に出て来て、精いっぱい働き、インパクトを残す人。つまり、実行家だ。

・「すべきこと」に集中する
・ビルのアプローチは、つねに冷静で前向きな姿勢を保ち、いますぐやらなくてはならないことに集中するというものだ。これを「前向きな学習」という。何が起こったかでも、誰が悪いかでもなく、それについてどうするかに集中するのだ。
・ポジティブなリーダーシップが問題解決を促すことが研究からわかっている。

・「正しく勝利する」
・コーチングも会社運営も「勝利」抜きには語れない。それがすぐれたコーチの仕事だ。彼はビジネスと同じように、選手にやる気と情熱を、そして何よりも誠意をもとめた。
・ビルにとっては、「勝利」がすべてではなかった。「正しく勝利すること」がすべてだった。

・「リーダーは先陣にたて」
・リーダーが先陣に立たなくてどうする。迷っている暇はない。本気でやるんだ。失敗するのはいいが、中途半端はダメだ。君が本気で取り組まなかったら、誰が本気を出すとのか。やる以上は全力でやれ。
・誠意と献身を保つのは、勝っているときは簡単でも、負けているときはずっとむずかしいことを学んだ。
・苦境のときこそ、誠意と献身がとくに必要になる。ものごとがうまう行かないとき、チームは前にも増して、リーダーにこうして特質を求める。
・「大切なのはプロジェクトと組織を救うこと、われわれが築き上げたものを守ることだ」
・敗北しているときは、大義に改めて向き合え。先陣にたつんだ。

・「やさしい組織」になる
・「人を大切にするには、人に関心を持たなくてはならない」
・5分間の親切をする
・仕事で成功している人ほど孤独を感じやすい。彼らはたいてい相互依存性の高い人間関係に支えられるが、周りから孤立し隔絶されているように感じることが多い。
・企業が成功するためには、コミュニティとして機能するチームが欠かせない。個人的な利益よりもチームの利益を優先させ、全体にとってよいことや正しいことを徹底的に追求するチームだ。

目次

序文 シリコンバレー最大の伝説(アダム・グラント)

Chapter 1 ビルならどうするか?―シリコンバレーを築いた「コーチ」の教え
Chapter 2 マネジャーは肩書きがつくる。リーダーは人がつくる―「人がすべて」という原則
Chapter 3 「信頼」の非凡な影響力―「心理的安全性」が潜在能力を引き出す
Chapter 4 チーム・ファースト―チームを最適化すれば問題は解決する
Chapter 5 パワー・オブ・ラブ―ビジネスに愛を持ち込め
Chapter 6 ものさし―成功を測る尺度は何か?

謝辞
訳者あとがき
参考文献

ISBN:9784478107249
出版社:ダイヤモンド社
判型:4-6
ページ数:304ページ
定価:1700円(本体)
発売日:2019年11月13日第1刷
発売日:2020年01月17日第4刷

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2023年09月21日

Posted by ブクログ

マネージャ・コーチとして、自身のありたい姿、やりたい事が凝縮されていて、興奮しながら読み終えた。

これからの人生においても、この本は大事になる事を確信した。手元に置いて常に意識しながら仕事に取り組みたい。

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2023年06月27日

Posted by ブクログ

AppleやGoogleといった誰もが知るテック企業大躍進の裏で経営者たちを支えていた人物がいて彼がどんな思想を持って行動していたか知れたのはとてもためになる。

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

シリコンバレーのレジェンド、ビル・キャンベルの成功の教え
あらゆるマネージャーの最優先課題は、部下のしあわせと成功だ
チームメンバーの連帯感を生み出し、高めるために、旅の報告など仕事以外のプライベートな話題からスタッフミーティングを始めよ
「第一原理」で人を導く
去る者に敬意を払う
コーチャブルな資質、「正直さ」「謙虚さ」「あきらめず努力を厭わない姿勢」「つねに学ぼうとする意欲」
人に求めるべき最も重要な資質な、知性と心だ。つまり、すばやく学習する能力と厳しい仕事を厭わない姿勢、誠実さ、グリッド、共感力、そしてチーム・ファーストの姿勢である。
「ありのままの自分」をさらけだす
問題や機会に直面したら、最初のステップは、適切なチームを適所に置いて問題に取り組むことだ
勝利をめざせ。だが献身、チームワーク、誠実さをもって、つねに正しく勝利せよ
物事がうまくいかないとき、いつにも増して「誠意」「献身」「決断力」がリーダに求められる
人を大切にするには、人に関心を持たなくてはならない。プライベートな生活について尋ね、家族を理解し、大変なときには駆けつけよ。
時間や人脈などの資源を、人のために惜しみなく使え
コーチングのテクニックというよりは、1対1で誠実に対応することが大切だと感じました。

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2025年05月21日

Posted by ブクログ

2025/04/19読破

マネジメントについての成功体験

君が優れたマネージャーなら、部下が君をリーダーにしてくれるリーダーを作るのは、君じゃない部下なのだ」ドナ ドゥビンスキー

「お互いの強みと歪みを知った上で、信頼し合い、協力して目標達成しようとする人々のネットワーク」

リーダーの「敬意のこもった問いかけ」に効果があるのは、相手の3点である
「有能感」(自分を試されていて、それに答えることができると言う感覚。)
「関係性」(他者とつながっていると言う感覚)
「自立性」(自分が状況をコントロールし、選択していると言う感覚)

上司が部下を叱るときは、相手が安全だと思っているときに叱ること。良い点や良い面を考えた上で少し落ち着いてから話すことが大切。

不可に求めるもの
「知性」ー様々な分野の話を取り入れて、それらをつなげる能力
「勤勉」、「誠実」、「やり抜く力」

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2025年04月20日

Posted by ブクログ

GoogleやAppleなど、2000年代にスタートアップ企業だったような会社のCEO等のコーチをしていた人物の話。
コーチをする側される側にも適正があり、前者は謙虚さだったり、後者は親密さだったりと、内容的には至極当然の話ばかり。印象的だったのは、ビルが表面上は実に感情的だった事。つまりは飴と鞭を多用していたと思う。酷く悪態をつく冗談も、ビルと言う人をわかれば意味もわかる。それは親密さ重視するビルなら、コーチをしている時点で想定内の事。
助けを求めているときはとにかく駆けつけろ、はその通りだなと感じた。

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2025年02月26日

Posted by ブクログ

マネージャーとして大切なのは以下。
・職場はコミュニティ。ギスギスした環境ではなくプライベートの話などもできる関係性。
・部下の成長を一番に考えること。
・部下へ愛を持って接すること。愛が全てを凌駕するといっても過言ではない。
・部下が自分は大切にされていると思えるように接する。
・タスクを話すのではなく物語を伝えること。勇気を与える「勇気のエバンジェリスト」になる

自分がマネジメントをする際にもう一度読み直したいマネジメントのバイブル。

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2024年09月16日

Posted by ブクログ

トップ経営者ばかりが出てくるので、記載されていることはかなりの確率で正しいと思われる。一方でビルのコーチングに合わなかった人がどうなったのか、成功しなかった人ばかりなのか、単に使えない例として記載されていないのか、が分からないため、共通解かどうか疑問が残る。

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2024年06月02日

Posted by ブクログ

内容は情緒的なので、直接役に立つという本ではないと思うが、この本を読んで、マネージャーのあるべき姿が一つ広がったと感じる一冊でした。

アップル、グーグルの中枢の親友であり、コーチであったビルの人となり、優しさ、愛し方から感じ取ることがものすごくたくさんあった。

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2023年11月23日

Posted by ブクログ

・部下との信頼関係によってリーダーになれる
・人がすべて
・支援・環境・信頼を通じて、部下が実力を発揮し、成長し、発展を助ける

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2023年10月09日

Posted by ブクログ

コーチングのHow To本というより
1人の伝説的なコーチの伝記的な感じ。

そのまま真似すると言うよりは
真理は真理として、読む人それぞれの
やり方を探してみてね、という印象。


自分的には心に残るフレーズが
たくさん出てきたので、悩んだ時にまた
読み返したい。

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2023年06月12日

Posted by ブクログ

コーチをする上で何が大切なのかを学ぶために読みました。コーチとして大切なことは常に相手に尊敬の念を抱くこと、目の前の人たちのことを考える事が重要という基礎的な話が多かった。会議の前に家族の話をするなど、フランクな話から相手に話してもらうことで信頼を得てもらう事の重要性を改めて感じた。読んだ印象はとにかく相手に興味を持って愛があるなぁーと思いました。
マネジャーとて大切なのは部下とのコミュニケーションと言っていた。一人の人間として接してもらう事の重要性。信頼が常に最重要なこと。
チームの心理的安全性が大切なのは。
正直、謙虚、努力を厭わない。
相手にとにかく耳を傾けることが大切。

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2023年06月09日

Posted by ブクログ

勉強になった。シリコンバレーみたいに優秀な人ばっかりでない、普通の会社で、コーチングってどうあるべきなのかな、と読み終わっても悩んでる。

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2023年03月28日

Posted by ブクログ

テック業界で尊敬を集めたエグゼクティブコーチの伝記とコーチング手法の本。人に勧められて読んだ。真似できるかどうかはともかく、役には立つ。

元学生フットボール選手で、白人ヘテロ男性で、ホモソーシャルで、とても真似はできないんでしょ?と思って読んでたけど、そこはさすがテック業界。「ビジネスで性差別は許さなかった」とか「黒人のエグゼクティブにもありのままでいいと実感させた」といったエピソードを一応含む。

メンバーをプライベートも含めて常に気にしてチームを盛り立てて、という手法だけど、もちろん気にして励ましても軌道修正できずチームに悪影響を及ぼすメンバーがいれば、見切りをつけるのもコーチの仕事。

壁を作る人には作るなりの事情があるわけだけど、働きかけでそれを崩さず事情を解決できない人のケアは企業は背負わないということだな。

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2023年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リーダーとしてチームの力を底上げさせるために勉強したいと思って読んだ。
この本をまとめるなら
「最高のチームは心理的安全性の高いチーム。その状況を作るにはリーダーが徹底的に周りの人を信頼し、周りの人を成功させる努力を惜しまないこと」

立場が上がるほど、周りの人を成功させることが重要。

・どんな会社も人がすべてである。
「支援」部下が実力を発揮できるように支援するべき
「経緯」部下のキャリア達成のために手助けする。
「信頼」仕事を任せ、自由に意思決定をさせる。彼らが必ず成功できると信じること。

・楽しい職場環境が高いパフォーマンスを生み出す。そのためにはプライベートの楽しい話をすることがよい。

・人はアドバイスを求めるときはただ認めてほしいだけのことが多い(余計なアドバイスはいらない)
誰かの話に耳を傾けると自分は大事にされていると思う。

☆この本の核になる言葉
【人を大切にするには人に関心を持たなければならない。】プライベートについて尋ね、家族について理解し大変な時には駆け付けるくらいの気持ち。

・部下やまわりの成功には、立ち上がって派手に応援する。

・「give-and-take」より。
自分の負担より相手のメリットが大きくなるように意識をしたギバーになる

最高なチームを作るために、定期的に見直したいと思える本だった。

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2022年12月04日

Posted by ブクログ

intuit(日本で言うマネフォ)のCEOもやって、googleやapppleのエグゼクティブコーチをやっていたビルキャンベルの本。

カレッジアメフトのHCという経歴も興味を惹かれた。
書いているのはhow google worksを書いたgoogleの3人。

コーチングをする側ではなく、された側から書いているのも面白い。結構ビルキャンベルめちゃくちゃ強い言葉使っていたのが意外だった

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2022年11月13日

Posted by ブクログ

上手なコーチングはどのようにやっているのか、何に気を付けているかが良く分かった。人を助けてこそ成功できる、コーチング、人が全て、コミュニケーションの大切さ、信頼、正直、謙虚、誠実、問題解決にエネルギー、コーチングの位置付けは日本と米国で違うと感じた。

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2022年10月16日

Posted by ブクログ

コーチの基本を学べる
コーチとはどうあるべきかを学ぶ事ができた。
本心から企業や相手の成長を願い、チームを大切にすることが、課題の解決に繋がる。
世界トップクラスの企業のコーチだった人が、一流の起業家を導いた過程をリアルに語っており、参考になった。
実際に生かしていこうと思う。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

上司が部下のためにするまずはじめのことは、幸せと成果の2つを成し遂げさせること。
リーダーは独裁者になっては意味なく、いかに意欲的に動いてもらうを考えること。

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

今の時代でこういうある意味古き良きコーチングのアプローチはなかなか難しいのかもしれないが、強いチームを作るためのコーチングのあり方のヒントをくれるような本。『闘うプログラマー』をなんとなく思い出した。

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2025年03月29日

Posted by ブクログ

シリコンバレーのレジェンドコーチ、ビルキャンベルに関する本。著者にエリックシュミットがいることも興味深い

メモ
・議論術にトップ5を挙げよ
・マネージャーの仕事は全ての意見を吸い上げ、見解検討のための意思決定プロセスを実行し、必要な場合にはみずから議論に決着をつけ、決定を下す
・フィードバックは徹底的に正直で率直に、できるだけ早く与えよ。ネガティブなフェードバックは人目のないところで

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2025年01月22日

Posted by ブクログ

・人は高みに登れば登るほど、自分が成功するために他人を成功させることがますます必要になる
・ビル→学生時代、良い成績はその後の人生で何より大切。学校をサボっていると成功のチャンスを棒に振るかもしれない
・ビルは楽しい人、本当に優しい人→自分もそうありたい
・個人より集団の業績を優先する
・人が全て→マネージャーの最優先事項は部下の幸せと成功
★他人を良くする方法を考える
★週末何をしたか尋ねる/チームメンバーが家庭や仕事以外の興味深い生活を持つ人間同士としてお互い知り合える。
★楽しい環境を作るには、家庭や楽しいことを話す
・本心から人々の生活に関心を払う
★信頼している相手には自分の脆さをだせる
・幹部が誠実だと、部下は安心し、そこを離れたくなくなる
・リーダーに相応しいのは好奇心旺盛で新しいことを学ぶ意欲あふれた人
・コーチとは自分がなれると思っている人物にならるわうに、聞きたくないことを聞かせ、見たくないものを見せてくれる人
★『ただ言葉を聞き取るだけじゃない。相手がいいそうなことを先回りして考えず、とにかく耳を傾ける』→大量の質問◎/自分から多く質問
・相手と正面から向き合い、もっとできるだろうと挑む
・すべきことを相手に指図しない。物語を語って自力で辿り着けるように導く
★自分にはできると思わせる、勇気の伝道師になる/相手の能力を相手が自分で思うよりさらに深く信頼せよ。そしてもっと勇敢になるようハッパヲカケル
★ありのままの自分を曝け出す/自分を偽るとなぜあの人は偽っているのだろうと不信感を抱く
★その人が何を成し遂げたかではなくどうやって成し遂げたかに注目
・ビルが嫌うのは学ぶのをやめた人。質問するより答える方が多い
・チームファーストを意識している人を見分けるには、①何かを犠牲にしてる②他人の成功を喜ぶか
★大事なのはそれまでやってきたことでもコレからやることでなく、日々やっていること
・ペアで動かす人を
・相手の家族や個人的な話を意識。絆作る
★人を大切にするには人に関心を持つ
★どんな人にも敬意を表し、名前を覚え、温かい言葉を書ける。家族のことを気にかける。言葉より行動
★ビルの行動の目的は、旅そのものではなくコミュニティをつくること。社会関係資本を生み出すための旅
★5分間の親切を大切に。(自分的には大したことなくても相手には大きな意味がある)
★時間や人脈などの資源を人のために惜しみなく使える
★エレベータートークを大切に『調子はどう?何してるの?』

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2024年11月11日

Posted by ブクログ

人への思いやり
シリコンバレーで成功者含めた著名人へのコーチングをしたビル・キャンベルの賛辞の書でもあり、その教訓の書だ。気になるビルの言葉で報酬を拒否した理由が「自分のコーチングで育んだ人々が成功した姿を眺めること」、「人がすべて」としたことに感銘した。教訓の中で「常に学ぼうとする意欲」のある人だけに教え、熱心に語り合い、信頼と約束を果たすこと、と言う。コーチングの素晴らしさはやはり「人への思いやり」が大切だということ。

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2024年09月27日

Posted by ブクログ

さらーっと読んでしまったが、マネージャーとかそういう役職で読むとまた感じるものが異なるんだろうか。シリコンバレーでもこんなに人情味溢れる経営があるんだな、とは素直に驚いた。

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2024年03月12日

Posted by ブクログ

これはどうなのだろう?
なるほど、と思うものもあったけど、
令和の日本では通用しない、と思うものも
多かった。
いや、アメリカであっても通用しないのでは?
だから、この人しかいない、という
状態なのでしょう。一兆ドルだもんな。
「生存者バイアス」だな。
成功した人の意見だけを信じるのは危険。

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2023年07月16日

Posted by ブクログ

コーチングとその効用について具体的ケースと理論も交え、触れられているが伝説のコーチを持ち上げる本のような印象。
コーチングを理論的に学びたい場合、あまり満足できなさそう。

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2023年05月29日

Posted by ブクログ

ビル好きな人たちによるビルファンブック!かと思いきや、コーチングのエッセンスがしっかり散りばめられていて読み応えがあった。舞台がアメリカなのだ時折クスッとしてしまう描写もあるが、お陰で緩急つけて読むことが出来る。
読む前は「何だこの謎のコーチのおっさんは」と思っていたし、前書き辺りでも「早くコーチングの何たるかを書き始めてくれや」と思っていたのに、いつの間にか半分以上を読み進めては「なんだこのオッサンおもしれー男だな」「コーチングにはこういう心持ちが必要なのか」と読み手の掌をねじ切ってくる(私だけかもしれない)。

現代的なコーチングテクニックを羅列するだけのものではなく、シリコンバレーの優秀な経営者たちをどうコーチングしてきたのか、その逸話を辿りながらコーチングのエッセンスを紐解き、触れていく。

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2023年04月09日

「ビジネス・経済」ランキング