櫻井祐子のレビュー一覧
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第二部のクリスパーが人類に及ぼす影響、特に生殖細胞への干渉における社会的意義についての解説はは読み応えあった。
一部の専門家だけの象牙の塔であってはならず、一般人も含め断続的、建設的な議論が必要となるというメッセージ。つまりは、自分も傍観者でないのだと痛感させられた。
正直具体的な仕組みは理解できないが、クリスパーがとてつもない技術的ブレイクスルーであることは伝わってくし、数十年前のSF小説の世界が目前に迫ってるというある種の焦燥感を受け取った。メリットデメリットがある技術を扱うにあたり、慎重に進めて姿勢の大切さを、それがさまざまな観点から見極めていくのだ。
今日での到達点はいかほどなのだ -
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会社全体(アップル、グーグル)をチームとして、パフォーマンスを向上させることができるができるのが1兆ドルコーチである。
すぐれたマネジャーでいるためには、すぐれたコーチでいる必要がある。
人は、高みに上がれば上るほど、自分が成功するために他人を成功させることがますます必要になる、そしてそれを助けるのが、コーチなのだ
人の最良の部分を最大限に引き出す5つのカギ
①心理的安全性が高く、②明確な目標を持ち、③仕事に意義を感じ、④お互いを信頼し、⑤チームの使命が社会によい影響を与える
気になったことは以下です。
・フットボールのコーチには、感情に動かされないタフさが必要だが、私にはそれがないんだ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ★20くらいつけたい超良書。
クリステンセン教授は『ジョブ理論』をすでに読んでいたんだけど、その思想を活かしたまま「人生」の生き方について語ってくれる。
「どうすれば幸せで成功するキャリアを歩めるか」
「どうすれば人間関係を幸せにできるか」
「どうすれば誠実に生きていけるか」
簡単に見えて一つすら答えるのが難しい問いにしっかりと向き合ってくれる。
アナタが本心で何をしたいのか、そしてそれが為されるためには何が無ければ駄目なのか。
もちろんタイミングが違うこともあれば、運命が邪魔をして成し遂げられないこともある(クリステンセン教授がライターにならなかったように)。けれど「自分が何をしたいのか -
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本書は2012年にノーベル経済学賞を受賞したアルビン・ロス氏によるマッチメイキングとマーケットデザインの入門書になります。価格の調整だけですべての参加者が納得するような市場はコモディティ市場と呼ばれていて、小麦などがその例になりますが、多くの市場では価格という「見えざる手」だけでは売り買いを調整できない市場がたくさんあり、そこではマーケットをデザインする(エンジニアリングする)必要があるのです。つまり市場の失敗を、人間の叡智で解決していこう、という実践的な領域だと言えます。本書では、「市場の厚み」「混雑への対応」「安心そして簡単に利用できること」をマーケットデザインの要諦としていて、これは最近
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Posted by ブクログ
マイケルポーターの戦略論は必須古典でありながら、なかなか手がつけられずにいたが、この本に出会ったことでようやく糸口が見えた。
まず、ポーターは競争の定義をしている。彼は、最高を目指す戦いは消耗戦となる未来しかないため、独自性を目指す戦いこそがあるべき競争としている。
そんな競争において、有名な5 Forces分析で現在地を見極めた上で、ここから説明する戦略を考えるべし、としている。
戦略とは、特別な価値提案(Value Proposition)と、特別に調整されたサプライチェーンがあり、すべての顧客を満足させない、トレードオフを含むものであるべし、としている。
忘れてはならないのはポー -