櫻井祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
得られるものは大きく2つある。
一つは急成長するITプラットフォーム企業のカルチャーの作り方から運用の方法。もう一つは、ITに限らず現代に求められている人材。
ハイパフォーマーを集め、ハイパフォーマーに満足のいく環境はハイパフォーマーを集め続け、密度を高めること。その中でスキル的なパフォーマンス以外に最大に重要なのは、意見を言い続けること。
ハイパフォーマーという用語が何度か出てくる。ハイパフォーマーを採用し続けることが経営の主要課題ともなっている。ではハイパフォーマーとは何で、ハイパフォーマーがパフォーマンスを最大にできる環境とは何かを問い続ける。
Netflixのように、市場が変わり、必要なスキルが変わることもある。そうなった時に推薦をしてまで他社に転職させることもあるという。しかし結果は他のハイパフォーマーへの影響を受けさせないようにできることだ。 -
Posted by ブクログ
行動経済学は、大雑把に言うと経済学+心理学ということらしいのですが、脳科学にも近いように思えます。そして、実は「マーケティング」の別称にすぎない、とも言われています。
行動経済学ブームの火付け役とも言われるアリエリー教授は、本書で人々のお金にまつわる不合理な判断(エピソード)について、ユーモアを交えながら解説。400ページとやや分量は多めですが、なかなか楽しく読めました。
しかしながら、読み進めていくにつれ、自分自身のお金の使い方に関する無知と愚かさを示されたようで、ちょっとお恥ずかしい限り…
お金に関して合理的な判断力を身に付けたいと思われる方は、本書を読んでおいて損はないと思います。 -
Posted by ブクログ
ヤバい経済学の著者で、経済学者のスティーブン・レヴィット
経済学=根本的にはインセンティブの研究
だからこそ氏の研究テーマは奇抜ながらも経済学として成立(フリーコノミクス)
→本書はフリーコノミクスで重要な「誰も考えたことのない"問い"の立て方 と カギを見つける嗅覚、目の付け所。いわゆる発想に着目
"子供の感性"
タブーを気にしない、切り込む
好奇心
知りたいことに答えを出す
ルールを破る楽しさ
フリーコノミクスラジオ→ポッドキャスト
・何を測定すべきか、どうやって測定すべきかさえわかれば、世界はそう複雑ではなくなる
・一般通年はたいていまちがっている
・相関関係と因果関係は別物だ
資源
食料、交通手段、教育、愛着
なぜ、フリークな思考ができない?
・バイアス、先入観
・同調することは楽、考えることを人任せにしたい
・忙しい
道徳のコンパスが判断を狂わせる
イギリスの国民健康保険 NHS
ゆりかごから墓場まで
人は実際のコストを払わずに済むと、無駄な消費をしがち
→食べ放題になると食べすぎるように
→医療の無料化は「病気心配症」の人たちのせいでコストが増える
→本当に具合が悪い人が十分な治療を受けられない、待ち時間が増える、高齢患者の終末医療にコストの大半が投じられる
自然実験→実験室ではとても実現できない社会実験の条件を自ずと満たしている国や地域を見つける
実験室実験、実地実験
知ったかぶりをするインセンティブは強い。
勇気を持って知らないという勇気を
答えがわからないということに勇気がいるように、
適切な問いを抱くこともまた、勇気を伴う
"どんな問題を解決しようとするときでも、たまたま目についた気になる部分だけに取り組んでいないかどうか、気をつけよう。時間と資源を使い果たしてしまう前に、問題を正しくとらえること、いっそ「正しくとらえ直すこと」が何より肝心だ
大食い・早食いというニッチで戦略を練りまくって優勝→小林尊
・他の選手と異なる問いを設定する
「どうやってホットドッグをたくさん食べるか」ではなく「どうやってホットドッグを食べやすくするか」
・過去のベンチマークに固執しない
現代は原始的な時代と比べて人間が直面する課題が複雑化し、その根本原因は目に見えるところにない。
目に見える原因に飛びついて解決した気になっても無駄。
→ドイツの経済力の差は宗教革命のときの宗派の分離がルーツの一つ
→プロテスタントはカトリックより稼ぎが多い
→マックスウェーバーを思い出す。。
プロテスタント→勤労という世俗的概念と、神から与えられた使命のリンク
黒人と白人の平均寿命の差は何か?
→奴隷商人時代に
→汗を味見する 過酷な船旅に耐えられるかどうかのスクリーニング。ただ心疾患になりやすいし遺伝もする。
胃潰瘍、胃がんの原因→ピロリ菌
糞便移植という荒技で腸内細菌移植
大きな問題ではなく、小さな問題に手をつける
未開拓、大きな問題は大抵小さな問題の寄せ集め、解きやすく、変化を起こしやすい
→小さな成功、大きな効果
わかりきったことも臆せずいってみる
共通項→"楽しんでいること"
手品は子供より大人の方がトリックに乗せられやすい
→誘導に従う訓練を生涯に渡り受けている
→何かに集中できる
→定説を鵜呑みにする
→純粋な好奇心が薄い
→認識力が鋭くない
→深読みしない
インセンティブ 本音と建前
→行動経済学実験で赤裸々に。
道徳的インセンティブで判断すると答えつつも実際は群集心理インセンティブで動く
→寄付金で成り立つ慈善団体に寄付する人は利他的親切心や温情ではなく、社会的圧力を感じる恨めしく思いながら寄付をする
金銭的枠組み
敵対的枠組み
有効的枠組み
協調的枠組み
権威主義的枠組み
→枠組みを超えると人間関係の破壊も発展もできる
中国とアメリカの緊張緩和、1971年、卓球外交
雑草を自分で引っこ抜く庭
インセンティブを巧みに使った分離均衡
ナイジェリア詐欺
→わざと馬鹿馬鹿しいメールを送って騙されやすい人をフィルタリング。偽陽性をさげる
銀行取引データからテロリストの洗い出し
→手口があまりにもうまい。ほれぼれ。
やめることは失敗、敗北ではない。ただの袋小路
勝利への次の一歩、機械費用の確保
サンクコスト、意地
死前検証
"プロジェクトの関係者を集めて、「プロジェクトが実行に移されたが、目も当てられない大失敗に終わった」と想像してもらう。それから一人ひとりに失敗した原因を具体的に書き出してもらう" -
Posted by ブクログ
2024/09/03読破
一言 感情的な行動後の長期的な行動変化が学べる
感想 感情的な行動を起こすのは仕方ない。ただ、その後に起きるコトは考えた上で、対処は考えないといけない。
下記は印象に残った点
p238
茹で蛙の実験
疼痛閾値はだんだんとあげていく。
重症患者は閾値が高い
快楽順応、快楽には慣れる
一度に大きい快楽ではなく、わけて与える
p354
苦難に手を差し伸べるような人々を流す。ただ1つの有効な手段は莫大な支援が必要だと言う客観的な情報を与えることではなく、むしろ感情に訴えること。感情が呼び様さえすれば、とてつもなく親身になれる。苦難に誰かの顔を結びつけることができれば、感情の気まぐれを理解し、思いやりのバイアスが働く仕組みを理解すれば、もっと合理的な判断を下せるようになるだろう。