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Posted by ブクログ 2023年05月02日
本書は2012年にノーベル経済学賞を受賞したアルビン・ロス氏によるマッチメイキングとマーケットデザインの入門書になります。価格の調整だけですべての参加者が納得するような市場はコモディティ市場と呼ばれていて、小麦などがその例になりますが、多くの市場では価格という「見えざる手」だけでは売り買いを調整でき...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月24日
matching は経済学の一部分なの?
だとすれば,役に立つ経済学があることを初めて知った。
はるか昔修士の学生の頃に平面上の点群の最小重み完全マッチングの研究も行ったので,マッチングは数理的な概念だと思っていたのである。
脚注で引用さえている論文を見るとOR関連の論文誌に発表されたものもある...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月19日
コモディティの市場と、いろいろな差別化されたニッチな市場がうまく使い分けられて世界は動いているし、価格で決まらない市場もある。希少資源をいかに効率的に割り当てるかについて、一般均衡理論だけでは世界は動かないし、ビッグブラザーが完璧な配分計画を作り上げることができるはずもない。そこにゲーム理論と行動経...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月09日
マッチメイキングとマーケットデザインの経済学の本。
学校で習った、需要と供給のみで価格が決まる市場ではなく、それ以外の要素が絡む市場、たとえば臓器移植のドナーと、臓器提供を待つ患者のマーケットを、いかに厚みのある市場にデザインするか?
という研究について知見が深まった。
が、私の読解力が足りていな...続きを読む
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