Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学

Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学

2,200円 (税込)

11pt

愛、臓器、人気企業への就職、有名大学への進学・・・世の中には「お金」では買えないものがある。互いが互いを選ぶ「組み合わせ」が必要だ。最適・効率的な「組み合わせ」はどうすれば実現できるか。マッチメイキングとマーケットデザイン研究で世界をリードするノーベル経済学賞受賞者が、従来の経済学が扱わなかった新領域を分かりやすく解説します。

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Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年05月02日

    本書は2012年にノーベル経済学賞を受賞したアルビン・ロス氏によるマッチメイキングとマーケットデザインの入門書になります。価格の調整だけですべての参加者が納得するような市場はコモディティ市場と呼ばれていて、小麦などがその例になりますが、多くの市場では価格という「見えざる手」だけでは売り買いを調整でき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月05日

    マーケットデザインの分野で2012年にノーベル経済学賞を受賞したアルビン・E・ロスの本。臓器の交換移植や学校選択のアルゴリズムが紹介されている。ゲール・シャプレーメカニズムはNHKのオイコノミアでも紹介されている。

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    Posted by ブクログ 2018年07月21日

    経済学者はこれまで市場を所与とし、そのふるまいを研究してきたが、これからは市場の設計に関与できることを具体例(臓器交換、学校選択)で詳細に示している。日本での大学新卒の就活に関して、本書の知見を活かして、学生、会社双方にとって効率的にならないか?と考えた。

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    Posted by ブクログ 2016年08月31日

    マッチメイキングとマーケットデザインのお話。著者はノーベル賞受賞の経済学者。紹介されたシステムは幼稚園とかのマッチングシステムに導入したら、待機児童減りそうだなと。こういう本もたまに読むと面白い。学校選択と腎臓交換の例が多いけど、結構おすすめ。

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    Posted by ブクログ 2016年06月24日

    matching は経済学の一部分なの?
    だとすれば,役に立つ経済学があることを初めて知った。

    はるか昔修士の学生の頃に平面上の点群の最小重み完全マッチングの研究も行ったので,マッチングは数理的な概念だと思っていたのである。

    脚注で引用さえている論文を見るとOR関連の論文誌に発表されたものもある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月19日

    コモディティの市場と、いろいろな差別化されたニッチな市場がうまく使い分けられて世界は動いているし、価格で決まらない市場もある。希少資源をいかに効率的に割り当てるかについて、一般均衡理論だけでは世界は動かないし、ビッグブラザーが完璧な配分計画を作り上げることができるはずもない。そこにゲーム理論と行動経...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月09日

    マッチメイキングとマーケットデザインの経済学の本。
    学校で習った、需要と供給のみで価格が決まる市場ではなく、それ以外の要素が絡む市場、たとえば臓器移植のドナーと、臓器提供を待つ患者のマーケットを、いかに厚みのある市場にデザインするか?
    という研究について知見が深まった。

    が、私の読解力が足りていな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月15日

    マッチメイクを理論的に開設した1冊。マッチングビジネスに関する参考書と思って購入したので、少し内容が異なるものだったのは残念だった。経済学の理論としては興味深く、面白かった。

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    Posted by ブクログ 2017年01月29日

    マーケットデザインによってより適したマッチングを実現できるという点が様々な実例や経験談を織り交ぜて語られており興味深かった。

    マーケット=お金を媒介とした取引 というわけではなく、臓器移植や医学生の専攻先などあらゆるところにマーケットデザインの余地があり、応用の幅は広いのだと感じた。

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    Posted by ブクログ 2016年10月19日

    マーケットデザインの入門書ということで、新聞や雑誌の記事で読んだことがある内容だった。
    11章の「不快な市場〜」は興味深い内容だった。

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