櫻井祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書は10年以上前の世界情勢の話になりますが、現在のアメリカの分断や、ロシアのウクライナ侵攻などを考えた時に後書きにもありましたが、神の視点から見ると面白いと感じました。
地理と地政学の違いを深く考えたことはないですが、
技術が南北でなく東西に伝わる点が、改めて地理を意識したものであったり、
東西を海に囲まれ、良質な港を持っアメリカの成り立ちや、メキシコや南米との関係。
中東やトルコの立ち位置、中国の地理上の利点など興味深い点が多かったです。
日本の説明が少ないのは、それだけ重要度が落ちた証しでしょうか。
インターネットや飛行技術が如何に、地理に大きな影響を与えたかも面白かったです。 -
Posted by ブクログ
【良かった点】
・人間は摂取する栄養をどのようにコントロールしているのか、という問いに多様なデータから丁寧に答えている。事例も多く、数値データの羅列は少なめで比較的理解しやすいのではないか。
・研究が泥臭い作業の連続であるというエピソードを挟むことで、各データの重みも熱意も伝わる内容になっていた。
【微妙な点】
・データに対してついている説明文に違和感があり、原文も本当にそうなのか?と思わされる部分が何箇所かあった。バッタはタンパク質欲が支配的という結論に、そこまでこのデータで言えるか?と思って数ページ読み返してしまった。
・後半の健康への警鐘が長過ぎる。気持ちは分かるが前半との連続性 -
Posted by ブクログ
ネタバレあらゆる種類の複雑な問題を解決するために、新しい選択肢を見出す手法を説明する本とのこと
課題を分解し、部分を解決し、調和するように組み合わせる
創造行為において常識とされつつあることを明確に否定していておもしろい
メモ
・発明とは、見抜き、選択すること。戦略的模倣
・イノベーションを目指すプロセスの構造。課題を明確かつ具体的に定義することから始まる。それから各部分を解決する既存の方法を探索する。そしてそれらの解決策を全体として調和して機能するように新しい方法で組み合わせる。
・think biggerのロードマップ
ステップ1課題を選ぶ 解決すべき課題を正しく選ぶ
ステップ2課題を分解す -
Posted by ブクログ
タンパク質とその他栄養素の関係や摂取比率という視点は初めて聞くものだったので、とても興味深く読むことができた。昆虫やら動物は、自然に摂取する栄養素を調整する能力を持っている。人間も本来は持っているものだが、様々な添加物を加えた超加工食品を生み出し、その機能が働かなくなってしまっていることも学びだった。当然のことではあるが、これだけやっていればよい、というような健康法はなく、バランスの良い食事・適度な運動と睡眠といった基本的なことこそやはり大切だと実感した。
内容自体にケチをつけるつもりはないが、文章表現が非常に冗長で、読みにくいところが散見されるのでもっとシンプルだと良いなと思う。感覚的には、 -
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Posted by ブクログ
・特殊知識を見つける:君が子供のころや10代のころに苦も無くやっていたことを考えてみよう
・今はるかに重要なのは、ずっと前に「正しい」ことを学んだかどうかよりも、9カ月や12か月で最新分野のエキスパートになれるかどうかだ
・所有権を持たないと、インプットとアウトプットが密接に連動するんだ。つまり君が投入した時間や労力に比例した報酬しか得られない
・限界費用ゼロで複製できるプロダクト:本、メディア、映画、プログラミングコード
・レバレッジによって判断や能力のわずかな差が増幅されて、大きな違いを生む
・自分に時給を設定し、その時給で計算した金額を惜しみなく使って、時間を節約せよ。君は自分で考える以 -
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Posted by ブクログ
●どんな人へ向けて書かれた本?
富と幸せを手に入れたい人へ
●いつするか?誰とするか?なにをするか?
あえて付け加えるなら、
どんな状態でするか?が最重要
●ナヴァル・ラヴィカントとは?
投資家、思想家、面白そうな人、
●この本から受け取ること
参考文献やおすすめ本が良書ぞろい
少しずつ読んでいく
●実際に行動すること
自分の内側、自分を知る
●実際に行動したこと
瞑想←これは手段に過ぎない
●行動した結果どうだったか
自分の内側からしか無限のエネルギーはわかないことがわかった
●おわりに
ナヴァルさん、ほんとうにありがとうございました! -
Posted by ブクログ
ダン・アリエリー氏の「予想どおりに不都合」に続く2作目であり、アリエリー氏の過去の体験や実験に基いた人間の不合理性について書かれています。
ページ数はそれなりにありましたが、人間が何故不合理な選択を取ってしまうかを学ぶことができ、楽しく読み終えることができました。前作に比べアリエリー氏の体験を通した内容が多く親近感が芽生えました。
特に印象深かったのは、人間は報酬よりも仕事の意義に価値を見出すこと、大勢が犠牲となる事件より顔が分かる犠牲者の方に強い関心を持つ、これらの内容は普段仕事していたりニュースを見ているときに思い当たるなぁと感じました。
ただ、読んでいて実験の説明については何か図を -