櫻井祐子のレビュー一覧

  • イノベーションへの解

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     「イノベーションのジレンマ」に続くクリステンセン教授のイノベーション論第2段。前作が「破壊的イノベーション」の理論構築を主眼に述べられていたのに対して、本作では実践面でのポイントを解説している。
     クリステンセン教授は2011年のThinkers50で「最も影響力のある経営思想家」のトップに選出されている。「破壊的イノベーション」戦略論が多くの人を惹きつけるのは、そのダイナミズムからだろう。「破壊的イノベーション」は市場を動的に捉えているだけでなく、組織の中での意思決定プロセスも組織力学を考慮した提言をしている。
     また「イノベーション」という経営戦略論の最先端分野を扱いながら、ドラッカー、

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    2013年06月30日
  • イノベーションへの解

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    あらゆるビジネスにおいて「核」となり得る書。
    この本を参考にして書かれたであろう本がどれだけあるか。
    まさにハーバードの授業のように多くのケーススタディを基にした示唆が多い。
    訳本にありがちな難解な言い回しも多いが、大枠だけでも頭に入っていると、他のビジネス書との関係性が次々と出来上がり、頭の中で図式化されて行く感じがする。

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    2013年05月05日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    ダニエル・カーネマンのファスト&スローが認知、判断など広く扱っているのに対しこの本で扱うのは「ずる」の心理学、そうは言っても重なる部分はかなり有ります。

    どういうときに人はずるをするのか、アメリカのゴルファー1万2千人の調査ではライの改善について「平均的なゴルファーがボールを10センチ動かすと非常に有利になる場合動かす可能性はどのくらいか?」聞いた所、クラブを使って動かす場合23%、ボールを蹴る場合14%、手で動かす10%と言う回答だった。(日本のプライベートコンペだとそもそもリプレースOKとしている場合が多いので質問自体が成り立たないかも・・・)手を使うと心理的抵抗が大きいというわけである

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    2013年05月02日
  • イノベーションへの解

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    これ、凄いな。なぜ、今まで読まなかったんだろう。この理論で、そうとう、日本のメーカーの苦境も、今後の展開も予想できそうな。スマホとタブレットが充分な品質になると、アップルは厳しいか。

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    2013年04月28日
  • イノベーションへの解

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    《本書のテーマはビジネスにおける新たな成長を生み出す方法である。》

    イノベーションを方向づける力。個人ではなく、事業構築に携わる人々に作用する力を理解する事が、予測可能性をもたらす。

    アイデアが形成されるプロセス:中間管理職のアイデア選別に加わる力。資金を勝ち取る計画を優先する。

    ★理論とは「どのような条件下で、何が、何がを、何故、引き起こすか」の言明。⇒状況によって理論が異なる。⇒属性ではなく、状況によって分類することが重要。『状況による』ということ。

    理論はどのように構築されるか。三つの段階を経る。
    ①理解の対象となる現象を記述することから始まる。
    ②現象をいくつかの区分に分類する

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    2013年04月14日
  • イノベーションへの解

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    ミドルマネジメント層以上の実務家を対象とした指南書。
    ビジネスにおける普遍的な事象とその解決策を鋭い切り口で考察している。
    手元に置いて何度も読むべき内容であると感じた。
    HBSの存在感際立つ良書。

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    2013年04月02日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    これは実験倫理学ですな。



    非常に味が悪くて読むとうっとなるが非常に重要。注は原書にもない。

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    2021年01月05日
  • イノベーションへの解

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    持続的イノベーション・・・後発が勝負するのは厳しい。以下の2型に突然打ち破られる可能性あり。顧客はそこまで必要としないまでの質、機能となる事あり。
    ローコスト型破壊
    新市場型破壊

    企業の継続的な成長の為に成熟した産業の中で駆け回っている。

    ベストプラクティス=処方箋ではなく、何が何を何故引き起こすのか解明した上で、適切に分類する事。

    信頼できる理論の絶対条件とは、どのような行動が成功を導くかという言明の中で、企業のおかれた状況の変化に応じて、これがどのように変化するかが説明されている事だ。

    セグメンテーションは属性ではなく状況で分類する。

    無償費に対して既存技術を適用
    顧客はある用事

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    2012年11月28日
  • イノベーションへの解

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    前作『イノベーションのジレンマ』でセンセーショナルに提示した破壊的イノベーションの起こし方について書かれた本である。
    健全な経営による持続的イノベーションを否定する訳ではなく、新成長事業を構築する為には、破壊的な機会を首尾よく活用することが重要であるとしている。
    破壊的イノベーションには2種類あると定義している。「過保護された」顧客を低コストのビジネスモデルで攻略する【ローエンド破壊】と、無消費との対抗となる『新市場型破壊』の二つである。
    特に、【新市場型破壊】が対抗する無消費を見つける為の興味深い記述は以下の部分である。

    ”顧客の生活にはさまざまな「用事」がしょっちゅう発生し、彼らはとにか

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    2012年07月19日
  • サム・アルトマン:「生成AI」で世界を手にした起業家の野望

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    「山あり谷ありの、凄まじい密度の人生に驚かされました。並外れた成功の裏で、自分の頭の中にある世界と現実との乖離に苦心しているようにも見えます。これほど多くを語れるほどの経験を積み重ねてきた、サム・アルトマンという人物の底知れぬ凄さを実感しました。」

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    2026年04月11日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    THINK BIG的なことかと思ったら全然違った。大きなプロジェクトを成功させるには計画だ大事だということ、バイアスに惑わされないこと、過去の事例を参考にし、自分のプロジェクトのみが特別だと思わないこと、モジュール化すること。事業を作るにあたって大切にしなければいけないことをちょうどいいタイミングで読めた。

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    2026年04月07日
  • サム・アルトマン:「生成AI」で世界を手にした起業家の野望

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    もはや生活の1部となった生成AI。その生成AIのブームの火付け役となったChatGPTを作ったオープンAIのCEOを務めたアルトマンの半生、考え方、その振る舞い、それからオープンAIをめぐる様々な初期の出来事がまとめてわかる本として、もはや必読書とも言える話題の書。
    現在の政治経済社会の根幹部分の技術的再実装が、少数のスタートアップ系コミュニティの中から生まれているという現実を知ることができる。
    今まさに国内でも展開される米系AI企業と国家との関わりやその中で登場する人物や会社、それらがどのように生まれ、切磋琢磨し、成長し、どのような未来を作る(あるいは影響するのか)、この物語に出てくる様々な

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    2026年03月28日
  • イノベーションの最終解

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    ネタバレ

    イノベーションのジレンマ三部作のラスト


    メモ
    •破壊的イノベーションの理論
     単純、安価、画期的
    •破壊的イノベーションはローエンド型と新市場型の2種類ある
    •変化のシグナル、競争のバトル、戦略的選択
    •変化のシグナルを見つけるには
     無消費者、満たされない顧客、過剰満足の顧客に着目する
    •成功する新市場型破壊的イノベーション
     財力やスキルがないため重要な用事をかたづけられなかった顧客に手頃な製品サービス提供し、用事を片付けられるようにする
     顧客の行動や優先順位を変えなくても前から片付け用とした用事をより簡単に片付けられるようにする
    •経営状況を把握する方法
     資源 企業がもっているも

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    2026年03月13日
  • ゾーンに入る EQが導く最高パフォーマンス

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    タイトルにやや偽りあり。
    ゾーンの話は最初に少し触れるだけ。基本はEQについて最新のビジネスシーンに即した内容に組み替えたもの。内容は自然に入ってくるもので納得できるし、EQを高めるよう意識していこうと思える。

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    2026年02月24日
  • 食欲人

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    序盤のほうのバッタ、ゴキブリ、クモの話をしているあたりが特におもしろくガンガン読めた。
    繁殖、長寿それぞれ求められる摂取ターゲットが異なるという話のとこあたりが最も興味深かった。

    各章、各段落タイトルでネタバレされるのがくやしかった。

    1分に1度バッタの行動を記録し続けると聞いて気が遠くなる

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    2026年02月23日
  • 食欲人

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    帯が「LIFE SPAN」作者のデビッド・A・シンクレア博士だったので見つけた途端、手に取ってました。博士は面白くてイッキ読みしたそうで。
    最近日本でも、老いない研究が注目されているけれど、この本も「食」を通して、どんなバランスが人間の長寿につながるのか、バッタやマウス、オラウータンなどの実験動物を通して気の遠くなるような細かい調査を行い、長い年月をかけて完成させた「今のところ」の集大成です。
    研究者は本当に好きじゃなきゃ続けられないなと頭が下がります。お金もかかるしモチベも素晴らしい。体を張ってます。
    タンパク質や炭水化物の重要性がバランス的にどのあたりなのか、実際にこれを此位と書いてあるわ

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    2026年02月13日
  • とっぱらう 自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」

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    ネタバレ

    GoogleとYouTube出身というデジタル人間の2人が、デジタルデトックス的なライフスタイルを提唱している。
    かなり思い切った方法もあるけれど、わくわくする予定を1日1つ入れるとか、取り入れたいヒントがたくさんあった。
    運動やリアルフードがいいなどの一般的なことも、知ってるのと実際にやるのとは大違い。
    失敗してもいい、と親しみやすい口調でまとめられてることもあり、スモールステップでもいいからやってみようという気になった。
    実際に自分でも試したことのある、一番だら見しやすいサイトのブックマークを消すとか、あ、方向は合ってるんだなーとうれしくなったり。
    頑張りすぎず、できる時には徒歩通勤、やっ

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    2026年02月10日
  • サム・アルトマン:「生成AI」で世界を手にした起業家の野望

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    神童であったアルトマンがいかに頭がよいか、イーロンマスク、ピーターティールのような大物を巻き込んで生成AIをビジネスにしていったかよくわかる本であった。”スーパーインテリジェンス”を読め、シンギュラリティの概念に取りつかれていた、モデルを生成的事前訓練済トランスフォーマー(GPT)と名付けた、チャットウィズGPT3.5→チャットGPTに決めた、等アルトマンの凄さが目の当たりにできた。

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    2026年02月08日
  • サム・アルトマン:「生成AI」で世界を手にした起業家の野望

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    今や誰もが見聞きしたことのあるChatGPTを生み出したサムアルトマンの尋常じゃない人生を知ることができる貴重な本。
    幼少期からの彼の人生がかなり詳細に描かれていて、天才とはこうやって世に出ていくものなのかと思い知らされる。
    到底真似できないし、生まれ変わっても同じようにはなれる気がしないけど、天才の人生を少し垣間見ることができてよかった!笑

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    2026年01月30日
  • 食欲人

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     食べることは本能だと思いがちだが、その単純さを疑う一冊である。人はなぜ食べすぎ、なぜ迷うのか。
     著者は動物たちの食行動に目を向け、栄養を正確に選び取る知恵を学ぶ。自然界では「欲」は制御され過不足は少ない。
     人間社会はどうだろう。加工食品と情報があふれ、食欲はしばしば操られる。足りないのは意志ではなく、環境の設計だという鋭い指摘がなされる。
     何をどれだけ食べるかは生き方の縮図でもある。腹を満たす前に暮らしの仕組みを見直せと促している。

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    2026年01月26日