櫻井祐子のレビュー一覧

  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    予防への関心
    『上流思考』とは事前予防、事前予防対策。問題、事件事故が起きる前に何を事前対策しておくべきか、が今後非常に大切なると言う事。それは事後の費用は事前の対策費用に比べ多大に膨れ上がるケースが多いから、と言う。文中にあった若者の暴力・非行行為をなくするには「時間をうまく利用」でスポーツ施設に投資、若者が健康に活動できる場の提供は理解できる。平和ボケで若者間で発生するのは「持て余した時間の使い方」は得てして非行に走るのだ。

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    2022年09月26日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    本書を読むまで、B29は日本の迎撃など相手にしないような高度からやすやすと爆撃を行っていたものかと思っていた。実際には、航続距離ぎりぎりだし、照準器の精度や気流の問題等で高高度からの爆撃では効果を上げることができず、やむを得ず低空から、やむを得ず夜間に爆撃を行ったのだということがわかった。そして日本中に行われた空襲が、マリアナ諸島にいる「現場指揮官」だけの判断だったということにも驚いた。200ページほどの著作で、たいへんコンパクト。著者は、理想主義者vs現実主義者の戦いとして、ノンフィクションを物語化しているので、ところどころ牽強付会なところもあるのかとは思うが、読みやすさには貢献していると思

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    2022年09月23日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    精密爆撃から無差別爆撃へ。B29による日本への空襲。なぜ大量殺戮へ発展したのかを描く。

    アメリカ空軍は元々は陸軍。補助兵力だった航空機を主力兵器に。第一次世界大戦の塹壕戦、総力戦への反省から航空機によるピンポイントでチョークポイントとなる工場等の目標を狙う昼間の高高度精密爆撃。戦争による双方の犠牲を最小にする最良の手段と考えられていた。その一団がボマーマフィアと呼ばれた。

    実際には精密爆撃は成功せずやがてハンセル将軍からルメイへの指揮官交代を機に低高度夜間の都市無差別攻撃へと方針は変換する。

    本書は戦略爆撃の思想からどのように変化したかの裏側を描く。

    現在は高性能誘導弾の発達によりある

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    2022年09月22日
  • NETFLIXの最強人事戦略~自由と責任の文化を築く~

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    成長企業、ベンチャー企業には大変参考になると思う。NETFLIXの事業成長と、それに伴って組織がどのように変え、どのようなHRM制度を導入し、「自由と責任の文化」を築いたかがよく書かれている。ケースとして秀逸。変に取り繕ったりもしていない点も評価できる。

    【メモ】
    ・どんなレベルの従業員も、自分とチームの任務だけでなく、事業全体のしくみや会社が抱える課題、競争環境などを大局的に理解することを望み、必要としている。
    ・給与調査の情報は現在の市場状況の後追いでしかないから、それだけをもとにオファー金額を決めるべきではない。
    ・事業の現状から考えて支払える金額だけでなく、その人材が将来もたらすかも

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    2022年09月17日
  • NINE LIES ABOUT WORK 仕事に関する9つの嘘

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    仕事に迷った時やチームで動くことに違和感を感じた時に読むと面白いです。この本は自分がチームリーダーの研修を受けている時に読みました。なので、多角的に見れて良かったです。読んでると納得する部分も結構ありました。まぁかなり尖ってる本だとも思います

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    2022年09月13日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    終戦が夏ではなく冬まで続いていたら、餓死者が増えていた。マッカーサーは食料を与えた英雄。
    戦争を早く終結するために、夜間低空爆撃を各都市で繰り返す。
    日本人からすれば、アメリカ人の都合のよい言い訳にも聞こえます。

    しかし、東京空襲の慰霊碑がないなど仰るとおりのこともあります。

    こういったことを二度と起こさないように両当事者からの事実を後世に伝えてほしい。

    終戦記念日に読んだことに、運命も感じます。

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    2022年08月15日
  • NETFLIXの最強人事戦略~自由と責任の文化を築く~

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    硬直化した現代日本の人事諸制度に、疑問を投げかけ、人が働くためには何が本当に必要なのかを問いかける書です。
    事業環境の急激な変化に柔軟に対応できる、ハイパフォーマンス文化を育むための方法を、あらゆるレベルのチームリーダ向けに説明する本である。
    ハイパフォーマーだけで固められたチームをすぐに作りだすこと。そのために不適な従業員については、正直に事情をはなして退場してもらう。といっています。

    ・ネットフリックス文化の柱は、「徹底的に正直であれ」

    ・20世紀に開発された複雑で面倒な人材管理手法では、21世紀の企業が直面する課題に立ち向かえるはずがない。

    ・インセンティブをベースとする、ベストプ

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    2022年07月29日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    問題の早期発見、未然防止、早期検知、するためには根本から上流から考えていかないといけない。仕事でも日常生活でも当てはまることだ。問題盲、てこの支点、当事者意識の欠如、トンネリング等意識すべきポイントは多い。この本は問題解決の本だと感じた。

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    2022年07月02日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    ネタバレ

    最近、上流思考の重要さに気付く。
    改めてそれに特化した本を読んで、更に勉強が出来た。

    印象に残った事が四つ。
    一つ目、問題にただ対応するだけの状態が続くと、問題を防止出来る事を忘れる。
    慣れが当たり前になる事で、問題と感じる頭をどんどん鈍らせる。
    今の職場でも、これらを多く感じる。それを正すのは、何故?を繰り返す事だと思う。何故それをしているのかを考える事で、仕事の本質と、その間違いに気付く様になる。
    二つ目、警察のくだり。
    泥棒を捕まえることにしか眼中にない警官が多い。不良少年を説得しましたというより、この男を逮捕したという方が分かりやすい。
    何も起こらなかったという事を、どうやって証明す

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    2022年05月03日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    問題に事後的に対処するのではなく、未然に防ごうとする上流のかんがえかたをまとめて本。
    問題盲、当事者意識の欠如、トンネリングの3つの障害を乗り越えて7つの質問に答える事で対応すれば良いと。考え方はその通りだと思うので継続して実践して行くのみであるが、会社では問題を発生させない上流での対応をしても評価されにくく、問題が発生した後にバタバタしながら解決した方が頑張ったと評価されがちなのが非常に気になる。各個人だけでなく、組織としての評価についても上流思考に対する対応が必要だと思います。

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    2022年05月02日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    上流思考の考え方は非常に重要なことはわかるが、実践が難しい。本書は上流活動の障壁となる3つの障害と検討すべき7つのことを射抜いており、取り組み方の参考になる。

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    2022年03月15日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    予防や事前対応のことを上流と呼んでいます。
    最初はわかりずらかったですが、住宅設備でいえば、壊れて慌てふためくのは下流、上流は管理人を置くといったイメージです。

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    2022年03月12日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    問題が起こる前に問題が起きることを未然に防ぐためにはどうすれば良いか、という一件当たり前のことだが見落としがちな視点を持つことの大切さを解いた本。問題が起きる理由は、自分ではコントロール出来ないところにあるとか、とかく自分に不都合な理由をつけて問題を放置しがちだが、そのような姿勢では根本的な問題の解決は出来ないということを改めて肝に銘じたいと思った。

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    2022年02月27日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    仕事柄予防的な視点で思考するので入りやすかった。

    本質的な問題を解決することが重要。目標をすり替えない。それにより、異なる評価がされることがあることから目標や使命を取り違えない。
    その本質的な問題を解決するために自分事と捉えて予防的視点で取り組む。
    節約の発想ではない。事後対策でやった方がリーズナブルだとしても、上流思考では事後対策は選択されない。

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    2022年02月26日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    202202 Switchなどの以前の著書ほどの感銘はなかったが上流で対処することの大事さが丁寧に多くの事例とともに書かれていて刺激になる。

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    2022年02月11日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    ネタバレ

    問題が起きる前に未然に防ぐ、現在の状況に課題を見つけることの重要性、方法が解かれている。
    特に問題が常態化すると目に見えなくなるという言葉はまさしくその通りだと思った。旧態依然としたプロセスに新人が新しい目で、どうしてこうしているのか?と聞いた時から改善が始まるのはよく耳にするストーリーだと思う。
    メモ代わりに本書に記載されいる七つのポイントを下記に記載する。
    ポイント
    1.しかるべき人たちをまとめるには?
    2.システムを変えるにはどうしたらいいか。
    3.テコの視点はどこにあるか
    4.問題の早期警報を得るには?
    5.成否を正しく測定するには?
    6.害を及ばさないためには?
    7.誰が起こっていな

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    2022年02月05日
  • 不合理だからうまくいく 行動経済学で「人を動かす」

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    行動経済学面白かった。もっと勉強したいと思ったし、自分の決定に不合理な面が影響を与えていることを意識して生きていこうと思う。何度か読み直してしっかりと頭に入れたい。

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    2022年01月23日
  • アリエリー教授の「行動経済学」入門-お金篇-

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     お金によって無意識に翻弄される頭と心がわかる本です。
     更に、それを熟知した企業による誘惑やお金を払わせるための販売方法を知ることができるので、「なぜかお金が貯まらない」という人にはおすすめの一冊です。

     「お金にまつわる失敗エピソード→失敗の原因→解説」というシンプルな構成になっているので、複雑な内容を扱いながらもわかりやすくなっています。
    文章は洋書特有のくどさがありますが、クスっと笑えるジョークで基本的には面白く読めるかと思います。

     習慣化しているカフェのコーヒーや、見ていないけど支払い続けているサブスクサービス、セールで購入した本当は不必要なものなど、自分の周りにも見直した方が

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    2022年01月21日
  • イノベーションのDNA[新版] 破壊的イノベータの5つのスキル

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    イノベーションを自分が起こす方法だけでなく、起こせる子どもになってほしいという親目線の言葉が付録で掲載されているのが嬉しい。

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    2022年01月20日
  • 無料より安いものもある お金の行動経済学

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    お金に対する誘惑が世の中には色々仕掛けられていることがわかった。
    特に支払いやすさは納得!
    今はネットで購入が主流になっていて出費の痛みを感じにくいことが、逆に簡単に購入にも繋がっているのでそこを仕事でも活用していきたい!

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    2022年01月04日