櫻井祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最高のアイデアを得るために。
前著をさらに発展させた実践的な思考法。
・イノベーションは「戦略的模倣」
◯「発明とは、無益な組み合わせを排除して、ほんのわずかしかない有用な組み合わせをつくることである。発明とは見抜くことであり、選択することなのだ」(アンリ・ポアンカレ『科学と方法』)
・ブレインストーミングは、「情報の洗い出しと共有」でしかなく、「箱の中の思考」
・人間が把握できる項目は「7個プラスマイナス2個」
◯Think Biggerのロードマップ
ステップ1:課題を選ぶ
・「課題の定義」が9割
・課題を「How?」で言い換える
・課題のUP/DOWNの階層分析をし、「意味があ -
Posted by ブクログ
競争戦略をちゃんと学びたいと思い読みました。内容が難しかったのか、自分が集中していなかったのか分かりませんが、理解できていると思うんだけど、ちょっとぼやけた感じがあります。
内容としては、利益を産むための戦略についてまとめた本でした。ただ、この本で言う戦略は、もちろんマーケティングなどもあるんですが、企業の利益構造や事業構造そのものを指している点が特徴です。また、ナンバー1を目指す競争を全否定し、独自のポジションを作りオンリー1を目指す競争を徹底的に推奨しています。
イケアなどの例は、身近にあるし、特徴的な企業なので分かりやすいなと思いました。ただ、自分の会社に落とし込んで考えた時に、どう -
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創発的戦略と意図的戦略をバランスとりながら、オープンな心持ちで予期せぬチャンスにもうまく乗りながら人生を歩む、、それが結果として満足度の高い人生につながるのかな、、?
家庭でのふるまいも参考になった。
作りたい家庭をイメージし、繰り返し繰り返し文化を作っていくこと、子どもがピンチに陥ったときに手を差し伸べることは乗り越えるチャンスを奪うこと。
‥親としてまだまだだな。我が家の文化ってなんだろう?毎日楽しく悔いなく生きろと伝えてるけど、それでは自己中では、、?
本著では奉仕や人の役に立つこと、神を信じることも人生の指針としており、文化の違いは感じつつも考えさせられた。
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Posted by ブクログ
アリエリー氏の本が好きなため購入しました。本書はコメディアンでもあるジェフ・クライスラー氏との共同執筆となります。我々が普段使っているお金に対して、いかに不合理な使い方や選択をするリスクが潜んでいるかを、行動経済学を通して学ぶことができます。
この本を読みながら、つい先日雑貨屋に寄った購入したアメリカンなステッカーやバッジの事を思い出しました。お洒落な内装に釣られてしまい、合計で400円程でしたが上記の買い物をしました。後から冷静に考えると不要なもの、ただ単に雰囲気に当てられて衝動買いをしてしまったなと思います。ですが、購入をする時の心の満足感があったことも確かです。かくも人間の行動は面白い -
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Posted by ブクログ
世の中にはマーケティング手法、考え方が溢れ、洪水が起きている。そんな中、ポーターは「独自性を持ち、他社(者)とは違ったポジションを取りなさい」と勧める。
かの有名な孔子の言葉で「戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり。」という名言がある。
まさにこれを体現しているのが、ポーターの競争戦略である。
本書の最後らへんのインタビューの部分で「戦略を定めるからには、対象とする顧客とニーズを定めなくてはならない。それ以外の顧客のニーズについては、期待に添えないという現実を受け入れなければならない。それは、実にいいことなのだ。」とポーターが言っていた。
本書を短く要約するなら、これに尽きると感じ