櫻井祐子のレビュー一覧

  • 巨大システム 失敗の本質―「組織の壊滅的失敗」を防ぐたった一つの方法

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    巨大システムの失敗の原因を密結合した多要素からなる複雑系にあるとして、様々な事例と対策を紹介している。
    対策としてあげられている手法:
    ・構造化されたツールによる意思決定:主観的確率区間推定法(SPIES)による見積もり、ペアワイズ・ウィキ調査での項目の優先順位付け、死亡前死因分析によるリスクの洗い出し
    ・小さな失敗から学び大きな失敗を防ぐ:ヒヤリハット
    ・チームの多様性を確保して認知バイアスを回避する
    ・システムの透明性を高め、スラックを大きくすることで、システムを見えるようにし結合を疎にする

    タイトルにはたった一つの方法とあるが、一つじゃなかった。

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    2019年06月21日
  • 100年予測

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    文字通り、100年後の未来を予測した一冊。

    今後、対ロ封じのためにポーランド、トルコ、日本が力を伸ばし、それらはアメリカの対戦した後、最終的にはアメリカの隣国のメキシコが力を伸ばすという新説は面白かった。
    しかし、今後大国が戦争するということに(たとえ限定的であったとしても)リアリティが感じられなかった。

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    2019年06月17日
  • ストラテジック・キャリア

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    キャリア戦略なんて日本ではほぼ教えない。大学の就職相談センターが関の山。社会に出て、あまり何も考えずに自分のキャリアを積み重ねてる人が多いのは確か。そこからどうするかは本人次第

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    2019年06月12日
  • 0ベース思考

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    大食いコンテストの日本人チャンピオンの話などとても面白かったが、「0ベース思考」というタイトルは少し違うような。
    原題どおり「フリーク経済学」の方が相応しい。

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    2019年06月08日
  • 不合理だからうまくいく 行動経済学で「人を動かす」

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    人間は合理的には判断しないということを書いた本。なるほどと思うことも、多くて良い本

    確認、承認することで仕事のやる気、パフォーマンスが大きくことなる
    分業のリスク、仕事に意義を見出せなくなる
    相手の中から出てきたアイデアのように持って行く

    シュレックのドリームワークスはディズニーを首になった人が作った。シュレックの悪役は首にした上司に似てる。

    辛いことは一気に。楽しいことは休み休み
    仕事でもやり方に何か新しいことを入れることで喜びが増す

    自己ハーディング 感情的に下した決定はその感情がなくなっても、その後の決定に影響する。自分は自分の過去の決定を真似て決定を下す。

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    2019年06月08日
  • 1%の富裕層のお金でみんなが幸せになる方法――実現可能な「保証所得」が社会を変える

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    これならできるんじゃないかと。そう可能性を感じた。
    自分の目で見て聞いてきたこと、他のリサーチも丁寧に簡潔に示してロジックがしっかり終えた。
    ユニバーサルベーシックインカムではなくさらに的を絞った保証所得。実験中の地域の結果も踏まえて今後注視したい。
    翻って日本の政策は。各種のバラマキに見える給付などの裏側を知りたい。(私の勉強不足甚だしい)

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    2019年05月27日
  • イヤなやつほど仕事がデキる なぜルールに従わない人が成功するのか

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    好奇心旺盛で、型にはまらず、素早く行動し、問題や衝突や対立が生じることをもろともせず、前をしっかり向いて、変化を楽しみ、変化を起こしながら周りを巻き込み、確実にファンを増やして、関わりを持った人たちに驚きと感動を与えられる人のことが書かれており、そうした人たちに共通する思考や行動の特異性を分析してまとめてくれています。

    私にとっては、好きなタイプの人たちを取り上げた話でしたから「イヤなやつ」というタイトルがあまりしっくりきませんでした。

    創造的な破壊を引き起こすためには、保守的な考えから生まれない、突飛な行動や発想が必要で、ともすると迷惑なこと、非合理なことを臆すことなくやってのけてしまう

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    2019年05月22日
  • 巨大システム 失敗の本質―「組織の壊滅的失敗」を防ぐたった一つの方法

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    本書では交通(鉄道の運行管理、航空機の管制など)や金融、原発、巨大プラントなどの巨大システムの組織的崩壊に至るトラブル全般を「メルトダウン」と呼び、それが起きやすい状況を整理して、どう防ぐのかを様々な事例を紹介しつつ説明しています。
    例に挙げた巨大システムは、効率化を追求すればするほどより巨大に、複雑、過密になっています。数多くの要素が複雑に関係しあう「複雑系」であり、かつそれぞれの要素間の繋がりに時間的余裕の少ない「密結合」である事が、メルトダウンを起こしやすいシステムの特徴であると述べています。
    システムが巨大になってもオペレーター一人が把握できる視野、領域には上限があるためにシステムの運

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    2019年05月08日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    ワークショップと呼ばれているものの多くがこの本を参考にしているということがこの本を読んで分かった。

    プロセス・マニア(オタク)の筆者ならではの良く考えられた手法が参考になるだけでなく、全体のつながりも見事である。

    何度も読み返したい。

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    2019年02月06日
  • 巨大システム 失敗の本質―「組織の壊滅的失敗」を防ぐたった一つの方法

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    とてもわかりやすく書かれていて良かった。いろいろな企業などの壊滅的失敗例がたくさん出てきて、それだけでも興味深かった。

    システムが複雑になっているのに、それに対処する能力が追いついていない。
    より安全なシステムを設計し、よりよい意思決定を下し、警告サインに目を配り、多様な少数意見から学ぶ。それらの当たり前のことができない。
    現実は、直感に頼る、懸念の声を無視する、気候変動や食糧不足、差し迫ったテロ攻撃の警告サインに対策を講じない。
    防止することは可能だ。試そうという決意さえあればいい、と筆者は言う。

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    2019年02月01日
  • 巨大システム 失敗の本質―「組織の壊滅的失敗」を防ぐたった一つの方法

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    日常的にメルトダウンする社会にどう立ち向かうか。多様性を維持、少数意見を拾い上げる、死亡前死因分析。

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    2019年01月21日
  • 不合理だからうまくいく 行動経済学で「人を動かす」

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    前作は未読。内容がわかりやすく、ばく然と知っていたこと(例えば子どもの好き嫌いを無くすのに料理をさせる)や誤解していたこと(例えばいい家具を買うよりも、楽しいレジャー1回の方が幸福感が長続きする)を実験を通して学術的に説明していて面白い。
    例が身近で誰でも思い当たることがあるというのがいい。
    読者の問題解決の糸口になりそうと思わせる。

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    2018年12月10日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    フェイスブックのCOO、シェリル・サンドバーグが、突然、ご主人を亡くすという悲劇に遭う。本書は彼女がその衝撃から再び立ち上がるまでを赤裸々に綴った作品。仕事ができるというだけでなく、強いレジリエンスをも持つ彼女。強いというよりも、素直で謙虚な生き方がそれを可能にしているという印象を持ちました。

    レジリエンス=折れない強さ、挫折から立ち直る力 の重要さついて、具体的な事例を数多く紹介しながら、かつ、心理学者の見解も含めつつ解説されているので、腹落ちしやすいです。

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    2018年12月03日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    ◆感想
    シェリルサンドバーグが、夫をなくし、悲哀にくれる日々を綴った本かと思いきや、
    彼女自身のストーリーを元に、読んだ人が苦難を乗り越える勇気やコツなどを学ぶことができる本。
    何か失敗をして悩んでいる時や、辛いことが会った時などに読むとよりより一層心に響くものがあると思う。
    また、自分がやりがちな思考が知らず知らずのうちに、悲嘆のスパイラルに陥る可能性があることに気づけた。

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    ◆ポイント
    1立ち直りを遠ざける3つのP
    2困難を抱えている人を避ける傾向
    3自分を思いやる
    4逆境に意味付けをし、成長する
    5レジリエンスは鍛えられる
    6仕事での失敗を成長へ


    1立ち直り

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    2018年11月24日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    スプリントとはアイデアをプロトタイプの形に素早く落とし込み、それを顧客とテストすることにより、短期間で重要な問題に答えを出す手法を言う。

    月曜日 問題を洗い出す。どの重要部分に照準を合わせるか決める。
    火曜日 多くのソリューションを紙にスケッチする。
    水曜日 最高のソリューションを選ぶ。アイデアを検証可能な仮説の形にかえる。
    木曜日 リアルなプロトタイプを完成させる。
    金曜日 生身の人間でそれをテストする。

    まず外見を整える。
    決定権を持つ人を参加させる。
    チームの人数は7人以下にする。

    中断が生産性を急落させている。
    典型的な仕事時間は10時から17時に設定する。そして5日連続でスケジ

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    2018年11月23日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    結婚して11年、幼い息子・娘を残し休暇先で急死した夫。自責や永遠に続くかと思われた悲しみ・苦しみ、乗り越えるしかなく前を向いて進むしかない。その過程における心の働きや乗り越えるべき壁、悲劇について話す方法や、苦しむ友人をなぐさめる方法、レジリエンスの育み方。

    科学的・学術的裏付けとともに、たくさんの人に教えられ見守られながら、立ち直っていくプロセス。きれいごとかもしれないけれど、事実・経験・知見・英知・指針満載。

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    2018年10月13日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    「予想どおりに不合理」の著者が不正と意思決定について著したもの。不正といっても、エンロンの不祥事のような大きなものだけでなく、ゴルフのスコア申告のように、そのほとんどが多くの人に関わりのあるありふれた不正である。
    不正が起きるしくみについて、合理的経済学では、人は自分の置かれたそれぞれの状況を合理的に分析し、それをもとに犯罪を行うかどうか決めるというもの(シンプルな合理的犯罪モデル「SMORC」)らしい。しかし、少し考えればわかることだが、あらゆる決定について費用便益分析を覆ない、最も合理的に思われることをするとするなら、たぶん職場を一分離れるときも、財布を引き出しにしまいこむだろうし、どんな

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    2021年08月08日
  • Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学

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    経済学者はこれまで市場を所与とし、そのふるまいを研究してきたが、これからは市場の設計に関与できることを具体例(臓器交換、学校選択)で詳細に示している。日本での大学新卒の就活に関して、本書の知見を活かして、学生、会社双方にとって効率的にならないか?と考えた。

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    2018年07月21日
  • 不合理だからうまくいく 行動経済学で「人を動かす」

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    ダン・アリエリーによる「予想どおりに不合理」の次作。
    行動経済学読み物は、自分の選択を見つめ直すヒントをもらえるから面白い。

    特に2点が印象に残った。
    「自前主義のバイアス」
    自分のアイデアが他人のアイデアより良いと思えるバイアスについて。子育てに応用できないかなと思いながら読んだ。自分で思いついたように、思わせることができるか。
    「短期的な感情がおよぼす長期的な影響」
    感情的な決定に縛られて、冷静なときにも以前の決定を引きずる自己ハーディングについて。自分の過去の発言で、他者との関係が縛られることは、あるあるすぎた。また、知らないうちにも引きずっていると思うと、恐ろしい。

    日々の生活の何

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    2018年04月27日
  • 100年予測

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    ネタバレ

    全体に非常に示唆に富む。
    想像的であり、かつリアルである。
    時間、空間の軸に対する理解が多層的。

    P107
    次の地政学的大地震が起こる場所はどこか?
    ①環太平洋地域
    ②ソ連崩壊後のユーラシア
    ③ヨーロッパの枠組み
    ④イスラム世界
    ⑤アメリカとメキシコ

    2020年
    中国、ロシアの分裂

    アメリカの一国強国体制は続く
    →アメリカに脅威を与える国は限られている。
    日本、トルコ、メキシコである。P232まとめ
    日本はシーレーンの確保のため、海軍力(宇宙含む)を強化する。
    トルコは経済成長に伴い、拡張的になる。
    もともと地理的要衝に位置し、ロシアの弱体化、イスラムの混乱に乗じて、指導的イスラム強国

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    2018年03月24日