櫻井祐子のレビュー一覧
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自称プロセスオタクのジェイクナップ氏の最速仕事術。「スプリント」、それはアイデアを素早く形に落とし込みテストすることによって5日間で重要な問題に答えを出す方法である。 googleのみならず、スラックやブルーボトルコーヒー、サヴィオークなど、成功を収めた企業たちが活用している。
1.問題の洗い出し、2.ソリューションスケッチ、3.ソリューション選択と仮説立案、4.プロトタイプ、5.テスト。5日間缶詰になってこれに取り組み、重要な課題に答えを出す。
スプリント自体が成功を保証するものではないが、Tipsは多いように思う。特に、新商品の開発において実績がある。
ー以下、メモー
日産のすごい会議の -
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Posted by ブクログ
地政学的に予測した21世紀。
地理的な条件が国際関係や経済、軍事に影響を与えるという発想は納得できるが、「歴史は繰り返す」だけなのだろうか?
アメリカが大戦の主戦場から離れた位置にいることから、第三次世界大戦後も、第二次世界大戦後と同じような経済の黄金期を迎える―。
う~ん。
半分はそうかも、と思うけれど。
そうしてやってくる戦後の世界がいいものとはとても思えないのだ。
第三次世界大戦は、日本・トルコ連合国と、ポーランド・アメリカ(中国、韓国なども)の図式だそうだ。
まず前提として、中国やロシアが二〇年代には崩壊するらしいんだけれど、中国やロシアはそんなに簡単に崩壊するだろうか?
その隙を -
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Posted by ブクログ
クリステンセンは、「イノベーションのジレンマ」を読んで、面白かったものの、その後の本は読んでいなかったところ、先日、たまたま「ジョブ理論」を読んで刺激を受けたので、こちらも読んで見た。
「ジョブ理論」については、わたしは面白いと思ったのだが、「新しみがない」という評価も多そう。ということから類推すると、「ジョブ理論」は、「イノベーションへの解」の焼き直しなのかな?と想像していたのだが、そうでもないかな?
「イノベーションのジレンマ」が問題提起編だとすると、こちらは「対応編」。
とは言え、ものすごく新しいことが書いてあるような感じでもないな。
色々な他の研究で言われているようなことをうま -
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Posted by ブクログ
工業製品が花盛りだったインターネット以前、市場投入が許されるのは完成品だけで不備や欠陥は瑕疵と直結する時代だった。それがインターネット以後はソフトウェア的な発想が根付き「バグはあるもの」でありアップデートで改修や機能追加や当たり前となった。その考え方がビジネスへも拡がり、完成度よりむしろスピードが重視される時代となった。
本書で紹介される「スプリント」はグーグルの手法であり、ITスタートアップで一般的なワークスタイルである。「ハッカソン」とも呼ばれる。初日に課題設定、2日目に解決策検討、3日目で意思決定、4日目にプロトタイプ開発、5日目にユーザーテストし、超高速で有用性を量る。(議論と調整に -
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■感想
スプリントが出来たらいいとは思うが、関係者を5日間拘束することができない
一人スプリントと称して使えるエッセンスを実践するのが現実的だと感じた
■要約
5日間、関係者(7人以内)の時間を確保して企画からプロトタイプ作成、FBまで実施する
ブレストには効果がない。成功したアイデアは一人で考えた時に思い浮かんでいる
テストは5人まででいい。それ以上はROIが薄れる
話を聞く5幕構成
親しみを込めた歓迎
顧客の背景を理解するための質問
プロトタイプを紹介
タスクと促し
簡単なデブリーフィング
みんなで言い回しを練らない
■行動
このウロジェクトは、半年・一年・五年後にどうなって -
Posted by ブクログ
ラスコー遺跡の壁画に動物が描かれていることはよく知られている。一方で、平行線や点などの幾何学模様(記号)も描かれていることはあまり知られていないのではないだろうか。私も知らなかった。岩絵は何度も見たことがあるから、記号の存在に気がつかなかったのだろう。著者は、研究されていない古代の記号をデータベース化し、文字の起源であると思われるものを研究している。記号のデータを集めるだけでも大変な苦労がある。研究は始まったばかりであり、本当の成果は数年先でないと出てこないだろう。本書は、古代ファンを惹き付ける研究分野があることを知ることを目的に読んだ方がいい。著者が慎重なのか、推定でしかない事を断定すること
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