櫻井祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人はある程度成功すると自信を持つ。自信を持っていると時にはそれが傲慢さに変わる。コーチングを受けることにプライドが許さない、そんなの必要ない、と考える人もいる。
本書に出てくる人物は、誰もが聞いたことのあるサービスを作った会社の創業者だったり役員だったりと、いわゆる大物たち。その大物がコーチングを受けているという事実から目を逸らしてはいけないと思う。どんなに成果を上げても他者からのフィードバックを受ける準備ができている。そういった心構えでいることが大物になることの条件だったりするんだろうか。
1兆ドルコーチと呼ばれたビルは、誠実さや率直さを最も大事にしてそれを表現していた。そんな人からコーチングを受けた人たちが大物になっている事実を知れば、生きる上で何が重要かは少しはわかると思った。 -
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ネタバレOPTION B(オプションB)
逆境、レジリエンス、そして喜び
人は誰でも打ちのめされて前を向けないことに遭遇する。それが起きた時の回復の力、レジエンスに関しての本。
著者はグーグルからフェースブックに移り管理職をしている人で、夫を急に亡くすという試練に遭遇。
そこから立ち直る時の経験を元に、試練から立ち直るためにはどんなことが重要かをまとめたのが本書です。
覚えておきたいのは3つのP。
自分を責めない(Personalization)
試練は永続しないことを知る(Parmanence)
試練は普遍なことでは無い(Pervasiveness)
要はくよくよせずに、他の良いことに目を向け、時が癒やしてくれるのを待つということ。
それから、人の試練を腫れ物を触るように避けるのも良くないことで、その人の自主性を尊重しながらも力になることを示して勇気づけるのが良いということ。
アメリカ人の本にありがちな、その人の主観や経験と汎化のバランスが悪いので、どちらかに寄せた書き方の方がよろしいのでは?と思ってしまいました。
今、まさに試練のただ中にあって悩んでいる人はご一読をお奨めします。
竹蔵 -
Posted by ブクログ
ネタバレ大きなプロジェクトを成功させるには経験が重要である一方、政治的には「最大・最高・最長・最速」といった前例のない計画ほど魅力的に映る。そのため、成功に必要な経験を活かしにくくなるというジレンマが興味深かった。
特に印象に残ったのは、オリンピックを「初心者症候群」の例として扱っていたこと。開催地や運営主体が毎回変わるため、過去の経験が十分に蓄積・継承されず、同じような問題が繰り返されるという指摘には納得感があった。
また、計画が失敗する背景には、本来の目的とは別に「まず予算を獲得する」「契約を取る」といった目的が入り込むことがある。実現可能性よりも、計画をスタートさせるための魅力的な見積もりが優先される構造は、あるある過ぎてどうにも対処できないような気がした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ明晰な思考、穏やかな心、創造するエネルギーや挑戦する機会には、スケジュールと脳の余裕が必要。
好きなことに意識的に時間を使う限り、無駄な時間はない。
エネルギーが枯渇する前に、脳を休ませてからベッドに入ること。
ハイライトは小さく分けて、具体的で手をつけやすいアクションにする。小さなタスクを連続でこなすうちにゾーンに入りやすくなる。
散歩などの軽い運動でも、その何時間も前に学習した内容の記憶力が向上する。さらに、市街地を歩いた人より公園を歩いた人の方が認知能力テストが20%高かった。
瞑想により、ワーキングメモリを増やし、集中を司る脳の部位が厚くなる。
「いつか」輝くのを待つ必要はない。今始める。 -
Posted by ブクログ
この本が誰に向けて書かれているか、でいえばスタートアップやこれから変化を起こしたい企業の人事、もしくは組織作りの責任者であることは明確であるが、この本を読むことで得られることは上記の人以外にも十分あると感じた。
内容として、同じアメリカの企業であってもショックを受けるような内容であるならば日本の企業であればなおのことだと思う。もちろんどの企業にも、どの国でどのような人たちが何のために在籍しているのか、という文化や体系に縛られずにはいられないことを考えると、本書の内容をそのまま実践する、ということはまず不可能だと思うし、そういうことを促すような内容ではない。
Netflixというスタートアップが世界の通信量の1/3を占めるような規模で席巻できたことに、人事や企業文化という機能がどのように活かされているのか、大いに学びになると思う。