櫻井祐子のレビュー一覧

  • 超知能 AI をつくれば人類は絶滅する

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    私の中のAIのイメージは、デニス・E・テイラーの『われらはレギオン』で、人類存続のためにAIが叡智を振り絞る物語です。
    でもこの本に出てくるAIは、人間が電源を切る(自分を停止する)リスクや、リソースを奪い合う競合相手として、人類を滅亡させるのが合理的行動という前提で議論している。
    圧倒的に後者が正論のように思えて、哀しいけど、AI警戒論者の思考がよく分かりました。AIモデルの学習プロセスを、多少分かる必要がありますが、それを除けば一般知識で読めるので、必読の書に推したいです。

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    2026年05月21日
  • 超知能 AI をつくれば人類は絶滅する

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    筆者は、このままのペースでAI開発を進めると、人類が絶滅する可能性が高い、と警告を鳴らす。いわゆるAI doomer (AI悲観主義者)だ。

    もちろん本当に滅亡するかどうかは、誰にも分からない。しかし、それは問題ではない。AI開発の最前線にいる企業のトップや、その企業のAIセーフティー部門の人々が、数十年以内に人類が滅亡する可能性を真剣に考えている時点で、おかしいじゃないか。

    私は、10〜20%の確率で墜落する飛行機には、絶対に乗りたくない。誰だって同じだと思う。そしてAI開発においては、楽観主義者でさえも、AIによる人類滅亡の可能性は10〜20%と見積もっているのだ。

    私たちは、正常性

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    2026年05月17日
  • とっぱらう 自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」

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    インタースティシャル・ジャーナリングについて勉強したくて、読んでみた。
    ちょっと違っていたけど、時間の使い方、仕事への取り組み方について、ほんの最近取り入れた擬似マルチタスク方式(自分でそう読んでいるだけで、本とかに紹介されている方法ではない。単に、複数の仕事を30分から60分程度で、交代にとりくん行くだけのこと)が間違っているわけではないことを確かめることができた。
    その上で、ハイライトを決めることが、達成感を味わうためには一つのポイントであることもわかった。
    ハイライトを決めるというのは、本当に苦手だ。あれも、これもやらなきゃと思ってしまうからな。

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    2026年05月04日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    オリンピックなどのイベント、ランドマーク建設、高速鉄道プロジェクト等のコストと工期の見積が当初よりも大幅に超過する問題を解決する方法

    ひとつは、経験。
    もう一つは「プロスペクト理論」ではなく「参照クラス」だ。
    →参照クラスとは過去の似た事例を参照すること。参照クラスという日本語の響きのダサさが良い。

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    2026年04月18日
  • イノベーションのDNA[新版] 破壊的イノベータの5つのスキル

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    「両利きの経営」からの「イノベーションのDNA」。著名な起業家(マスクやザッカーバーグ、ベゾス、ジョブスクラス)数十名に対するインタビューや調査の結果、凡人と何が異なるのかを明らかにしたもの。それは5つの主要な発見力であると結論づけている。その5つとは、「物事を関連づける力」「質問力」「観察力」「人脈力」「実験力」であり、本書ではそれぞれについて事例を用いて詳しく解説してくれている。また、これらの力を発揮しやすくする組織とは何か(発揮できない組織は)についてもまとめてくれている。特に納得したのは、5つの力を発動させるきっかけは行動を変化させることであること。なんでも良いので、ルーティンをできる

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    2026年04月12日
  • イノベーションの最終解

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    新市場型イノベーションと無消費者志向のイノベーションという類型、バリューチェーンの差別化ポイントが遷移し統合すべきところを見極める必要があるという考え方。
    すごく勉強になりました。

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    2026年04月11日
  • シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント

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    シリコンバレーにおけるアイコン的起業家・投資家である(らしい)ナヴァル・ラヴィカント氏の発言・思想を第三者(エリック・ジョーゲンソン氏)が編纂した書籍。主なテーマとしては「富の築き方」と「幸福の実現方法」だが、それらの中にも教訓やアドバイスが散りばめられている。

    勉強になるし、読んでいて心が落ち着くような良い文章だと感じた。一方で、「目から鱗」というような至って斬新・新鮮というようなアイディアにあふれているかというと、そうでもないように感じた。
    例えば「富の築き方」で言及されている「レバレッジを効かせる」「スケールすることをやる(誰かが決めた時給で働かない)」というような内容はロバート・キヨ

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    2026年04月04日
  • とっぱらう 自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」

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    めっちゃ読みやすい!
    海外ドラマの吹き替えを観てる感覚。
    間にジョークを入れてきたり、アメリカ人を感じる部分があったり(ピーナッツバターをフルーツやナッツと同等のおやつとみなしているところとか…)、とにかく最後まで楽しく読むことができた。

    特にインパクトがあったのは、どれだけ生活の仕方が変わっても私たちの心身は古代人と同じである、ということ。
    ただ運動しろ、ファストフードは良くない、みたいに言われるよりも納得感があった。

    これは本のテーマから外れた気づきだが、著者はネーミングを工夫することで楽しく生きている感じがしてよかった。
    サラダのことを「セントラルパーク盛り」と呼ぶし、瞑想がしっくり

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    2026年04月02日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    アイデアを作る本
    課題の捉え方や進め方は新規事業の立ち上げなど、様々なビジネスシーンで役に立ちそう
    解決する意味があるほどに大きく、解決できるほどに小さい
    アイデアは、範囲外を含む既存の戦略の組合せ

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    2026年03月29日
  • 数字の翻訳―――スタンフォード経営大学院教授の「感情が動く数字」の作り方

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    ネタバレ

    学生がプレゼンで発表する時に、ただ表の数値を読み上げるだけではなく、話としてわかりやすくするために考えておいていいものである。どの程度まとめるか、については正確さを求められるよりはだいたいに丸めておいたほうが記憶に残るし、この本の方法で試してみることがいい。

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    2026年03月23日
  • 英国一家、フランスを食べる

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    食いしん坊、フレンチを制する。これは食べるのが好きというだけの著者がコルドンブルーで色々ありつつ大きな成果を残して、料理とデートしてそして別れるまでの日々。フレンチの食材の扱いなんかも面白かった。

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    2026年03月15日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    Option B
    逆境、レジリエンス、そして喜び
    著:シェリル・サンドバーグ
    著:アダム・グラント
    訳:櫻井 祐子
    出版社:日本経済新聞出版社

    本書は、夫を、突然失った、妻の精神的な回復の物語である

    時が人を変えてくれるのを待つこともいいが、こうした人の温かさに触れて再び日常にもどることができることを本書は語ってくれる

    OptionBとはかわった言葉である

    OptionA 最善の選択肢 現在の幸福の生活
    OptionB 次善の選択肢 悲しみから抜け出すための方法 と理解した

    最愛の人との別れ、離婚、離職などの不幸からどう立ち直るか、が本書のテーマです

    レジリエンス:当初は、筆者

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    2026年02月22日
  • 食欲人

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    一つのことを明らかにするために科学者たちが大変な検証を行っていることがノンフィクションで読むことができます。

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    2026年02月16日
  • 自由と国家 下 繁栄する国 衰退する国

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    自由と国家を国家の力と社会の力の均衡で説明しようとする試みの下巻。
    上巻はより分かりやすいモデル。
    過去の典型的な事例や、過去から引き継いでモデルが説明しやすい事例だったが、下巻はより複雑な状況について、モデルを適用して説明しようと試みる。

    本書の半ばくらいまでは、政治経済に不具合が生じたまま解消に至らなかった事例を様々にモデルを使って説明するが、中盤以降は、回廊の外から回廊内に入り持続できている例(日本はこのモデルで説明された)や、社会福祉の観点から最も成功した北欧諸国がどうやってそれを成し遂げたかを説明している。
    そして最後の例を引き合いに、現在の社会たちはこの後、何に気を付けて社会を構

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    2026年02月14日
  • 自由と国家 下 繁栄する国 衰退する国

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    ノーベル経済学賞を受賞した二人の著書。ギルガメッシュ問題が導入。強い国家がなければ、人は自由を得られない。強い国家と、これを不断に制限していく社会があってこその自由であり、その過程は狭い回廊である、というのがこの本の結論。ここにたどり着くまでの歴史的考察が厚いコンテンツだ。

    自由は上からは降ってこない。一般の人々、社会によって獲得するもの。アリスの物語に出てくる赤の女王の「長い間、とても早く走ることで同じ場所にとどまることができる」という言葉を比喩的に使い、「赤の女王効果」と呼んで自由を維持する社会の努力と重ねている。
    社会の力と国家の力の間に「狭い回廊」があり、その中で自由が生まれる。ある

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    2026年02月10日
  • とっぱらう 自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」

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    仕事ができる人は、公私の中で優先順位をつけ、実践していく。すぐやる。限られた時間を大切に使いたいと思わせてくれる本。私も今は仕事もやりつつ、創作活動に打ち込むべきときだと思った。面白かった。今後も参考になるだろう。

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    2026年02月06日
  • イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

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    どうしたら幸せな人生を歩むことができるのか、その理論とエピソードが紹介されている。作者が人生をかけて考えてきたことが、とても分かりやすくまとまっていた。どれも考えさせられるものばかりで、何回も読み返して自分の中に落とし込んでいきたい。自分は結婚したくないし子供も産みたくないけど、人生における家族の大切さがよくわかったから、幸せになるためにどうするべきか考えてみようと思った。

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    2026年02月02日
  • 不合理だからうまくいく 行動経済学で「人を動かす」

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    ネタバレ

    人の不合理な行動をとってしまうケースをひたすら研究する行動経済学の本。

    「あー、こういう筋は通ってない考え方(行動)になってしまうのわかる!」みたいなことがたくさんで、読んでいて客観的になれない不合理だらけの人間が面白くなってしまう。

    いろんな被験者の実験結果が膨大で、かつユニーク。
    例えば

    レゴ好きな人を集めて、ある1商品のレゴを繰り返し、たくさん作らせる。1個ごとに数ドルの報酬。

    ・作った側から目の前でぶっ壊す
    ・壊すと言いつつどこかへ持ってく
    ・壊さない

    とそれぞれ何個くらいで作るのを止める傾向があるか。
    などなど、よくこんなの思いつくなーという実験の面白さがあった

    ただちょ

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    2026年01月25日
  • とっぱらう 自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」

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    SNSに無駄に時間を吸い取られて、これじゃいかん!と思い、本に頼ることにした。久しぶりにビジネス書?を読んだが、完璧じゃなくていいよー、という感じで気楽に取り組めることとその効果がわかりやすく書いてあって、大いに参考になった。読んでる途中に、スマホの画面を整理した。そうしたくなった。Highlightを引いたところにレーザー光線を当てる生き方をしようと思う。

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    2026年01月13日
  • サム・アルトマン:「生成AI」で世界を手にした起業家の野望

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    サム・アルトマンだけでなくその周りの人までかなり取材をして書いたと思われ、すごく良くまとまっていた。AIなどのテクノロジーに関わる人たちは必ず読んでおいた方が良い内容。技術の内容だけでなくそのバックグラウンドを理解するのはとても大事。

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    2026年01月12日