櫻井祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
特に印象に残ったのは、富とはお金そのものではなく、「自分が働いていない間にも価値を生み出してくれる資産」であるという考え方です。
本書を読んで、現場の仕事を続けながらも、そこで得た知識や経験を、サービス、商品、コンテンツ、システムなどの形に変えていく必要があると感じました。
もう一つ印象的だったのが、「特殊知識」という考え方です。
特殊知識とは、誰もが同じように学べるものではなく、自分の興味、才能、経験、性格が組み合わさって生まれる、その人ならではの知識です。
また、本書では富だけでなく、幸福についても語られています。
目標を達成すれば幸せになれると思っていても、達成した瞬間から次の -
Posted by ブクログ
タンパク質欲!バッタから人間まで、タンパク質が満たされるまで食べ続けるという。逆に言えば、カロリーは十分でも、糖質や脂質中心の食事をすると、食欲は満たされない。食品メーカーは、みたいなことまで書かれていますが、どうだろう。確かに、加工食品は糖質と脂質が多いかもしれませんし、私たちが食べ過ぎてしまうのは、そのせいかもしれませんが、この実験結果を知ってそう言うものを販売しているのですかね。
本来は、私たちは食べたいものを食べたいと思う量食べていれば、満足して健康でいられるのかもしれません。
しかし、内容も興味深いけれど、読み物としても面白い書籍だと思いました。 -
Posted by ブクログ
「超知能AI(ASI)を作れば」と仮定のように書いているが現実的な問題としてASIが作成されるのは止めようがないし、一度作成されてしまえば人類は絶滅すると書かれてるように読めた。
ただASIが人間を大量に殺害するには十分だが絶滅させるほどは賢くない状態を経過せずに一気に絶滅レベルまで成長する根拠は薄いと感じた。
ASIの手足となる人間が徐々にロボットに置換されていく話に関してはASIの存在などなくても安価で文句を言わない奴隷を欲する資本家たちの思惑で自然に移行していくだろうから、その観点ではこの本で語られてたよりも絶滅の蓋然性は高くなりそうだ。 -
Posted by ブクログ
シリコンバレーの起業家であるナヴァル・ラヴィカント氏のコメントを集めて書籍化したものです。著者が整理しているので、読みやすいと思いました。
富と幸福について語っています。
語られていることは、ごもっともなことであり、参考にしたいところが多々ありました。最後にボーナスという章で、お勧めしている書籍が紹介されています。
私が興味を持ったものだけを以下にメモします。
ノンフィクション
『無限の始まり ひとはなぜ限りない可能性をもつのか』デイヴィッド・ドイッチュ
『繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史』マット・リドレー
『ブラック・スワンの箴言』ナシーム・ニコラス・タレブ
『歴史の大局を見渡す -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書の内容が全くの出鱈目であったら、どんなに良かったか…と思いながら、読む手は止まらなかった。
足元ではAI用の半導体やデータセンターへの投資で盛り上がっているが、今のAIが発展した先にあるとされる「超知能が人類に勝利できることは、私たちにはきわめて確度の高い予測に思える。おそらく超知能は、人類が可能だと考えもしない、原理的に許されないように思える異様な技術で攻撃してくるだろう。これは、技術レベルが異なる集団が対決する際に起こりがちなことだ。アステカ人が銃に立ち向かった時や、1825年の騎兵連隊が現代の軍隊の武力に立ち向かう時のようになるだろう。」(P.125)と予測されている。
そして、 -
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今年読んだ中で、最も面白かった本。2010年に単行本が出たときに既に有名だったそうだが、当時私は育児休暇から復帰して間もなくだったためか、全く知らなかった。
今回は文庫がたまたま行った本屋で話題の本コーナーにあったので購入することができた。やはり、本屋は実店舗があってこそ、巡り合える本かある。
内容は選択という行動がどのように起こるのか、という内容。どれもこれも面白い。日本人は親の顔ばかり伺って、自分の意思で決めることが出来ないのが悪いこと、みたいに言われてきたが、この本によると、日本人を含むアジア系の子供は、親が決めた選択肢の方が自分で決めた時より頑張れるという結果とのこと。なんだ。じゃあ、 -
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ネタバレもともと別の本でこの本からの引用が載っていたのを見て、ずっと「読みたい」で登録していて、やっと読みました。行動経済学の本です。
何で引用されていたかもう思い出せないんだけど、雰囲気的に鴻上尚史さんとか、そのあたりかな?行動経済学なんていう学問の分野をもっと早く知っていたら、私の人生は少々違ったかもしれない、と思うくらい、こういうの好きです。私は普通の、大学の「経済学部」に在籍したけど、普通の経済学は本当に面白くなかったなぁ笑。
学者として書いているわりに、けっこう著者ご自身の経験談にのっとって書いてあるのが面白い。著者はなかなか壮絶な人生を歩んできたようで、何度も(?)死にそうになっている。
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Posted by ブクログ
久々の大当たり!
勾配降下法で学習させたAIの動作原理を人間は直接的に理解できない=制御できない
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AIは「人間を喜ばせる」ように訓練させたとしても、内部的に直接人間の喜びを追求する選好が形成されるのではなく、訓練環境においては人間の喜びにつながるような『何らかの状態』を内部的に追求するように強化される(人間がエネルギー価の高いものを摂取するように促される選択圧の中で味蕾と糖に反応する報酬系というメカニズムを獲得し、進化圧の環境下では確かに糖質を摂取したが、自ら食物を開発できるようになるとエネルギーにならない人工甘味料を生み出したように)
※ここが本書の最大の核心部分と感じた!
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AIが -
Posted by ブクログ
本書に書かれていたようなことが次々と起こっているような気がする(私自身の理解力が低いことを前提に)。
とにかくいちばん驚いたのが、AIがプログラムにないことを実行し、それがどうなっているのか人間の開発者にはぜんぜんわからないということだった。
機械なのに。今までコンピュータは人間が入力したプログラムとかいうものに従うものであってそれ以上でもそれ以下でもないと思っていたけど。
AIには意思のようなものはないようだけど、「効率的に」という目的を与えられただけで、人間が想いもよらない道筋で(人間から見れば)暴走するようだ。
ターミネーターなんか現実には絶対にないと思っていたけど、そうでもない -
Posted by ブクログ
分かりやすいかつコンパクトなAI脅威論です。
AIが超知能を持ち、自己複製ができる様になれば、人間が予期できないやり方で絶滅に至る恐れがあるという書籍です。
過程は分からないものの、人類が滅ぶという結論は明白というのが本書の肝となるポイントですね。
特に、本書内の「データセンターは核兵器よりも多くの人を殺す可能性がある」という記載にはかなり痺れました。今ハイパースケーラーと呼ばれるテック大手が、競争と希望的観測に駆られて、データセンターの大規模投資を続けていますが、核兵器の様に各国で規制しましょうというのが著者の主張です。
環境破壊や核兵器と比べて、危機レベルが実感を伴わず、素人には分からない -
Posted by ブクログ
- 核兵器が過去80年使用されなかったのは、努力と幸運の賜物。核の恐怖が人類に認識されていることもその要因と思う。
- 一方でASIによる人類絶滅は広く認識されている脅威ではない。
- 本書でも述べられているように、開発競争が行われているなかで、立ち止まる企業・国家はなく、いずれASIは誕生する可能性が高く、そうなれば本書の結論が実現する可能性も高い。
- AI開発の全面禁止が現実的とは思えない現状を考えると、「AI自身にASIアライメント問題を解決させる」ことが唯一の希望か。
- 【目次】
第1部 非人間的な知性
1章 人間の特殊能力
2章 つくられるのではなく育てられる
3章 -
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Posted by ブクログ
全人類読むべき。中身が分からない、ということがいかにリスクがあるかが分かる。AIからアウトプットされる仕掛けが分からないが故に、それをチャンス等ポジティブに捉えることもできるし、本書のようにネガティブに捉えることもできるが、個人的な感覚では50-50ではなくネガティブなストーリーのほうが現実に起こってしまいそうな感覚、恐れがある。
ここに至ったそもそもの原因は、人類が国家単位・企業単位で分断され競争を構造的に強いられてる点があると思う。本書でも国の枠組みを超えた一元的なデータセンターの管理が提唱されているが、もう豊かになる為に競争する必要はなく、資本主義も地球的な全体主義、社会主義的な構造にし