櫻井祐子のレビュー一覧
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【0ベース思考を読んで】
経済学界の異端児、スティーブン・レヴィットによる至極の一冊!
この本を読む前に著者のことについて少し知っておく必要があるでしょう。
スティーブン・レヴィットは2003年に、40歳未満で最も優れたアメリカの経済学者に贈られる「ジョン・ベイツ・クラーク・メダル」を受賞、2006年に、「世界で最も影響力のある100人」に選出されるなど世界の注目を集める存在。
しかし、彼の経済学へのアプローチは極めて異端で、本人も「経済学は詳しくない」と言うほど。では、彼は経済学をどう考えているのか?
「経済学は、答えを出すための道具は素晴らしくよく揃った学問だが、面白い質問に欠ける。」と -
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『最近の風潮として 、問題を解決する方法には 「正しい 」方法と 「まちがった 」方法があるという思い込みをもつ人が増えている 』
自分の中では、「正しい」と思っている解決策は、実は間違ってるかもしれない。過去の経験だとか、法則とかを無視して、子供心に捉え直してみると、解決策や、そもそも解決しなければならない問題が、全く違ったものに見えるかもしれない・・・。
それが、この本でいうところの「0ベース思考」であると私は思います。
素早く解決するためには、過去の経験を基にした、無意識の判断が、役に立つことはよくありますし、実際それで得をすることは多いです。
ただ、時にはじっくり腰を据えて考え -
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序章に記載があるように、本書は「事業環境の急激な変化に柔軟に適応できる、ハイパフォーマンス文化を育むための方法を、あらゆるレベルのチームリーダー向けに説明する本」である。NETFLIXの企業文化とされる「自由と責任の規律」をベースとした、あるいはそれを育む過程で編み出された人事の戦略や施策が全編に渡って紹介される。
事業を成功させるために、ハイパフォーマンス文化の維持向上を徹底するにあたり、人事考課や休暇制度、従業員特典など企業が当然に揃えている人事制度は、その価値を全面的に否定される。
「従業員は元々力を持っている」「従業員を大人として扱う」ことを前提とするNETFLIXにおいては、従業員 -
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ネタバレ良本です。以前にご紹介しました、【予想どおり不合理】と同じ作者さんです。
その中でもお気に入りは。
嫌なことは休憩さずにやる。
まず実験協力者A、B、Cに、掃除機の爆音を聞いてもらい、不快な度合いを答えてもらった。
A 掃除機の爆音5秒間
B 掃除機の爆音40秒間
C 掃除機の爆音40秒間で数秒中断し、また5秒爆音
結果一番不快だと言ったのはAだった。順番でいうと、A C Dの順である。
これは「慣れ」が生じることで、不快の度合いが軽減するという結果であるが、Cに関しては
少し間を空けたことにより、「慣れ」が中断されてしまって
また不快感が戻ってしまったという結果である。
つ -
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1.行動経済学が読みたくなり、人気教授と評判だったので、購入しました。
行動経済学の視点から、どのような習慣づくりをしていけば良いのかを学ぶ。
2.ダンアリエリー教授に寄せられた日常で起こる質問に対して行動経済学の視点から教授が答えていくような作りになってます。また、それぞれの答えを示した後にキーワードが3つ提示されており、自分なりの答えも考えられるようになってます。
日常で疑問に思うような質問ばかりなので、自分に当てはめながら答えを出していくとより面白く読める一冊です。
3.時折でてくる素直すぎる意見に笑ってしまいました。例えば、p.236の「新年の誓いに意味ってある?」の答えに対して、 -
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ネタバレクリステンセンのイノベーションに対する取り組み仮説について記した本。名著
イノベーションにおける名著。イノベーションに関連する各重要論点に対してどう取り組んでいくべきかについての示唆を与えてくれる。
<メモ>
・イノベーションのプロセスでは中間管理職が極めて重要な役割を果たす。信憑性を担保するために主要顧客の肯定意見や成功類似製品から将来に関する裏付けがもたらされる。成功しやすいもの、過去に成功したものに似せる力が働くことになる。
・破壊的イノベーションにおける新市場型とローエンド型の存在。
・アイデアを破壊的戦略として形成するためのリトマス試験
1 金道具スキルがないためにできなかった -
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わかりきったことに正面から向き合うと、他の人が考えもしない問いを立てられる。
子供は自分の傲慢さを愛し、周りの世界に心を奪われ、楽しいことをとことん追求する。
楽しむ、小さく考える、わかりきったことを臆せず言ってみる、こういう子供っぽさを、大人も忘れずにいたほうがいい
人の言うことを信じるより、その人がやっていることを見なさい
模範的な人間の理想的な行動より、生身の人間が現実にどう行動するかを考える
金銭的枠組み:売り買いに関する
敵対的枠組み:戦争、スポーツ、政治活動
友好的枠組み:友人、家族との関係
協調的枠組み:仲間、オーケストラ、サッカーチーム
権威主義的枠組み:親、教師、警 -
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ネタバレお金*行動経済学
「合理的に非合理」よりも好き.
(行動経済学が身近なところで生きるのはお金に絡むことが多いから)
消費者からあの手この手で商品を買わせようとする現代の消費文化とそのトリックを行動経済学というメガネを通して可視化,賢い行動を啓蒙している
・相対性:「X%OFF」はその支出を肯定する根拠になり得ない場合が多い.絶対値で価値判断をする.
・メンタルアカウンティング
お金に色はついてないのに心の中で勘定項目をつけりことで合理的でない収支をつけてしまう
賢く使えば貯蓄や蓄財に使えるが,しばしば欲に身を委ねる時の言い訳にしてしまいがち.
・出費の痛み
出費は痛みを伴う(MRI -
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スプリントのやり方についてのhow-to本
このやり方では5日間ばっくりとスケジュールを開ける必要がある。
そのため実現するのはなかなか難易度が高そうではある。
しかし、同時にPJTに対しての課題感の大きさを問うという意味では現在チャレンジしても良さそう。
スプリントはアイデア版のデスマ。
いかに追い込んで、効率化して乗り切るかみたいな共通認識が事前にできてると良いかも。
一番大事なのは課題に対して
「本当に課題なのか」という問いと、「インサイトを取る必要があるのか」という問いに答えられるかだと感じた。
つまり1日目が一番大事なんだな。 -
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学生の頃から漠然と思っていたことを具体的に言語化してくれた本だ。
世の中にあるたくさんの複雑なシステム(ITに限らず、金融だったり、公共事業だったり)は、誰もその全体像を見渡せていないのでは? ある時、ちょっとした刺激で、一気に崩壊することがあるのではないか? と。
実際にそのとおりで、例えば原発は誰もが全体を理解してコントロールできていなかった。
今も仕事で、様々な業務がIT化されているが、IT化すればするほど、ブラックボックス化して、一体どうなっているのかが分からなくなってしまっている。
さらに、仕事の流れも、ミスや批判が出てくる度にその場しのぎのパッチワークをするものだから、どれが最新の -
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以前 lean in を読んで、なんて素敵な夫婦関係なんだろう!そして、デーブさんについても、なんて素敵な方なんだろう!と思っていました。デーブさんが2015年に亡くなられたということを知った時、私もとてもショックでした。
こちらの本には、夫が亡くなってからどんな心の状態が訪れたか、どのようなオプションBが考えられるか、トラウマ前後に私たちには何ができるか、について非常に赤裸々にかかれています。多くの話しにくいことについても触れられており、以前lean inを読んだ際も感じましたが、シェリル・サンドバーグさんの勇気と思いやりを随所に感じます。
この本を読んで「トラウマ前の成長」(大切な人を -