櫻井祐子のレビュー一覧

  • イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

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    「イノベーションのジレンマ」のクリステンセン教授による人生論。ビジネス理論を人生の諸課題にあてはめて考察するという内容なのだが、非常に納得感がありハマる。これは、クリステンセン教授の理論が人間の心理の深い考察に基づくものだからなのだろう。
    自分自身の、時間、労力といったリソースを、家庭、子育て、仕事にどのように配分するか。それを決めるために、人生の目的をどのように考えるか。こんなに感動を覚えるビジネス書にはなかなか出会えない。

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    2023年02月03日
  • 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

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    マイケルポーターの戦略論は必須古典でありながら、なかなか手がつけられずにいたが、この本に出会ったことでようやく糸口が見えた。

    まず、ポーターは競争の定義をしている。彼は、最高を目指す戦いは消耗戦となる未来しかないため、独自性を目指す戦いこそがあるべき競争としている。

    そんな競争において、有名な5 Forces分析で現在地を見極めた上で、ここから説明する戦略を考えるべし、としている。

    戦略とは、特別な価値提案(Value Proposition)と、特別に調整されたサプライチェーンがあり、すべての顧客を満足させない、トレードオフを含むものであるべし、としている。

    忘れてはならないのはポーターは、利益を目指すことを良しとしており、指標としてはROICを見る事を是としている。

    優れた戦略に対して、適合性と継続性が備われば百戦危うからずであるが、意外と継続性が軽視されるケースが多い。

    柔軟であることや、すべての顧客を満たそうとすることは一見良さそうな方向性に見えるが、ポーターからすると愚策であり、真の戦略はやらない事を決めると言われる所以はここにある。

    総花的にならず、凛と咲く一輪の珍しい花になることが求められている。

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    2023年01月29日
  • NETFLIXの最強人事戦略~自由と責任の文化を築く~

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    メンバー目線で感じた事

    『実力主義』
    『事業のサイズアップに対応する』

    組織開発目線で感じた事

    『社員は家族ではない』

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    2023年01月23日
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~

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    知らなかったことが多くあり、人物の紹介の仕方がうまく、引きこまれた

    この著者が好きなんだと思う

    それしても、2時間で10万人、とは

    それでも、現時点で戦争が続いていることに驚愕する

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    2022年12月18日
  • 自分を変える方法―――いやでも体が動いてしまうとてつもなく強力な行動科学

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    これは名著です。アガシさんの話から引き込まれ、読み切ってしまった。
    騙されていたことがたくさんありました。

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    2022年11月21日
  • 100年予測

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    このような本を読みたかった。2100年の世界を大胆に予想する野心作。1900年の日本人が今の日本を創造することだに出来なかったように、今後の世界が闇であることにワクワクが止まらない。
    21世紀を未だ若いアメリカの世紀と位置づけ、今後はアメリカを中心に世界が回るとしている。確かにアメリカが世界の覇権を握ったのは早くて1945、遅くて1989であり、まだ百年も経っていない。価値間によって力を激らせるアメリカは移民によってこれからも活力を持つ。アメリカの基本的地政学戦略では北米大陸及び海洋を握ればよいのであり、分裂するイスラム世界などテロの脅威ではあっても安全保障の脅威ではないという指摘はうなづける。人口減少によってアメリカ式のライフスタイルが広まり、コンピュータが中心となる世界にも首肯するが、膨張する資本主義の行先はどうなるのか気になる。
    その中で筆者は中国/日本/ロシア/トルコ/ポーランド/メキシコに注目する。
    中国→経済成長の歪みに対抗できず自壊するとしているが本当にそうだろうか。人口減少により覇権は厳しいだろうが、地域大国としては残る気がするが、今後訪れる台湾危機で崩壊する読み?
    ロシア→今回の露宇戦争で自壊するだろう。見事な予想。
    日本→人口減少!アジアの国はどこも厳しいので相対的に地域大国化するのだろうか。中国と競り合うだろうが。
    トルコ→今の調子でアメリカが中東を操縦している限り、地域大国は難しそう。
    ポーランド→EUで主導権を握る展開はわかるが、それ以上は難しそう。
    メキシコ→移民が国境線の変更を生むという指摘はかねてから思っていた。今世紀末に対立が起こるのは頷ける。

    人口動態についての分析が弱いような気がした。確かにこの形で行けば面白いが、あくまで地政学的なものであり、現実はそうはいかないのではないか。
    ただ今世紀の日本の課題は対中戦略であり、人口減少が続く中如何に東アジアで主導権を握り続けられるかである。日中韓台で少子化への根本的解決策を提示したものが地域大国となりそう。

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    2022年09月23日
  • 不合理だからうまくいく 行動経済学で「人を動かす」

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    不合理だから上手くいくのか不合理ときづいてないから上手くいくのかよくわかりません。
    ボーナスが逆効果であれば、ベアしない日本企業に未来はない。

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    2022年09月21日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    問題が発生したときに、そもそも根本原因を突き止めて対処するべきとは誰もが思うが、それがなかなか出来ない理由(障害)と、どのような思考法(検討すべき7つの質問)を紹介している。
    上流活動(問題を未然に防ぐための活動、問題による被害を計画的に減らす活動)の成果はもどかしいほどわかりづらく、またそれによって「何かが起こらなかった」ことをどう証明するのか?という難しい問題がある。
    確かに、問題が発生した後に、解決に向けて努力をした事は目に見える成果として評価されるが、「問題事前に発見して、発生しないように事前に予防した」事は目に見えないため、多くが見過ごされてしまう。
    うーん。大いに反省すべき重大な事実だし、実際に根本原因を解決するための問題を見つけることもかなり大変だと言うことは読んでいたよく分かった。

    乗り越えるべき3つの障害
    1.問題盲:問題が見えない/仕方が無いと思い込んでいる
    2.当事者意識の欠如:それを解決するのは自分じゃない
    →「自分がこの問題を解決できるだろうか」→我々がやろう!解決する力がある
    3.トンネリング:今は対処出来ない
    見える化で危機感を持たせ、回避できた未来を想像する

    検討すべき7つの質問
    1.しかるべき人たちをまとめるには?
     問題を包囲する。学習のためのデータを利用する
     !調査のためのデータ分析
    2.システムを変えるには
     システム変革を求めて戦う。水を整える
     !血管のあるシステムの存続を許す
    3.テコの視点はどこにある
     問題に寄り添う(問題を危険因子と防御因子にわける)
     !予防活動はコスト削減になるべきという思い込み
    4.問題の早期警報を得るには
     センサーを配備する
     !誤検知
    5.成否を正しく測るには
     何をもって成功をするのか?幻の勝利(成否を測る方法と実勢に目指す結果が一致しない、表面的な成功)→悪用の事前対策を取る
     一対比較法を用いる(定量的指標に定性的指標を組み合わせる)
     !幻の勝利
    6.害を及ぼさないためには
     問題だけにフォーカスせずに、全体を俯瞰して先を見据える。(コブラ効果)フィードバックグループをつくる
     !検証を行わない。自信過剰
    7.誰かが「起こっていないこと」のためにお金を払うか
     費用負担方式や報酬方式を調整する。ポケットをつなぎ合わせる
     !違うポケットの問題

    上流活動のための3つのアドバイス
    1.行動は性急に、結果は気長に
    2.マクロはミクロから始まる
    3.薬方式よりもスコアボード方式を
    薬方式:ラインダム化比較実験のことで、最前線の看護婦が実験収量までデータを見れない、結果は実験終了後に知らされる、試験の途中で薬(方法)を変えられない

    本末転倒の最たる例として紹介されたDPPの話は、これが事実だから恐ろしい。
    DPPプログラムには、糖尿病の進行を阻止または抑えると言う医療の質の向上とコスト削減に寄与すると申請したが、保険数理官はコスト削減効果があるとは認めなかった。
    その理由は、DPPで寿命が延びる分医療費も増えるから。

    気に入ったことば
    下流活動は焦点がはっきりしていて、迅速で具体的。
    上流活動は、多面的で、ゆっくりしていて、つかみどころがない
    上流活動には、とても重要な取り組みにもかかわらず、任意であることが多い
    上流介入の目的は節約ではない

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    2022年08月30日
  • 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

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    世界に一つだけの花。


    ポーターによれば、競争に対する正しい考え方とは、最高ではなく独自性を目指すこと。

    ・一位ではなく、収益を高める
    ・市場シェアでなく、利益を重視
    ・「最高」の製品で顧客をもてなすのではなく、ターゲットを絞り多様なニーズを満たす
    ・模倣ではなく、イノベーションによる競争
    ・ゼロサム競争ではなく、プラスサム競争


    "NO.1にならなくてもいい
    もともと特別なOnly one"


    余談。
    時を同じくして、ある有名ブロガー(ニコ生主)の動画を視聴。
    偶然にも競争の“降り方”を論じた内容だったが、視点の違いは多少あれど、本質的にはポーターとほぼ同じ内容で思わず息を呑んでしまった。

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    2022年08月10日
  • 選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    選択するということは、
    すなわち将来と向き合うこと!

    自分で自分の選択に責任取ることで
    人のせいにはできない!
    覚悟は必要

    最後まで自分で選択したい♡

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    2022年07月22日
  • NETFLIXの最強人事戦略~自由と責任の文化を築く~

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    従業員が力を持っていることを認め、不要な制度やルールを廃止して力を解放する。自分はそんな人事に憧れをおぼえた。

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    2022年07月14日
  • 無料より安いものもある お金の行動経済学

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    お金に関する「人間的だけど不合理」なエピソード、学術的な解説、対処方法の提示までがワンセットで示される。苦笑い必至。
    今後、お金に関する大きな決断をする時に一度でも本書の存在を思い出すことができれば確実に「書籍代金と投資時間」が回収できる。
    本書は単なる節約本ではなく「ハネムーンなど出費の痛みを回避しても良い時は費用を前払いしよう」といった提案もなされている。
    語り口も軽妙。大当たりでした。

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    2022年06月25日
  • 100年予測

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    地政学で21世紀の100年を予測するという、たいへんにスリリングな本である。もちろん、神でない身には未来を正確に予測することなどできはしない。しかし、手持ちの学問的知識を動員すれば、アプローチできないでもないということを鮮やかに見せてくれた。

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    2022年05月25日
  • 巨大システム 失敗の本質―「組織の壊滅的失敗」を防ぐたった一つの方法

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    ネタバレ

    巨大というより,複雑かつ密なシステムであるほど問題発生時の解決が困難になるという話.すごくためになるから全人類が読むべき一冊.

    失敗の科学とかと同じタイプの内容.壊滅的な失敗が発生する原因と対処方法,根本的な解決策などを実例を交えながら解説.

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    2022年04月16日
  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    お客様の手元で問題が発生した場合、下流でその都度対処するよりも、その問題の根本原因を生み出している上流で解決する方が良い。

    理屈ではわかっていてもなかなか実行されないこの話について、理由や方法論が緻密に言語化されているのが本書の特徴である。

    なぜ上流で問題が解決されないのか?「そもそも問題を自分ごととして捉えていない」「問題を解決する動機やメリットがない」「他の問題よりも優先順位が劣後してしまう」というのが著者の言う原因だが、UXの下流に身を置くものとしては逐一納得できる内容となっている。

    そこにメスを入れるには何が必要なのか、、、これからさらに上流に働きかけようと考えたとき、この本は非常に参考になる。もちろん、直接的な言及がないところもあり、言及があったとしても自分の組織で改めて解決法を考える必要はあるものの、羅針盤として今後もことあるごとに紐解くに違いない。

    本書は、まちがいなく「はやく読んでおけばよかった」本の一つである。

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    2022年03月27日
  • Joyful 感性を磨く本

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    私の価値観に大きく影響を与えた1冊

    価値観のトップに「美学」がある私。
    それは本書からヒントを得た。
    自分自身の感性を磨きたいと思ったら読んでみて欲しい。

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    2022年03月14日
  • 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

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    【星:5.0】
    競争戦略について、その本質をとても分かりやすく説明しているという感想。評判どおりのいい本であった。

    まず、競争戦略を「競争」と「戦略」に明確に分けているのだが、この2つを分けるという発想がなかったので新鮮だった。

    そして、2つに分けて「競争」については「5つの要因」、「戦略」については「5つの条件」というフレームワークで説明しており、「競争戦略」というものが何なのかということがストンと腹落ちする感じである。

    名著に出会った感を久々に味わった。

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    2022年03月12日
  • 不合理だからうまくいく 行動経済学で「人を動かす」

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    時々読み返したい本。
    合理的に判断することなんて、ほんの限られたときだけだ。と、自分にもう一度伝えるために。

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    2022年02月07日
  • NETFLIXの最強人事戦略~自由と責任の文化を築く~

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    ・自由な知性の応酬
    ・正直で建設的なフィードバック
    ・人が必要とされている場所でハイパフォーマーと働くチームを形成する

    実現すれば素晴らしい場所になると思うが、自分がその場に不適切になった場合の受け入れ先を想定できるか、その心理的安全性が担保できるか、がポイントになる。
    人材の流動性と人材交流する文化の社会的な形成が必要。
    この方法を取り入れるには
    ・人と正直に向き合う勇気
    ・自分の実力と正直に向き合う勇気
    ・リスクと向き合う勇気
    が不可欠だ。

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    2022年02月03日
  • イノベーションのDNA[新版] 破壊的イノベータの5つのスキル

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    イノベーションを起こすために何が必要かをまとめた本。イノベーションを起こせる人は生まれつきの才能がある人だけだとの誤解を否定し、手順を踏めば誰でも出来ると言う事を、まとめている。
    今の仕事はイノベーションよりも実行力が必要となるものであり、興味本位で読んでいたが、この本を読み終える直前に、イノベーションが必要な仕事への異動の話が舞い込んた。これも天命だと思うので、この本を後2回は読み込んで、実践して、今後の仕事に役立てたい。

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    2021年12月29日