櫻井祐子のレビュー一覧
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『とっぱらう』読書メモ
―― 集中と余白を取り戻すための実践リスト ――
【1. 思考・内省の習慣】
・寝る前にメモを取る
その日にあったことや気づきを短く記録し、思考を整理する。
睡眠前の反省や感謝が、翌日の行動改善につながる。
・今日のハイライトを考える
一日の中で最も良かったことを思い出し、肯定的な感情を定着させる。
・大事なことを5つ書き出す
優先順位を明確にし、自分が本当に集中すべき対象を可視化する。
・バーナーリストを作成する
やること・やらないことを分けてリスト化し、頭の中を整理する。
・ハイライトを予定に入れる
「良い時間」を意識的にスケジュールへ組み込む。
・歩くことで思索の時間を増やす
散歩を通してデジタルから離れ、思考を深める時間をつくる。
【2. 健康・エネルギー管理】
・朝6時に起きる
一定の起床時間を守り、朝の静かな時間を思考や読書に使う。
・コーヒーを飲むのは9:30〜12:00
体内リズムに合わせて摂取し、午前の集中力を高める。
早朝は避け、午後の眠りを妨げないようにする。
・12:00〜15:00は緑茶でエネルギーを保つ
午後は緑茶などで穏やかに集中力を維持する。
カフェインの過剰摂取を防ぎ、心身のバランスを整える。
・運動を続ける
思考力や集中力の基盤となる体力を維持。
短時間でも継続を重視する。
【3. デジタル・集中環境の整備】
・アプリを削除する
不必要なアプリや通知を減らし、注意力を守る。
・瞑想をする
呼吸に意識を向け、思考のノイズを減らし、心を落ち着かせる。
・寝室ではデバイスを触らない
寝る直前の刺激を避け、睡眠の質を高める。
・ニュースは週1でまとめて読む
情報摂取の頻度を減らし、思考を分散させない。
自分にとって本当に必要な情報だけ選ぶ。
【まとめ】
『とっぱらう』の核心は、
「余計な刺激を取り除き、本当に大切なことに集中する」こと。
行動・思考・環境を整理して、時間とエネルギーの質を高める。
すべてを一度に変えようとせず、1〜2項目から少しずつ生活に取り入れるのがコツ。 -
Posted by ブクログ
本著、『選択の科学』を著したコロンビア・ビジネススクール教授による「アイデアの作り方」をまとめた本。著者の本を読むのは2冊目ですが、今後は著者名を見たら必ず読むと決めて問題ないな…と感じました!
アイデアと言っても、ひらめきも天才的な才能も必要なし。創造は一握りの超人のものではなく、「手順を理解すれば、どんな人でも創造性を発揮できる」というのは希望に溢れたカッコいいフレーズだと思います。
1. (前提として)『選択の科学』のジャムの話
2. 伝統的日本企業に刺さるはず!
3. ついでに…コングロマリットのあり方
1. (前提として)『選択の科学』のジャムの話
本著でも再掲されていますが、『選択の科学』であった有名なジャムの実験の話にちょっと触れておきますと…
スーパーの店先に2台テーブルを用意し、1つには6種類、もう1つには24種類のジャムを並べる。人が来た人数は24種類の方が1.5倍。ただ、うち実際にジャムを買った人は24種類が3%、6種類が30%!
選択肢が多すぎるとイヤになってしまう。人が把握できる項目は「7個プラスマイナス2個」だよというお話です。さすが心理学者という感じですが、本著内でもアイデアづくりで行き詰まりそうなポイントに現実的な解決策を提案しています。
2. 伝統的日本企業に刺さるはず!
本著で著者が提唱している「Think Bigger」の手法、読んでいて感じたのは、失敗を避けるための、試行錯誤に頼らない手法であり、石橋を叩きまくるコトを、短時間で理論的にできるようになるのでは?というコトです。
つまり、慎重な日本企業にぴったり!
フレームワークを用いてこれこれ分析して、こういうリスクが想定されるのでこうしてみまして…と説明すれば、少しは案件が通りやすくなる…かも?(笑
※どこどこのフレームワークを用いて、と言うとそれだけで反発心を持つ偉い人もいるかもしれませんが…
3. ついでに…コングロマリットのあり方
本著では、先行事例としてGEの経営に触れていましたが、個人的に問題意識を持っている「コングロマリットって結局良いの?悪いの?」への手掛かりになるなと思いました。
GEのトロッター・マトリックスは、「多種多様な業種が連携すればするほど、お互いから借用できる成功法則の幅が劇的に広がり、よい結果が生まれる」と主張しているそうで、このあたりもう少し深く学んでみようと思います。
ただ、最低限「借用できる成功法則」が社内で広く認知されていないと(その認知を実現する仕組みがないと)ダメってコトだなぁ。。
あとは、ブレストよりも個別にアイデアを考え出してから、複数人分をまとめてリスト化した方が質・量とも優れたアイデアが出る…というあたりも記憶に残りそうな重要ポイントだなと思いました。
本著を読んだ上で必要なアウトプットは、このレビューだけでなく、実際にやってみるコトだと思います。ちょうど目先でThink Biggerが役に立ちそうなオシゴトがあるので、活用してみようかと! -
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ネタバレ本書の原題は「7 RULES OF POWER」。
相変わらずフェファー先生の著書にハズレなし!
リーダーは謙虚であれ、誠実であれ、といったリーダーシップ論とは一線を画す内容であり、なんとも言えぬ複雑な読後感を味わえる本書ではありますが、理想論だけで現実社会を生き延びることはできない、ということをまざまざと思い知らされます。
世界は必ずしもフェアで公正ではありません。
リーダーシップを考える上で、理想や価値観は重要ですが、そういった原則と、リーダーシップのスキルや戦術を混同することは問題があるようです。
「崇高で立派な目的」を達成するためには、ある意味でどんな手段を取っても許されてしまう、というのも一面では現実なのですから。
フェファー先生は、「権力の法則」は人格を変えることを求めてはおらず、ただのスキルでしかない、と主張しており、自分の殻を抜け出しさえすれば、学習し実践できるものだと言い切ります。
ここからはネタバレになりますが、その7つの法則とは…
法則1:自分の殻を抜け出せ
好かれよう、受け入れられようとして成果を上げられなくなったり、自分の利益や目標追求の妨げにならないよう気をつけなくてはならない。
自分の殻を抜け出し、目標達成の踏み台となる権力基盤を築き始めよう。
法則2:ルールを破れ
現行のルールで勝ち目がある人は、それに従い、周りの人にも従わせればいい。
だがそれ以外のすべての人にとって、効果が実証され実行可能な唯一の方法は、「ルールを破れ」なのである。
法則3:権力を演出せよ
人は基本的に他人を信じるようにできている。
たとえその人のキャリアや身分等の真偽が定かでなくとも、実際にどれだけの権力や能力を判断するのは難しいものだ。
そんなわけで、「権力を演出せよ」の法則を守り、できる限り権力を誇示しよう。
法則4:強力なパーソナルブランドを確立せよ
その方法の一つは、名のある人や組織とつきあうことである。物事が回り始めると、信頼とネットワーク、権力がどんどん広がる。
もう一つは、英雄の旅物語に重なる筋立ての物語を語るといい。聞き手の記憶に残るし、なにより励みになるメッセージは心に響きやすいからだ。
法則5:ネットワークをつくれ
ネットワークづくりや対人関係の構築が、権力の獲得や昇進に役立つことは数々の研究が証明している。
ネットワークづくりの4つの基本原則:
①「弱いつながり」を増やす
②仲介役になる
③ネットワークの中心に位置する
④価値あるものを提供する
法則6:権力を活用せよ
権力とそれを行使する意思があることを誇示し、実際に権力を利用して成果をあげ、権力を制度化する体制を整えていけば、「権力が権力を呼ぶ」状態になる。
ほとんどの人は対立を避けようとするから、先に動いて主導権を取れば、驚くほど多くのことを成し遂げられる。
そうしていったん権力を確立すれば、人は権力に群がるものだから、かつての敵は味方となり、ライバルは無力化され、地位は盤石になるのである。
法則7:成功すれば(ほぼ)すべてが許される
権力者は絶対に失墜しないということではないが、権威ある組織と関わりを持ち、自分の評判を高める物語を語り続ければ、権力者は正当化、合理化、称賛され、権力がさらなる権力を呼ぶのである。
またフェファー先生は、「知識は助けになるが、行動に移さない知識に価値はない。権力の法則の知識が役立つのは、その知識を行動に落とし込み、頻繁に実践してこそだ」とも言います。
決して、他者を顧みない傲慢な人間になれ、ということではなく、理想と現実の違いをよく踏まえた上で、自分自身の行動を変えていこう、という意味だと理解しました。
最後に、本書の中でイヤに印象に残った言葉を挙げます。
・リーダーシップは道徳的価値の探求ではない。
・たしかに世の中は残酷で不公平なことがある。私が教え子たちに言うように、あなたを蹴落とす人がいるとしたら、それは身近な人だ。
本書を読んで、自分自身の行動や、他人の行動・言動に色々と思い当たるフシがありましたので、一種の処世術としても役立てていきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
レッスン1 自己重要感
「重要なのは何が起こったかではなく、それにどう反応するかだ」哲学者エピクテトス(古代ギリシア)
「私はあなたにこうだと思われていると思っている人間なのだ」社会学者クーリー
想像に合わせて常に自分を絶えず変えていくことになる
自己は他者というゴーストライターによって描かれている
自己感覚は 意識的な経験を記録して「記憶」として保持したり、思考を整理したり人と交流したりするのに役立つ
自己は「錯覚」
自己は固定されたものではなく、私たちは自分の考えや行動などを絶えず意識的に自己評価し、これまでの人生で経験してきたことを蓄積することによって、常に自己というものをつくりあげている
主観的自己(自覚する意識 心の中の世界)と客観的自己(知識や記憶をもとに「自分はこういう人間だ」と客観的に捉える自己像)
レッスン1
日記を書き 昔の日記を読み返そう
今の自分の変化を自覚し 昔の悩みや心配を乗り越えたことを実感しよう
レッスン2 交流
大きな脳のエネルギー配分
人間は動物界で最も幼児期が長い種だ。これは体の大きさに対して最も大きい脳を持つためである。(体重比で哺乳類平均の7倍)
脳は大量の代謝資源を必要とする。
生後数年はエネルギー資源の大半が脳に向けらる。(新生児の脳は全体重の10% 大人は2%)
この差は生後6〜7年でほぼ埋まり、生まれた頃の3倍の大きさになっている。
それ以降は 脳のエネルギー欲求が低下するにつれ、身体に向けられるエネルギーが増え、体の成長が加速する。
大きな脳→出産困難(チンパンジーは1人で2時間でほぼ痛みも苦しみもなく産む)
祖母の出現が 人間の寿命を伸ばした(数理モデル解析) 出産介助 育児支援などか
協力的な人々が子孫を多く残し、社会的行動が確立する確率を高めた。
社会性 生後6ヶ月までが特に重要(ルーマニア孤児院研究)
社会的孤立と孤独は肥満や1日15本以上の喫煙などの不健康要因より、さらに大きなリスク要因
ソーシャルメディアは「火」
ほどよい距離なら温かい気持ち 近づきすぎるとやけど
「他人の意見を気にしすぎると 必要以上に他人を重視してしまう」哲学者ショーペンハウアー(ドイツ)
レッスン2
人との関係を育むことに時間をかけよう
思いつきの新設をしよう
ソーシャルメディアを1日おやすみしよう
レッスン3 比較(比べると知覚が歪む)
全てが見かけ通りと限らない
「真実」は主観的なもの。全体像を見ることは不可能なのだ
幸福感は主観的なもの。「誰」「いつの自分」と比べるか次第
求めていたものを手に入れるとそれほど幸せを感じられなくなる
脳の基本構成要素のニューロンの基本的メカニズムは「比較」
同じか違うか。
味や痛みは 直前に何をしていたかで変化する
幸福度を上げるための脳のバグを利用したハック→感謝する 人生の良い面に目が向く。下方比較で順応が抑えられる
「順応」脳の無視する力(ニューロンは同じ信号を繰り返し受け続けると慣れる)脳は変化を検知するようにできている
↓
幸せを最大化するためには、今していることを深く意識して味わってみよう(セイバリング)
レッスン3 幸せエクササイズ
感謝したいことを書き出そう
セイバリングを実施して今の喜びをゆっくり楽しもう
レッスン4 傾向
「私たちは苦痛を感じるが、苦痛の不在は感じない」ショーペンハウアー
変化した時に気づく
レッスン5 注意
マインドワンダリング
人間が計画を立てられるようになったのは、脳が「予測装置」として進化したから。
19世紀 余暇革命
1870 平均労働時間60〜70時間 現代 30〜40時間(週)
1日の活動の半分近くを今やっていること以外のことを考えて過ごしている。マインドワンダリングしている。その後幸福度が低下する傾向
自然の中を1時間歩くだけで扁桃体の活動が低下
週2時間自然の中で過ごすだけで健康やウェルビーイングが高まる(2時間以上でもそれ以上の効果は得られない)
自然環境は集中力を回復させる。マインドワンダリングも減少
(都会居住者の心が彷徨いがちなのは、環境を知り尽くしているから)
レッスン5 幸せエクササイズ
自分と距離を置こう 非一人称を使って状況を捉えよう
レッスン6 他者存在
育児やペットの世話は相手が話せないから、必然的に他者中心的に物を見る
人間の脳も共鳴する。映画を一緒に見ている人の脳内で神経細胞の同時発火が見られる
同期化 話し手と聞き手
共同作業はエンドルフィンが出る コルチゾールを抑制する効果もある
同期化は自分と相手の境界がぼやけ、集団との一体感が生まれる
自己中心的な視点から 他者中心的な視点にシフトする
レッスン7 自分中心から抜け出す -
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著者たちが友人に語りかけるような雰囲気で「自分が本当にやりたいことをするための時間の作り方」を教えてくれるという体裁の書籍である。
ある意味の緩さが親しみやすさを生み、「これならできるかも」と読者に思わせてくる。
もちろん、実際にやってみるのは色々と障害があると思うが、著者たちは「完璧にやらなくていい。自分らも完璧にできているわけではない」と励ましてくれる。
自分には、全部を取り入れることはできそうにないが、部分的には取り入れてみたいと思う。
一つ気になったのは、メールに即レスしないようにした場合、本当に大事な用であれば、相手が電話してくるだろうというくだり。
自分としては、あまり電話を掛けられたくないのでメールを早めに返しているという側面もある。
電話の方がいきなり仕事を中断させられて集中が削がれる悪影響が大きいと思うからだ。
もし電話が掛かってくることが増えるのであれば、メールの対応をあえて遅くするというのは少しデメリットもありそうである。 -
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上流思考
「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法
著:ダン・ヒース
訳:櫻井 祐子
出版社:ダイヤモンド社
目先の些細なそして多量発生している下流の問題より、根本的で根源的な上流の問題をつぶせ、が本書のテーマです
根源的な問題は、予兆はあるも、えてして見逃されてしまう
そして、大きな問題ではないので、予算もつかない
ほったらかしにして流してしまっていると、やがて、下流で手がつかないくらいの多量でやっかいな問題になっている
というのです。
前半は、なぜ、上流の問題は見過ごされるのかです。
①問題盲
結果は避けられない、自分にはどうすることができない
そういうものだから、誰も疑問を持たなかった
⇒ 設計が間違っているから、結果も間違う:しょせん設計通りなので、設計を見直さなければ解決できない
問題は常態化すると見えなくなる
見て見ぬふり。誰かが問題と見なすと、解決しなければならなくなるから
⇒ 問題を生み出したのは、自分じゃない。だけど、それを解決するのは、自分だ
②当事者意識の欠如
問題を解決できる立場のある人が、それを解決するのは自分ではないと思ってしまうこと
⇒ 自分には、何ができるのだろう、と考える
⇒ 問題を自分のものとして、とらえ直す
誰かが率先しなければ、誰もやらないだろう、それは分かっていた
⇒ だったら、われわれがやればいいじゃないか
⇒ 新しい使命に燃えた。不思議なことに、どんなに障害があってもそれを乗り越えようとする方法が必ず見つかった
この問題を解決できる人はいないのかではない
⇒ 自分はこの問題を解決できるだろうか
⇒ その状況を招いた全責任が自分にあるように説明してください
③トンネリング
人は目の前の問題に反応してしまう
⇒ 身近にある小さい大量の問題を排して、上流の問題を解決するための、構造的なゆとり、をもつ
⇒ トンネルを抜けようとするのではなく、トンネリングによる極端までの集中を問題解決に利用する
後半は問題解決するために、重要な7つの質問をする、です。
①「しかるべき人たち」をまとめるには
⇒ 一つ一つ詳細に調べ上げる
⇒ データを中心にする
状況を改善する3つの変更
1)戦略の変更
2)協力体制の変更
3)データの変更
② 「システム」を変えるには
壊れたシステムをつくりかえるには
個人ではなくシステム全体を見直す
設計の誤りを隅々まで考え直す
③「テコの支点」はどこにある?
問題の焦点をさがせ
問題に寄り添い、じっくり調べ、親身になって考える
現場、担当者と実際に接し、親身にならないかぎり、問題はわからない
④問題の「早期警報」を得るには
警報の価値は、その問題がどれだけ重大かに依ってきまる
パターンから問題を予測する
兆候を見つける訓練をする、ほとんどのケースで早期警報が見逃されていた
⑤「成否」を正しく測るには?
声の大きいものばかりを聞いていないか
めざす目標を設定する
人は困難な問題にぶつかると、かわりに簡単な問題に答えようとする
⑥「害」をおよぼさないためには?
システム全体を俯瞰する
よきしない問題(コブラ)が発生する場合がある
迅速で信頼性の高いフィードバックを心がける
前提:どんな計画も必ず間違う
改善を強いるシステムを構築する
学習をつづける:ごまかしや固まったりせずに前に進む
⑦誰が「起こっていないこと」のためにお金を払うか?
うまくいくほど、冷遇される
身近な問題を上流で解決する
予防活動をさらに促すためには、費用負担の方式を必要に応じて切り替える
CONTENTS
CHAPTER 1 上流に向かえ―根本から解決する「新しい思考法」
SECTION1 「上流思考」を阻む3つの障害
CHAPTER 2 問題盲―「そういうものだ」と思ってしまう
CHAPTER 3 当事者意識の欠如―自分で解決できるのに気づかない
CHAPTER 4 トンネリング―「目の前の問題」しか見えなくなる
SECTION2 「上流リーダー」になれる7つの質問
CHAPTER 5「しかるべき人たち」をまとめるには?―多様なメンバーで問題を「包囲」する
CHAPTER 6「システム」を変えるには?―目の前の「水」に目を向ける
CHAPTER 7「テコの支点」はどこにある?―問題に寄り添う
CHAPTER 8 問題の「早期警報」を得るには?―価値の大きい警報を見抜く
CHAPTER 9「成否」を正しく測るには?―「幻の勝利」に気づく
CHAPTER10「害」をおよぼさないためには?―「フィードバックループ」で改善する
CHAPTER11 誰が「起こっていないこと」のためにお金を払うか?―「払った人が得をする」仕組みをつくる
SECTION3 さらに上流へ
CHAPTER12 予言者のジレンマ―「いまそこにない危機」に対処する
CHAPTER13 あなたも上流へ―一個人として上流活動をする
注 社会貢献プログラムを拡大する試みについて
謝辞
本書のサマリー
訳者あとがき
原注URL
ISBN:9784478108772
判型:4-6
ページ数:376ページ
定価:1800円(本体)
2021年12月14日第1刷発行 -
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ネタバレ選択の科学
「選択」という行為をめぐる科学的な知見の本です。
”選択肢は多ければ多い方が良い”という常識を覆した「ジャムの実験」をはじめ、辛い選択は強く長く選択した人を苦しめる事例や野生動物に比べてはるかに安全で衛生的な動物園の動物が早死なことなど多くの実験結果や論文の知見が読みやすくまとめられています。
何よりも、著者自身の失明という運命にありながら、その中でも自ら様々な選択を行うことによって人生を切り開いてきた生き方が素晴らしい。
竹蔵も自ら決めることが重要と思い、実践してきましたが、選択を他人や運命にゆだねることも時には必要であることを知りました。
竹蔵 -
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ネタバレイノベーション・オブ・ライフ
ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ
当時マーケティングをしていて「イノベーションのジレンマ」の破壊的なイノベーションのメカニズムに衝撃を受けたクリステンセン教授のハーバードでの最後の授業の書籍化、更に人生へのイノベーション理論の応用ということで、期待して読みました。
Best of brightestとも言えるハーバード出身者も、離婚、犯罪、ビジネスの失敗など必ずしも順風満帆の生涯を過ごせるわけでは無いことをハーバードの同窓会で発見したクリステンセン教授が、人生で成功する理論を教授してくれます。
いろいろと納得した理論はありましたが、以下の理論は特に心に残りました。
”計画した通りの人生を送る人は非常に希、計画と創発による修正のバランスを取ることが重要。”
”あなたは大切なもののために必要なリソースを配分しているか? 時間やお金、アテンションなどのリソースを充分に配分しなければそれなりの成果しかえられない。”
”今回だけ・・・、これは特別・・・という例外を自分に許すことから、道を踏み外すことは始まる。”
はてさて、学んだことを実行に移すのも非常に困難なことの一つだということは、もう学んでいますが・・・
竹蔵