櫻井祐子のレビュー一覧

  • 上流思考―――「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法

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    上流思考
    「問題が起こる前」に解決する新しい問題解決の思考法
    著:ダン・ヒース
    訳:櫻井 祐子
    出版社:ダイヤモンド社

    目先の些細なそして多量発生している下流の問題より、根本的で根源的な上流の問題をつぶせ、が本書のテーマです

    根源的な問題は、予兆はあるも、えてして見逃されてしまう
    そして、大きな問題ではないので、予算もつかない
    ほったらかしにして流してしまっていると、やがて、下流で手がつかないくらいの多量でやっかいな問題になっている
    というのです。

    前半は、なぜ、上流の問題は見過ごされるのかです。

     ①問題盲 

      結果は避けられない、自分にはどうすることができない
      そういうもの

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    2025年08月16日
  • イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

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    イノベーション・オブ・ライフ
    ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

    当時マーケティングをしていて「イノベーションのジレンマ」の破壊的なイノベーションのメカニズムに衝撃を受けたクリステンセン教授のハーバードでの最後の授業の書籍化、更に人生へのイノベーション理論の応用ということで、期待して読みました。
    Best of brightestとも言えるハーバード出身者も、離婚、犯罪、ビジネスの失敗など必ずしも順風満帆の生涯を過ごせるわけでは無いことをハーバードの同窓会で発見したクリステンセン教授が、人生で成功する理論を教授してくれます。
    いろいろと納得した理論はありましたが、以下の理論は特に

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    2025年08月06日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    目的を明確にし、ピクサー式に練り上げると、無駄なリソースを積み上げずに、大きな成果が得られる。モジュラー式の開発とすることで、計画通りに遂行できるだけでなく、完成前から収益を得ることも可能。
    特別なことは言ってないが、事例を交えて説得力がある。だからといって、じっくり考え、素早く行動できるか?と問われると、これがなかなか難しい。ある程度じっくり考えたら、行動しながら目的と照らし合わせて、小さなフィードバックを繰り返すのが現実的と思う。
    グッゲンハイムビルバオに、興味をもった。

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    2025年08月01日
  • とっぱらう 自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」

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    時間を取り戻す具体例である「気が散らないiPhone」の作り方は、すぐ実践してみたが、時間に余白ができ、時間が増えたような錯覚を覚えた。

    筆者らはGmailとYouTubeを普及させるために心血を注いでいた職歴があり、「僕らは(注意散漫にさせるものの)実態を知り尽くしている」と述べているとおり、非常に説得力があった。

    よく言われる「環境を変えろ」を、情報社会に合わせて表現した良著であった。

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    2025年08月01日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    個別見積もりではなく、同様の案件の標準を見積もりに。

    新しい技術ではなく、実績のある技術で。

    似た案件の経験者を、チームで連れてきて、モチベーションをあげる。

    モジュール化して、とにかく習熟度を上げる。エンパイヤステートビルは、上から下まで同じものの積み重ね。

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    2025年07月24日
  • とっぱらう 自分の時間を取り戻す「完璧な習慣」

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    毎日のハイライト、1つ最優先事項
    意思よりデフォルト
    レーザー戦術
    無限の泉、その時の仕事以外はメモして後回し、ニュース読むのは週1
    チャージ戦術
    食事、料理は瞑想、暗闇で寝る、7分運動

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    2025年07月16日
  • 食欲人

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    面白かった。読むべき。
    後半、加工食品や食品メーカーへの警鐘強めなメッセージになっている点はご愛嬌。

    ざっくりとこれ読んで知れる事は2つ。
    1. 人間以外はどうやって必要な栄養素を選別して適切な食べ物を食べているのか?
    2. 虫や動物は必要な栄養量に従って食料を摂取できるのに、なぜ人だけは食べ過ぎるのか?

    一時期クワガタを飼育ブリードしていたので特に1.は興味深かった。
    クワガタの場合、どれだけ大きな個体を羽化させるか?がとても重要な要素になっており、そのために幼虫時期に食べさせるエサは何が良いのかはとても大きな関心事です。
    この本で述べられているタンパク質量による食料摂取量調整は結構重要

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    2025年07月16日
  • 創始者たち―――イーロン・マスク、ピーター・ティールと世界一のリスクテイカーたちの薄氷の伝説

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    イーロン・マスクとピーター・ティールが何者でも無かった時代から始まる、PayPal創業ストーリー。シリコンバレーを拠点とするITスタートアップは、どのようにして大きな成功を勝ち取れるのか。俗に言う「ペイパルマフィア」達が、その類まれなる知能と情熱と労働時間を惜しげもなく注ぎ込む様子から、まさに "start-up" のリアルを感じられた。

    以下、面白かったポイント。
    - いまやTwitterの別名と認識されているx.comというドメインに、若きイーロン・マスクがどんな夢を見ていたか?そしてその夢はどのように頓挫したのか
    - x.comとPayPalによる熾烈な競争、合併、

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    2025年07月13日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?
    著:ベント・フリウビヤ, ダン・ガードナー
    訳:櫻井祐子

    本書では、プロジェクトの失敗と成功をもたらす、普遍的な要因が考えられている。その要因とは、人間の心理メカニズムと権力である。

    心理と権力は、高層ビルの建設からキッチンのリフォームまで、あらゆる規模のプロジェクトに影響を及ぼす。誰かがビジョンを描き、それを計画に落とし込み、それを実現しようとするときには、心理と政治の影響が避けられない。

    ビジョンを計画に落とし込み、首尾よく実現させるためには、「ゆっくり考え、すばやく動く」が最も大切である。

    構成は以下の10章

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    2025年07月12日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    ・イノベーションを生み出すプロセスの構造:課題を明確かつ具体的に定義する→次にそれを重要な部分に分解する→各部分を解決する既存の方法を探索する→それらの解決策を全体として調和して機能するように、新しい方法で組み合わせる
    ・人間が把握できる項目は「7個プラスマイナス2個」
    ・制約がなければ、あなたのアイデアはただの「騒音」で終わってしまう
    ・課題:誰かが欲しがっているが、手に入らずに苦労しているもの
    ・「この新技術をどう活用すべきか」など、解決策を押し付けることが間違った課題解決で多いケース。技術は課題を解決するためにあるのだから、課題を定義することが先に来るべき
    ・課題の階層を上げ下げして、解

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    2025年06月15日
  • 食欲人

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    生物の食欲の正体は「タンパク質への欲求を満たすためだった」という、なかなか衝撃的な内容。単純化していえば、タンパク質を必要な量だけ摂取してしまえば満足できるのだとか。ただし高タンパク・低炭水化物の食事だと長生きはしづらいなど、最初から最後まで興味深いです。Audible で聴きましたが、おそらく後からもう一度聴き直すと思います。

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    2025年05月13日
  • イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

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    学生時代に出会えてれば良かった。
    この本を読んだ大人は、きっとそう思う人が多いんじゃないだろうか。
    自分も漏れなくそうでした。
    それでも迷った時は立ち止まって、この本のことを時々思い出して、これからの人生について考える様にしていこう。

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    2025年05月04日
  • Joyful 感性を磨く本

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    私はポジティブ心理学は面白いなと思っているので、時々関連書を読んでみている。タイトルのJOYFULに加えて、「感性」も気になるし、「神経科学×心理学の知見を網羅」という帯のフレーズも気になって買ってみた本。

    といっても、この本はポジティブ心理学の本ではない。むしろ私にとっては、それこそがこの本をオリジナルなものに感じさせる。彼女が教えてくれるのはハピネスとかウェルビーイングとかではなくて、その瞬間その瞬間の喜びを感じる方法について。

    それが10分類されて語られているけれど、特に光の彩度から受けるエネルギーの話は鮮やか。この視点があるから普通の自己啓発本とも異なっていて、憧れを感じさせてくれ

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    2025年04月27日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    ITシステム開発に従事している身として多くの失敗プロジェクトを見てきたが、認知していた原因と認知できていなかった原因を知ることができた。

    計画の重要性は分かっていたつもりだが見積もりの際に同様のプロジェクトとの比較はやらない時もままあるので注意

    特に8章のチーム作り、9章のスモールシング戦略はITシステムでも活かせるはず。
    読んだ内容を活かして失敗プロジェクトを減らしたい。
    それがすべてのエンジニアの大きな便益になるはず

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    2025年04月08日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    表現が非常にわかりやすい。

    行動経済学の本を読んでいた後なので細かい用語などがわかった上で、さらにわかりやすく過去のプロジェクトに落とし込んで説明されていた。
    過去に習うことの重要性も、ただ真似をしろではなく、データから見えること、人間の行動に落とし込まれていてわかりやすい。

    大きいプロジェクトがある仕事をしているわけではないが、一つ一つの取り組みに活かせる内容が多かった。
    何か一つのプロジェクトや、仕事での取り組みに悩んでいる人は、解決策としてではなく、自身の行動の指針の一つとして参考になると思う。

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    2025年04月02日
  • イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

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    繰り返し読みたい、考え続けたいと思わせてくれる本だった。いつ読んでも全く問題ないけれど、学生時代に出会っていればな…と思う内容だった。

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    2025年03月20日
  • シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント

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    人生は全て複利で考えることが大事。全てのことは積み上げたものが築いている。積み上げるためには習慣が大事。

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    2025年02月22日
  • 創始者たち―――イーロン・マスク、ピーター・ティールと世界一のリスクテイカーたちの薄氷の伝説

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    壮絶。知性と行動力の塊。
    目標を追い求めた人たちのとんでもないハードワークのドキュメンタリー。まるでハリウッド映画を観てるかのようにスピード感があってとても面白い。
    「優れたチーム」「スピードと実行力」「リスクを取る起業家精神」 など、成功するスタートアップに必要な要素ひとつひとつに感銘を受けつつ、楽しく読めた。

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    2025年02月11日
  • BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?

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    特にこだわりなく手に取ったのだが、仕事に非常に生かせる内容だった。いや、タイミングが絶妙だったのだ。たぶん一年前、もしくは半年前でさえ、本書を読んだとて「ふーんなるほど」で終わったかもしれない。上層部が「このVUCAの時代にうんたらすんたら」、「仮説思考でうんたらすんたら」、「悩むより動けうんたらすんたら」、まぁそう言う割には形になるプロジェクトの方が少ないのではと言う印象が拭えなかったのだが、なるほど本書が指摘する「早く考えゆっくり実行する」パターンが多いのだ。
    同僚やら上司やらに、目をかっ開いてこれを読めと言いたくなるが、言うたとて読むわけもないので、私だけがこっそり本書に追随しようかと思

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    2025年02月09日
  • シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント

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    めちゃくちゃ良かった。気付きのあるフレーズ、印象に残るフレーズが沢山あってここには書き切れない。間違いなくもう一度読む。自分の上昇志向や自己研鑽のモチベーションがもの凄く刺激される本。
    仏教(本書では合理的仏教と表現されている)とか禅のありのままという捉え方は今後一層重要になってくるのではないかと思う。

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    2025年02月06日