櫻井祐子のレビュー一覧

  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    LEAN INよりも人間味があるというか、源体験がもたらす強さというか、すごい1冊だった。

    #optionb #sherylsandberg #レジリエンス

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    2018年01月26日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    月曜日から金曜日までの5日間で、試したいアイデアの絞り込みからプロトタイプの作成、顧客インタビューをしてフィードバックを得るまでをやってしまう「SPRINT」の手法を解説した本。これをそのままやってみるのはなかなか難しいけど、限られた時間で答えを出す、必要なところだけ作る、顧客の声を聴く…などなど、仕事に活かしていきたい考え方がたくさんあった。一回、何かしらの形でやってみたいなぁ。

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    2018年01月14日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    ネタバレ

    人は、どのような時にずるをするのか、ずるに焦点を当てた本。耳がいたい。
    「そこの解答だけ見るつもりで見えてしまった隣の問題を、自分で解けたことにして、なんとなく出来ている気になる」よくあることだ。この導入部分からすでに引き込まれた。

    本書では様々な実験について記述されているのだが、その中でも「偽物を身につけるとずるをしやすくなる」という実験が興味深い。
    クロエのサングラスを 本物・偽物(偽物と伝えていても本物を使用)・なにも伝えない という3つのグループに分けて、サングラスをかけたままテストを行う。
    すると、偽物だと伝えていた人がずるを多くしたという結果になった。偽物で他人は騙せても自分は騙

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    2017年12月22日
  • イノベーションへの解

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    今後の仕事の進め方を考える上で、非常に参考になりました。
    自分の会社の商品サービスの向かうべき方向も何となく見えてきましたし。

    時間を見つけて、また、読み直したいと思います。
    きっと、読み直すたびに、新たな気付きがあると思います。

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    2017年11月12日
  • 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

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    ネタバレ

    まさにこのような本を待っていました。競争戦略の古典とも言われるマイケル・ポーターの「競争の戦略(Competitive Strategy)」ですが、この本(エッセンシャル版)にも何度か記述があるように、僕自身が「競争の戦略」を”誰もが読んでおけばよかったと思うが、誰も読みたいとは思わない”と思っていた一人だからです。

    そんな中での[エッセンシャル版]です。私自身、これまでポーターを避けていくつかの戦略本を読んできたという邪道にもほどがある読書歴の持ち主ですが、まさに古典として「戦略」のベースとなる考え方がすべて書かれていると感じました。構成・章立ても、そもそも「競争とは何か?」という導入から

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    2017年08月19日
  • 不合理だからうまくいく 行動経済学で「人を動かす」

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    ネタバレ

    ・厄介なことは一気に、楽しいことは休み休み。
    ・大勢の苦しみより、一人の苦しみに影響される。
    ・組み立て家具やケーキミックスのように、手間と手軽さのバランスを調節すると製品に価値を感じる。
    ・感情による決定がその後長期的に影響する。

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    2017年07月06日
  • 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

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    ビジネスにおける競争と戦略について、マイケルポーターによって定義されたその用語について、丁寧に解説されています。まさにこの分野を勉強する教科書として必読のものではないでしょうか。陥りやすい間違い、戦略に対する、業界に対する、自社の立ち位置。間違ったまま使っているケースがあまりにも多いため、それがその形で広がってしまっているように感じます。どのように考えれば間違わないのか。そのコツを身につけるためにも読む必要のある本だと思います。

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    2017年07月06日
  • 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

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    ネタバレ

    ポーターの言う「競争戦略」とは何かを学べました。
    世にある「コアコンピタンス」「自社の自信のある戦略」と「競争戦略」がいかにかけ離れているかを知りました。
    戦略は「価値提案」だけの需要サイドだけで成り立つものではない。それはマーケティングだけ考えている。十分条件だ。
    そして、戦略の必要条件は、「供給サイド」にある。
    いわゆる「バリューチェーン」の各活動がコストをかけて価値を生み出し、ある活動を行うことで別の活動を毀損するような活動を意図的に選択することで「トレードオフ」を行う。
    この「バリューチェーン」内の活動の選択の「トレードオフ」効果により、他社は容易には、自社を模倣できない。つまりハイパ

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    2017年05月31日
  • 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

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    経営学では、スーパーメジャーなマイケル・ポーターの競争戦略のほぼ公認といえるエッセンシャル版。
    同質的な競争を好まず、独自性を貫き競合他社との競争回避と何かを捨てるというターゲティングを戦略の本質と捉えている、競争戦略の要諦がコンパクトに理解できると思います。
    おそらくですが、経営学の概論本で学んだ方の大半は、ポーターの競争戦略をかなり誤解しているかと思います。
    原本がベストかと思いますが、それよりコンパクトで安易な記述の本書がお勧めです。
    「競争の戦略」よりも「競争優位の戦略」の方を読んでみたいと思いました。より実践適用の理解を目指して。

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    2017年05月07日
  • 最古の文字なのか? 氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く

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    ラスコー洞窟のような見事な絵を描ける人びとが、原始的な文字を持っていてもおかしくない、と思う。この記号が表した意味も絵画の表した世界もすでに失われてしまったのだろうか?ほんの一部でも今の私たちに受け継がれているのだろうか?いろいろ想像すると面白い。

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    2017年02月07日
  • 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

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    ファイブフォースとバリューチェーンにより、経営に携わる人間で知らない人はいないマイケル・ポーター。ただ、それを知っていることと理解していることはまったく違うことだという重要なことを思い出させてくれる一冊だった。むしろ十分に理解しない人間こそ、それをさも知った顔をするのが虚構の常である。確かにポーターの理論は難しいし、『競争の戦略』も『競争優位の戦略』も軽く手を出すにはハードな論文であるが、このエッセンシャル版はこれら2冊の主張とその後の動きを十分に盛り込んだ現時点で最高のポーター本だと言えるでしょう。この本を読んで自分なりに理解したポーターの理論をまとめる。

    ■戦略とは
     一言で定義するなら

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    2018年02月03日
  • 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

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    戦略の本質を理解するのにとても良い本。
    差別化要素を磨き上げると価格アップやコスト削減につながり利益の高いビジネスになる。

    優れた戦略の五つの条件
    独自の価値提案
    特別に調整されたバリューチェーン
    競合企業とは異なるトレードオフ
    バリューチェーン全体に渡る適合性
    長期的な継続性

    この観点はフレームワーク的に参考になる。

    基本は五つの競争要因とバリューチェーン
    これも教訓

    価値提案には3つの質問に答える
    どの顧客?
    どのニーズ?
    相対的価格は?

    考えるべきポイントが分かりやすく整理されていた。

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    2016年08月17日
  • Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学

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    ネタバレ

    価格では需要と供給が一致しない市場の存在。臓器移植の患者とドナー、研修医と病院プログラム、人気企業への就職、公立学校の割り振りなど。そうした市場にある、抜けがけ、混雑などの問題、ネットやコンピュータの利便性や処理速度によって拡大している一方、最適・効率的なマッチメイキングを目指すマーケットデザインの工夫もITを通じてなされていることが分かる。
    現実の役に立つ経済学だと感じるが、例えば人気企業への就職でも双方のグループとも相手方の十分かつ平等な情報を持ってはいないし、結局のところ就職・採用してみて改めて分かること・変化することもありうるので、最適はモデルでしかないとも感じる。
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    2016年05月14日
  • イノベーションへの解

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    具体的にイノベーションを起こすためにマネジメントが意識すべきことを記した書。
    要約すれば、①成長している中でも絶えず破壊的技術の探索を継続すること。②破壊的技術の推進者がモチベーション等を維持できるべく小集団での運営とすること。③マネジメントが積極的に関与すること。という3つである。
    実際には『言うは易く行うは難し』となるが、実践している好事例を通じて、実務の上で留意すべき点が記載してあり、前作との連携も判りやすい。
    加えて特筆すべきは、10年以上も前に書かれた本書が言い当てていることが今も当てはまるということである。経営における良書の1つと言えるだろう。

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    2016年05月05日
  • 100年予測

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    [大流の解明]ただでさえ予測が難しくなっている国際情勢の「100年先」を見透そうと試みた意欲作。分析と予言の狭間に位置するかのような予測が、想像力をかきたててくれること間違いなしの作品です。著者は、アメリカの軍や政府機関に向けた講義や情報提供を行っているジョージ・フリードマン。訳者は、『選択の科学』等の翻訳もされている櫻井祐子。原題は、『The Next 100 Years: A Forecast for the 21st Century』。


    まずは予測の内容が読み物として純粋に面白い。21世紀においては日本・トルコ・ポーランド・メキシコが大国として浮上することなど、「マジか」とツッコミを

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    2016年04月25日
  • 英国一家、フランスを食べる

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    ネタバレ

     大ブレイクした「日本を食べる」シリーズより、以前の話になります。(出版年はこちらのほうが先ですが)
     「日本」より、軽妙さはほどほどですが、ユーモアは変わりません。
     内容はフレンチの専門学校に入って、修行し、その後某有名レストランで働くまでです。

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    2016年03月15日
  • 100年予測

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    地政学的な切り口だけをもって未来を予測することをナンセンスと決め付けるのは簡単。でも、現実って、かなりそういう部分に占められている。遠くの親戚より近くの他人が気になるのも地政学的。TVのニュースで近所・国内の事が多いのも地政学的。ああいう具体的なストーリーがあってのリスク管理なのかな。日本にもああした予測を考えている組織があるんだろうか。考え始めたらたらキリがないけど。世界地図片手にもう一度読みたいと思いました。

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    2015年08月18日
  • イノベーションの最終解

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    破壊的イノベーションが起こるシグナルと起った後の変化(統合化とモジュール化)と政策など外部要因による影響などについてと全2作のまとめの意味も。この1冊でも前の2冊の内容を振り返っているのでまかなえるかもしれないけど、前の2冊を読んでおいたほうがただ学者が言っているだけと割り切れない何かを感じれるかも。

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    2015年08月03日
  • 100年予測

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    2009年に出版された2100年くらいまでの世界を予測した「未来の歴史預言書」と言える本。「影のCIA」と呼ばれる情報機関の分析だけあって、ロシアのクリミア併合などをピタリと当てる。予測は必ずほとんど当たらないだろうが、そのアプローチの仕方は知っておけば世界の動きが良くわかります。

    内容もほどよくストーリー仕立てになっており、地政学的な推測の流れがウンチク臭くないのて読みやすく、そのストーリー描写もリアル(ありえそう)なのでまるで映画を見てるように未来が想像できます。

    その100年はなかなか衝撃的で、以下はネタバレなので、ストーリーを楽しみにしている人は読まない方がいいかもしれません。

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    2015年02月01日
  • 100年予測

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    地政学的な予測本。
    序章に書いてある手法の説明がわかりやすく、この本が単なるSF本ではない、信頼性の高い本であることを教えてくれる。そこには、
    地政学的な予測はチェスに似ており、国家の行動はチェスの指し手と同じように非常に合理的である。無限の選択肢がありそうで、実は打てる手はかなり限定されている。
    「統治行為とは、ほとんどの場合必要かつ論理的な次の一手を実行に移すことに過ぎない。」つまり、誰が指導者になるとか、指導者が何をするとかではない。戦前の日本は、資源の問題から海外へ行くしかなかったし、ヒトラーのドイツはベルサイユ条約の賠償金の問題からフランスなどに出ていくしかなかった。日本にヒトラー的

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    2014年11月23日