櫻井祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
夫を亡くして、あまりにも辛くて、なにかないかと思って検索したらこの本があったので読んだ。
書いてある通りの心境で、「こうするといい」とかの方法論の前に、「同じ心境の人がいる」ことに安心感を覚えて心が癒された。
まだ亡くして1ヶ月なのでまだまだ次のステップとはいきそうにないけど、何かを楽しむことへの罪悪感は少なくなったと思う。
先日夫が生前お世話になった方々へ挨拶周りをしたのだけど、「彼は内緒で○○してたっていつも言ってた」「お小遣いが少ないって愚痴をこぼしてた」「最近ダイエットしてたの、あれが悪かったんじゃない?」と言われ、最悪だった。恐らく彼との思い出として言ってるんだろうけど、私への悪意のように思えてしまって、散々泣いてようやく挨拶に回ったのにまた寝込むハメになった。
落ち込んでいる人に対してなにをしたらダメなのかが分からない人は読んだ方がいいと思う。 -
Posted by ブクログ
組織のマネジメントの分野ではさまざまな理論が流行し、リーダーシップ教育、目標管理などすっかり定着したものから、360度評価やタレントマネジメント、従業員エンゲージメントなど比較的簡単新しいものまで、いかに良い人材が求められているか分かる。
これらの主に欧米発祥の理論は、HBRなどで論文発表され、根拠のある主張として多くのビジネスパーソンに活用されている。だが、そもそもリーダーシップやポテンシャル、パフォーマンスはどのように測定できるのだろうか。
本書は、多くの組織マネジメント理論の前提を9つの「ウソ」として暴き、抽象化された人材ではなく具体的な個人として見ることで、本当のところを明らかにする。著者は、ストレングスファインダーで有名なマーカス・バッキンガム。例によって、強みの話はしっかり入っている。さらに本書では、人のソフト面のデータの扱い方がポイントで、他の組織論とはレベルの違う説得力を持っている。
9つのウソごとに明かされる真実は、経験的に納得できるのにやっていなかったものから、目からウロコなものまでさまざま。仕事に関する考えが変わる一冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ根本として従業員を大人として扱い、物に釣られたりではなく、モチベーションで考えさせる、そしてやる気だけで全て解決するのではなくその人の持っているスキルや相性で判断する
今までHRには興味なかったが、企業にとって本当に大事な要素であるし、それが企業の成長を決めるなと感じた
また自分も市場価値や自分がもたらすことができるものや価値を考え、働きたい
また、周りとの話し合いの際にオープンに話すことをどの立場でも大事にしたい
・正直にあれ 従業員を大人扱いする そのため、制度はいらない
・人は仕事に学びを求める オープンブック・マネジメント 全ての指標を従業員に公開し、同じ方向を向く
・当人同士で話し合う 批判も匿名でなく、直接言われることでより責任感が生じる
・データに基づく意見を持つ データ自体には意味がない
・リクルーターこそ企業の事業を理解し、どこのなんの部分が足りないのかを理解する必要がある
・人事考課はいらない 長い時間がかかる割に直接的でない 他社の面接に行かれることで今の給与水準を意識させる、自分たちの中だけの基準では意味がない
・80対20の法則 上位20%が80%の利益を生み出す
・一対一の面談で10試合ごとのフィードバックをする、そしてその後の戦力を立てる
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Posted by ブクログ
以下、思い出しての備忘。
・解雇の部分が真骨頂かもですが、ここ以外はずいぶんと考え方は似てるなというのが初見。ただし、ひとりで実践するにはリスクも大きい。
・将来必要となる仕事、いまいるメンバーでできるのか。M&Aと同じように、すべてを内部育成して対応できるほど、時間に余裕があるわけではないとするなら、人の入れ替えこそが最適解。
・これと同じだけど、できない仕事をアサインすることは結構慎重になる。仕事を通じてできるようになるわけでもあるけど、そのストレッチの範囲が重要。
・ごく常識と考えられている人事・労務管理の実務・慣習について、それ、本当に顧客サービスの向上につながってますか?という視点で再検討してみる。それも批判的に。そうすると、人事考課にかける多大な工数とそれに見合う成果が釣り合ってないんじゃないのというのが、ネットフリックスの結論。僕の場合は、どうだろう。日頃のコミュニケーションは置いておいて、人事考課にかける時間はひとり2時間程度か。これに見合う以上の価値を見出してくれてるといいんだけどなあ。
・徹底的に正直であれ。これは本当にそう思う。外部の人間が知ることはないという前提で、もっともらしい、みせたいストーリーを描くのは、僕はやっぱり損をすると信じる。
・現代版のY理論を突き詰めたのがネットフリックスかもしれない。
・適応力こそ企業も人も大事。
・カルチャーデックは必読
ただいま、シャイン先生の先生だったはずのダグラス・マグレガーの本を読んでます。いわゆるX理論・Y理論についての本。これは、経営学の教科書とかでさらっと書かれているのをみて感じることよりもさらに奥深い内容でした。
いまから60年以上前の本なのに、なぜにこうもリアリティがあるのか。
60年経ってもたいして変わっていない現実があるからかな。 -
Posted by ブクログ
「ゼロから考える」とは何か?
それは、子供のように考えることである。
分からないことを、素直に「分からない」と言ってみる。
世の中の「当たり前」に対して、「どうして?」と聞いてみる。
そして、どんな無茶なアイディアだろうと臆さずに口にする。
これは簡単なようで、実はすごく難しいことだ。
子供から学ぶことはとても多い。
また問題を解決する時に、「正しい」と「間違っている」で考えないことも重要だ。
人は、自分が正しいと思った瞬間に視野が狭くなってしまう。
だが、「正しさ」は人や立場によって違う。
「道徳のコンパスが判断を狂わせる」という表現は、まさに至言だと思う。
本書には、ゼロから考えること、そしてゼロから始めることの大切さが書かれている。
著者は「ヤバい経済学」の2人。
前著も素晴らしかったが、こちらも傑作だ。
突き詰めれば、本当にありきたりのことしか書かれていない。
しかし本書の言葉を借りると、「本当に大切なことは、いつだって子供の時から教わってきたような事」だ。
余計な先入観を捨て去ってみれば、きっと新しいものが見えてくるだろう。 -
Posted by ブクログ
【0ベース思考を読んで】
経済学界の異端児、スティーブン・レヴィットによる至極の一冊!
この本を読む前に著者のことについて少し知っておく必要があるでしょう。
スティーブン・レヴィットは2003年に、40歳未満で最も優れたアメリカの経済学者に贈られる「ジョン・ベイツ・クラーク・メダル」を受賞、2006年に、「世界で最も影響力のある100人」に選出されるなど世界の注目を集める存在。
しかし、彼の経済学へのアプローチは極めて異端で、本人も「経済学は詳しくない」と言うほど。では、彼は経済学をどう考えているのか?
「経済学は、答えを出すための道具は素晴らしくよく揃った学問だが、面白い質問に欠ける。」と表現しています。
そこで、彼が経済学を活用した先は「ごまかし、腐敗、犯罪」。これら、暴かれた真実を書いた本が大ヒット作「ヤバい経済学」「超ヤバい経済学」。
そしてその後に発売されたのが「0ベース思考」。
彼の研究の具体的な内容が「ヤバい経済学」や「超ヤバい経済学」なら、この本はそれをぎゅっと抽象化したものに感じます。
田村の業界なら、臨床現場で患者さんの疾患を評価したり、研究でメインの結果に対して要因がどう絡んでるか考察したり。
こんな場面で必要な客観的思考がレヴィットならではの視点で書かれた唯一無二の本でした!