あらすじ
2024年ノーベル経済学賞。独裁と無法の間にある自由に迫る!
なぜ自由は自然に生まれないのか? データが示す、僅かな国家のみが該当する「狭い回廊」とは? 人類史を総攬する、世界的名著
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Posted by ブクログ
ノーベル経済学賞を受賞した著者が読み解く「国家のかたち」に関する書籍。
今、世界を見渡しても実に様々な国がある、そしてあった。
ある国家の国民は自由で豊かで幸福を追求することが当然と思う一方で、とある国は多大な人口を抱えながらも、国家の監視の目に絶えずさらされ、隣人さえ信用できず、熾烈な競争の中を生き残ることに人生を終始してしまう。
なぜ、その国はそうなったのか(だったのか)?
を俯瞰的に考察する本。
小難しい話ばかりが並ぶのかと思いきや、過去に起きた事件を生々しく描いているので、これはなぜこれが起きたのかを知らなければ!と時折、モチベーションを上げてくれる。
かなり重たい本ではあるものの、手軽な時流を知る系の本では決して手にいられない深い知識と見識が得られる。
下に書いたように中学校時代に習った「リヴァイアサン」がこういう概念だったのか!と初めて理解できた。
前半は下記キーワードの実例を用いた説明と
・古代国家
・イスラム国家
・ヨーロッパ
・中国
・インド の国家形態とその歴史について
キーワード:
・不在のリヴァイアサン
・専横のリヴァイアサン
・足枷のリヴァイアサン
・赤の女王効果
・規範の檻とその解体
・狭き回廊と自由