櫻井祐子のレビュー一覧
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思ったより面白かった。
21世紀の100年間がどのようになるのかを
地政学的見地(これがよくわかりませんでしたが)
から予測する内容。
21世紀はアメリカの時代。第2次世界大戦やEUまでは
ヨーロッパの時代で、アメリカはまだ若くて粗暴な国。
そのアメリカに挑戦する国。挑戦させられる国が
かわるがわるでてくる。
まずはイスラム、まとまりがなく自壊していく。
その次はロシアと中国。現状の経済や技術に固執し
アメリカの技術にまけてしまう。また民族問題や
それを統制している機能が弱体しロシアと中国は
分裂する。
その分裂した中国とロシアの周辺を力に変えていく
日本とトルコとポーランドがアメリカとの関係 -
Posted by ブクログ
クリステンセンのイノベーションシリーズの完結編。
「イノベーションのジレンマ」、「イノベーションへの解」に続く作品です。
解説によれば「イノベーションのジレンマ」は破壊的イノベーションに直面した優良企業は正しい経営を行っていたにもかかわらず敗れ去ってしまうことを解説しています。「イノベーションへの解」はその破壊的イノベーションを起こすためにはどうしたらよいか、それを構築するための戦術指南書といっています。そして本書「イノベーションの最終解」は破壊的イノベーションの兆しを見つけて次に起こることを見通すための兵法書といっています。
本書の前半はその見通すためのツールについて説明されており、後 -
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これまでで最も感銘を受けたビジネス書は?と問われれば、「イノベーションのジレンマ」と答えることにしている。大きな成功をおさめた企業が、その成功のゆえに、リソース配分を成功事業の維持発展につぎ込むという合理的判断をせざるをえず、破壊的新規サービスには自ら乗り出せない。しかし、技術の進歩による破壊的新規サービスの利便性向上と、同時に成功既存事業に対する顧客の満足度が一定レベル以上増加しないことから、やがては破壊的新規サービスが成功既存事業を逆転し、市場を奪う。
本書はこのイノベーションのジレンマを、新規事業者の立場にたって、既存成功事業者に挑む際の具体的な戦略について解説している。内容はもちろん -
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家庭や社会において、我々はどのようなメカニズムで不正に手を染めてしまうのか―――人間の業とも言える「嘘」や「ごまかし」を行動経済学の視点から考察し、効果的な予防方法を様々な実験により検証した貴重なレポート。
罪を罪と認識させる、嘘をつかないことを宣誓させる、前例を作らない、大義名分を与えない、罰則の強化はあまり効果がないなど、興味深い実験データ満載だ。
誰かが自分に向けた不正を見極めるため、あるいは社会に対して無意識に不正を行いたくなる自分を律するため、役立つ書籍になるかもしれない。
ただこの本を読んで最も困難だと感じたのは、自分が自分に対して行う不正についてである。
例えば・・・ダ -
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世の中には不正をなくすために考えられた仕組みがたくさんある。
多くは、罰則を厳しくするとか、ばれる確率を上げるような、
費用便益的なリスクを増やすことで、不正を抑制しようとするものである。
でも人はそんなに合理的じゃない、
いつもメリットとデメリットを天秤にかけて行動しているわけじゃない、
ということを、面白い実験を通して明らかにしていく。
本書全体を通して論証している仮説は、
人は自分で正当化しやすいほど悪いことをしやすい、
というもの。
だから、
ちょっとした不正はだんだんエスカレートし、
誰のお金か分かりにくくなるほど、金融のモラルハザードは大きくなり、
会社の金庫から1円を持っ -
Posted by ブクログ
なかなか刺激的だった。
単純な実験で母数に関する記述がないため、非常に少ないようであることが気になるところ。
不正は金額が少ないとか多いとか、ばれる確率が高いとか低いとかがその量を変えるわけではない。
不正を防ぐものは直前に倫理的なものを呼び起こすこと、倫理条項への署名、誓約、意思疎通の持てない監視者がある。
不正を促すのは社会的要員の不正を目撃すること、他人が自分の不正から利益を得ること、前頭前野が消耗した状態であること、ちょっとした不道徳から道を外していくこと、創造的な思考で正当化する能力、利益相反、クライアントとの付き合いの長さ、否定的なイデオロギーなどがある。
一旦不正をすると不正に酔 -
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クレイトン・クリステンセン、2003年。
人が生活のなかでやり遂げたいと思うことは、基本的なレベルではそう変わらない。
デジタルカメラがなかった頃、まばたきをしたかもしれないから同じポーズで2度撮り、友人に送るために人数分焼き増しした。デジタルカメラはこれらの用事を効率的にやり遂げることを助けた。一方、デジタルカメラがなかった頃、現像した写真は、98%が引き出しにしまわれ、二度と眺められることはなかった。稀に几帳面な人だけがアルバムに張ってきちんと整理した。オンラインアルバムは、顧客が以前やろうともしていなかった用事を簡単に整理して分類できますよ、という提案だから、顧客の優先的な用事を解決する -
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