櫻井祐子のレビュー一覧
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ネタバレ◆感想
シェリルサンドバーグが、夫をなくし、悲哀にくれる日々を綴った本かと思いきや、
彼女自身のストーリーを元に、読んだ人が苦難を乗り越える勇気やコツなどを学ぶことができる本。
何か失敗をして悩んでいる時や、辛いことが会った時などに読むとよりより一層心に響くものがあると思う。
また、自分がやりがちな思考が知らず知らずのうちに、悲嘆のスパイラルに陥る可能性があることに気づけた。
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◆ポイント
1立ち直りを遠ざける3つのP
2困難を抱えている人を避ける傾向
3自分を思いやる
4逆境に意味付けをし、成長する
5レジリエンスは鍛えられる
6仕事での失敗を成長へ
1立ち直り -
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スプリントとはアイデアをプロトタイプの形に素早く落とし込み、それを顧客とテストすることにより、短期間で重要な問題に答えを出す手法を言う。
月曜日 問題を洗い出す。どの重要部分に照準を合わせるか決める。
火曜日 多くのソリューションを紙にスケッチする。
水曜日 最高のソリューションを選ぶ。アイデアを検証可能な仮説の形にかえる。
木曜日 リアルなプロトタイプを完成させる。
金曜日 生身の人間でそれをテストする。
まず外見を整える。
決定権を持つ人を参加させる。
チームの人数は7人以下にする。
中断が生産性を急落させている。
典型的な仕事時間は10時から17時に設定する。そして5日連続でスケジ -
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「予想どおりに不合理」の著者が不正と意思決定について著したもの。不正といっても、エンロンの不祥事のような大きなものだけでなく、ゴルフのスコア申告のように、そのほとんどが多くの人に関わりのあるありふれた不正である。
不正が起きるしくみについて、合理的経済学では、人は自分の置かれたそれぞれの状況を合理的に分析し、それをもとに犯罪を行うかどうか決めるというもの(シンプルな合理的犯罪モデル「SMORC」)らしい。しかし、少し考えればわかることだが、あらゆる決定について費用便益分析を覆ない、最も合理的に思われることをするとするなら、たぶん職場を一分離れるときも、財布を引き出しにしまいこむだろうし、どんな -
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ダン・アリエリーによる「予想どおりに不合理」の次作。
行動経済学読み物は、自分の選択を見つめ直すヒントをもらえるから面白い。
特に2点が印象に残った。
「自前主義のバイアス」
自分のアイデアが他人のアイデアより良いと思えるバイアスについて。子育てに応用できないかなと思いながら読んだ。自分で思いついたように、思わせることができるか。
「短期的な感情がおよぼす長期的な影響」
感情的な決定に縛られて、冷静なときにも以前の決定を引きずる自己ハーディングについて。自分の過去の発言で、他者との関係が縛られることは、あるあるすぎた。また、知らないうちにも引きずっていると思うと、恐ろしい。
日々の生活の何 -
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ネタバレ全体に非常に示唆に富む。
想像的であり、かつリアルである。
時間、空間の軸に対する理解が多層的。
P107
次の地政学的大地震が起こる場所はどこか?
①環太平洋地域
②ソ連崩壊後のユーラシア
③ヨーロッパの枠組み
④イスラム世界
⑤アメリカとメキシコ
2020年
中国、ロシアの分裂
↓
アメリカの一国強国体制は続く
→アメリカに脅威を与える国は限られている。
日本、トルコ、メキシコである。P232まとめ
日本はシーレーンの確保のため、海軍力(宇宙含む)を強化する。
トルコは経済成長に伴い、拡張的になる。
もともと地理的要衝に位置し、ロシアの弱体化、イスラムの混乱に乗じて、指導的イスラム強国 -
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実家に帰省した時に父親に持たされた本。
ネガティブなことを自責化、普遍化、永続化しないこと。
大丈夫だよ!ではなく、辛いよね、そばにいるよと事実をつたえる
ボタンそのものは問題を解決しなくてもそこにあるだけでプレッシャーがやわらぐ。
問題そのものに対処しようとせず、その問題が引き起こしたダメージに対処する。
私も三年前へこんだとき、自然とジャーナリングしてたのかも。自分の体験を後輩に話す機会もあって、消化できた感ある。
落ちなければいけないのなら、落としてくれ。未来の自分が私をつかんでくれる。(ことわざ)
自分の仕事が誰かの役に立ってることが実感できれば感情の消耗が和らぐ -
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最速こそが最高の問題解決方法だ!というこの本。
Google Venturesで実践されてる内容で、1週間でユーザーに触れてもらってフィードバック得るのが大切だよね。といった話。ザックリ振り返るとその一週間の過ごし方として、月曜に目標決めて、マップを作り、火曜にその内容をブラッシュアップ、水曜にどれが良いかをみんなで決めて木曜にモックを作って金曜にユーザーテストをしましょうという感じ。
実行するにはステークホルダーの調整などが必要ですが、実行できたらすごく効果ある内容と感じました。やっぱり作ってみて意見聞かないと分からないことが多いですよね、何事も。
元は洋書なので、よくわからないユーモ -
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読み手の置かれた状況に拠って、感想或いは利用価値が大変変わる本だと思う。
逆境に置かれていないなら、読んでもあまり心に響かないかもしれない。
辛い時に読むと、自分の心を突き刺していた刃が読むうちにマイルドになり、自分で自分を傷めつけることがなくなっていった。
辛い時には、どのページも涙が出るけれど、著者が少しずつ回復していく過程につられて、自分の辛さも回復していった。もっと読みたいなと思っているうちに終わってしまったけれど。
逆境の時に読むのがおススメの本。
ただ個人的な話しの部分と、(いかにもアメリカらしい)社会的プログラムの話しの部分を分けて書いてくれたら、もっと整理されて良かったか -
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Posted by ブクログ
ネタバレこういう国際情勢分析・予測の類は好きなので、面白く読みました。
分析は鋭く、中国・ロシアにおいては見事に的中しているケースを実際に目の当たりにしています。
これらから先 20、30年の予測については完全に将来予測ですが、一見して信じがたい分析が行われています。曰く、トルコと日本がユーラシアの支配権を強め、アメリカと対立し、最終的には米日、米土戦争が起こるというもの。この分析についてはいろいろと抜け落ちている要素を感じて突っ込みたくなりますが、分析自体は論理的で非常に面白い。
それ以降は戦争計画から実際の戦争に至る予測が続きますが、かなりSF小説的内容になっており、私は興味を失いました。(国際 -
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