櫻井祐子のレビュー一覧

  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    フェイスブックのCOO、シェリル・サンドバーグが、突然、ご主人を亡くすという悲劇に遭う。本書は彼女がその衝撃から再び立ち上がるまでを赤裸々に綴った作品。仕事ができるというだけでなく、強いレジリエンスをも持つ彼女。強いというよりも、素直で謙虚な生き方がそれを可能にしているという印象を持ちました。

    レジリエンス=折れない強さ、挫折から立ち直る力 の重要さついて、具体的な事例を数多く紹介しながら、かつ、心理学者の見解も含めつつ解説されているので、腹落ちしやすいです。

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    2018年12月03日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    ネタバレ

    ◆感想
    シェリルサンドバーグが、夫をなくし、悲哀にくれる日々を綴った本かと思いきや、
    彼女自身のストーリーを元に、読んだ人が苦難を乗り越える勇気やコツなどを学ぶことができる本。
    何か失敗をして悩んでいる時や、辛いことが会った時などに読むとよりより一層心に響くものがあると思う。
    また、自分がやりがちな思考が知らず知らずのうちに、悲嘆のスパイラルに陥る可能性があることに気づけた。

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    ◆ポイント
    1立ち直りを遠ざける3つのP
    2困難を抱えている人を避ける傾向
    3自分を思いやる
    4逆境に意味付けをし、成長する
    5レジリエンスは鍛えられる
    6仕事での失敗を成長へ


    1立ち直り

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    2018年11月24日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    スプリントとはアイデアをプロトタイプの形に素早く落とし込み、それを顧客とテストすることにより、短期間で重要な問題に答えを出す手法を言う。

    月曜日 問題を洗い出す。どの重要部分に照準を合わせるか決める。
    火曜日 多くのソリューションを紙にスケッチする。
    水曜日 最高のソリューションを選ぶ。アイデアを検証可能な仮説の形にかえる。
    木曜日 リアルなプロトタイプを完成させる。
    金曜日 生身の人間でそれをテストする。

    まず外見を整える。
    決定権を持つ人を参加させる。
    チームの人数は7人以下にする。

    中断が生産性を急落させている。
    典型的な仕事時間は10時から17時に設定する。そして5日連続でスケジ

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    2018年11月23日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    結婚して11年、幼い息子・娘を残し休暇先で急死した夫。自責や永遠に続くかと思われた悲しみ・苦しみ、乗り越えるしかなく前を向いて進むしかない。その過程における心の働きや乗り越えるべき壁、悲劇について話す方法や、苦しむ友人をなぐさめる方法、レジリエンスの育み方。

    科学的・学術的裏付けとともに、たくさんの人に教えられ見守られながら、立ち直っていくプロセス。きれいごとかもしれないけれど、事実・経験・知見・英知・指針満載。

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    2018年10月13日
  • ずる 嘘とごまかしの行動経済学

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    「予想どおりに不合理」の著者が不正と意思決定について著したもの。不正といっても、エンロンの不祥事のような大きなものだけでなく、ゴルフのスコア申告のように、そのほとんどが多くの人に関わりのあるありふれた不正である。
    不正が起きるしくみについて、合理的経済学では、人は自分の置かれたそれぞれの状況を合理的に分析し、それをもとに犯罪を行うかどうか決めるというもの(シンプルな合理的犯罪モデル「SMORC」)らしい。しかし、少し考えればわかることだが、あらゆる決定について費用便益分析を覆ない、最も合理的に思われることをするとするなら、たぶん職場を一分離れるときも、財布を引き出しにしまいこむだろうし、どんな

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    2021年08月08日
  • Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学

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    経済学者はこれまで市場を所与とし、そのふるまいを研究してきたが、これからは市場の設計に関与できることを具体例(臓器交換、学校選択)で詳細に示している。日本での大学新卒の就活に関して、本書の知見を活かして、学生、会社双方にとって効率的にならないか?と考えた。

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    2018年07月21日
  • 不合理だからうまくいく 行動経済学で「人を動かす」

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    ダン・アリエリーによる「予想どおりに不合理」の次作。
    行動経済学読み物は、自分の選択を見つめ直すヒントをもらえるから面白い。

    特に2点が印象に残った。
    「自前主義のバイアス」
    自分のアイデアが他人のアイデアより良いと思えるバイアスについて。子育てに応用できないかなと思いながら読んだ。自分で思いついたように、思わせることができるか。
    「短期的な感情がおよぼす長期的な影響」
    感情的な決定に縛られて、冷静なときにも以前の決定を引きずる自己ハーディングについて。自分の過去の発言で、他者との関係が縛られることは、あるあるすぎた。また、知らないうちにも引きずっていると思うと、恐ろしい。

    日々の生活の何

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    2018年04月27日
  • 100年予測

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    全体に非常に示唆に富む。
    想像的であり、かつリアルである。
    時間、空間の軸に対する理解が多層的。

    P107
    次の地政学的大地震が起こる場所はどこか?
    ①環太平洋地域
    ②ソ連崩壊後のユーラシア
    ③ヨーロッパの枠組み
    ④イスラム世界
    ⑤アメリカとメキシコ

    2020年
    中国、ロシアの分裂

    アメリカの一国強国体制は続く
    →アメリカに脅威を与える国は限られている。
    日本、トルコ、メキシコである。P232まとめ
    日本はシーレーンの確保のため、海軍力(宇宙含む)を強化する。
    トルコは経済成長に伴い、拡張的になる。
    もともと地理的要衝に位置し、ロシアの弱体化、イスラムの混乱に乗じて、指導的イスラム強国

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    2018年03月24日
  • イノベーションへの解

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    イノベーションにdisruptiveという形容詞が加わったのはこの何年かのことだと思うが、それは著者の一連のイノベーションにかかわる研究に起因するものであるようだ。その意味ではかなり大きな影響力を持った本だといえるが、それがよかったかどうかは定かではない。

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    2018年03月14日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    実家に帰省した時に父親に持たされた本。

    ネガティブなことを自責化、普遍化、永続化しないこと。

    大丈夫だよ!ではなく、辛いよね、そばにいるよと事実をつたえる


    ボタンそのものは問題を解決しなくてもそこにあるだけでプレッシャーがやわらぐ。

    問題そのものに対処しようとせず、その問題が引き起こしたダメージに対処する。

    私も三年前へこんだとき、自然とジャーナリングしてたのかも。自分の体験を後輩に話す機会もあって、消化できた感ある。


    落ちなければいけないのなら、落としてくれ。未来の自分が私をつかんでくれる。(ことわざ)

    自分の仕事が誰かの役に立ってることが実感できれば感情の消耗が和らぐ

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    2018年03月02日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    最速こそが最高の問題解決方法だ!というこの本。

    Google Venturesで実践されてる内容で、1週間でユーザーに触れてもらってフィードバック得るのが大切だよね。といった話。ザックリ振り返るとその一週間の過ごし方として、月曜に目標決めて、マップを作り、火曜にその内容をブラッシュアップ、水曜にどれが良いかをみんなで決めて木曜にモックを作って金曜にユーザーテストをしましょうという感じ。

    実行するにはステークホルダーの調整などが必要ですが、実行できたらすごく効果ある内容と感じました。やっぱり作ってみて意見聞かないと分からないことが多いですよね、何事も。

    元は洋書なので、よくわからないユーモ

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    2018年02月02日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    読み手の置かれた状況に拠って、感想或いは利用価値が大変変わる本だと思う。
    逆境に置かれていないなら、読んでもあまり心に響かないかもしれない。

    辛い時に読むと、自分の心を突き刺していた刃が読むうちにマイルドになり、自分で自分を傷めつけることがなくなっていった。
    辛い時には、どのページも涙が出るけれど、著者が少しずつ回復していく過程につられて、自分の辛さも回復していった。もっと読みたいなと思っているうちに終わってしまったけれど。

    逆境の時に読むのがおススメの本。

    ただ個人的な話しの部分と、(いかにもアメリカらしい)社会的プログラムの話しの部分を分けて書いてくれたら、もっと整理されて良かったか

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    2018年01月12日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    1週間(5日)でビジネスを立ち上げる。
    ちょっとした工夫とメンバーの人選で実際にできる。
    本書を読んでいるとビジネスを立ち上げる勇気が湧いてくる。
    西海岸らしく、マックとiPadを前提としたプロトタイプの話も納得だ。
    一つ課題があるとすれば、ベンチャーの場合人選が難しい。そして外部の人を5日間拘束することができるのか?
    でもフレームワークは間違いないです。

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    2017年12月29日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    ・人生の苦難からの立ち直りを妨げる3つのP
    Personalization:自分が悪いのだと思うこと
    Pervasiveness:あるできごとが人生のすべての側面に影響すると思うこと
    Permanence:あるできごとの余波が永遠に続くと思うこと

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    2018年01月06日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    目標設定からプロトタイプ、テストまで5日間集中で通すメソッド。これは読むだけでなく、実際にやってみないと、真の面白さが実感できないと思う。興味津々。

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    2017年10月15日
  • 100年予測

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    ネタバレ

    こういう国際情勢分析・予測の類は好きなので、面白く読みました。
    分析は鋭く、中国・ロシアにおいては見事に的中しているケースを実際に目の当たりにしています。
    これらから先 20、30年の予測については完全に将来予測ですが、一見して信じがたい分析が行われています。曰く、トルコと日本がユーラシアの支配権を強め、アメリカと対立し、最終的には米日、米土戦争が起こるというもの。この分析についてはいろいろと抜け落ちている要素を感じて突っ込みたくなりますが、分析自体は論理的で非常に面白い。

    それ以降は戦争計画から実際の戦争に至る予測が続きますが、かなりSF小説的内容になっており、私は興味を失いました。(国際

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    2017年09月05日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    GVのプロジェクトマネジメント方法―特に新規事業において―についてまとめた本。要は一週間で結論出しましょう、ということ。進め方は、月に目標設定、火曜に発散、水曜に決定、木曜にプロトタイプ作成、金曜にテストというもの。
    深く感心するとともに、やれるケーパがないなぁ、と思ってしまう自分がいる、、、

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    2017年08月20日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    辛いこと、大変なこと、乗り越えられそうもないことに直面したあと、どのようにをれをかかえながら、前に進むのかということが書かれてた。これが唯一の解じゃないけど、一つの参考になると思った。いくつか印象的なぶんもあったし、

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    2018年01月28日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    短期間に新しいプロダクト・サービスをlaunchするための新たなプログラムについて詳細を解説。実際やってみないと分からないことも多いのだけれども。

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    2017年07月18日
  • 最古の文字なのか? 氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く

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    授業内容更新用。ヨーロッパの洞穴に残る、人類の手による幾何学模様の中に共通する形が多いことに着目し、これを最古の記号と捉えて考察を進めていく。
    著者は博士課程在籍で、幾何学模様をデータベース化し、現在博論に向けて分析を進めているところであるという。

    結論から言えば最古の文字ではないのだが、幾何学記号の利用の話を組み込むことは必要そうだ。←組み込んだ

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    2017年06月12日