櫻井祐子のレビュー一覧

  • Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学

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    経済学者はこれまで市場を所与とし、そのふるまいを研究してきたが、これからは市場の設計に関与できることを具体例(臓器交換、学校選択)で詳細に示している。日本での大学新卒の就活に関して、本書の知見を活かして、学生、会社双方にとって効率的にならないか?と考えた。

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    2018年07月21日
  • 不合理だからうまくいく 行動経済学で「人を動かす」

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    ダン・アリエリーによる「予想どおりに不合理」の次作。
    行動経済学読み物は、自分の選択を見つめ直すヒントをもらえるから面白い。

    特に2点が印象に残った。
    「自前主義のバイアス」
    自分のアイデアが他人のアイデアより良いと思えるバイアスについて。子育てに応用できないかなと思いながら読んだ。自分で思いついたように、思わせることができるか。
    「短期的な感情がおよぼす長期的な影響」
    感情的な決定に縛られて、冷静なときにも以前の決定を引きずる自己ハーディングについて。自分の過去の発言で、他者との関係が縛られることは、あるあるすぎた。また、知らないうちにも引きずっていると思うと、恐ろしい。

    日々の生活の何

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    2018年04月27日
  • 100年予測

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    全体に非常に示唆に富む。
    想像的であり、かつリアルである。
    時間、空間の軸に対する理解が多層的。

    P107
    次の地政学的大地震が起こる場所はどこか?
    ①環太平洋地域
    ②ソ連崩壊後のユーラシア
    ③ヨーロッパの枠組み
    ④イスラム世界
    ⑤アメリカとメキシコ

    2020年
    中国、ロシアの分裂

    アメリカの一国強国体制は続く
    →アメリカに脅威を与える国は限られている。
    日本、トルコ、メキシコである。P232まとめ
    日本はシーレーンの確保のため、海軍力(宇宙含む)を強化する。
    トルコは経済成長に伴い、拡張的になる。
    もともと地理的要衝に位置し、ロシアの弱体化、イスラムの混乱に乗じて、指導的イスラム強国

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    2018年03月24日
  • イノベーションへの解

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    イノベーションにdisruptiveという形容詞が加わったのはこの何年かのことだと思うが、それは著者の一連のイノベーションにかかわる研究に起因するものであるようだ。その意味ではかなり大きな影響力を持った本だといえるが、それがよかったかどうかは定かではない。

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    2018年03月14日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    実家に帰省した時に父親に持たされた本。

    ネガティブなことを自責化、普遍化、永続化しないこと。

    大丈夫だよ!ではなく、辛いよね、そばにいるよと事実をつたえる


    ボタンそのものは問題を解決しなくてもそこにあるだけでプレッシャーがやわらぐ。

    問題そのものに対処しようとせず、その問題が引き起こしたダメージに対処する。

    私も三年前へこんだとき、自然とジャーナリングしてたのかも。自分の体験を後輩に話す機会もあって、消化できた感ある。


    落ちなければいけないのなら、落としてくれ。未来の自分が私をつかんでくれる。(ことわざ)

    自分の仕事が誰かの役に立ってることが実感できれば感情の消耗が和らぐ

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    2018年03月02日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    最速こそが最高の問題解決方法だ!というこの本。

    Google Venturesで実践されてる内容で、1週間でユーザーに触れてもらってフィードバック得るのが大切だよね。といった話。ザックリ振り返るとその一週間の過ごし方として、月曜に目標決めて、マップを作り、火曜にその内容をブラッシュアップ、水曜にどれが良いかをみんなで決めて木曜にモックを作って金曜にユーザーテストをしましょうという感じ。

    実行するにはステークホルダーの調整などが必要ですが、実行できたらすごく効果ある内容と感じました。やっぱり作ってみて意見聞かないと分からないことが多いですよね、何事も。

    元は洋書なので、よくわからないユーモ

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    2018年02月02日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    1週間(5日)でビジネスを立ち上げる。
    ちょっとした工夫とメンバーの人選で実際にできる。
    本書を読んでいるとビジネスを立ち上げる勇気が湧いてくる。
    西海岸らしく、マックとiPadを前提としたプロトタイプの話も納得だ。
    一つ課題があるとすれば、ベンチャーの場合人選が難しい。そして外部の人を5日間拘束することができるのか?
    でもフレームワークは間違いないです。

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    2017年12月29日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    目標設定からプロトタイプ、テストまで5日間集中で通すメソッド。これは読むだけでなく、実際にやってみないと、真の面白さが実感できないと思う。興味津々。

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    2017年10月15日
  • 100年予測

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    こういう国際情勢分析・予測の類は好きなので、面白く読みました。
    分析は鋭く、中国・ロシアにおいては見事に的中しているケースを実際に目の当たりにしています。
    これらから先 20、30年の予測については完全に将来予測ですが、一見して信じがたい分析が行われています。曰く、トルコと日本がユーラシアの支配権を強め、アメリカと対立し、最終的には米日、米土戦争が起こるというもの。この分析についてはいろいろと抜け落ちている要素を感じて突っ込みたくなりますが、分析自体は論理的で非常に面白い。

    それ以降は戦争計画から実際の戦争に至る予測が続きますが、かなりSF小説的内容になっており、私は興味を失いました。(国際

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    2017年09月05日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    GVのプロジェクトマネジメント方法―特に新規事業において―についてまとめた本。要は一週間で結論出しましょう、ということ。進め方は、月に目標設定、火曜に発散、水曜に決定、木曜にプロトタイプ作成、金曜にテストというもの。
    深く感心するとともに、やれるケーパがないなぁ、と思ってしまう自分がいる、、、

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    2017年08月20日
  • OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

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    辛いこと、大変なこと、乗り越えられそうもないことに直面したあと、どのようにをれをかかえながら、前に進むのかということが書かれてた。これが唯一の解じゃないけど、一つの参考になると思った。いくつか印象的なぶんもあったし、

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    2018年01月28日
  • SPRINT 最速仕事術―――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法

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    短期間に新しいプロダクト・サービスをlaunchするための新たなプログラムについて詳細を解説。実際やってみないと分からないことも多いのだけれども。

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    2017年07月18日
  • 最古の文字なのか? 氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く

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    授業内容更新用。ヨーロッパの洞穴に残る、人類の手による幾何学模様の中に共通する形が多いことに着目し、これを最古の記号と捉えて考察を進めていく。
    著者は博士課程在籍で、幾何学模様をデータベース化し、現在博論に向けて分析を進めているところであるという。

    結論から言えば最古の文字ではないのだが、幾何学記号の利用の話を組み込むことは必要そうだ。←組み込んだ

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    2017年06月12日
  • 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

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    マイケル・ポーター、久しぶりである。

    ポーターは、戦略というか、経営について考えるときに、知っていなければ、話しにならないのだけど、なんか理屈ぽい、というか、市場をいろいろ分析して、知的に自分のポジション、戦略を設定する、という合理主義的・客観主義なフレームの人という印象であった。で、現場力というより、知的なトップによるトップダウン経営というイメージ。

    戦略論的には、ポーターより、コアコンピタンスとか、リソース・ベースト・ビューみたいな内部的な「強み」に注目するアプローチのほうが、好きだし、ミンツバーグ的なやっているうちにできてしまう、という創発的な考え方により共感している。

    というある

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    2021年09月03日
  • 最古の文字なのか? 氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く

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    ヨーロッパの300か所を超える洞窟に残された様々な模様、記号を調査、データベース化してみると、それはわずか32個に集約された。これらの意味を探るべく著者は調査を重ねる。日本語タイトルは「文字」という言葉を使うが、本文は洞窟に残された様々な記号、模様についての考察が中心であり、本書においてはそれらが文字であるとは結論付けていない。
    とはいえ、このような研究はまだ間発展途上との事なので、今後のさらなる研究に期待している。
    あと、本書のおかげで少し考古学や古人類学に興味が出た。

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    2017年01月16日
  • アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理

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    合理的に生きるためには、という命題にQ&Aで答えていく本。

    本筋とは関係無いけど、ユーモアのセンスというのは感覚よりむしろ合理的であることに近いのかもしれない。本当に面白い笑いというのは、本質を突く言葉に宿るのかと思わされたほど、アリエリー教授のコメントは面白い。

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    2016年10月28日
  • イノベーションの最終解

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    「イノベーションのジレンマ」からはじまり、「イノベーションの解」と続き、それらのシリーズ最終巻となるのが本書。
    「イノベーションのジレンマ」では破壊的イノベーションからどのようにして自身の身を守るか、そして「イノベーションの解」では、逆に破壊的イノベーションを使って、既存企業にいかにして戦いを挑めばいいのかが述べられていた。
    本書では、外から業界全体や、その業界内で何が起きているのかを解析、そして予測するために、理論を用いる方法を詳しく解説しています。

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    2016年09月24日
  • Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学

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    マッチメイキングとマーケットデザインのお話。著者はノーベル賞受賞の経済学者。紹介されたシステムは幼稚園とかのマッチングシステムに導入したら、待機児童減りそうだなと。こういう本もたまに読むと面白い。学校選択と腎臓交換の例が多いけど、結構おすすめ。

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    2016年08月31日
  • イノベーションへの解

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    「イノベーションのジレンマ」の続編。前作がなぜイノベーションのジレンマがなぜ起きるのかということに書かれていたのに対して、本書ではそのイノベーションのジレンマにどう立ち向かえばいいのか、またはどのように破壊的イノベーション起こせるのかということを理論立てて書かれている。

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    2016年07月25日
  • Who Gets What(フー・ゲッツ・ホワット) ―マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学

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    マーケットデザインでノーベル賞を受賞した著者自身による本書はかなり具体的な例をたくさんあげており、数学的な話もなくかなり読みやすい。マーケットというものの存在意義自体についても考えさせられる点が多かった。

    例えば小麦なども、もともとは相対での取引であった。そこでは実際に小麦の質を見聞し、農家の素性を調べ、、、ということが必要であったが、市場が「十分に厚みを増す(買い手はどの売り手からも買え、売り手はどの買い手にも売ることができる)」ことによって小麦市場はコモディティ化した。コモディティ化してしまえば品質や種類は格付けされ、買い手は実際に確かめなくても安心して買うことができるようになった。

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    2016年06月30日