櫻井祐子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
装丁が妙である。表紙にでかでかと「おきあがりこぼし」のようなシルエットがある。しかも金属調の光沢プリントだ。背の部分にもその金属調の光沢プリントが施されている。見た目が悪く、一般的にはないデザインだ。
行動科学の本なので、人間心理を利用した効果を狙ったものかとも思ったが、読み終わってみると何の狙いもないことがわかった。念のため原著の「How to Change: The Science of Getting from Where You Are to Where You Want to Be」の装丁を見てみたが、シンプルな普通のデザインだった。
本文は2色刷りで、小見出しや重要な部分の色が水 -
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Posted by ブクログ
・人は高みに登れば登るほど、自分が成功するために他人を成功させることがますます必要になる
・ビル→学生時代、良い成績はその後の人生で何より大切。学校をサボっていると成功のチャンスを棒に振るかもしれない
・ビルは楽しい人、本当に優しい人→自分もそうありたい
・個人より集団の業績を優先する
・人が全て→マネージャーの最優先事項は部下の幸せと成功
★他人を良くする方法を考える
★週末何をしたか尋ねる/チームメンバーが家庭や仕事以外の興味深い生活を持つ人間同士としてお互い知り合える。
★楽しい環境を作るには、家庭や楽しいことを話す
・本心から人々の生活に関心を払う
★信頼している相手には自分の脆さをだ -
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Posted by ブクログ
【336冊目】成田修造さんが絶賛されていたので手に取りました。人生の大切なことを経営理論に沿って説明する、という触れ込みの本。著者はイノベーションに関する研究を行っている、ハーバード大の男性教授です。
導入はわりと共感・納得できることが多かったです。たくさん働き、輝かしいキャリアを積んでいたと思われた同僚や友人たちが、いつのまにか家族と疎遠になり、子供には疎まれ、ひいては司直の手に落ちるという状況に胸を痛めた著者は、人生を善く生きるために経営学の理論が役に立つのでは?と思いたち、そうした角度から人生の生き方を説明しようと試みるのです。
※読後しばらく経ってからのレビューです。 -
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃストーリー仕立てというか、1人称の語り口調の本なので、
「んで、結局どうやるの?」にたどり着くまでがすごく長いし、イライラする。
逆に、ただSPRINTとしてやることだけをリストアップして、テクニックだけの本にするなら1/10ぐらいの厚さの本になるんじゃなかろうか。
ただ、著者たちの実際の体験を社名ありで紹介してくれているのは、
SPRINTをやるうえで気をつけなければならないことや、やる意義などを知る意味では重要だとは思った。
それにしたってもうちょっとシンプルに書けるだろうに。ジョークとか混ぜなくていいよって思う。
巻末に要約というか、チェックリストがまとまっているのは